小木曽啓示:代数曲線論

作成日:2022-12-01
最終更新日:

概要

「まえがき」から引用する。

本書はコンパクトリーマン面の射影埋め込み定理を 1 つの目標においたリーマン面論である. 本書は,従って,コンパクトリーマン面が純代数的対象に昇華するまでの物語である.そうなったあとの話は種数の小さなリーマン面の構造定理によりその一端が示される.

本文中には問題があり、巻末には問題略解がある。

感想

私のような、頭が弱い者にはわからない。私の頭は、リーマン面とはどこかで聞いたことがある、 そういえば複素関数論でリーマン面が出てきたなあ、というレベルであるから、本書を読むレベルにはない、ということはわかる。

誤植

本書には修正可能な誤植が多いという賛辞がある。私はそのような誤植でさえわからない。一つだけ指摘すると、 p.232 の文献 9) の著者は堀川」とあるが、正しくは「堀川二」である (左下が示ではなく禾)。

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数式記述

数式記述は ASCIIMathML を、 数式表現は MathJax を用いている。

書誌情報

書名代数曲線論
著者小木曽啓示
発行日2002 年 4 月 20 日(初版第 1 刷)
発行元朝倉書店
定価4200 円(本体)
サイズ248 ページ
ISBN4-254-11598-9
その他草加市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi