過去の日記置き場です。
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今年こそ紅葉みにいきたいぞー!


10月3日(木): リハビリ中

10月6日(日): 赤いつめあと

10月12日(土): 静養中

10月23日(水): こゆたん大正解

10月26日(土): アイちゃんの病気

10月30日(水): アイちゃんの病気・苦闘編


 リハビリ中
(10月3日)

 みなさーん!!
 なななななんと、最後の更新から10日間のご無沙汰でしたぁ!!
 思えばこのHPを開設してからもうすぐ2年、こんなに長いことなーーんも更新できなかったということがあっただろうか。皆様にはご心配おかけいたしまして申し訳ございません。
 掲示板に若干の説明はあったものの、「三毛猫党開店休業!?もしや代表選で何かが起こって、幹事長人事をめぐって若手が離反したとかそういうおそろしい騒ぎになっているのではっ!?!」・・・と思わず心配してしまった方もいるのではなかろうか。だいじょうぶ、三毛党の執行部は終身制なのである。ふぉーえばーなのである。永久欠番であり名誉監督なのである!(←たった今決まった思いつき)

 とにかく!!
 実はワタシ、9月下旬の連休にちょっと飛行機に乗ってなつかしい北の大地を散策して散策して散策しまくったあげく、帰ってくるなり重度の風邪をひきこんで廃人と化していた。遊びに行ってビョーキになるという、オトナの社会人としてはサイテーな結果を招いてしまったわけであり、ワタシとしてはもうかえす言葉もありませんっていうかなんでもいいから寝かせろっていうかとにかく寝かせろ!というようなせっぱつまった状況に陥っていたのである。

 しかしそんな悪夢のカゼカゼ週間もついに(ほぼ)終わりを告げた!
 そんなめでたい折から、今月我が家のネット環境に激震が起きたのだ!

 そう!いまどき悪夢の56Kテレホーダイでちまちまと深夜につないでいたさびしいぼくのおうちにも、ついにぶろーどばんどの黒船・FTTHがやってきたのである!!!光ファイバーですよ光ファイバー。

 ついにFTTHでの接続が実現した瞬間、ワタシの脳裏をこれまでの悲しい思い出が走馬灯のように駆け巡った。
 思えばこの9ヶ月、つらかった。長かった。ミジメだった!(そのへんの事情はコチラとかココココの書き出し部分参照)
 その苦しい日々にもついに別れを告げるときが来たのだ!ありがとう光!かっこいいぞ光!はやいぞ光!さすが100MBbbsパワーだ光!!
 でもね。
 うちのはマンションタイプだから、じつは最高10MBbbsしか出ないなーんてことは多分ワタシの気のせいだよね♪(・・・・・)

 っていうか、それだったらADSLと変わらへんやないけ!・・・と意味もなく似非関西弁でつっこみたくなるジブンがいたりするのも事実だが、なんたってウチはADSLが物理的に引けないんだからしょうがない。それにFTTHは干渉とか距離の問題とかないから安定性が高いんだぞ!高いんだってば!!しくしくしく・・・(←結局泣いている)
 まぁ、今までの56Kモデムで「び〜、が〜、ぴぽぴぽぴぽ♪がりりりりり」とかなんとかいってちんたらつないでたことを思えば、実速が8MBbbs程度出てくれたらばんばんざいってもんである。別に文句はございませんとも、ええ!

 というようなわけで(←?)、これからは夜の11時過ぎなくても更新したりメール読んだり出来るようになりました。
 ・・・そのわりに、こんな時間(いま午前3時40分です。・・・・)にこんなもの書いてたりするのがアレですが。

 とにかく今後はネットにもつなぎやすくなったし風邪もなおったので(・・・・・)、がんばって更新再開したいとおもいまーす。ということが言いたかっただけなんだけど、とりあえず今日はひさびさの日記なのでリハビリということで思いつくままに適当に書かせていただきました。っていうか、日記というのはそもそもそういうものでは?・・・・

 なんか根本的に間違っているような気がするけどまぁいいか。では明日のバイトにそなえて、おやすみなさい!!
 ・・・・・・
 ぜったいねむねむ電波受信するな、明日も。・・・・・



 赤いつめあと
(10月6日)

 ・・・というタイトルの恐怖少女漫画が昔あったなぁ。菊川近子さんの。なつかしいなぁ。

 などというオタク的話題では全然なく!おとといヒザの上からすべり落ちたあかおくんに思いっきり「がりがり〜」と足にツメたてられて、ヒザ下10センチ付近にくっきりずっきり真紅のラインが入ってしまいましたとさ、という悲しくせつないお話だったりする。

 もちろん猫飼いのおうちではこんなのは日常茶飯であり、生活の一ページであることはいうまでもありません。(そうか?)いくら怒りっぽいワタシといえども別に腹を立てるようなことでもないので、比較的冷静に「いてぇなぁ。やられちゃったよ・・・」という感想を抱くにとどまったのだが、よく見るとこれがなかなかどうして血行・・・いや、けっこう派手なキズである。長さにして12〜3センチ、深さは多分さほどでないものの、ちょっとおさえてみるとみるみる玉状になった血がじゅーっと滲んできて流れそうになった。
 こりゃイカンととりあえずティッシュで拭いてみたが、おさえてもおさえてもなかなか血がとまらない。めんどくさくなったワタシは「そうだ、水で流しちゃえばきれいに拭けて血もかたまるかも!」と考え、さっそく風呂場でざーっと洗ってみたのだが!!

 そしたらすっごく痛かったよ。(・・・・・・)

 っていうかそんなわかりきったことにどうして実際イテテテになるまで気づかないのか我ながらフシギであるが、とにかくシャワーぶっかけたらとってもイタかった。しかしおかげで(?)傷口もじきにかたまって、今はタイトルどおり「赤いつめあと」となっているわけである。よかったよかった・・・っていうか全然よくなーーい!!ことココに至ってワタシはミジメなでっかい傷跡を眺めつつ決意した。

 あかおのツメを切ろう。いますぐ切ろう。速やかに切ろう!

 そもそもカールあかおは何かというと密着してきて腕といわずおなかといわず容赦なくモミモミする子なので、ツメが鋭くなっているといちいち痛くてしょうがない。そういえばこのところ甘えられるたびにざくざくツメがささって「いでででで!」と絶叫する日が続いており、そろそろ切らなくちゃなぁと思ってはいたのだ。思ってはいたのだが、あかおはあんまり爪切りが好きじゃないので、こちらもそれなりに「今日は、切る!」という確固たる決意をもって臨まなくては「いやーん」と逃げられてしまうのである。

 ところで、「つめきり大好き!」という猫などこの世に存在するのであろうか。ブラッシングなら猫の側もけっこう気持ちいいだろうし、お風呂だって慣れてる子なら「わりと気持ちいい」と感じることもあるかもしれない。しかし爪切りはどう考えても猫的には気持ちよくなさそうだ。ニンゲンが切り方を失敗すればイタイ目にも遭っちゃうし、切った後もなんだかガリガリしにくくなって気分悪そうなカンジである。こりゃ嫌がるのもムリもないですね!
 そのへんの猫側の事情には同情しないでもないが(←?)、ここはやはり自分の身の安全が第一。とろくさいあかおがうっかりヒザから落ちただけでスカートもはけない体になるのではたまったもんじゃない。ここはひとつ、あかおくんにはちょっとだけガマンしてもらおう。

 そんなわけで、ワタシはあかおのツメを切るタイミングをはかっていた。ちなみに我が家での猫の爪切りはたいていヤツらがすやすや眠っているときを狙って素早く行うことにしている。つまりだまし討ちである。(・・・・・) ちゃんと相手に納得させて強気でパチパチ切れないあたり微妙になさけないが。お互いにとってコレが一番平和的な解決法なのだからしょうがない。

 かくてその日の夜。あかおはまたもやワタシのヒザの上でひとりちゅぱちゅぱしつつ恍惚としていた。いつもながらまぬけブキミなヤツである。しかしこれはチャーーンス!ワタシはもみもみするあかおの手をつかまえてぱっちんとツメを切ろうとした。
 ところがあかお、なおももみもみちゅぱちゅぱしながら「いやーん」とワタシの手をふりはらう。だめだめ切らせてね、とまたあかおの手をつかもうとしたが再度「いやーん」と振り切られた。いいから切らせやがれ!と三たびひっつかんだ手も「やだやだ、やだよーん」と振り払う。

 むむっ、あくまでも抵抗するか!
 乱暴ではないが断固として拒否するその態度はいっそ見事である。
 しかもあかお、この間一瞬も休むことなく「もーみもーみ、ちゅっぱーちゅっぱー」を続けていたのだ。
 この事実に気づいたとき、思わずワタシの目は月影先生のように真っ白になった。あ、あかお・・・おそろしい子!

 このように事態は一進一退を続けたが、結果からいうと結局ワタシはもみもみするあかおの手をがっちりとつかまえて「ぱっちんぱっちん!」と親指までぜんぶ爪切りすることに成功した。それというのも、ココまでいやがりながらもあかおがヒザの上から逃げ出すよりそのままちゅぱちゅぱを続けることを選んでくれたおかげである。一本目を切られるときは一瞬「いやだなぁ・・・」と心細げな顔でじーっとワタシを見上げたものの、実際切られてみるとイヤだけど別に痛くないことを思い出したのか、「まあいいや」と空いているほうの手でもみもみを続けながらツメを切られたあかおであった。

 ツメを切られている間でさえもモミモミちゅぱちゅぱをやめないとは・・・!
 常識を超えたあかおの行動に、再度亜弓さんのように白目になってしまうワタシであった。あ、あかお・・・おそろしい子。
 っていうか、今日は漫画ネタではじまって漫画ネタでおわりですか?なんとなく、がーーん。



 静養中
(10月12日)

 皆さん、ごぶさたしております。じつはわたくし!

 ・・・と、この告白文(←?)はもともと掲示板に書き始められたものなのだが、あまりにも長くなってきたので途中でコチラに切り替えることにした。おかげで久々の日記である。

 とにかくやっとココに来られるくらい回復しました!何から回復したかって、この間から患っていたしつこい風邪のせいじゃあないんですぅぅぅう。

 話せば長いことながら、話してしまえばほんの数行。(たぶん・・・) というわけで説明しよう。
 ことのおこりは数日前の朝のこと。ぽやーんとやる気ないカンジで出かける準備をしていたワタシの背中に、唐突に激痛が走った。ここで強調しておきたいのは、ホントになーんもしてなかったことである。よくある、なにか持ち上げたり動いた拍子に「くきっ」と破滅の音がして激痛が!とかでも、前日すごい運動をした!とかでもない。ただ普通にやる気なくぼーっと立ってテレビの星占いなんか眺めてただけなのに、突然何の前触れもなく「ずっきーーん!」と痛みが来たのだからオドロキだ。

 ちなみに星占いでは「きょうのおひつじ座は70点!」といっていたが、こりゃ明らかにマイナス230点である。だめだね、エクス○レスの星占い。

 しかもこのナゾの痛みがもう、なんつーか尋常じゃなくイタイ。「イテテテテテテ!!」と絶叫したので猫ズもびっくりしてわらわら集まってきちゃう、ってくらいイタイ。
 前述のごとくこの痛みに関してまったく何の心当たりもないワタシとしては、まさに「なんじゃこりゃああ!」ってカンジだったわけなのだが、あまりにも痛さが強烈だったために逆に「いくらなんでも原因もナシにこんな痛みがずっと続くわけはないだろう」と思った。きっとちょっと筋を違えたかなにかで一瞬ぴきーんと痛んでるだけで、一過性のものに違いないと判断したのである。

 今思えばはげしく希望的観測であったことは否めないが、とにかく時間が経てば治るだろうと楽天的に考えて、「いて、いて」とつぶやきながらいつもどおりバイト先に行ったのだが!
 予想に反して、時間が経っても治るところかますますズキズキしてくるいっぽうで、痛みのあまり首と肩と背中がまったく動かせない状態になってしまった。気分は完全にジャミラである。(しってます?ジャミラ・・・思わず検索したらこんなのが・・・っていうか、このページの中になんと以前日記でネタにしたウーもいるではないか!ああっ、アイちゃぁぁぁぁん!)

 ・・・・・・
 えーと、とにかくジャミラです。ジャミラ

 そんな状態だから、端末に向かっていてもちょっとした動作で「いでっ!」「あだだだ!」「いだだっ!」と北斗の拳の擬音のようにやたらとやかましいため、周囲の困惑を招いてしまう。さらに階段を降りるときにも足元を見るなどという行為は不可能であり、まっすぐ正面を見て降りなくてはいけないので、気分は華麗なるヅカのスターである。
 さすがにこれはイカン!と思ったワタシは(クイズ:どの時点で思ったのでしょう。・・・)ついに早退して病院に行ったのであった・・・っていうかつまり、たかが筋肉痛のひどいの(推定)だというのに、こりゃ病院行くしかないと思う程度には痛かったわけである。我ながらヒサンかつなさけないものがあってナミダを禁じえません。

 そんなわけで色々あった(・・・)が無事病院にいくことができ、現在は出してもらった痛み止めと湿布のおかげでだいぶ良くなってきているのであった。結局なんだったかというとコレがよくわからないのだが、骨はなんともないのでやっぱり筋肉の炎症でしょうとのこと。五十肩(・・・・・)でなくてホントによかったが、腰を痛めて座るのもままならなかった日々もまだ記憶に新しい今日この頃、果てしなくなさけないことには変わりがない。
 やっぱしアレだよね、極度の運動不足と体重増加に原因があることは間違いないよね・・・・・・
 体育の日だっていうのに・・・連休なのにぃぃぃぃ!!!!!

 そう、そして!
 入党をお待ちのみなさま、かえすがえすもすみません!!!予定ではとっくにアップし終わっているはずだったのに・・・だったのに・・・のに・・・・この場を借りておわびいたします・・・

 あっ、ところで。病院でおもしろいことを指摘されました。普通の人の首の骨は、横から見たときに顔の側にゆるやかにでっぱった形に湾曲しているのが普通らしいのだが、ワタシの場合なぜか反対側に湾曲しているのである。つまり普通の人が左を向いたときの骨の形は「」型であるところ、ワタシは「」型になっているわけである。
 このせいで首や肩が凝ったり、頭痛やめまいを起こしたり、首まわりを痛めたりしやすいので気をつけなさいといわれた。なにー、と思って今ちょっと検索してみたら、まさに「首の骨が垂直になっているためにひどいめまいに襲われる」という症例相談が・・・がーーん。そうだったのか。しらなかった・・・そ、そういえば頭痛持ちだし・・・!たいへん勉強になりました。

 皆様も骨の形には気をつけてくださいね。たまにはレントゲンとるとか。(←!?!?)
 では申し訳ありませんが再び静養に入らせていただきます〜・・・・・・

今度はワタシの腰が破滅の音とともに壊れた!とか、原因不明の激痛でジャミラ化!
などというマヌケかつ情けない話ではありません。
なななんとアイちゃんが膀胱炎になっちゃったんです。
とりあえず元気にはしてるんですが、


 こゆたん大正解
(10月23日)

 皆さん、ごぶさたしております。じつはわたくし!

 ・・・と、前回の使いまわしで始めてみたり。(・・・・・・) おかげさまで背中のほうはだいぶよくなりました。まだちょっぴり痛いけど、発症当時の信じがたい激痛に比べたらカワイイもんです。たとえるならばゴジラとイグアナプテラノドンとオカメインコサーベルタイガーとアイノくりたろう!!わはははは!!(←調子にのりすぎ)

 そんなわけで、たまりにたまった入党ご希望の皆様が本日一気にアップされることと相成りました。なんと11名様ご入党ーー!こんなにためていたなんて、ホントに厚顔無恥ですね!ご、ごめんなさい〜。もしも「入党希望を送ってあるのにウチはまだだぞ!!」という方がいらっしゃいましたら、たいへん申し訳ございませんがワタシ宛てにお叱りメールをいただけますでしょうか・・・ごごごご、ごめんなさい〜。小心者なので先に誤っておきます。あわわわ、ちがーう!謝っておきます!!

 今日はこの大量入党手続きに異様に時間がかかってしまったので日記のほうはあっさりといこう。っていうか、いつもあっさりといこうとは思ってるんですが。(・・・・・) 実はワタシ、最近すごいことを知ってしまった。以前「ワガママなやつめ!」と糾弾していたこゆめ様の態度が非常に正しかったと証明されてしまったのだ。

 それはこの日記でお話しした牛乳の件である。こゆたんときたら、開封後数日を経過した牛乳をあげようとすると「くんかくんかくんか」とニオイを嗅ぐだけ嗅いで、ナマイキにも「コレ、いらなーい」とぷいっと立ち去ってしまうと書いた。そりゃ猫のほうがニンゲンより鼻がいいかもしれないが、我々がいくら嗅いでも全然冷蔵庫くさくもないし味にも変化がないんだからムカつく。このブラックグルメ猫めーーー!!!

 ・・・というのが前回までのおはなし。ところが先日何の気なしにニュース番組を見ていると、タマゴだとか納豆だとか、日頃我々が「どこまでが安全に食べられる範囲??」と迷うような色々な食材の正確な賞味期限はどのくらいなのか!というなかなか興味深い問題を扱っていた。
 ふーんそうか、納豆は相当経過してもぜんぜん大丈夫なんだ。牛乳は・・・牛乳・・・・・・

 ぎゅうにゅうーーー!?!?

 そうなんです皆さん。牛乳パックに書いてある賞味期限。あれは未開封の場合のものなのだということをご存知だっただろうか。たとえ書かれた賞味期限以内であっても、いったん開封してしまったら2〜3日のうちに飲み切らなくてはいけないというのである。

 し、しらなかった・・・・・・
 これまでの人生でワタシが飲んできた期限切れ牛乳の量って・・・・・・・・・・・

 そのときワタシが一抹のむなしさとともに自分の腸が並外れて丈夫であることに深く感謝したことはいうまでもない。いや、難病なんだけどね。

 しかしそんなことよりなによりワタシがまっさきに思い出してしまったのは、さきに触れたこゆめの態度の件である。なんとこゆたんは正しかった。めちゃくちゃ正しかった。XYプロッタで書かれた図面のように正しかったのだぁ!!

 ごめんねこゆたん・・・ワガママなんていって。キミの嗅覚と味覚は明らかにニンゲンよりも鋭敏だということが証明されたよ。さすが猫だ。っていうか・・・他の子たちは開封後3日たってようが4日たってようが、たまにあげる牛乳はものすごく真剣にうれしそうになめきるんだけど。う、うーむ。
 やっぱりニンゲンにも猫にも明らかに鋭いヤツとにぶいヤツってのが存在するもんなのだなぁという事実をしみじみと噛みしめるワタシであった。それにしても・・・そうだったのか、牛乳は開けたら3日で飲まないといけないのか・・・でも別にワタシはおなかも壊さないし味の変化も気づかないから、これからも「まいっか」と飲み続けるような気がする今日この頃。(・・・・)
 わかってるよこゆたん。キミには開けたての牛乳しかあげないことにするよ・・・微妙に情けないけどね。猫も残す牛乳を飲むワタシって、ワタシって・・・!



 アイちゃんの病気
(10月26日)

 えーと、突然ですが、先週からナイショにしていたことを告白します。
 タイトルを見ればバレバレだと思うが、なななんとアイノが病気になってしまったのだ。

 ことの起こりは、ちょうどワタシのなぞの背中痛が治りはじめたころであった。今思えばその前日あたりからアイノが妙に「みゃーーん、ぅなーーん、にゃーーん・・・」と心細げに訴えてくることが多かった。しかしまだ背中も痛くて自分のことで手一杯というカンジだったワタシは、無常にも「アイちゃん、どうしたんだよ〜。よしよし。はいはい。すりすり。・・・あああ、うるさい子だねー!」としまいにはめんどくさくなって適当にあしらうという、鬼のようにつめたい対応に終始してしまった。まさに鬼畜である。

 それでもちょうどその頃から劇的に症状が改善していたため、翌日になるとかなり余裕も出てきて、寝たきり生活から一歩進んでひきこもり生活(・・・・・)くらいまで回復することができた。
 余談ながら今回の背中痛でなにが大変って、寝たり起きたりするのがもう泣きそうに痛いのだ。いったん横になってしまえばそれなりに楽だし、いったん体を起こしてしまえばそれはそれで前傾気味に座っていればそう苦痛ではないのだが、起きた状態から寝ころんだり寝た状態から体を起こすのがもう「カンベンしてくれよぉおぉ!!」マジで泣きが入るくらいキツイ。特に明け方、痛み止めが切れたころに体を起こそうとするとそれはもう七転八倒の苦しみで。っていうか7回も8回も転げたり倒れたりなんてぜったい出来ないんだけど、これもコトバのあやということで。(←?)

 とにかく症状が好転して起きてきたワタシは、あるおそろしい事実に気づいた。アイノの様子が変なのだ。
 相変わらずワタシのところに来て「ぅにゃぁーん・・・」とひとしきりかなしそうに何事か訴える。そのうちあきらめて立ち去るのでどうするのかと見ていると、必ずトイレに行くのである。しかもその回数が異様に多い。

 !?!?
 ワタシは青ざめた。背中の痛みも忘れて・・・っていうか別に忘れたわけじゃないけど(・・・・)痛みをこらえつつしゃがみこんで、アイノが出た直後のトイレを祈るような思いでチェックしたのだが。

 ない。やっぱりない。ほとんどなんにも出ていない!ほんのちっちゃい、直径数ミリくらいの砂玉があるのみで、あんなにトイレにいっているのにちゃんと排尿した形跡がない。

 これはもしや、結石!?
 がぁぁぁん。ど、ど、どうしよう。

 ワタシの脳裏に、以前先輩から聞いた尿道結石の体験談が駆け巡った。曰く、彼がある日遅く家に帰ったところ、いつも迎えにくる愛猫の姿がない。いったいどうしたのかと呼びかけながら電気をつければ、部屋のまんなかにぐったりと横たわって虫の息になった愛猫がぁぁ!!彼はあわてふためいて夜間診療をやっている獣医さんのところに駆け込み、そこで「尿道結石」の診断を受けることとなったのである。
 その猫ちゃんは救急医療の甲斐あって幸い無事回復し、今も元気にしている。しかしそのとき先輩がしみじみ語った話として、「尿が一日出なかっただけでも相当危険な状態になることがあるそうだ」「現に先輩んちの猫ちゃんは、尿毒症を併発して一刻を争う容態だった」「呼んでもこたえず、ぐったり倒れている愛猫を見たときはもうどうしようかと思った」等々の内容がとてもリアルで強烈に印象に残っていた。

 あ、アイノ!!!どうしよう!!!!!

 前からやばいんじゃないかと心配してたんだよぉぉ。早く去勢した猫ほどかかりやすいというし、アイちゃんはいろいろと発育が悪い子で元々ちっちゃいし(婉曲表現のつもり。・・・)いつかつまっちゃうんじゃないかなぁって。だから低マグネシウムが明記してあるゴハンしかあげてなかったのにぃぃぃ。

 また運の悪いことに、この変調に気づいたのは夜の10時過ぎであった。しかもダンナはまだ帰っておらず、ワタシは依然として背中がイタイタで、ヒトとしてほとんど使い物にならない廃人状態だ。 ああっ、どうしたらいいんだ。せめて今が昼間だったらぁぁぁあぁ。
 いや落ち着け。いざとなったらタクシーで夜間診療やってる病院へ乗り付ければいい。今あんまり現金もってないけど、カードがあればなんとかなる。まずその前に相談だ。相談するのはよいことだ。相談しようそうしよう。

 このように冷静にパニクったワタシは、一縷の望みをかけてブリーダーさんに電話をかけた。
 ご挨拶もそこそこ、うちのかわいいばかばかアイノがこれこれこんなことに・・・!とあせって状況を説明するワタシに、ブリーダーさんは「膀胱炎かもしれないよ。膀胱にさわってごらん」とアドバイスしてくれた。もし結石なら尿がひどくたまっているはずだから膀胱はぱんぱんだし、膀胱炎なら頻繁に出しまくっているはずだからほぼ空っぽになっているはずだ、というのである。結石なら非常にやばいので出来れば今すぐ病院に行ったほうがいいが、膀胱炎なら明日の朝一番に連れて行けばよい。

 おおー、なるほど。そそそ、そうか。(←まだ少し動揺している)
 でも膀胱っていったいドコ???(・・・・・・)

 さらにパニクりそうになるワタシの目の前のちょうどいいところに、いつものように「びろーん」とおなかをだしてラッコ寝りしているスオミさまが!おお、これは人体実験・・・じゃなくって猫体実験せよとの神の思し召しか。すおちゃん、ちょっと失礼して、なでなでなで。
 おなかをなでられて何か勘違いしたらしく、ゴロゴロいいながらうっとりコテコテしているスオミをモデルに(・・・)、ブリーダーさんが教えてくれるとおり股間に近い下腹部をさわってみると、あるある!ちょっぴりたまったっぽいぷくぷくの器官が!!な、なんてわかりやすいんだ。

 実はスオミには尿をいっぱいためて一気に出すくせがあり、いつも一目で「すおちゃんのだ・・・」とわかるチャレンジザギネス的巨大砂玉を作成している子なので、この場合モデルとしては最適だったようだ。ああ、ありがとうすおちゃん。キミのおかげで膀胱がはっきりわかったよ!!っていうかこんなときに何だけど、なんでキミはそういつもいつも無駄にカワイイんだ!!!キモチがなごむじゃないかぁぁあ。ほろり。

 さて、ぶじ膀胱の場所がわかったところで、さっそくアイノの股間にアタックである。(←なんかイヤなかんじ・・・)
 ああ神よ、たまってませんように!!と祈るような気持ちでさわってみると!!

 ぺっちゃんこだぁ!!!
 ぜんぜんたまってない。ということは、尿道は詰まっていない。おしっこはちゃんと出ているんだぁぁぁ。
 神様ありがとう!!このご恩はわすれません!!!(←???)
 そのまえに、ブリーダーさんありがとう!いつもいろいろ相談させてもらえて助かります!!

 とはいえ、これで完全に結石の可能性が否定されたわけではないし、アイノの具合が悪くてつらそうなことに変わりはない。明日の朝一番で病院に行くぞ!と決意したところで、長くなってきたので次回に続きます。(・・・・・・)ど、どうもすみません。



 アイちゃんの病気・苦闘編
(10月30日)

 さて、これまで病気らしい病気もなかった我が家において初めて病を患ってしまったアイたろう。
 依然としてむずかり鳴きながら何度もトイレにしゃがむけれども、ほとんど数滴しか出ていない!という状態のアイノを見るにつけてもワタシの不安は高まった。しかもアイノがふんばったあとをよく見ると、なんだか紅色の砂がぁあぁぁぁ。

 け、血尿だよ。

 ワタシは思わずその砂を拾って大事にティッシュに包んでとっておいた。こんな砂に吸収された尿じゃ検査はできないことは知っていたが、いちおう病院に持ってって見せれば症状を説明するうえで何かの足しになるかも、と思ったのである。

 苦しそうなアイちゃんの様子にますます不安をつのらせるワタシであったが、そんな事件の起きた日に限ってダンナの会社における地獄の飲み会は長引いた。まさに家庭内マーフィーの法則である。できれば明日、ダンナの出社前にクルマを出してほしい。片道だけでも運んでもらえれば非常に助かるもんね!とダンナの予定を気にしてやきもきするワタシをよそに、ようやくヤツが帰宅したのは午前X時だった。(さびしいのでなんとなく伏せる)
 しかもヤツ、翌朝は遠くの客先に直行しなければならないため、とてもアイノ(とワタシ)を持って病院に寄る時間などないというではないか。ああっ、なんてことだ。普通の状態ならともかく、ワタシは半廃人なのである。左右を見るときも首だけ動かすなんてことは出来ず、「ぎぎぎぎぎー」というカンジで全身で向きを変えるしかないという逆エクソシスト状態なのである。

 くそー、ダンナなんかもう頼らないぞ。アイノの健康はワタシが守る!!!

 ・・・と思ったかどうかはともかく、仕事でダメなもんは仕方がない。こういうことに関しては非常に理解がある、働くおじさん・おばさん・おにいさん・おねえさんにいつもやさしい三毛猫党である。ワタシはアイノを持ってひとりで病院にいく決意を固めた。なーに、歩いてほんの15分弱さ。・・・健康なときならね。
 ・・・・・・・
 まぁいいや、なるべく早くタクシー拾おう。・・・と思った、コレが大きな間違いだったことがのちに判明するのであった。

 とにかく翌朝。我々には、ダンナが出社する前にアイノをとっつかまえてキャリーにつめるという大事業が残されていた。
 何度かお話ししたとおり、アイノを捕獲するのはヤンバルクイナを庭先で発見するとか、はぐれメタルをどうのつるぎでやっつけるくらいタイヘンなことである。しかも今回ワタシはとても激しい動きに耐えられる体ではないので、すべてはダンナにかかっているといっても過言ではない。
 がんばれダンナ!アイちゃんにきらわれるかもしれないけど、泣くなダンナ!いつかきっとわかってくれる日もくるさ!(・・・こないと思う。気の毒だけど。・・・・・)

 しかし意外なことが起こった。それなりにおびえて逃げまどったものの、ちょっとした囲い込みを試みただけでアイノはあっさり捕まってしまったのである。こんなことは前代未聞だ!っていうかアイちゃん!やっぱり弱ってるんだね・・・
 うう、かわいそうに。かわいそうすぎる!!あのびくびくアイノが、ろくに逃走することもできないなんて!!・・・って、なんか同情するポイントがずれているような気もするが(・・・)、とにかく一刻も早く診てもらわなくては!!!
 診療開始が9時からだということは知っていたが、とにかく病院の前まで行って可能な限り早く診察してもらおうと思ったワタシは8時にはアイノ入りキャリーをかかえて意気揚揚と、っていうよりは意気消沈しつつ病院へ出発したのであった。

 だが!!!
 ここ一年でとみに巨大化したアイノは重い!重すぎる!!
 そして右背中が痛いワタシは左手しかつかえなーい!!

 50メートルも歩かないうちに予めタクシーを呼ばなかったことを激しく後悔し、文字通りよろよろしてきたワタシは、とにかく早くタクシーをつかまえようとぜぇぜぇふらふら歩きながらも必死でタクシーを探した。真剣に探した!ところがタクシーなんて全然通りゃーしないではないか。があぁぁぁん。

 イヤな予感はしてたんだよね。駅のほうへ向かうならともかく、朝から駅と反対方面へ向かって走行するカラのタクシーなんてそう簡単にはいないんじゃないかなーと。って、思ってたんなら最初からちゃんと呼ぶとかすればよかったような気がするが、今朝はもうアイノアイノアイノとアイちゃんのことでアタマがいっぱいで、うちを出るまでタクシーのことなんて深く考えてなかったんだよぅ。しくしくしく。
 泣いててもはじまらないのでワタシは歩いた。歩いて歩いて歩きまくった。50メートルおきくらいに路上にキャリーを置いて休憩しては歩き、病人のようにぜぇぜぇいいながら歩いた!!

 猫の神様、すっごくキツかったです。引越しのときよりキツかったよ・・・

 それでもアイノがとってもおとなしくて、泣きもあばれもせず恐怖に固まったまま運ばれてくれたのはワタシにとってたいへん幸いであった。とはいえ、いつもだったらいくら徒歩でも10数分で着く病院に、たっぷり20分もかけてやっと辿り着いたときはナミダが出そうになったよ。翼よ、アレが病院の灯だ!!(・・・・・・)

 しかし忘れてはならない。診察開始は9時からなのである。でもまぁ、前で待ってれば先生がきたときすぐに声をかけられるしね!これで安心安心!

 と思ったのがマチガイだった。やっとキャリーを置けたことに心から安心して病院の前でぼーっとたたずんでいると、突然遠くから「どうしました?」と声をかけられたのである。
 「えっ?」と見れば、ラフな格好で犬の散歩をしている近所のおにいさん、といった風情の男性が心配そうにこっちを見ている。よく考えてみるとなんとなく見覚えのあるこの男性、なななんとこの病院の先生のひとりが犬のおさんぽから戻ってきたところだったのだ。あわててアイノの状態を間単に説明すると、先生は「今日は休診なんですよ」というではないか!!

 なにーーーー!!!!
 ワタシは耳を疑った。

 実はここ、土日祝日も終日無休で診療を行っているという珍しい病院で、勤め人にとっては大変便利なところだったのである。それで今回も、今後通院することになった場合の便宜を考えてココを選んだのだ。ああそれなのにそれなのになんてことだぁ!聞けばこの9月から、土日祝の診療を充実させるために平日に休診日を設けることにしたんだそうでーす!!

 ぜんぜん知りませんでした・・・っていうか、看板にもまだ休診日が書いてないよぅ。わからなかったよぅ。
 運命はワタシにこのくそ重いアイノ猫を持って他の病院へ歩けというのか!
 猫の神様はどこまでワタシをおためしになるのかっ!!

 思わず病院の前で倒れそうになるワタシだったが、とりあえずアイノの容態をもう一度詳しくきいてくれてから先生は親切にも「診ましょう」といってくださったではないかぁぁ。ええっ、いいんですか。いいんですか???まさに地獄で仏!?
 ああっ、先生!!ワタシの目には先生の背後から後光がさしているようにみえました。ありがとう先生。最高です先生。お休みの日の8時半に病院開けさせちゃってほんとうにすみませんでした。っていうかワタシ、ヒトとして最低ですね・・・

 かくして異変に気づいてから苦節10時間、罪もないブリーダーさんだのお休み中の獣医さんだのに迷惑をかけまくった挙句、ついにアイノとワタシは無事診察室へと辿り着いたのであった!

 なんか今日はおもしろくないうえに話が全然進まなかったことをお詫びします。でもまたまた長くなりすぎなのでさらに次回に続きます。(・・・・・・) 次回はついに「アイちゃんの病気・診断編」です!



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