「まえがき」から引用する。
本書はコンパクトリーマン面の射影埋め込み定理を 1 つの目標においたリーマン面論である. 本書は,従って,コンパクトリーマン面が純代数的対象に昇華するまでの物語である.そうなったあとの話は種数の小さなリーマン面の構造定理によりその一端が示される.
本文中には問題があり、巻末には問題略解がある。
私のような、頭が弱い者にはわからない。私の頭は、リーマン面とはどこかで聞いたことがある、 そういえば複素関数論でリーマン面が出てきたなあ、というレベルであるから、本書を読むレベルにはない、ということはわかる。
本書には修正可能な誤植が多いという賛辞がある。私はそのような誤植でさえわからない。一つだけ指摘すると、
p.232 の文献 9) の著者は堀川頴二
」とあるが、正しくは「堀川穎二」である
(左下が示ではなく禾)。
カッコ内は(2024-05-19 現在)発刊されていないと思われる。
数式記述は ASCIIMathML を、 数式表現は MathJax を用いている。
書名 | 代数曲線論 |
著者 | 小木曽啓示 |
発行日 | 2002 年 4 月 20 日(初版第 1 刷) |
発行元 | 朝倉書店 |
定価 | 4200 円(本体) |
サイズ | 248 ページ |
ISBN | 4-254-11598-9 |
その他 | 草加市立図書館で借りて読む |