増田久弥:非線型数学

作成日 : 2022-08-15
最終更新日 :

概要

「まえがき」から引用する。

自然現象の解析が数学の最も大切な役割のひとつと私は考える. “幾何学的”現象,物理的現象などの自然現象の大部分は非線型的といっても過言ではなかろう. したがって,非線型問題の重要性は,少なくとも私にとって,言を俟たない. 本書はこの問題のいくつかの基礎的側面を解説したものである.(中略) 予備知識としては,通常 3 年冬学期(または 4 年夏学期)までに数学科で習う程度の関数解析と偏微分方程式の基礎的事柄を仮定した.

なお本書の第1刷は 1985 年 2 月 5 日付となっている。

微分方程式

朝倉書店 新数学講座

  1. 伊藤雄二:微分積分学
  2. 服部昭:線型代数学
  3. 加藤十吉:集合と位相
  4. 永尾汎:代数学
  5. 西川青季:幾何学
  6. 高野恭一:常微分方程式
  7. 木村俊房・高野恭一:関数論
  8. 一樂重雄:位相幾何学
  9. 森本光生:関数解析とフーリエ級数
  10. 伊藤雄二:確率論
  11. 鈴木雪夫:統計学
  12. 和田秀男:計算数学
  13. 一松信:数値解析
  14. 組合せ数学
  15. 増田久弥:非線型数学

誤植

本書の「まえがき」の ii ページにある上部のサブタイトルが「はしがき」になっている。 数学書で上部のサブタイトルの誤植として有名な第6章単 因子およびンダルョジの形準標" を思い出した。

数式の記述

数式は MathJax を用いている。

書名非線型数学
著者増田久弥
発行日1995 年 11 月 10 日 初版第 7 刷
発行元朝倉書店
定価3200 円(本体)
サイズA5 版
ISBN4-254-11445-1
備考草加市立図書館で借りて読む

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