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■隊長のお話はスカウトの心にいつまでも残ります。
■スカウトが瞳を輝かせる「おはなし」のヒントは、ここにあります。

お話にはいろいろの形があります。ゲームやハイキングの導入をするお話、
組長達のリーダーシップを育てる組長集会の中で組長だけにするお話、
リスの道でビーバー年代のスカウトにするお話、ビーバー隊のスカウト達を相手にするお話、
キャンプファイヤーの中で隊長が行うお話、そして、朝礼(朝の集い)で行う「隊長、朝の言葉」。
隊長として「お話」の基本を知っておきましょう。


「基本編 まずは隊長のお話の原点を知ろう」


スカウティングで一番最初に語られた隊長の話は
営火の夜話(ヤーン)として語られた。

営火夜話とは英語のYarnである。

辞書を引くと、航海者が少々ほらを吹いて語る物語だとなっているが、
スカウト用語としての"夜話"はそれと全く違うものである。

元来は、夜ホダ火を囲んで語るお話であるというのであるが、
夜に限っているとのではなく昼間であっても夜話の形式で語っても良いのである。

そうなると"夜話"とは、お話の一種の形式だと言うことになる。
炉辺談話の形をとった話の仕方というものになるらしい。

スピーチ(Speach)でもないし、訓話でもない、
説教でもない、淡々と語るものであって、
相手に和やかな暖かい情操を与え、
何となくどことなしに感銘を呼び起こさせるものである。
あまり長いとだれてくる、適量のユーモアを含むのも良い。

童話とかおとぎ話とも違う。
童話は一種の話術を必要とするが"夜話"に話術は禁物である。


スカウティングにおいては、その最初の時代から"夜話"を多く用いた。


"スカウティング・フォア・ボーイズ"という本は、
「営火夜話」の形で終始して書かれている。

ベーデン・パウエルが1907年8月、ブラウンシー島での最初行われた
実験キャンプにおいて行った営火は、その殆ど全てが"夜話"であったと言われている。

現在の営火は、歌ったり、劇をしたり、スタンツを交えたりして、多彩になってきているが、
1907年の当時はスカウトの歌もまだ無かったし、劇らしいものもなく、その大部分が
"夜話"でカバーされたことは後にレイノルズの書いた歴史で明らかにされている。

だから、昼間するにしても営火で話すのと同じ気持ちで話さないと
ぎこちないものになってしまう。
これは、多年キャンプ生活をし、営火のムードを身につけているリーダーでないと、
うまくやれないかもしれない。

若いリーダー達にとっては苦手なものかもしれない。

夜話は人生経験の深い人ならばスカウトリーダーでなくてもそのポイントはつかめる。

スカウト出身者でない、ある農園主が営火に招かれ、
勧められてお話をしてくれたことがあったが、それが実に立派な夜話であったことを
今でも忘れられない。

神、佛、宇宙、神秘、聖なるもの、美なるもの、というような哲学的な、
考えさせられるような、深い意味のあるもの、という絶対性と人間との関連・・・、
そういうものが"夜話"の良い材料である。

"夜話"は語る者が自分の持っている結論に聞き手を引きずり込むと言うことではなく、
暗示を投げかけた段階でとどめて、おしまいにするのがよい。


その余韻が大切なのである。


これがなかなか難しいものである。どこで話を打ち切ればよいか?
打ち切り損なうようなことがあると、ぶちこわしになってしまう。

"夜話"は時として、短い詩をはさむのもよい。短い朗読を挟むこともあるし、
名言集から佳言を引用することもよいことである。

また、告白や懴悔話をすることも良い。
いずれにしても人の胸に深く訴える様なものが欲しい。
決して単なる漫談に終わってはならない。
漫談も営火で話されることがないでもないが、
それは営火夜話という部類には属さないものである。


営火を通じての方法は次項で述べることにするが、
営火において、もし"夜話"がなかったとしたら、または、"夜話"が失敗したとしたら、
営火の目的を果たさないことになるから"夜話"についての研究は平素からしておいて、
それが信仰心への接点となるためにはどう扱ったらよろしいか、
予習することが望ましいことである。

(ボーイスカウト静岡県連盟 スカウティングの原点をさぐる より)





「活用編T でも実際の集会では、どんなお話をするの?」

 

さて、ボーイスカウトにおけるお話の原点はわかって頂けましたか。
「わかった、でも実際の場面ではどんなときに、どんな風にお話を、どのようにするの?」
「簡単に身につけられるポイントはないの?」こんな声が聞こえてきますね。
では、実際に活用できるポイントをご紹介いたします。

まずは「隊長、朝の言葉」に必要な16ヶ条から始めましょう。

 1.スカウトはあなたのファンなのです。

 2.スカウトの目を見ていますか。

 3.考えながら話していませんか。

 4.お話の流れをメモしましょう。

 5.早口はだめです、ゆっくりとかみしめる様に。

 6.長い話はNGです、三分間以内でまとめましょう。

 7.導入→展開→まとめ で、話を組み立てる。

 8.表情や手の動きも重要です。

 9.鏡の前で一度しゃべってみましょう。

10.やわらかな声、優しい音。

11.何よりも大切なのは呼吸です。

12.テレビや映画、アニメ、ゲームなどスカウト達にとって身近な話題もとりいれて。

13.感動した本の話も「あなた流」にポイントを選んで話す。

14.季節にあった話題、タイムリーな話題を。  NEW! (16.04.27)

15.隊長のお話の目的は、ちかいとおきての実践を分かり易く指導すること。

16.隊長のお話を「魔法の言葉」に変えるスパイスは!




「活用編U ビーバー・カブのバックグラウンドを知っていますか?」

 

日本のカビングのバックグラウンドストーリーは、「足柄山物語」です。

これは皆さんがよく知っている
足柄山の金太郎の物語に題材を借りて、
りす・うさぎ・しか・くまのお話の中に
「やくそく」や「さだめ」「カブのモットー」などをちりばめて作ってあります。

登場人物になじみがあるため、
スカウトにお話しするには良い者だと思います。
是非読んで、スカウトにも聞かせてあげて下さい。

☆日本のカビングのバックグラウンド「足柄山物語」☆
■野兎(ヤト)の巻■

野兎(ヤト)は、ビーバースカウトがリスの道を終えて
最初に履修する「うさぎ」の課程です。
環境の変化にとまどってちょっとおっかなびっくりだけど好奇心が強い、
「うさぎスカウト」の姿が浮かんできます。
足柄山物語「ヤトの巻」を読んでみましょう。  NEW ! (16.04.22)


■ジロッポの巻■

ジロッポは二歳ジカ、少しお兄ちゃんになったけれども
リーダーシップをとるところまでは成長しきれない?「しかスカウト」かな!?

■ツキノワの巻■

ツキノワは日本に住む代表的な熊であるツキノワグマがモデルです。
堂々とした姿で組をリードしていくあなたの隊の
「くまスカウト」のようですね。








「隊長、朝の言葉」に必要な16ヶ条

■スカウトはあなたのファンなのです。

スカウトはあなたのファンなのです。

あなたの声、あなたの笑顔、あなたのお話の全てが好きなのです。
だって、あなたは隊長なんですから。
心配することはありません。

彼(彼女)たちは聞こうと思ってあなたを見ています。
聞く準備は出来ているのです。
あなたのお話が聞きたくて聞きたくて仕方がないのです。

今日は隊長どんなお話をしてくれるかな?
わくわく、どきどきしながらあなたを見つめているのです。

あなたもどきどきしているって?でも大丈夫、このサイトが応援します。
たっで、BVS・CS隊長応援ドットコムなのですから。
さあ自信を持って始めて下さい。





■スカウトの目を見ていますか。

テレビのニュースショーのキャスター(アナウンサー)は、
みんなあなたの方を見て話をしていますね。
だからあなたは、直接ではないけれどもあなたに話しかけられていると
錯覚しながら話を聞いているのです。

スカウト達も同じように隊長が自分の方を見てくれた、隊長と目があった瞬間から
隊長は自分に話しかけてくれていると思ってくれるのです。

カブスカウト隊のカブコールでもそうですよね、
隊長はパレードサークルの真ん中に立って
スカウト1人1人の目(表情)を見ながら呼びかけていきます。

ビーバースカウト隊ビーバーコールでも、隊長はスカウトと手をつないで
スカウトの表情を確認しながら歌っています。

朝のお話の時も、話し始めから終わるまでに
必ず一回は全てのスカウトの目を見ましょう。

下を向いたり、横を向いたままで話してもスカウトの胸には届きません。
しっかりスカウトの顔や目を見て話して下さい。





■考えながら話していませんか。

「次に何を話そう」とか、「この後どうしよう」なんて考えながら話をすると、
あなたの瞳はうつろになって目が死んでしまいます。

お話をするときにはしっかりと、今の状況に集中しましょう。
スカウト達はみんなあなたを見ています。だってあなたのファンなんですから。

あなた目が死んだ瞬間に、スカウトの心も関心もどこかへ行ってしまいます。
ですから、最初は自分が覚えられる短い話から始めて下さい。

後でも出てきますが、ビーバー、カブ年代のスカウトが集中して、
耐えられる時間はたった三分間ぐらいしかないのですから。

短い話を、心を込めて語って下さい。
そうすればあなたの目も表情も生き生きとして
スカウト達の心をしっかりつかめますよ。






■お話の流れをメモしましょう。

でも、必死で話をしているとどこまで話したか
わからなくなってしまうことがよくありますよね。
そんなときのために、お話のポイントを順にメモしておきましょう。

話に詰まりそうになったら、そっと見てもいいんです。
でも、メモ(出来れば薄い手帳のようなもの)を取り出すのは、必ず話の息継ぎで。

人間、息継ぎ(ブレス、息を吸う)をすると感情がいったんとぎれます。
そのタイミングで取り出して、何気なく確認しましょう。
メモは話し言葉にしないで、箇条書きに短く書きます。

話し言葉にすると、必ず書かれた言葉にとらわれてしまって、リズムが崩れます。

これは、私も何度も経験しました。

ポイントだけ書いて、出来れば頭にマーカーなどで色分けしておき、
練習の時に色を確認しながら話すと、うまく覚えられますよ。
メモは忘れたときのためだけでなく、話を整理するためにも効果があります。
是非やってみて下さい。






■早口はだめです、ゆっくりとかみしめる様に。

あなたが早口でしゃべる・お話しするのはどんなときですか。
自分の話に自信がないとき。緊張しているとき。
しゃべる内容を忘れないうちに、早く話してしまおうとしているとき。
そんなときが多いですよね。

勿論、日常的に早口の人もいます。
また生まれつき声が小さくて、細い人もいます。
でもあなたは隊長なのですから、
まずはある程度の大きさの声でゆっくりと話せる様になりましょう。

初めのうちはスカウトの前に立つと緊張してしまって
大きな声が出なかったり、早口になってしまったりするものですが、
スカウトの耳に正確に届かないと、あなたが話したことが無になってしまいます。

出来るだけゆっくりと
(NHKのニュースを読むアナウンサーよりも、ゆっくりくらいのスピードが目安)
話す練習をしてみて下さい、これは1人で出来ますね。

出来ればラジカセで自分の話を録音して
聞いてみて下さい(とても恥ずかしいですが)、
きっと自分で思っているよりも早口でしゃべっていることに気が付きますよ。

短い話を暗記して、落ち着いてゆっくりしゃべる。
この繰り返しを練習すればきっと、ゆったりとしゃべるリズムが身に付きます。
あくまでも読むのではなく、お話しですよ。






■長い話はNGです、三分間以内でまとめましょう。

私たちが対象としているスカウトは、年長児の後半から小学5年生前半です。
一般にこの年代の子供達が集中できるのは3分間程度、
低学年では1分間も持たない子供がたくさんいます。
だって、私たち大人も本当に集中して作業できるのはわずか20分程度だと

言われているのですから無理もないといえばその通りですが・・・。
だから、スカウト達に与える話も、出来れば3分以内に終わる様に
組み立てることが求められます。

たった3分!と、あなたはお考えになりますか?

それとも、3分間もある!と考えますか。
私は後者です。なぜなら3分間あれば400字詰め原稿用紙で2ページは読めます。

そこに盛り込むことの出来る情報はかなりの量なのです。
ですから、あなたの伝えたいことを中心にして
3分間でストーリーを作ることが成功の秘訣です。

でも、伝えたいことだけをストレートに話してもスカウトにとっては楽しくありませんから、
この後に説明する組み立て方法を使って、おいしそうな味付けと盛りつけを施します。

そうすれば、絶対にスカウト達の心に届きますよ!
さあ、お話してみましょう、はずかしがらずに!!!





■導入→展開→まとめ で、話を組み立てる。

■表情や手の動きも重要です。

「目は口ほどにものを言い」という格言があります。

実際、目に落ち着きがなく、
いつもきょろきょろと動いていて定まらない人の話は、
信用がおけない感じがしますよね。

1人1人のスカウトの目をしっかりと見つめ、
お話の内容を目で押さえをしながら話すと、
スカウト達に強い印象を与えることが出来ます。

優しく微笑んだ目はスカウト達に安心感を与え、
安心して隊長の話に心をゆだねることが出来るのです。

勿論悲しい目は悲しみを、厳しい目は緊張を与えていきます。
目の使い方一つでお話の効果が大きく変わってしまいます。

「朝のお話」の時は、出来るだけ穏やかな優しまなざしで語り始めてみましょう。

手や顔の動き(表情)もお話の印象を補強します。
直立不動で微動だにせず、手を後ろでしっかりと組んだまま話すと、
それは訓示になってしまいます。

顔も体もあなたの道具です、柔らかく自在に使える様になりましょう。





■鏡の前で一回しゃべってみる。

お話の題材が決まり、3分間以内にまとめて、
"導入→展開→まとめ"の流れで組み立てが終わり、
流れを確認するメモが出来たら、
こんどは鏡(できれば全身が写る大きなものがよい)
の前に立って実際に声を出してしゃべってみましょう。

話をしているときの自分自身の姿を見るのチャンスは滅多にありません。
ですから、口の大きさ・表情・手の動き・立っている姿勢などを
大きな鏡に映して確認することはとても効果があります。

役者さん達はいつも大きな鏡を正面にして芝居の稽古をします。
鏡に映っている姿がお客さんの目に映る姿なのだから、
とても大切なの事なのです。

笑顔のつもりが目は笑っていなかったり、
無意識に手や体が動いていたり、
目がきょろきょろと落ち着かなかったり、
いろいろなことが見えると思います。

そして3分間という時間が思ったより長い事に気が付くでしょう。

そうして鏡の前で自分に対してしっかりとお話しできたら・・・さあ、明日の朝、
スカウト達の前に立って新しい気持ちで「朝のお話」が出来ますよ。





■やわらかな声、優しい音。

人と接するときは春風のごとく。
優しい微笑みと、暖かく、やわらかな音色の声で話す。

これは、かってわたしがご奉仕をさせて頂いた、
旧熱海地区の指導者講習会で伺ったお話の中にあった言葉です。
(時間がたつので少し表現が違っているかもしれませんが・・・)

この言葉の様に、優しい音色の声は聞く人の心をいやし、和ませ、良い気持ちにします。
やわらかな声は、聞く人に安心感を与え、素直に聞く気持ちにさせる効果があります。

男性でも、女性でもこれは同じです。

心の棘や、暗さ、不安感、動揺、いらだちなどはすぐに声に現れてしまいます。
そうすると、あなたの心の動きは相手に敏感に伝わってしまい、
相手を身構えさせてしまうことになります。

優しい笑顔・やわらかな音色の声、これをぜひあなたのものにして下さい。





■何よりも大切なのは呼吸です。

あなたは一回の息継ぎ(息を吸う)で、
何分間ぐらい言葉を話すことが出来ますか?

訓練をしていない人では20秒程度でしょうか、
少しがんばっても1分は無理かもしれません。
それだけ"話す"という作業には呼気(吐く息)が必要なのです。

なぜ、話の途中で頻繁に息を吸ってはいけないかというと、
人間は息を吸うと感情がとぎれたり、変わったりするからなのです。

たって、喧嘩をして感情を高ぶらせて相手を罵ったり、
文句を言っているときは行きもつがずに一気にまくし立てているでしょう。
また、大きく息を吸うと冷静になるといいますよね。

だから、一つの感情(あなたがスカウトに伝えたい気持ち)を表現しているときは、
出来るだけ息継ぎが少ない方が効果があるのです。

息を吸うたびに、「えー」などというのはよくありません。

だけど、一息で長く話すのって大変そうですよね。でも安心して下さい。
簡単な訓練をすれば、ひと息で今の倍以上の長さを話すことが出来る様になるのです。

私は演劇を長くやっていますが、やはり最初はなかなか息が続きませんでした.。

しかし、30数年前に東京参宮橋駅のそばにあった劇団四季

(今の様に有名ではなく、一部のマニアの間で、
西洋演劇をやるにおもしろい劇団として知られていた頃です。
この後すぐにメジャーになっていきました。)

のレッスン場で、声を出すための呼吸の仕方や
正しい日本語の話すための訓練を経験して、
舞台の上で長いせりふも息継ぎ無しでしゃべることが出来る様になりました。

このとき身につけたポイントをまとめたものが、
私の劇団の基本訓練テキストになっています。

このポイントを少しだけ練習して、意識できる様にすれば、
あなたも、自分の息を自在に操ってお話が出来る様になります。

実技のポイントは次回のお楽しみ!





■テレビや映画、アニメ、ゲームなどスカウト達にとって身近な話題もとりいれて。

テレビや映画、例えば「ハリーポッター」の話題や、
「ワンピース」の話はスカウトが関心を持っています。

流行っている話題や、映画の登場人物などを引き合いに出して話し始める、
そして、スカウト達の顔だけでなく心もあなたの方を向かせる

これは「つかみ」といって、とても重要なテクニックです。
漫才やコント、落語などにも用いられている"プロの技"です。

だから、テレビアニメや、少年・少女マンガもあなたにとって重要なアイテムなのです。
あなたの子供達が読んでいるコミック雑誌や、アニメ、童話などには
積極的に目を向けて情報収集しておきましょう。

そして、今子供達の中や学校で流行っている遊び・ゲーム、
盛り上がっているローカルな話題などもあなたの武器になりますよ。

このような情報に一番接しているのは、
スカウトのお母さん(お父さんの場合もある)です。
スカウトのお父さん・お母さん達とお話しする時間の大切さが
こんなところにもありましたね。

今日から情報集めをしましょう。身近なところから。





■感動した本の話も「あなた流」に話す。

「千の風になって」という本を読みました。
年のせいか、読みながら目が熱くなってきました、
そして同時に"この思いを誰かに伝えたい"とも感じました。

良い本は私たちの心を打ち、感動を呼び起こします。

でも、その感動は1人1人別のものなのです。
なぜならば、1人1人が積み重ねた経験・育った環境・
たどった人生・失った恋の数、みんな違います。

だから、その本からあなたが受けた感動はあなただけのものであり、
それだからこそたくさんの人に伝えたいと思うのです。

>隊長が読んで感動を覚えた本の内容も、
ぜひスカウト達にお話ししてあげて下さい。
少し難しい話でもカブスカウト年代ならば聞いてくれます。

そして、スカウトの記憶の中に必ずしまわれます。

それがいつか何かのきっかけで浮かび上がり、
「あ!そうか」とわかってくれることがあるものです。
そう信じてたくさんの種をまきましょう、スカウトの心に。

ただ注意しなければならないことがあります。
幾ら感動した本でも、それを読み聞かせしたのでは効果も半減します。

なぜなら、それは隊長の話ではなくなってしまうからです。

あくまでも、本から受けた感動が隊長の体を通って、
隊長の言葉としてスカウトに伝わることが重要です。

難しい言葉も、隊長の言葉として聞くと何となくイメージがわくこともあります。
是非たくさんの本を読んで、たくさんのお話をスカウト達に語りかけましょう。

「千の風になって」を読んで、スカウトと感動を共有してみましょう!!
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■季節にあった話題、タイムリーな話題を。

季節の移り変わりや天候の変化はあなたにとって力強い味方です。

何故なら、人間の力では変えようのない大きな流れの中で
毎日の天気が変わり、季節が移っていくのだからです。

特に台風や梅雨、夏の日照り続きや大雪は、
ビーバースカウト、カブスカウトに大自然の力を理解させ、
畏敬の念を持つきっかけとしては絶好のチャンスだと思います。

人間にはコントロールできない大きな力の存在を理解することは
信仰心の目覚めにつながっていくと思います。
ぜひ活用してみて下さい。

■隊長のお話の目的は、ちかいとおきての実践をやさしく指導すること。

隊長のお話は全てが「ちかい」と「おきて」の実践を促す事につながっていきます。

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