私とカメラ

 

アナログ時代

 オリンパスOM-1

デジカメ時代
 カシオQV-70
 カシオQV-2900UX

私の家はとても貧しかったので、大学を卒業し、自分で買うまではカメラと縁がなかった。私とカメラとの関わりは、大学院を修了し、就職後数年経った1977年から始まる。北海道へ旅行に行くために買ったオリンパスOM-1が初めてのカメラだ。三島からわざわざ新幹線に乗って東京まで行き、新宿駅東口の直ぐ近くの「カメラのサクラヤ」で買ったと記憶している(勿論、それだけのために東京に行った分けではないが)。
北海道旅行は、青森から青函連絡船で函館に上陸し、札幌で雪まつりを見学、ついでに小樽、旭川と回った。大学の先輩が旭川に居たので、彼の誘いに乗ったのだったと記憶している。彼の妹さんに札幌を案内してもらい、一緒に食事をし、お酒を飲んだりして大変楽しかった。しかし、初めてのカメラなので函館で写真を撮る間もなく、カメラを壊してしまった。フィルムをパトローネに変に挟んでしまったので、無理矢理巻戻そうとして巻き上げノブの軸をねじ切ってしまったのだ。すぐに写真屋に飛び込んでフィルムは回収したのだが、結局、函館の街の写真は撮れなかった。


最初のデジカメは、ソウル赴任中(1997年3月)に購入したカシオQV-70である。25万画素などという画素数は、今から思うと話しにならないのだが、当時は未だデジカメが珍しく、値段もちょっと高かったが、思い切って買った記憶がある。買ったお店は、確か秋葉原のソフマップであったと記憶している。
その後、2002年にカシオQV-2900UXに切換えて初めてメガピクセルを手にした。
デジカメのキャリアは多少長いのだが、未だ一眼レフは手にしていない。
撮影の腕も未だ未だである。昨年の12月から「自由なる生活」になったので、これから勉強していくつもりだ。(2013年記)