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  編集部から

20170502[vol:365]

<編集雑感>
 厚生労働省時代に旧姓を通称使用していた桜井龍子さんは最高裁判 事になり戸籍名しか認められなかったことを「悔しい!」と話してい た。裁判官の通称使用の検討は大きな一歩前進だ。  
                                                  (fem-yoko)

20170329[vol:363]

<編集雑感>
 森友や南スーダンの問題で、財務省や国交省、防衛省など政府は都 合の悪い資料はないことにしていた。「強制性を示す証拠がない」か ら日本軍「慰安婦」までいなかったことにしたい人たちもいる。証拠 がなくても「なかった」ことにはならない。
 3か月間も勾留されていた基地反対運動の山城さんが釈放された。 重大な事件でもないのに長期間支援者との連絡を遮断し自白を迫る 「人質司法」の手法や、総理への侮辱を理由に「証人喚問」すること がこれほど簡単に許されていいのだろうか。
 来年度予算の内訳をみると、オリンピックや北朝鮮の脅威を理由に 防衛費やテロ対策費の多いことに愕然としてしまう。国民の大切な税 金の使い道を議論する国会の質疑のレベルを嘆いても仕方がないか。  
                                                  (fem-yoko)

20170306[vol:362]

<編集雑感>
 国会中継を見ているとフラストレーションが溜まってしょうがない。 政治家のレベルは国民のレベルを超えないそうだから、私たちのレベ ルなのだと肝に銘じてはいるものの・・・  
                                                  (fem-yoko)

20161230[vol:359]

<今年一年ありがとうございました!>
 読者のみなさま、今年一年、mネットのご購読と、活動にご協力くだ さりありがとうございました。
 最高裁大法廷が、夫婦同姓の強制を合憲と判断してから一年が過ぎま した。最高裁は、国会で議論するよう促しましたが、あれから一年、国 会でどれほど議論があったでしょうか。野党議員がわずかに取り上げた だけで、議論は実に低調でした。報道も減り、最高裁の判断がもたらし たダメージは計りしれない大きさです。
 政府は、選択的夫婦別姓の民法改正は行わず、通称使用を拡大する方 針で、別姓論議に終止符を打とうとしています。しかし、通称使用の拡 大では、二つの姓を使い分ける煩わしさや、女性のほとんどが結婚改姓 する実質的な男女不平等は解消されません。
 別姓が選択できる制度を否定したうえでの通称使用の拡大は、多くの 選択的夫婦別姓制度導入支持者の望むところではありません。
 来年もmネットは選択的夫婦別姓実現キャンペーンを展開していきま す。民法改正が実現するよう皆さんと一緒にがんばっていきたいと思い ます。どうぞよろしくお願いいたします。  
                                                  mネット理事、スタッフ一同

20161206[vol:358]

<編集雑感>
 毎年、女性に対する暴力撤廃デーの11月25日から国際人権デー の12月10日までの16日間を、ジェンダーに基づく暴力をなくす 16日間キャンペーンというそうだ。期間中、国連をはじめ、世界各 地で暴力撤廃のためのさまざまなイベントが行われている。この期間 はオレンジキャンペーンとも呼ばれ、DV防止のシンボルカラーのパ ープルからオレンジのリボンに代わる。ブルーリボンしかつけない国 会議員も多いがたまには違う色のリボンをつけてみてはどうか。  
                                                  (fem-yoko)

20161104[vol:357]

<編集雑感>
  「女性活躍促進」とか「全ての女性が輝く社会」をスローガンに掲 げても、差別撤廃やポジティブアクションがなければ、ジェンダーギ ャップは解消することはできない!ということを安倍総理には自覚し てほしいものだ。 
                                                  (fem-yoko)

20161018[vol:356]

<編集雑感>
 「だんだん政治が酷くなってきた」と言い続けて20年!物差しが 厳しくなったのか、本当に酷くなったのか、だんだん解らなくなって きた。 
                                                  (fem-yoko)

20161004[vol:355]

<編集雑感>
 国会質疑での安倍首相の大人気ない答弁には閉口してしまう。「慰 安婦」へのお詫びの手紙について岸田大臣は「合意内容には含まれて いない」と答え、安倍首相は「毛頭考えていない」と答えた。どちら も出さないことに変わりはないが、与える印象がまるで違う。安倍政 権では日韓関係がうまくいく筈がない。
                                                  (fem-yoko)

20160925[vol:354]

<編集雑感>
 安倍首相が海外でスピーチすることに反対はしないが「リーマン・ ブラザーズ&シスターズだったら・・・」という話はアリアナ・ハフ ィントンが講演で話した内容だ。一国の首相が他人の言葉で受けを狙 うなど恥ずかしい!
 東日本大震災の際、北朝鮮は日本に対し赤十字を通じて10万ドル (809万円)の支援をした。北朝鮮にとって809万円は大金だが、 外務省はウェブサイトの支援国一覧に載せなかった。マスコミも東京 新聞以外は全く報じなかった。先日の大洪水の被害に苦しむ北朝鮮に 支援をするどころかさらなる制裁をしようと、国会では決議案の準備 がされている。
                                                  (fem-yoko)

20160811[vol:352]

<編集雑感>
 稲田大臣は野党時代に、岡崎トミ子男女共同参画担当大臣を所管外 の法務委員会に引きずり出し、2003年に韓国で行われた「慰安婦」 関連のデモに参加したことを問題にし、「反日デモに参加したことを 反省していないのか」「国家公安委員長にふさわしくない」などと激 しく非難し、大臣の辞任を要求したことがある。与野党の議員には、 稲田大臣の過去の言動を振り返って、防衛大臣としての資質があるの かどうか国会の場で明らかにしていただきたいものだ。
 今日は初めての「山の日」、明日は御巣鷹山に日航機が墜落した日。 山に向かって静かに祈りたい。 
                                                  (fem-yoko)

20160712[vol:351]

<編集雑感>
 「アベ政治を許さない」と意気込んでいたのに、まんまとアベ政治 を許してしまった!そもそも、報道の自由を放棄したかのような新聞 やテレビの無批判は何なのだろうか!批判に弱い安倍総理は自分を批 判する側を徹底的に攻撃する。こんな人が総理であることが情けない!
                                                  (fem-yoko)

20160706[vol:350]

<編集雑感>
 福岡市職の方には、ぜひ、通称使用の希望を出して頂きたい。 7月10日、とにかく選挙に行こう!
                                                  (fem-yoko)

20160615[vol:349]

<編集雑感>
 20年間、衆参の法務委員会を見ているが、あまりのレベルの低さ に「これが唯一の立法機関!?」と落胆することが多々ある。こんな 立法府に最高裁は選択的夫婦別姓制度の議論を委ねてしまったのだ。 立法府も、政府も、最高裁の「合憲」判断に胡坐をかき、法務委員会 で議論を行うことさえしない有り様で、立法不作為だ。政府は通称使 用を拡大で終わらせようとしているが、通称使用では問題解決しない ことは、家族法学者やNGOが言い続けていることだ。
 安倍総理は、選択的夫婦別姓に強硬に反対する「日本会議」のメン バーであり、これまでもたびたび反対を表明している。この際、総理 お得意の「これまでのお約束とは異なる新しい判断」で、賛成された ら、女性の支持が増えるのではないかと進言したいほどだ。
                                                  (fem-yoko)

20160514[vol:348]

<編集雑感>
 衆議院で選択的夫婦別姓の議員立案が提出されたのは、10年前の 2006年6月8日だ。2009年まで継続されたので、通常国会に 法案が上程されてない状態は2010年からだ。6年も法案を提出し なかったことは極めて残念で、不作為の責任は与党だけでなく、野党 にもあると言わざるを得ない。今国会では、政府与党からも再婚禁止 期間短縮の民法改正案が提出されているが、参議院選挙を控えて延長 がないとされる今国会で、審議入りするかどうかは厳しい状況だ。
                                                  (fem-yoko)

20160412[vol:346]

<編集雑感>
 明日の院内集会では、各党を代表して挨拶をいただくが、各党の決 意をしっかり聞いて、参議院選挙に反映させたい
                                                  (fem-yoko)

20160318[vol:345]

<編集雑感>
 CEDAWの日本政府報告審査では、質問をしたすべての委員が林 委員長を称賛し、委員に推薦した政府に感謝する発言があった。片山 さつき議員の質問は、「保守的なNGOからの報告」に基づいたもの ということだが、国会の場で事実関係も確認しないで、よくこんなデ タラメが言えるものだと呆れるばかりだ。
                                                  (fem-yoko)

20160310[vol:344]

<編集雑感>
 ジュネーブでの日本審査を傍聴していた元国会議員の杉田水脈氏は 2014年5月9日の衆議院内閣委員会で、女性差別撤廃条約の政府 報告について、「アジア女性基金などを通じて謝罪や賠償は終わって いるという答弁では通用しないところにきている。慰安婦はなかった と踏み込んだ答弁をしないと根本的な解決にはならない」と、驚く主 張をしていた。
 安倍首相は昨年7月、自民党の「日本の名誉と信頼を回復するため の特命委員会」のメンバー面会し、「慰安婦」問題に関する提言を受 け入れていた。提言では「慰安婦」問題をめぐる吉田証言を「虚偽」 と指摘し、クマラスワミ報告を批判したうえで、国際機関などに対す る広報活動の強化策などを求めていた。同席した稲田朋美政調会長は、 「強制連行、性奴隷、20万人、未成年、監禁、殺害等、犯罪国家と 言われていることに関してはきちんと反論し、今までの平和国家の歩 みと、これからの日本の取り組みを書いている」と述べていた。今回 の杉山審議官の「慰安婦」問題に関する発言は、こうした声を受けた ものだが、国連から受け入れられないのは明らかだ。役人にだけ言わ せて批判を受けない政治家への批判こそ大切だ!
                                                  (fem-yoko)

20160209[vol:343]

<編集雑感>
 2月4日の内閣府の聞く会には、「慰安婦」へのバッシングを行う 側が大挙して参加した。会場からの発言のほとんどが「慰安婦」問題 に対してだった。CEDAW審査へもかなりの傍聴者が見込まれてい る。今年の政府代表は政治家ではなく外務省の審議官だ。国連や国際 社会で安全保障に積極的な姿勢を見せたがる政治家が、一方で、人権 に関する会議に消極的では信頼をられない。「女性が輝く社会」を目 指す前に、女性への差別撤廃に力を尽くしてほしい。
                                                  (fem-yoko)

20160119[vol:342]

<編集雑感>
 最高裁判決後にたくさんの励ましや活動を共にしたいという意見が寄 せられました。本当にありがとうございます!また、頑張ります!
                                                  (fem-yoko)

20151130[vol:341]

<編集雑感>
 ベトナムで来年1月1日から同性婚禁止が解除される。これは、昨 年6月に婚姻法が改正されたことによるものだが、代理出産も合法化 され、条件や権利義務規定が新たに導入された。日本は選択的夫婦別 姓すら認めず、国際社会から取り残されている。最高裁が違憲判決を 下すことを信じている。そうしなければ、立法府とともに司法も世界 の笑いものになるだろう。
                                                  (fem-yoko)

20151110[vol:340]

<編集雑感>
 夫婦別姓訴訟もいよいよ判決を待つばかりとなった。運動を始めて 20年余りが過ぎた。夫婦別姓の国会ロビーをきっかけに議員秘書に なり、運動を仕事としてできることがとてもラッキーに思えた。
 しかし、政治は動かず、全国の仲間と情報を共有するためのメディ アとして、2000年に友人たちとmネットを立ち上げた。2001 年1月からmネット通信の発行を開始した。
 2009年の政権交代で民法改正が現実味を帯びたため、国会での 議論に備え、仲間と『よくわかる民法改正』を緊急出版した。が、ま たしても期待は裏切られた。
 ならば司法に!と、2010年夏から別姓訴訟に向けた支援活動を 始めた。ついに最高裁までたどり着いた。あとは祈るばかりだ。
                                                  (fem-yoko)

20150913[vol:337]

<編集雑感>
 今週にも平和安全特別委員会の採決が見込まれているので、国会内 外が喧しくなってきた。15日のシンポにどれだけ来ていただけるか わからないが、憲法9条と24条は密接に関係していることも強調し たい。
                                                  (fem-yoko)

20150816[vol:336]

<編集雑感>
 トルコ議会で先月、ビュレント・アルンチ副首相が自分の発言を遮 ろうとした女性議員に対し「黙れ!女らしく黙っていろ」と叫んだこ とが問題となった。「女らしさ」に閉じ込めようとする政治家はど こにでもいる。今年、「男らしさ、女らしさ」を肯定的に記述したつ くる会系教科書が検定に合格したことに驚いたが、採択されないこと を願うばかりだ。
                                                  (fem-yoko)

20150721[vol:335]

<編集雑感>
 安倍政権は、「全ての女性が輝く社会」「女性の活躍を推進」と謳 いながら、多くの女性が求めている選択的夫婦別姓は絶対に認めたく ないようだ。基本計画に「引き続き慎重な検討が必要であるとの認識 の下」と加筆した経緯を明らかにしていただきたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20150612[vol:334]

<編集雑感>
 本日、議員立法案が6年ぶりに提出された。提出政党でなくても賛 成議員は多数いる。与党の公明党は司法判断の前に法改正すべきとの 立場だ。法案が付託され、審議入りすることを願っている。
 衆議院内閣委員会で、「レポート2015通称使用をめぐる動き― 夫婦別姓訴訟大法廷回付を機に考える」が参考資料として配付された。 質問に役に立ったのであれば、執筆者としてとてもう嬉しい限りだ。
                                                  (fem-yoko)

20150530[vol:333]

<編集雑感>
 答弁席から「早く質問しろよ」とヤジを飛ばしたことについて、安 倍首相は「延々と自説を述べて、答弁をする機会を与えないから」と いう趣旨の発言をした。かつて、予算委員会で石原慎太郎議員が延々 と自説を述べ質問しなかった時に安倍首相はニコニコと聞いていた。 石原議員が質問しないで終ろうとしたため、大島委員長が「総理の決 意のお話をしてから、お帰りいただくように」と発言したことがある。 人によってあからさまに態度を変える安倍首相の幼稚さは何とかなら ないものか。 
                                                  (fem-yoko)

20150501[vol:332]

<編集雑感>
 安倍首相が米議会で4月29日、「女性にもっと力をつけ、もっと 活躍してもらうため、古くからの慣習を改めようとしています」と発 言したことに驚いた。であれば、古くからの法制度を改め、選択的夫 婦別姓を認めたらどうか。夫婦や家族のあり方は多様性を認めない、 家制度を髣髴とする戸籍筆頭者を頂点としたピラミッド型の家族だけ を尊重するのが、古い考えの安倍首相だということを私たちはよく理 解している。
 アメリカは本当に民主主主義を大切にする国だろうか。自国の利益 のためなら、民主主義の手続きを踏まない安倍総理さえ持ち上げる。 これは「ご都合民主主主義」ではないか。民主主義のために闘ってい る日本国民の声に耳を傾けてほしい。 
                                                  (fem-yoko)

20150328[vol:330]

<編集雑感>
 院内集会が後6日後となった。
 立法府、司法に対してインパクトのある集会にしたい。
 男女共同参画会議の議員に、夫婦別姓に反対し、性教育やジェン ダーへのバッシングを繰り返す高橋史朗氏が再任された。安倍内閣 の女性の活躍促進の本気度はこういう人選でもよくわかる。 
                                                  (fem-yoko)

20150314[vol:329]

<編集雑感>
 最高裁の大法廷回付以降、国会でもたびたび取り上げられるように なった夫婦別姓だが、女性の活躍を促進する安倍内閣において、推進 する意見が全く出ないのは不思議としか言いようがない。女性の活躍 促進に資する民法改正を行わないということは、同姓女性の活躍しか 応援したくないのだろう。
                                                  (fem-yoko)

20150223[vol:328]

<編集雑感>
 待ちに待った大法廷回付のニュースだったが、本当に驚いた。婚外 子相続規定違憲決定後の保守派の抵抗は激しかったが、選択的夫婦別 姓への抵抗はさらに激しいものとなるだろう。キャンペーンを大いに 盛り上げ、最高裁に強いメッセージを送りたい。
                                                  (fem-yoko)

20150130[vol:327]

<編集雑感>
 経済的に困窮する人たちに、自己責任、自助努力という言葉で突き 放す人たちが、一方で、「家族の絆」が壊れるからと、選択的夫婦別 姓に反対する。「家族の絆」ではなく「絆という名の支配」とさえ感 じる。「家族の絆」こそ自己責任であり、余計なお世話!と言いたい。
 選択的夫婦別姓制の議員立法案は2009年の通常国会以降提出さ れていない。今国会では野党が結束して、与党に法改正を迫り、少な くとも公約に掲げた政党は議員立法案を提出し、責任を果たすべきだ。 今年こそは!は最後にしたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20141228[vol:326]

<編集雑感>
 今年も1年間購読くださりありがとうございました。
 1月17日は国会議事堂周辺で赤いものを身につけて「選択的夫婦 別姓の実現なくして、女性の活躍促進はあり得ないぞ〜!」と声をあ げたい。
                                                  (fem-yoko)

20141201[vol:325]

<編集雑感>
 いよいよ明日から衆議院選挙がスタートする。選択的夫婦別姓を積 極的に進める候補者や政党の躍進を期待したい。
                                                  (fem-yoko)

20141117[vol:324]

<編集雑感>
 集会に参加されたみなさまに心よりお礼申し上げます。
 各党の代表挨拶では、選挙前の決意表明のような意気込みを感じた。
 mネットとしても、この機会に働きかけを強くしていきたい。
                                                  (fem-yoko)

20141105[vol:323]

<編集雑感>
 松島前大臣と上川大臣は、自民党の夫婦別姓推進派として知られる が、法務大臣としての二人の答弁は大きく分かれた。「かつて賛成だ ったが今も変わらないか」と尋ねられた松島大臣は、「熱が冷まされ た」と慎重姿勢に転じた。一方の上川大臣は、「今も変わるものでは ない」と答えた。与党の合意を得られない中、法務大臣として進める ことが容易ではないことは理解できる。しかし、政治家としての過去 の言動を、立場によって簡単にひっくり返す政治家は信頼できない。
                                                  (fem-yoko)

20141023[vol:322]

<編集雑感>
 小渕大臣と松島大臣の辞任で、保守派の女性3閣僚の言動が注目さ れる。3閣僚は、国会審議で選択的夫婦別姓について質問され、内閣 の一員として個人的な考えは表明せず、「内閣の方針に従う」と答弁 した。であれば、外交問題に発展する靖国参拝についても個人的に判 断したとは思えない。安倍総理には伝えてあったはずだ。安倍総理は 自分が行かなかったことで外交問題化させないつもりだろうが、3閣 僚の参拝を容認した責任は取ることになると思う。
                                                  (fem-yoko)

20141012[vol:321]

<編集雑感>
 民主党時代に夫婦別姓に賛成していたことを追及された山谷えり子 議員は、「民主党が夫婦別姓に賛成だったから離党した」と、驚く答 弁をした。山谷議員が民主党東海ブロック比例1位で当選したのは、 2000年6月の総選挙だ。民主党は1997年から議員立法案を提 出している党だということはよく知っていたはずだ。あまりにも不見 識な答弁に驚くばかりだ。
                                                  (fem-yoko)

20141006[vol:320]

<編集雑感>
 政治家として尊敬していた土井たか子さんの訃報を海外で知り、言 葉を失った。高校時代に土井さんをテレビで見て、とにかくカッコイ イと思った。民法改正運動をきっかけに政治にかかわるようになり、 土井さんは憧れから目標となった。亡くなられた今、やるべきことが はっきりしてきたように思う。
 来年こそは選択的夫婦別姓が実現するよう全力を注ぎたい。女性の 活躍促進やすべての女性が輝く社会を目指すのなら、選択夫婦別姓は 不可欠だ。安倍首相の本気度を見せてもらいたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20140914[vol:319]

<編集雑感>
 性教育やジェンダーへのバッシングを繰り返してきた山谷えり子氏 が、国家公安委員会委員長、拉致問題・海洋政策・領土問題担当大臣 に就任した。山谷氏の過去の言動を見て外交や拉致問題解決にプラス になるとはとても思えない。
 2001年に埼玉県で男女共学化運動を立ち上げたが、「つくる会 系」の反対派も署名活動と教育基本法改正運動を活発化させた。こち らは教育基本法5条を男女共学化への手がかりとしていただけに、規 定削除は到底納得できなかったが、その理由に「男女共学の趣旨が広 く浸透し性別による制度的な教育機会の差異がなくなった」としたこ とには驚きを通り越して腹が立った。
 安倍首相の「女性活躍推進を日本発の地球レベルの取り組みに発信 したい」とスピーチしたことには驚いた。もしかしたら、国際社会か ら女性差別の撤廃に後ろ向きだと指摘され続けていることに気が付い ていないのだろうか・・・
                                                  (fem-yoko)

20140826[vol:318]

<編集雑感>
 今回のキャンペーンに先立ち、全国会議員を対象に選択的夫婦別姓 の賛否を問うアンケートをしているが、これまで以上に回答が多い。 直接出向いてお願いしているからだと思うが、反対もけっこうあり、 喜んでばかりもいられない。
                                                  (fem-yoko)

20140801[vol:317]

<編集雑感>
 今回のキャンペーンをmネットの活動の区切りにしたいと思う。こ れまでにないほどの力を結集し、不作為を続ける立法府にインパクト のあるキャンペーンにしたい。来年はmネット立ち上げから15年の 節目の年となる。余力は残さない覚悟だ。
                                                  (fem-yoko)

20140719[vol:316]

<編集雑感>
 安倍総理の女性の活躍促進は眉唾だと思っているが、昨日の閣議で、 男女共同参画局長に武川恵子政府広報室長が就任することが決まった ことは手放しで喜びたい。男女共同参画担当審議官の経験もある武川 さんは、ジェンダー平等に最も熱心な官僚だ。新局長には大いに期待 したい。
 2007年に「300日問題」がクローズアップされ、mネットも 規定の見直しを働きかけてきたが、法改正には至らなかった。最高裁 が立法の必要性に言及したことを、国会議員は真摯に受け止めてほし い。
                                                  (fem-yoko)

20140628[vol:315]

<編集雑感>
 都議会のセクハラ野次が大きく取り上げられ、内向きの男性たちが 海外から厳しく批判されていることに驚いているが、その反応にお驚 かされるばかりだ。20年ほど前、埼玉県議会で夫婦別姓の質問をし た女性議員に「そんな女は結婚してやらないぞ!」というヤジが飛ん だことがあった。20年間で男女共同参画も少しは進んできたと思っ たが日本のオッサン議員は進歩していないのだ!
 男女共同参画局に『SHINE! 〜すべての女性が、輝く日本へ〜』 のオフィシャルブログができたが、このネーミングだと、日本を輝か せるために女性を活用するのか・・・と誤解しそうだ。
 女子のみ必修の家庭科が男女共修になると選択科目となった。男性 も家事労働を!と求めると、「女性のため」と言って海外から人材を 調達しようとする。根っこはみんなつながっている。
                                                  (fem-yoko)

20140615[vol:314]

<編集雑感>
 通常国会の会期末は6月22日だが、その日が日曜日となるため、 20日が事実上閉会となる。
 民法改正がまともな議論もなく、これほど放置される通常国会は珍 しい。与党だけでなく、野党にとっても民法改正の優先順位は高くな いようだ。人権を軽視する議員が占める国会は恐ろしい。人権侵害の 最たるものが戦争だから。戦争することを決める人は戦地に行くこと はない。決めた人から危険なところに行くようにしたら戦争は起きな いかもしれない。
 国会が閉会したら、本腰を入れて、民法改正運動を展開していきた い。
                                                  (fem-yoko)

20140525[vol:313]

<編集雑感>
 杉田議員は女性でありながら、女性差別撤廃に反対する質問がとに かく多い。今回は特に、事実に基づかない誹謗中傷が気になった。こ れは、2005年の性教育バッシングのシンポジウムで挨拶した安倍 首相と極めて主張が似ている。自分と違う考えを「左翼」とくくり、 貶める手法だ。あまりのひどさに、委員会室は野次と嘲笑に包まれた。 こんな議員は1日も早く立法府から消えてほしい。
                                                  (fem-yoko)

20140501[vol:312]

<編集雑感>
 自民党の生殖補助医療の立法化の動きが喧しくなってきた。第三者 からの精子提供(AID)だけでなく卵子提供による不妊治療や代理 出産を条件付きで認めるというものだ。1万人以上も生まれているさ れるAIDについての実態調査も行われず、問題が解決されないまま 生殖医療が広がっていくことに、当事者や関係団体からは不安の声が 上がっている。
                                                  (fem-yoko)

20140421[vol:311]

<編集雑感>
 自民党がリプロ・性教育バッシングから一転、女性の健康包括的支援 に舵を切ったことは喜ばしいことだ。このPTをバックアップしてきた のが、性教育やリプロの重要性を主張してきた元参議院議員の南野知惠 子さんだ。南野さんや野中広務さんら、引退してもなお、この国の行く 末を案じて活発に行動される姿に、励まされることが多くなった。
                                                  (fem-yoko)

20140117[vol:306]

<編集雑感>
 昨年末の怒涛の忙しさから、一転、今年は年明けから時間がゆっく り流れていると感じるくらいのんびりした生活を送っている。
 無理せず、囲碁を打ったり、音楽を聴いたりして過ごしたいと思う ようになった。今の政治状況では明るい見通しが立たないからかもし れない。そろそろエンジンをかけないと!と思いつつ・・・
 今年もよろしくお願いいたします。
                                                  (fem-yoko)

20131219[vol:305]

<編集雑感>
 今年は、民法改正の大きな柱の一つであった婚外子相続差別撤廃が 実現した。また、最高裁が、性別変更後に法律婚した男性を戸籍上の 父と認めたことは、合憲を信じて疑わなかった政府にとっては衝撃だ ったはずだ。法改正を怠っておきながら、唯一の機関である!と最高 裁判断を批判している立法府の議員も、法改正が迫られているという ことを自覚すべきである。
 民法改正のもう一つの柱である選択的夫婦別姓の国賠訴訟は、控訴 審が結審し、いよいよ、闘いの場を最高裁に移すことになる。
 引き続きご支援くださるようお願いいたします。
                                                  (fem-yoko)

20131029[vol:302]

<編集雑感>
 アメリカのニュージャージー州で10月21日、同州で初めて同性婚が合法 化され、オーストラリアの首都特別地域でも10月22日、同性婚を認める法 律が同国で初めて成立し、年内にもオーストラリア初の同性婚カップルが誕 生するようだ。
 今朝、谷垣大臣は所信表明で婚外子差別撤廃の法案を提出する予定である と表明したが、自民党の反対は根強く、今国会で上程できるかは不透明だ。  いよいよ明日から、衆議院法務委員会で所信への質疑が始まる。参議院で は11月5日に行われるとのこと。議員の賛否はしっかりチェックしたい。
                                                  (fem-yoko)

20131027[vol:301]

<編集雑感>
 原告の思い、シンポジストの素晴らしい話と対照的なのが国会での議論だ。 「憲法がめちゃくちゃだからこういう判決になる」「司法の暴走だ」という 発言まで行われる始末だ。
 来週から、法務大臣所信と質疑が始まる。まだ閣議決定されていない婚外 子の相続分規定の民法改正は閣議決定されておらず、臨時国会の短い期間で 民法という大きな法律の改正ができるか不透明な状況だ。
 来週から、本腰入れて国会ロビーを行いたいと思う。国籍法改正論議のと きと同じように、多くの人に報告しなければ!と思っている。
                                                  (fem-yoko)

20130911[vol:299]

<編集雑感>
 婚外子相続分規定が違憲と判断され、法改正に向けた動きが活発化し てきた。一方で、婚外子や支援団体へのバッシングも始まっている。
 国籍法改正時の反対運動を彷彿させるが、より動きが早いことに驚い た。こちらも改正運動を盛り上げなければ!
                                                  (fem-yoko)

20130831[vol:298]

<編集雑感>
 ニュージーランドで今月、同性同士の結婚を認める法律が施行された。 同性婚の合法化は世界で14か国目、アジア太平洋地域では初めてだ。
 日本では夫婦別姓すら認められないというのに・・・
 イタリアでは7月、戸籍法に残っていた「嫡出」という差別用語がな くなり、すべて「子ども」だけになったそうだ。日本ではようやく相続 差別規定に最高裁が違憲判断する見込みだ。国会はどうするのだろうか。 それにしても、当事者の苦しみや不利益を考えると、この程度の国会に、 18年も立法での解決を託し続け、憲法判断しなかった最高裁の不作為 も問いたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20130814[vol:297]

<編集雑感>
 ケネディ元大統領の娘のキャロライン・ケネディ氏が女性初の駐日米 国大使に決定した。ルース大使は夫婦別姓ができない日本の民法に驚か れていたが、女性のケネディ氏にもぜひ感想を聞いてみたいものだ。
 ヨーロッパで同姓婚を認めた国は、オランダ、ベルギー、スペイン、 ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、デンマーク、 フランスにイギリスが加わり10か国となった。キリスト教の猛反発も あったようだが、乗り越えて成立させてきた。お隣の韓国でも戸主制 廃止に激しく反対した儒林を抑えて法改正を実現させた。翻って日本 では、反対勢力をいまだに乗り越えられないでいる。この違いはどこ にあるのだろうか…
                                                  (fem-yoko)

20130714[vol:296]

<編集雑感>
 日本最古の鉄道学校として知られる男子校の私立岩倉高校が、来春か ら男女共学になるらしい。鉄道ファンの女子にとっては朗報だ。長年取 り組んでいる埼玉での男女共学化の動きは、上田清司知事の反対もあっ て止まったままだ。
 安藤美姫選手の出産という極めてプライベートなことについて、マス コミが異常な反応を見せている。余計なお世話だ!それにしても、法律 婚をしていない女性が出産すると、社会の批判は容赦ない。7月10日 の最高裁大法廷でも、和歌山の婚内子の代理人が婚外子を前に「不貞の 子」と、容赦なかった。これが社会的差別なのだ。
                                                  (fem-yoko)

20130617[vol:295]

<編集雑感>
 今月26日に国会が閉会する。法制審答申後、これほど民法改正が取 り上げられなかった国会は珍しい。
 夫婦同氏の規定を、憲法や条約に照らして真正面から問うた裁判だっ たが、裁判所は「立法判断を尊重しすぎではないか?」と思うくらい、 消極的な判決だった。国会議員が反対の理由に「家族の絆」を挙げてい ることをご存じではないのだろうか・・・
 夏の参議院選挙では、本気でやってくれる政党や候補者を応援しなけ れば!
                                                  (fem-yoko)

20130410[vol:292]

<編集雑感>
 「日本維新の会」は「明治維新の会」としたらどうか?と言いたくな るほどひどい質問をする議員がいた。答弁する谷垣大臣も大変だろう。
 LGBTの質問をする議員もいれば、憲法24条の見直しを主張する議 員もいて、幅の広さは民主党の比ではないようだ。夫婦別姓に反対が多 いようだが、代表の橋下徹氏は大阪府知事時代に議会で「うちの母親は 再婚し、僕は橋下、母親は東山で姓は違うけれども、悪影響を受けたこ ともないし、家族の絆が薄まっていると思ったこともない。姓と家族の 絆を簡単に同一視することは非常に危険性がある」と答弁したことがあ る。

20130315[vol:290]

<編集雑感>
 これまで数々の集会をしてきたが、女性議員の出席がゼロだったのは 初めてだった。また、4人という少なさもこれまでになかったことだ。 国会日程と重なったこともあるが、積極的に関わった議員が引退や落選 で国会から姿を消したことも要因だろう。夏の参議院選挙では、ジェン ダー平等に積極的に取り組む議員を応援していきたい。

20130217[vol:289]

<編集雑感>
 内閣府の世論調査が6年ぶりに行われた。マスコミの論調は、選択的 夫婦別姓の「賛否が拮抗」とか「反対が微増」などと評するが、しっか り中身の分析をしてほしい。結婚改姓を強いられている婚姻年齢層の人 たちの声こそ聞くべきだろう。
                                                  (fem-yoko)

20130210[vol:288]

<編集雑感>
 いよいよ国会論戦が始まった。本会議、予算委員会を聞いて、改めて 政権交代を実感した。
 予算委員会質疑は、議員の政策立案能力、プレゼン能力、人柄の全て が見てとれる。各党エース級を登板させるが、答弁する安倍首相は?と いうと、歯切れと滑舌との悪さから、どうも「美しくない」答弁に終始 している。「慰安婦」問題、靖国参拝、歴史認識では、外交問題になる からと持論を封印するつもりなのだろうか?これまでさんざん発言して きたのだから、就任自体がすでに外交問題なのだろう。
                                                  (fem-yoko)

20130125[vol:287]

≪編集部から≫
  ◆上田恵子です。これまでは一会員でしたが、今年はパワーアップして民法改正を国会内はもちろんのこと、国会外でも広げられるよう取り組んでいきます。よろしくお願いします。         (上田)

◆男女平等が世界でもっとも遅れた国にならないように、前進させましょう。 (岡田)

◆安倍政権になって民法改正は著しい閉塞状だと言うほかありません。でも、決壊間近な堤防に土嚢を積む作業であっても、逃げるより逃げないほうが希望があることだけは信じていたいと思います。  (大澤)

◆国会の顔ぶれもかなり変わりましたが、
改正に向け積極的に動いてくれる議員を見つけていきたいです。 (阪田)

◆会員管理とホームページを担当しています。NPO法人になるので事務局としてがんばります。 (須藤)

◆今年は本気で闘います!   (坂本)

20121228[vol:286]

<編集雑感>
 民法改正することなく今年も終えようとしている。
 民主党政権でも民法改正ができなかったことから、政治に対する失望 感が広がったが、このまま黙っているわけにはいかない。発足したばか りの安倍内閣には、歴史修正主義やバッシング派が多数名を連ねている。 これまで以上に、政府・与党の動向をチェックし、情報発信していきた い。
                                                  (fem-yoko)

20121103[vol:284]

<編集雑感>
 昨年1月の衆議院本会議で、社民党の重野幹事長が民法改正を行うよ う求めて以来、9月の臨時国会、今年1月の通常国会と民法改正を取り 上げてきたが、今国会で代表質問に立った政審会長は取り上げなかった。 CEDAWへのフォローアップ報告直前のタイミングで、どの党からも 質問されなかったことは極めて残念だ。
 閣議決定しない与党はもちろん、民法改正を求める野党も議員立法案 提出に向けた努力を怠っているのだから、立法府のすべての国会議員の 責任ではないか。フォローアップ制度は、勧告の履行を確実なものとす るため、委員会が2008年に新たに決定した制度だ。日本政府がゼロ 回答をするということは、フォローアップ制度そのものを形がい化させ てしまうのではないかと心配する。
                                                  (fem-yoko)

20121014[vol:283]

<編集雑感>
 別姓訴訟の本人尋問に、傍聴者だけでなく、原告代理人も涙していた。 「裁判長が、身を乗り出すようにして熱心に聞かれていたのが印象的でし た」と話す代理人の言葉に、微かな期待が・・・原告たちの悲痛な声を、 裁判官が判決に少しでも反映してくれたら、この訴訟は大変な意義を持つ ことになると思う。「長い間、国会に働きかけてもダメだったから司法に 救済を求めた、という原告全員の話しに、あらためて立法不作為への怒り が込み上げてきた。
 その立法府の議員たちは?というと、課題山積でも国会は開かず、近く 行われる選挙に備え、地元での選挙対策に奔走しているというのがほとん どだ。
 第三極とされる、橋下徹大阪市長が率いる「日本維新の会」の9人の国 会議員と党幹部全てが男性だ。公約「維新八策」にも女性の社会進出や子 育てを支援する政策がほとんど盛り込まれておらず、組織的にも政策的に もジェンダー視点は皆無で、トホホという感じだ。
                                                  (fem-yoko)

20120925[vol:282]

<編集雑感>
 先日、NHKEテレで碁打ちの藤沢秀行さんの番組を見入ってしまっ た。凌ぎやすくなったので、碁を打ちたくなった。たまにはPCではな く人を相手に時間を気にせず打ちたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20120913[vol:281]

<編集雑感>
 院内集会をやった意義をいろんな場面で実感している。今日開かれた 監視専門調査会でも、法務省から院内集会について言及があった。民法 改正に意欲的な与野党の議員からは、議員立法案提出について模索する 声があがっている。集会を契機に、衆・参の選挙に向けた新たなキャン ペーンの準備を進めている。CEDAWに提出するNGOレポートでも 立法府の責任を最も厳しく問うつもりだ。しかし、肝心の立法府のセン セーたちは自分の選挙、代表選挙や総裁選、維新の会の動向にしか関心 がないようだ。
                                                  (fem-yoko)

20120907[vol:280]

<編集雑感>
 院内集会に参加されたみなさまには心より感謝申し上げます。
 衆・参の選挙に備え、女性や子どもの人権を軽視する議員を仕分ける ための新たなキャンペーンの立ち上げを行うことになった。韓国の戸主 制廃止運動のようにはいかないかもしれないが、緩やかなネットワーク で、閉塞した状況を変えていきたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20120815[vol:278]

<編集雑感>
 国会閉会間際になって、民法改正を求める声を結集しようと言う気に なった。政治はひどい状況だが、黙っていれば、ますます民法改正の実 現は難しくなるからだ。韓国の戸主制廃止運動のようにはいかないだろ うが、少しはインパクトのある運動にしていきたい。
 稲田朋美議員は民法改正、嫡出推定規定見直し、人権条約の選択議定 書、在日外国人の地方参政権に激しく反対し、靖国参拝、歴史修正主義 の議員だが、公明党福井県本部が前回選挙で党の政策に真っ向から反対 する稲田議員を追加推薦したため、推薦の理由を聞いたところ、「そう いう議員とは知らなかった」と返事があった。国会質疑をぜひ見ていた だき、判断してほしいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20120731[vol:277]

<編集雑感>
 見落としていたが、参議院議員の丸山議員の質問には驚いた。一昨年 の参議院選挙のマニフェストで、夫婦別姓に反対を掲げた自民党所属だ からだ。丸山議員は過去にも婚外子差別撤廃について素晴らしい質問を している。夫婦別姓を求める人々をバッシングする自民党ではなく、民 主党や公明党に近いと思うのだけれど…
 離婚後300日問題をテーマとしたテレビドラマが放送されているか らだろうか。最近、問い合わせが増えている。2007年に与党だった 公明党が尽力したおかげで、この問題が一歩前進した。しかし、公約に 掲げた民主党が政権を執ってから1ミリも進んでいない。
                                                  (fem-yoko)

20120714[vol:276]

<編集雑感>
 今日はフランス建国記念日だ。フランスは社会党政権になって、今後 の政治に目が離せなくなった。早速、エロー首相は施政方針演説で同性 婚を認める法改正への意欲を見せた。一方、野田首相は、夫婦別姓や婚 外子差別撤廃の民法改正への言及すらしていない。というより、慎重派 なのだ。「慰安婦」問題についても同様だ。
 アメリカのクリントン長官が9日、アメリカのあらゆる文書・声明か ら「慰安婦」を約したcomfort womenを使わないよう指示 した。強制的な性的奴隷のeonforced sex slavesと いう表現を使うべきとしたのだ。これに、玄葉光一郎外相が反論した らしい。米国に言うべきことを言わないで、こんなことにはすぐ噛みつ く政治家の薄っぺらさが恥ずかしい。
                                                  (fem-yoko)

20120626[vol:275]

<編集雑感>
 毎年6月23日から29日までの1週間を男女共同参画週間と定めて いる。1999年6月23日に男女共同参画社会基本法が公布されたの を記念して制定された。この法律の前文には、「男女共同参画社会の実 現を21世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置付け」とあるが、 そのことを認識している国会議員はどれほどいるだろうか。
 基本法制定当時の官房長官は野中広務さん。彼が自社さの三党合意を 守り、森喜朗幹事長を説得し、成立にこぎつけたとを思うと感慨深いも のがある。選択的夫婦別姓推進派としても知られ、自社さ、そして自民 党内で奔走されていたが、実現できなかったことは本当に残念だった。 混乱する国会をみながら、当時の野中さんのような国会議員を求めるの は私だけだろうか・・・
                                                  (fem-yoko)

20120609[vol:274]

<編集雑感>
 LGBTプライド月間を祝うレセプションが6月4日、アメリカ大使 公邸で行われた。LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、 トランスジェンダーの頭文字。ルース大使に「日本では夫婦別姓が認め られておらず、9割以上の女性が名前を変えている。15年以上も働き かけをしているのに政府は法改正をしない」と話したところ、「日本で そういうことがあるとは知らなかった」と大変驚かれた。豪大使も同じ 反応だった。セクシャルマイノリティの人権が改善される海外の状況か らすれば、婚姻の際に使い続けた名前をどちらか一方が捨てなければな らない日本の法律に驚かれるのは無理もないことだろう。
                                                  (fem-yoko)

20120523[vol:273]

<編集雑感>
 オバマ米大統領が今月9日、同性婚を支持する考えを表明した。米大 統領が同性婚支持を公の場で明らかにしたのは初めてのことだ。近年、 パートナーシップや同姓婚を合法化する国が増えている。翻って日本で は選択的夫婦別姓すら法制化されず店ざらしになっている。
 15年間も法案を出し続け、公約に掲げてきた民主党としての行動が、 どこに問題があるのかも明らかにできないほど私的レベルでの反対のた めに実現しないのなら「政党としての体をなしていないのではないか」 と言わざるを得ない。
                                                  (fem-yoko)

20120503[vol:272]

<編集雑感>
 OECDのグリア事務総長が4月25日、「日本は男女間の収入格差に 危機感を持て」と警鐘を鳴らしたそうだ。さらに、同氏は「女性を社会に 参画させなければ、日本は急速に衰退していくだろう。女性が社会復帰に 魅力を感じるようにしなければならない。これは日本にとっての最優先課 題だ」などと語ったそうだが、選挙を最優先にしている多くの国会議員に はこのような警鐘は届かないのだろうなあ・・・
   憲法記念日に、憲法14条と24条などあらためて声に出してみた。 事務所の外では街宣車で憲法改正を声高に叫んでいるが・・・
                                                  (fem-yoko)

20120324[vol:270]

<編集雑感>
 8日の院内集会に参加された方に遅ればせながらお礼申し上げます。 タイトルを「立法不作為を問う!」としたのは刺激的だったかもしれな いが、議員に、政府ではなく立法府(政治)の問題だと認識してもらえ てよかったのではないかと思っている。
 国民が呆れ果てて見てるというのに、民主党は、野党と政策論争する 前に、党内の合意形成にエネルギーを使い果たしてしまいそうな勢いだ。 自民党はもちろん民主党にも期待できなくなってきたが、第3極が大阪 の維新の会だけとはトホホという感じだ。国会が酷過ぎてマシに思える のだろうか。
                                                  (fem-yoko)

20120121[vol:266]

<今年もよろしくお願い致します>
◇校正を担当しています。今年も女性に関するさまざまな動きをタイム リーに正確に皆様にお届けしたいと思います。      (岡田)
◇ウェブと購読者管理を担当しています。今年はmネットのチラシやリ ーフレット作成などもがんばります。
                (須藤)
◇編集作業に久しぶりにカムバックしました。どうぞよろしくお願いい たします。      (阪田)
◇しばらく記事を書いていませんでしたが、今年は執筆に戻ります。よ ろしくお願いします。      (大澤)
◇来る衆議院選挙で成果目標達成政党・議員をしっかり仕分ける!と意 気込んでいます。今年もよろしくお願いいたします。     (坂本)
                                

20111218[vol:264]

<編集雑感>
 「政権交代したのに民主党は自民党と変わらないではないか!」と批 判した女性に、ある社会学者が「味噌と糞を一緒にしてはいけません」 と一言。たしかに、朝鮮王朝図や遺骨の返還は民主党政権だからこそで きたことだろう。公明党は「味噌」に近いと思うのだが・・・
 それにしても最近の自民党議員の委員会質疑を聞いていると、野党に なって「ヤケクソ」になったの?と同情しそうになる。いい議員もいる のに表に出るのは威勢のいい右翼ばかりだ。
                                                  (fem-yoko)

20111125[vol:263]

<編集雑感>
 CEDAWが予想以上に甘い評価をしたことで、民法改正はさらに後 回しになるのではないかと懸念する。ポジティブアクションがA評価と はトホホという感じだ。「絵に描いた餅」が評価されたのだろう。立法 府が評価の対象ならCを確信する。いや、答えられなくてDかもしれな い。
                                                  (fem-yoko)

20111114[vol:262]

<編集雑感>
 この1か月間、出生動向調査、人口白書、男女格差報告書、人間開発報 告書を読んで、経済、人口、環境、平和の問題に大きく大きくかかわって いるのがジェンダー平等とリプロダクティブヘルス/ライツであるという ことを改めて認識した。
 一方で、この1か月間、民主党内の議論を聞き、政策決定がスムーズに いかない状況にジレンマを感じた。考え方やスタンスの違いはどの党にも 多少はあると思うが、政党間の政策の違いの幅と同様の幅を抱えた民主党 には、一票を投じにくい。議員数の減少覚悟でウィングをもう少し狭めた らどうか。少なくとも「夫婦別姓は家族や国家を壊す」と言っている議員 はどうみてもの「民主」ではないだろう。
                                                  (fem-yoko)

20111013[vol:261]

<編集雑感>
 大阪高裁が婚外子相続差別規定を違憲と判断したことに思わず拍手を してしまった。
 スイスで夫婦別姓の法案が、国民議会に続き、全州議会も通過した。 男性も女性も婚姻後それぞれの姓を維持でき、2人の姓のうち一つを共 通の姓として選択することもできるようになった。スイスでは夫の氏が 夫婦の氏とされ、妻の氏を前置きする「ドッペルナーメ」も可能だった が、選択的夫婦別姓ではなかった。離婚後は婚氏続称が原則のため、離 婚で旧姓に戻すためには申請が必要だったが、今回の改正で簡素化され ることになった。
 世界も、司法も動いているのに、政治だけは硬直したままだ。
                                                  (fem-yoko)

20110918[vol:260]

<編集雑感>
 民法改正推進派の女性議員が多数政務官として政府に入ったことに期 待したい。
 野党の要求で国会が9月30日まで延長されたが、実際には予算委員 会が衆参両院で2日ずつ開かれるのが精いっぱいだろう。閉会中審査で 予算委員会を開くとしていた与党とどこが違うのだろう。
 菅前首相を「不謹慎」と厳しく批判をしていた西岡参議院議長は、議 運委員長時代、野党で民法改正案を出しておきながら、過半数にもかか わらず法務委員会に付託もせず二度も廃案にしてきた人だ。これも十分 不謹慎だと思うが・・・
                                                  (fem-yoko)

20110827[vol:259]

<編集雑感>
 脱原発依存を表明し、再生可能エネルギー特措法を成立させた菅総理 が評価されるのにもう少し時間がかかりそうだ。
 民主党の代表選挙に5人が立候補した。政権交代に民法改正を期待し たのに失望させられたせいか、名前の挙がっている候補者に期待はでき ない。
 ただ、mネットの集会に出席し、民法改正に賛成を表明したのは前原 氏だけだ。各党代表挨拶で前原副代表(当時)は、「夫婦別姓は個人の 自由の問題であり、憲法で保障されている基本的人権の問題。多数を占 める参議院で可決させたい」と積極姿勢を示した。さらに、議題ではな かった「慰安婦」問題に言及し、「自民党の議論は偏狭なナショナリズ ム。狭義、広義の強制性の議論をしても意味がない。強制化下に置かれ て人権侵害された事実がある。極めて偏狭な議論で、歴史を歪曲したり、 公正な社会の妨げになることはよくない」と批判した。
 政策的に近いといわれる野田氏との明確な違いはこの点でもある。実 行力が伴うかどうかは民主党の課題でもあるが、2001年以降を振り 返って、前原氏のほかに女性差別撤廃に関する言動がないことは由々し きことだ。
                                                  (fem-yoko)

20110805[vol:258]

<編集雑感>
 8月3日の院内集会は緊急の呼びかけにもかかわらず、多くのみなさま にお集まりいただきました。関わってくださったすべてのみなさんに心 から感謝申し上げます。                          (fem-yoko)

20110719[vol:257]

<編集雑感>
 民主党の若手オトコ議員が「菅総理に即時退陣を求める決起集会」を 開いた。呼びかけ人をみると人権を軽視し、第3次の基本計画策定過程 で民法改正の記述後退を主張し、CEDAW委員を誹謗してきた面々だ。 比例の新人議員も多いが、民法改正が10年以上も民主党の公約だったこ とを考えると、これらの議員こそ退陣すべきだろう。
 菅総理は、浜岡原発中止や脱原発依存を唱え、一定の支持を取り付け ているようだが、人権についても積極的に取り組めば支持が広がるはず なのに、及び腰だ。マイノリティも結集すれば大きな力になるのだ。
 「人権の問題を政策の中心に据えない日本の政治(政治家)を変えよ う!」と呼びかける集会をやっと開催する気になった。被災者を含め少 数者が常に排除されないように・・・。
 女子サッカーのワールドカップ優勝は嬉しいニュースだった。キャプ テンの澤さんの優しさと、リーダーシップは、まさに首相に必要な資質 だ。それにしても、高いハードルと見えない天井を打ち破った女性たち は逞しく美しい。二世、三世のおぼっちゃま議員にはわかるまい!                          (fem-yoko)

20110706[vol:256]

<編集雑感>
 民法改正を求める請願は、1975年に初めて国会(衆議院)に提出さ れてから、請願件数は35年間で3509件(2011年6月22日現在 衆議院)に上った。請願項目は選択的夫婦別姓と婚氏続称制度を求める民 法改正だ。翌年の76年に婚氏続称制度は実現したが、夫婦別姓は35年 間実現しないでいる。立法不作為の何物でもないと思うのだが・・・
 第3次男女共同参画基本計画を閣議決定した菅内閣で女性閣僚がゼロと なった。CEDAWへのフォローアップ報告の前に、ある意味勇気ある行 動だが、菅政権は男女共同参画を考える余裕すらないようだ。民法改正に ついて言えば、野党時代に法改正しない与党を批判してきたこと、議員立 法案を出し続けたこと、99年から2009年まで選挙公約にしてきたこ と、政権交代後に政府提出予定法案とし、国会で法改正すると大臣が答弁 し続けたにもかかわらず、そうなっていないことについて、誰も何も責任 を執っていない。                (fem-yoko)

20110620[vol:255]

<編集雑感>
 子どもの権利条約の新議定書の共同提案国になったニュースは久々の朗 報だった。民主党の子どもの権利条約ワーキングチームをはじめ関わった 皆さんに敬意を表したい。
 菅総理がダメだからと、ダメな政治家たちが大騒ぎしている姿は滑稽で もある。引きずりおろしても次の総理は今の国会議員から選ぶのだから、 期待などできるはずがない。いっそ、福祉の専門家の石毛^子議員を総理 にしたらどうだろうか。支持率大幅アップとまではいかなくても、目指す 政治が見えてくるというものだ。  (fem-yoko)

20110531[vol:254]

<編集雑感>
 いよいよ別姓訴訟が始まった。国は憲法違反ではないとして争うらし い。しかし、被告の法務大臣は民法改正推進派として知られ、1999年に は参議院の野党3党で初めて議員立法案を発議した江田五月さんである。 2001年に民主党NC法務大臣に就任した際には、民法改正は「待ったな し」と頼もしいことをおっしゃっていたような…。10年待たされた挙句 に「立法政策の問題として議論されるべき」とはトホホという感じだ。 常套句とはいえ、「じゃあ今まで言ってきたことは何なの?」と反論し たくもなる。
 小泉元総理の支持率が高かったのは、政策の中身というより、ブレな い姿勢を見せたことだった。支持率を気にして政策がブレると支持率は 落ちるが、支持率を気にせず貫く姿勢を示せば支持率は上がるのかもし れない。それにしても、支持率アップのためにパフォーマンスに走る政 治家はいただけない。  (fem-yoko)

20110410[vol:251]

<編集雑感>
  今回の福島原発事故で、東電の失態や隠ぺい体質が改めて浮き彫りとな っているが、教科書検定で、原発の危険性を指摘する記述に、ことごとく 検定意見を付け削除させてきた文科省も断罪されるべきだろう。無節操に 原発建設を推進してきた自民党への批判も追及なく、都知事選でも大地震 を「天罰」と言っていた候補が当選しそうな勢いである。都民のレベルが 問われている。  (fem-yoko)

20110318[vol:250]

<編集雑感>
 石原都知事の数々の暴言には呆れるばかりだが「大震災は天罰、津 波で我欲洗い落とせ」という発言には恐ろしささえ感じた。石原氏に こそ天罰が下ることを期待したい。  (fem-yoko)

20110304[vol:249]

<編集雑感>
 別姓訴訟の支援をしようとはりきっていたら、こちらが既に支援が必 要になってきた。寄る年波には敵わないという年でもあるまいが・・・  (fem-yoko)

20110218[vol:248]

<編集雑感>
 国会が民法改正しないため、5人の男女が意を決して「立法不作為」 を問うているのに、立法府は政局がらみでなにやら喧しい。政策論争で 熱く語る議員がほとんどいないというのに、政局になるとがぜん張り切 る議員の多いこと。まるで政権交代前の自民党を見ているようだ。 立法不作為も問題だが、議員の不作はさらに深刻な状況だ (fem-yoko)

20110127[vol:247]

<編集雑感>
 かつて、民法改正について「党内の乱れはない。法改正する」と言っ ていた前原外務大臣が本会議で安保理常任理事国入りに意欲を示した。 党内、閣内さえまとめられないのに、国連でリーダーシップを発揮で きるとは到底思えない。民法改正せずして国連中心主義やチルドレン ファースト、最小不幸社会など片腹痛いというものだ。
                                                  (fem-yoko)

20110117[vol:246]

<編集雑感>
 江田法務大臣の就任会見での「法は単に厳格なだけではなくて、温かい血の通ったものでもあります。法の優しさも同時に追求してまいりたい」 という発言に励まされた。「立憲主義」や「法の支配」を理解しない議員 が増える中、これを理解し、法の優しさも追求する議員が法務大臣に就任 したことに大いに期待したい。
 「自衛隊は暴力装置」と発言した仙谷前長官が「国のために頑張っている 自衛隊に失礼だ」などと集中砲火を浴びたが、ふと「家事労働はアンぺイ ドワーク(無償労働)」という言葉に山谷えり子参議院議員が「愛する家族 のために尽くしている専業主婦に失礼だ」と反発したことを思いだした。 愛国心や家族愛という美名のもとに不満を言えずに追い込まれていく人も 多いはず。暴言装置?と化した人たちに仙谷さんの「高度」な言葉は通用 しなかったのだろう。2005年の院内集会で政調会長として出席した仙 谷さんは「政権交代でぜひ民法改正を実現し、若い人がより安心して新し い家族を作れるようにしたい」言っていたのだから、実現するまで踏ん張 ってほしかったが、ひとまずは「お疲れさまでした」と言いたい。
                                                  (fem-yoko)

20110107[vol:245]

<編集雑感>
 故郷の熊本で穏やかに過ごす筈が、今年も慌ただしいお正月となった。 新年早々、内閣改造が行われるようだが、法務大臣と官房長官にはぜひ 民法改正推進派の起用を期待したい。
                                                  (fem-yoko)

20101205[vol:243]

<編集雑感>
 民主党の調査会の議論を聞いて、昨年行われた自民党の選択議定書の 議論を思い出した。
 南野知惠子会長の「女性に関する特別委員会」が、選択議定書批准に 向けた提言をまとめたにもかかわらず、丁寧な積み重ねの議論に参加し てこなかった反対派議員たちが、決定段階で突然出席して潰したのだ。 反対派議員たちは官僚たちを怒鳴り散らしていた。
 かつて、「自民と民主の違いはカレーライスかライスカレーの違いだ けだ」と揶揄されたことがあるが、基本計画の議論で大きな違いが分か った。最後にひっくり返すのが自民党で、ひっくり返させないのが民主 党かもしれない。良識派議員の奮闘に期待したい。
 それにしても、不勉強な議員に「政治主導だ!」などと怒鳴られる官 僚は気の毒だ。バッシングはいつも政治主導だ。
                                                  (fem-yoko)

20101118[vol:242]

<編集雑感>
 最近の国会審議を見ていると、故山本孝史議員を思い出す。ガンで亡 くなって来月で3年になる。今の国会の状況をさぞ嘆かれていることだ ろう。かつて山本議員は、厚生委員会で薬害ヤコブ問題を追及する前日、 徹夜で質問を準備されていた。年金の財政再計算の審議で、官僚が真剣 に答弁したのも山本議員に対してだけだったように思う。不勉強でパフ ォーマンスばかりの議員と、パフォーマンスばかりを取り上げるメディ アにこそ「国益を損する」と言いたい。
                                                  (fem-yoko)

20101110[vol:241]

<編集雑感>
 山谷議員の質問主意書を読みながら、ジェンダーについてこれほど理 解のない議員が第2次の基本計画策定にかかわったことが、今さらなが ら残念でならない。閣議決定の直後に山谷議員の指示で「ジェンダー・ フリー」用語の不使用を促す事務連絡まで出したことが、その後に大き く影響した。用語を用いた集会が中止になったり、書籍が撤去されたり、 教科書会社では検定の前から自主規制が行われた。今月開催予定の男女 共同参画会議で基本計画がほぼ確定する。すでに「反省」盛り込まれて いるが抽象的な書き方だ。バッシングを先導した責任を明確にしてほし いものだ。
                                                  (fem-yoko)

20101023[vol:240]

<編集雑感>
 稲田議員や山谷議員の感情を露わに捲くし立てる姿を、哀れと思うのは 私だけだろうか。女性が議員になるためには、専門性や特技を極めたり、 エンパワーして高い評価を得るか、風に乗るか、強力な支持勢力の代弁者となるかだが、お二人は代弁者の役割を率先してやっているように思う。 法律や政治は弱者のためにこそあるべきだと信じたい。
 民法改正を願って立ち上げたmネットも早10年、運動はさらにその前に さかのぼる。もう息切れしそうだ。昨年の政権交代に浮かれたのも束かの 間、人権での政権交代はまだ実感できないでいる。ここ数か月は「最善を 尽くして最悪に備える」を念頭に、水面下での活動に徹してきた。状況は やや好転したように思う。が、油断大敵!国会は魑魅魍魎なのだ。
                                                  (fem-yoko)

20101010[vol:239]

<編集雑感>
 2週間前、8年飼っていた猫のコテツが腎不全で亡くなった。かけがえ のない家族であり、ショックはとても大きかった。もっと手を尽くすべき だったと後悔したりもするが、一緒に生きてきたことへの感謝の気持ちで いっぱいだ。
 数年前、文科省の教科書検定で「犬(猫)は家族である」という記述に 検定意見が付き、修正されたことがある。安倍晋三氏らの主張に応え「家 族は人間であるべき」というのが理由だ。家族をどのように位置づけるか はそれぞれが決めることだ。家族観を押し付ける愚かな事はやめてほしい。
                                                  (fem-yoko)

20100827[vol:236]

<編集雑感>
 民主党代表選報道が過熱してきている。候補を予定している二陣営の多数 派工作も熾烈だ。政策より政局に燃えるというのは国会議員もマスコミも同 じだが、マニフェストの原点に戻るべきというのなら、民主党が10年以上 も公約に掲げ法案を出してきたことを守るのが先だろう。民法改正を公約に 掲げた民主党が大きくなるにつれ、その実現が遠のくという皮肉な現実を見 せつけられ、わかりにくい党になったものだと嘆いていたが、これを機に、 もう少し政策面でわかりやすい政党に代わってもらいたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20100813[vol:235]

<編集雑感>
 国会閉会中は各委員会が海外派遣を行うのが慣例だ。議長と副議長以外 の国会議員はファーストクラスからビジネスクラスとなり、最近は観光も ほとんどなくなったが、バカンスの時期に予算委員を受け入れるイギリス 、フランス両国関係者や大使館職員はたいへんだろう。
                                                  (fem-yoko)

20100729[vol:234]

<編集雑感>
 死刑執行に否定的だった千葉法務大臣が執行にサインしたことに驚きと 衝撃を受けた。想像を絶するような苦しい選択だったのだと思う。執行に 立ち会ったのは、人の命に対する重い責任と使命感からだろうが、やり切 れなさも感じる。かつて、自民党の杉浦正健法務大臣が就任早々「死刑執 行にサインしない」と発言したが、猛反発を受けて、直後に撤回したこと がある。法務委員会で追及され、法務大臣として死刑制度を否定できなか った。しかし、批判を受けながらも執行にはサインしなかった。大谷派の 信徒として知られる彼の「信条に従った」という言葉が忘れられない。
                                                  (fem-yoko)

20100715[vol:233]

<編集雑感>
 最高裁大法廷回付の報道に思わずバンザイをしてしまった。速やかな法 改正を立法府に託し続けた最高裁も、立法府の体たらくにお手上げしたの だろう。判断はすでに決まっているはずだ。その前に政府が決断できるか 注目したい。
                                                  (fem-yoko)

20100620[vol:231]

<編集雑感>
 民法改正で政権交代を実感するのではないかという期待は大きく裏切ら れた。昨秋からこの問題を最優先にやってきた者としてはやり切れない思 いだが、当事者の切実な声を読み返すと落ち込んではいられない。閉会日 の朝、急きょ抗議声明を出すことにしたが、国会議員にこの怒りがどれだ け伝わっただろうか。選択的夫婦別姓に賛成すると票が減ると思っている 議員や政党は、反対あるいはだんまりを決め込んでいるようだ。人権の問 題であり、国連から改善勧告されていることに消極的であるということは、 他の政策についても期待できないということだ。「強い国」もいいが「優 しい国」と言う人を応援したい。
                                                  (fem-yoko)

20100611[vol:230]

<編集雑感>
 小宮山議員や神本議員のようなジェンダーに精通する議員が、少子化・男 女共同参画担当大臣なら女性の支持率はもっと上がるはずだ。男女共同参画 が菅内閣、民主党にとって「自分の問題」となるよう玄葉大臣には大いに頑 張ってもらいたい。ぶら下がり取材ではあるが、仙谷長官の「男子の本懐」 や自見幹事長の「男対男の約束」発言には笑えた。
                                                  (fem-yoko)

20100528[vol:228]

<編集雑感>
 国会質疑で久しぶりに志の高い質問を聞きホッとした。もちろん記事にし た後半の京野議員のことだ。直前に聞いた自民党議員の質問と対峙していて 政権交代してよかったのだと思うが、民主党の中には前者のような意見の議 員も少なくない。民主党には、大活躍だった仕分けチームに、参院選候補者 が党の政策と合致しているか、仕分けしていただいてから選挙に臨んでもら いたいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20100514[vol:227]

<編集雑感>
 夫婦別姓に反対ということではなく中立の立場とか、反対のための反対 をするつもりはないという議員がいるが、よく聞くと反対の確信犯だ。民 意を尊重するのなら、政党や政権支持率の民意も尊重すべきだろう。法案 を出し続けた政党が、マニフェストに書いてないから、では説得力に欠け る。マニフェストより法案提出のほうが重いということは言うまでもない ことだが・・・ 
                                                  (fem-yoko)

20100429[vol:226]

<編集雑感>
 大型連休中、国会は自然休会になるが、与党にとっては休日返上で慌ただ しくなりそうだ。連休明けには日弁連が民主党議員を対象とする民法改正の 連続勉強会を行うらしい。今さら?という気はあるが、しっかり勉強して結 果を出してほしい
                                                  (fem-yoko)

20100417[vol:225]

<編集雑感>
 基本計画における夫婦別姓の記述について、これまでになく積極的な記述 になったのは評価する。しかし、仮にそうなった場合、97年以降、通常国 会の会期末に法案が提出されていない状態は初めてとなる。民主党、社民党 は法案を出し続け、公約にも掲げてきた。政権交代で多くの女性たちが法改 正を期待したにもかかわらず、議員立法すら出ていない状況はなんとしても 避けてほしい。閣法での提出が難しいと判断された場合、公明党や共産党の 野党には議員立法での提出を期待したい。
 とにかく、千葉大臣と福島大臣には、なんとしても今国会で閣議決定でき るよう最大限努力をしてもらいたい。閣内不一致だが、鳩山総理には民法改 正の腹案はないのだろうか・・・           
                                                  (fem-yoko)

20100403[vol:224]

<編集雑感>
 法務省に「嫡出子」の続き柄の件で問い合わせをしていたら、「てきし ゅつしの件ですが…」と電話がかかってきたので、「ちゃくしゅつしです よ〜」と言うと、「大変失礼しました。摘出しちゃいけませんね」と大変 恐縮していた。チルドレンファーストという鳩山内閣でぜひとも、民法か ら「嫡出」という用語を摘出してほしいものだ。
                                                  (fem-yoko)

20100323[vol:223]

≪編集部から≫
 mネット通信の発行が大幅に遅れましたことを心からお詫びいたします。  地方議会などで民法改正に関して賛成と反対の動きがあります。各地か らの報告もお寄せください。  クレヨンハウスが発行している『クーヨン』4月号では、婚外子差別問 題が取り上げられます。

<編集雑感>
 この国には「議会制」も「民主主義」もあるが、「議会制民主主義」は ないのか・・・と頭を抱える日々だ。マイノリティの人権を、多数決で決 めようとする政治の貧困には呆れるばかりだが、希望は持ち続けたい。
                                                  (fem-yoko)

20100306[vol:222]

<編集雑感>
 3月3日の決起集会には、民法改正を心から願うNGO、法学者や弁護 士、国会議員や秘書など400人が憲政記念館に結集した。法制審答申の 当時の担当者や法制局長官の無念さを知り、民法改正を待ち望む当事者や 支援者たちの悲痛な叫びを聞き「なんとしても法改正をしてもらわなけれ ば!」と、決意を新たにした。政治はこれらの声にどう応えるのか。今こ そ民法を改正することで、人権のグローバル・スタンダードに一歩でも近 づきたいものである。
                                                  (fem-yoko)

20100221[vol:221]

<編集雑感>
 民法改正に関する動きが国会内外で喧しくなっている。3月3日の決 起集会はなんとしても大成功させ、国会や政府にインパクトのあるもの にしたいたい。法務大臣がいよいよ「覚悟」を決めた。こちらもそれに 応えたい。それにしても民法改正運動にどれだけの時間とエネルギーを 注いできたことだろう。この国会でピリオドとなるのだろうか・・・
                                                  (fem-yoko)

20091225[vol:218]

≪事務局から≫
 地方議会で、夫婦別姓に反対する意見書が提出されているという情報が 寄せられています。その中には、夫婦別姓とポルポトの大虐殺や、マルク ス、エンゲルスと関連付け、特定のイデオロギーの運動であると誹謗中傷 を行うものもあります。mネットでは議員の皆さんからの相談などにも応 じています。お気軽にご連絡ください。
 3月3日に憲政記念館で民法改正に関する決起集会を開きます。詳しく は次号でお知らせします。
 2月上旬には家族法学者や弁護士との共著で民法改正に関する本の出版 を予定しています。

今年1年間ご購読ありがとうございました。

*夏にニューヨークの国連本部に行って、会議場でCEDAW委員に民法 改正が必要だと訴えたことが今年最大の出来事です。個人が仕事も家族も 放り出して太平洋を渡って訴えなくてはならない、この日本の男女不平等 を苦々しく思いますが、それでも委員会から日本政府に対して民法改正が 急務であるとの強い勧告が出されたことで、行った甲斐がありました。あ とは政治の決断です。明けない夜はない、来年こそ民法改正が実現するラ ストスパート、一緒にがんばりましょう。         (大澤)

*購読者管理とホームページを担当しているので、アクセスが増えるよう に、充実したホームページにしたいと思います。      (須藤)

*政権交代が実現し、少しずつ変わり始めたこともあります。来年こそ! 民法改正・選択的夫婦別姓導入の実現を期待しています。  (平野)

*今年前半は女性差別撤廃条約選択議定書に関するロビー活動、後半は選 択的夫婦別姓などの民法改正の活動で国会に足繁く通いました。残念なが らどちらも実現していませんが、得るものは少なくありませんでした。多 くの出会いもありました。
 岩波ブックレット『法に退けられる子どもたち』について問い合わせや 注文を頂きながら、お応えできなかった皆さまに心からお詫びいたします。 民法改正が実現したら、ゆっくり碁を打ち、音楽を思う存分聴きたいと思 っています。来年は年女!大きく飛躍できるように精進、いえ、精進料理 を食べてダイエットに励みます。             (坂本)


20090820[vol:209]

≪事務局から≫
 いよいよ衆議員総選挙が始まった。マニフェストが注目されるように なって以降、NGOが挙ってアンケートを行うようになった。
 政策をアピールできるアンケートには、各候補も積極的に回答をして いるようだ。女性政策だけでなく、社会保障、憲法や安全保障もしっか り見て1票を投じたい。女性議員増も期待したい。   (fem-yoko)

20090416[vol:200]

≪事務局から≫
 CEDAW傍聴には、mネットから大澤容子が、婚外子の当事者の方 とともに参加し、非公式会合で発言する予定です。カンパを寄せて下さ ったみなさまに心からお礼申し上げます。

20090416[vol:200]

≪編集部より≫
 今回で、「mネット通信」は200号を迎えました。これも、ひとえ に読者の皆さまのご理解とご支援によるものと、心より感謝申し上げま す。今後とも、より多くの皆さまに満足いただけるよう、スタッフ一同 努力してまいります。
 通信に対するご意見やご感想、ご希望などをお寄せくださいますよう お願いいたします。

 編集部では、取材や記事執筆をしてくださるボランティアスタッフを 募集しています。

20090403[vol:199]

<編集雑感>
 山谷議員の性教育や多様な家族観へのバッシングは拙劣だ。彼女は20年 前、リビング新聞に専業主婦時代について「不安を抱きながらの子育てスタ ートでした。その結果、8か月を過ぎるころから頭痛、不眠、食欲不振、オ ッパイも出なくなってノイローゼ状態。母親とはいえ、ひとりの人間として の“女の生きがい”をノイローゼになるほどに殺しつづけなければならない のでしょうか」と書いたことを忘れたのだろうか・・・(fem-yoko)

20090306[vol:197]

<編集雑感>
 離婚後300日規定や婚外子相続差別規定をテーマにした『法に退 けらる子どもたち』の出版から今日で4か月。「来年度の大学の授業 のサブテキストとして使います」という連絡がくるようになった。こ の問題での講演も増え、ブックレットが問題を知ってもらうツールと して役立っていることを実感する。皆さんに感謝したい。(fem−yoko)

20081226[vol:192]

≪編集部から≫
今年1年間ご購読ありがとうございました。

*2008年は国会請願と院内集会を行い、民法改正をまず参議院で可決 させることを目指しました。ところが、民法改正に賛成する政党の議 員が過半数でありながら、審議すらなく廃案になりました。残念でな りません。改めて来年は来年の情勢に合わせて改正に向けた取り組み を企画したいと思います。mネット通信ともに坂本さんの岩波ブック レット『法に退けられる子どもたち』もご愛読・ご活用いただければ 幸いです。               (大澤)

*参議院の状況により、期待をもった年明けでしたが、結果は今年も 別姓法案は変化なし。司法は人権にとってよい判決もだしましたが、 粘り強く、別姓制度の導入を見守っていきたい。            (平野)

*会計とホームページを担当しています。今年1年大変お世話になりま した。来年も皆さんのご意見・ご要望などをお待ちしています。              (須藤)

*あっという間に過ぎてしまった1年でした。国籍法の婚外子差別はな くなりましたが、民法上の婚外子差別はなくなりませんでした。「来 年こそ」民法改正が大きく前進する年になるのではないかと期待して います。法務省やさまざまな学会でも民法改正の兆しがありそうな… さらに、総選挙や国連の各種委員会での動きにも目が離せません。 与・野党ともに民法改正推進議員に当選してもらわなければ!mネット も積極的に行動し、情報発信をしていきたいと思います。               (坂本)

20080926[vol:186]

≪編集雑感≫
 新閣僚記者会見での記者の質問に驚いた。野田聖子大臣への最初の質問 が「小渕優子さんが入閣されました。個人的に親しいと思いますが、何か お言葉がありましたら?」だ。政治家のレベルを問う前に記者のレベルを 問いたい。    (fem-yoko)

20080821[vol:184]

<編集雑感>
 野田さん、笹川さんという夫婦別姓に積極的な二人が大臣と党総務会 長に就任した。民法改正の実現を期待するとともに、反対派が失言その 他で窮地に立たされることを願ってやまない。
                          (大澤)

≪編集部から≫
 「mネット通信」に掲載するみなさまからの「声」を募集いたします。 ファックスかメールで編集部にお寄せください。匿名希望の方は、その 旨を付記してください。

20080724[vol:182]

≪編集部から≫
 NHKテキストのジェンダーバイアスについては読者からの指摘で明 らかになりました。今後とも、民法やジェンダーに関する情報につい て編集部にお寄せいただければ幸いです。  「mネット通信」に掲載するみなさまからの「声」を募集いたします。 ファックスかメールで編集部にお寄せください。匿名希望の方は、その 旨を付記してください。  mネット通信は無断転載を禁じています。通信等に転載を希望される 場合は事務局までご連絡ください。メール版の転送は許可しておりませ ん。mネット通信は皆さまからの購読料で発行しておりますので、ご理 解、ご協力をお願いします。

≪事務局から≫
 ボランティアスタッフを募集しています。夫婦別姓や男女共同参画に 興味がある方、大歓迎です。
 また、選択的夫婦別姓制度導入や婚外子相続差別撤廃の民法改正、嫡 出推定規定、ジェンダー平等に関する出前講座を行っています。詳しく は事務局までご連絡ください。

<編集雑感>
 通常国会では「民法改正賛成党派過半数」である参議院で民法改正法 案を通そうと、動けるだけ動きましたが、廃案になりました。残念でな りません。ただ、この間前進したことを挙げるならば、請願の紹介議員 として、772条問題に積極的な公明党の議員の協力を得られたことです。 民法改正を軸に国会再編!を夢の話で終わらせないように次の活動を組 み立てたいと思います。            (大澤)

 毎日新聞の300日規定に関する取り組みと報道は、制度の見直しに大 きく貢献したと高く評価している。ただ、6月29日と7月23日の朝刊で、 離婚後300日以内に出生した子どもで、「前夫の子」と見られるのは半 数以下と記述したことには納得できない。毎日新聞の実態調査は戸籍 窓口で前夫の子として届け出た件数を挙げているのであって、実際に 前夫の子だったケースということではない。窓口の指導により規定ど おりに届けたケースや、無戸籍を避けるためにいったん「前夫の子」 として届け出たケースがきちんと反映されている数ではない。編集部 に「前夫の子が半数近くいると誤解する」という意見が寄せられた。 「半数以下」が独り歩きしなければいいのだが・・・ (fem-yoko)

20080711[vol:181]

≪編集部から≫
 7月20日発売のDAYS JAPAN8月号では民法772条問題が取り上 げられます。

<編集雑感>
 東亜日報によるとOECD加盟国20カ国中、女性労働者の賃金が男性労 働者の賃金の70%に及ばない国は日本と韓国だけだという。日本は就業率 も賃金も男女格差が大きいということだ。
 7月5日付の産経新聞の「300日規定は何のため」という記事には驚いた。 ある司法関係者の話と前置きし、規定はフランスやドイツもあるとして見 直しには否定的な記事だ。確かに規定はあるが、両国とも戸籍がなく、婚 外子差別もなく、母や子に否定する権利を認め、出生時に別居や離婚をし ていれば嫡出推定が外れるという情報は書いてない。その司法関係者に会 いたいものだ。                  (fem-yoko)

20080627[vol:180]

≪編集部から≫
 mネットでは、通常国会で民法改正案が廃案になったことについて、 全国のみなさまからの声を募集いたします。通信への掲載だけでなく、 国会へ届けたいと思います。ファックスかメールで編集部あてにお寄せ ください。匿名の方はその旨付記してください。

20080523[vol:176]

<編集雑感>
 今日の鳩山大臣の記者会見で、「親の事情によって、子どもが不幸に なってはいけないというのが大原則。優しく、優しく対応したい」との 発言には驚いた。家族の会からの切実な訴えに応えようということだろ う。当事者の声を届けることの重要性を感じた1日だった。 (fem-yoko)

20080510[vol:175]

<編集雑感>
 女性差別撤廃条約実施状況第6回報告がようやく国連に提出された。  2005年11月に意見募集を行い、12月にはそれについての意見交換、 2006年3月には政府の取り組みについて意見交換までしているのに、 なぜ提出がこれほど遅くなっているのか理解に苦しむ。それにしても、 民法改正に関する報告がお粗末なこと!「国民の議論が深まるよう引 き続き努めている」って本当だろうか。「立法府である国会の議論が 深まらないので、如何ともしがたい」というところなのだろう・・・                       (fem-yoko)

20080418[vol:173]

≪編集部から≫
 mネットは、4月27日に行われる衆議院山口2区の補欠選挙の2人の候 補者に民法改正に関する公開アンケートを行いました。質問と回答は次 号でお知らせいたします。

<編集雑感>
 4月8日に政府の男女共同参画推進本部が「女性の参画加速」プログ ラムを決定した。国際的に見ても日本の男女共同参画状況が遅れてい ることが認識され、その対応をするという点では評価できる。大臣が 積極的に取り組む姿勢を打ち出したことも大いに期待したい。このプ ログラムでは、積極的な取り組みを評価し、好事例を提供、表彰も行 うとしているが、ジェンダーへの無理解による書籍撤去や集会中止な どバッシングに加担する行政こそ指導してほしい。  (fem-yoko)

20080319[vol:171]

≪編集部から≫
 3月5日の院内集会は共同通信が配信していますので3月6日付の地方紙 で紹介されています。また、3月9日付の日刊スポーツ「政治の時間」に も大きく掲載されました。読売新聞も民法改正を取り上げるとのことです。

20080306[vol:170]

≪事務局から≫
 集会では、参議院で法案を可決させること目指して、国会議員と市民 が意思と方法を確認できました。自民・公明の与党議員の参加を得て与・ 野党の枠を越えられたこと、最大野党の民主党副代表から党内の固い一 致に立つ決意表明があったこと、遠方から民法改正に長年取り組む市民 が参加したことなど、集会の確かな成果を実感します。出席した多くの 議員が早速ブログで報告しており、議員活動の中でも重視してくれてい ることがわかります。集会の横断幕は書家が書きました。凛とした力強 く美しい文字が私たちの民法改正への熱い思いを表しています。集会に 参加されたすべてのみなさまに感謝いたします。

20080202[vol:167]

<編集雑感>
 「国籍法における婚外子差別」の勉強会が1月25日、国会職員を対象に 行われた。国籍法の立法趣旨や国会審議内容、判例の紹介と解説、海外 の事例紹介、国際的潮流とあるべき論など詳しく説明している。参考文 献として二宮修平さんの論文や、なくそう戸籍と婚外子差別・交流会編 の本もあげられている。職場でこのような勉強会を受講できる職員がう らやましい。
 DV防止法へのバッシングがすさまじい。かつて、予算委員会室で山 谷議員がDV防止法廃止を求める要望書を南野議員に見せていた。要望 したのが今バッシングを行っている公立中学の教員だ。公務員だから憲 法遵守の誓約書を書いているはずだが、憲法も法律も通用しないらしい。                 (fem-yoko)

20071228[vol:165]

≪編集部から≫
 今年1年間ご購読ありがとうございました。

*2007年はひたすら772条問題の年でした。 2月のmネット主催の勉強会から始まり、法務大臣への要請行動や法務省からのヒアリング、 政党の勉強会、電話相談、記者会見等イベントが目白押しでした。 ひたすら相棒の補助ではありましたが、当事者の切実な訴えを国会に届ける場を設けること で制度が変わるのをじかに見ることができました。 こうした活動を支援してくださり、mネットをご購読くださる読者のみなさまに改めて 感謝いたします。             (大澤)

*772条の「300日問題」が注目を集め前進した一方で、選択的夫婦別姓制度導入 や婚外子相続差別撤廃の民法は全く動かなかった。300日問題が一歩前進した背景には メディアが大きく採り上げたことがある。今年は衆議院選挙が行われる可能性が高い。 選挙が近くなると、国会議員のメディアに対する反応は特に敏感となる。 民法改正問題がマスコミに大きく採り上げられることを期待したい。 女性情報紙とmネット通信の編集という二足の草鞋の生活が1月で終わる。 少しゆっくりしたいが、来年こそは民法改正が実現するよう市民側として最大限の努力 をしていきたい。来年もよろしくお願いいたします。           (坂本)

20071214[vol:164]

≪事務局から≫
 民法改正を求める請願の協力をお願いいたします。 署名用紙はmネットのホームぺージhttp://www.ne.jp/asahi/m/net/ からプリントアウトすることができます。 署名いただいた用紙は、mネットまで郵送してくださるようお願いい たします。第1次締め切りは1月31日です。

20071130[vol:163]

<編集雑感>
 選択的夫婦別姓制度導入を求める国会質問で、法務省は世論調査で 「賛否が拮抗している」として後ろ向きの答弁を繰り返しているが、 この調査方法は大問題だ。依頼段階で若年層を減らしたため、回収結 果では高齢層が若年層の1.6倍になっている。高齢層の考えを反映し やすく、婚姻の当事者年齢層の考えを反映していない調査報告だ。為 にする調査と言われても仕方ない。        (fem-yoko)

20071019[vol:160]

≪編集部から≫
 長勢甚遠議員から届いた法務大臣の退任の挨拶状に、「法務省の仕事 は難解な法律の条文、法理論の議論が多く苦労したが、『人情なくして 人権なし』を基本に尽力した」と、書かれてあり驚いた。300日問題への 対応も人情からだったのでしょう。与党の児童扶養手当Pの座長に就任 されたようだが、人情でも何でもいいので削減撤廃の英断を期待したい。                      (fem-yoko)

20071006[vol:159]

≪編集部から≫
 10月6日発売の『LEE』11月号(集英社)の特集「女性の味方に なる法律」のコーナーで民法772条や離婚、年金、DVなどが取り上 げられています。

<編集雑感>
 いよいよ仕切り直しの国会の論戦が始まった。福田首相が所信表明 で男女共同参画に言及したのに、この問題で質問したのは社民党の福 島議員だけとは残念。テロ特措法や年金、教科書問題と問題が山積し ているのはわかるけれど、そうやって後回しになった結果が日本のジ ェンダー政策の遅れにつながっていることを認識してほしい。
 若桑みどりさんが亡くなったと聞き、言葉が出なかった。専門分野 での輝かしい功績はすでに報じられているとおりだが、晩年のバック ラッシュに抗する動きは見事というか本当に励まされた。
若桑さんのご冥福を心からお祈りいたします。    (fem-yoko)

20070920[vol:158]

≪編集部から≫
 自民党総裁選に立候補している麻生太郎氏と福田康夫氏に対し、m ネットは9月19日に民法772条に関する公開アンケートを送りました。  mネット通信」に掲載するみなさまからの「声」を募集いたします。
ファックスかメールで編集部宛にお寄せください。匿名を希望の方は、 その旨を付記してください。

≪事務局から≫
 事務局ではボランティアスタッフを募集しています。夫婦別姓や男女 共同参画に興味がある方、大歓迎です。また、スタッフによる民法改正、男女共同参画に関する出前講座を行っています。

<編集雑感>
 安倍首相が辞任を表明して1週間が過ぎた。今、自民党は総裁選の真っ 只中。二人の候補のうち麻生太郎議員は男女共同参画には興味がないよう だ。一方、次期総裁と目されている福田康夫議員は、官房長官時代に男女 共同参画会議議長や男女共同参画担当大臣を務めていただけあって、優先 順位はかなり高い。「希望と安心のくにづくり」の3つの柱の1つに「男女 共同参画の社会」を掲げている。
 安倍首相が辞任したら、教育再生会議は消滅するらしい。その教育再生 会議に入れなかった八木秀次会長の日本教育再生機構の方は厄介なことに ますます元気だ。教育再生民間タウンミーティングを全国で開き、「教科 書改善の会」を発足させた。9月29日には発足記念シンポジウムを六本木 ヒルズで開くという。これは「改正教育基本法に基づく教科書改善を進め る有識者の会」として位置づけられている。安倍首相が政府としてやりた かったことだろうから、議員を辞めてこちらに入れてもらっては?                           (fem-yoko)

20070906[vol:157]

≪編集部から≫
 編集部では皆さまからの声を募集しています。匿名希望の方はその旨 を付記してください。

<編集雑感>
 9月1日の電話相談件の告知をしてくれたのは、毎日新聞だけだった。 関西では掲載されなかったらしく、相談は関東に集中した。相談者のほ ぼ全員が新聞を見て電話をかけてきたようだった。大手新聞の影響力が 大きいことを改めて実感した。
 第2次安倍内閣が発足した。男女共同参画担当大臣に就任したのは上川 陽子衆議院議員。離婚後300日問題ではmネットの集会に出席し、前向き の発言をしている。鳩山法務大臣も理解を示している。今秋の臨時国会 で一歩前進することを期待したい。夫婦別姓の民法改正も…(fem-yoko)

20070823[vol:156]

<編集部より>
 上半期の人口動態統計(速報)が公表されました。次号で分析記事を 掲載する予定です。

20070809[vol:155]

〈編集雑感〉
 ジェンダー・バッシングを行う高橋史朗氏が仙台市男女共同参画推進 審議会委員となったのには驚いた。その高橋氏を、県民の反対を押し切 って教育委員にしたのが上田清司埼玉県知事だ。今日は埼玉県知事選の 告示日。上田知事は2004年9月、「原爆投下について日本の教科書はアメ リカが書いたような記述になっている。戦争を早く終結させるため原爆 を落としたという記述で終わっている。『つくる会』教科書は日本の立 場で書いている部分が多く評価したい」と発言した(埼玉新聞)。原爆 投下が戦争を早期に終結させたるためだったと位置づけた教科書はなく、 各社とも悲惨な被害に言及している。むしろ「つくる会」の教科書にこ そ被害が何一つ書かれておらず、アメリカに追随しているとさえ読み取 れる。奇しくも今日は長崎への原爆投下の日。亡くなられた方には心か らご冥福を祈りたい。        (fem-yoko)

20070628[vol:152]

≪編集部から≫
 来月は参議院選挙が行われます。mネットでは立候補予定者へ男女 共同参画についての公開質問を予定しています。

20070614[vol:151]

<編集部から>
 「住民票を作成せよ」という一審判決を世田谷区が拒否したことに 驚いた。離婚後300日以内に生まれた子どもの出生届を現夫の子と して受け付けてしまったのが世田谷区だったからだ。真実の親子だか ら敢えて指摘しないが、せもて、「住民の利便を増進」するための住 民基本台帳制度であることは理解してほしい。
  長勢大臣が離婚前妊娠を救済しない理由に「貞操義務」を挙げてい たが、親密な赤坂の女性の存在が、週刊誌にスクープされた。世田谷 区も大臣も他人に厳しく自分に甘い。        (fem-yoko)

20070510[vol:149]

<編集部から>
 5月9日の毎日新聞に嫡出推定に関する見解が紹介されました。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/wadai/news/20070509ddm041040083000c.html

20070426[vol:148]

<編集部から>
 通信の発行が送れましたことを深くお詫びいたします。
雑誌「クロワッサン」で嫡出推定の問題が掲載されました。
http://croissant.magazine.co.jp/regulars/shinbun/708/

20070407[vol:147]

<編集雑感>
 民法772条の見直し論議は、生まれた子どもが他人の戸籍に子ども として入ってしまうのを防ぎ、子どもの法的身分を早期に安定させる ことを目的に始まった。ここにきて「不倫」を助長するという反対派 の意見で足踏みしている。「人権」という言葉が嫌いと豪語する法務 大臣に正攻法で言っても無理とは思ったが、ここまで低レベルの議論 になるとは自民党の推進派も思っていなかったようだ。
笹川議員があれだけ忠告していたのに・・・     (fem-yoko)

20070322[vol:146]

<編集雑感>
 東京都知事には男女平等に取り組む人になってほしい。かつて石原 氏は「従軍慰安婦」が政府に謝罪と補償を求めたことに、「彼女たち が今は功成り遂げミリオネアになっていたらそんなことは恥ずかしく て言い出せるわけがない。依然として貧乏しているから、これで少し でも金が入ればいいという思惑で、今度は肉体ではなしに自分の名誉 を代償にして稼ごうとしているだけです。そういうことは見え見えな のに、そういう人間の卑しい本性に引きずられて教科書に載せる必要 が一体どこにあるのか。」と妄言を吐いていた。 (fem-yoko)

20070309[vol:145]

<編集雑感>
 韓国の韓明淑首相が党務に専念するため辞任した。韓さんは、民 主化と女性運動のリーダーの一人で、軍事独裁時代には2年半も投 獄された経験を持つ。戸主制廃止に尽力し、初代女性部長官、そし て初の女性首相になったことでも有名だ。一昨年に来日した韓さん と戸主制廃止の話で盛り上がった(日本語が堪能)ことを思い出し た。早くも大統領選の有力候補として名前が挙がっているそうだが、 お隣の選挙の方が気になってきた。
  最近『モー革命』という本を読んだ。もちろん毛沢東ではない。 メス牛の話だが、ジェンダーの視点から日本の酪農に警鐘を鳴らし ている点が非常に興味深い。読んでメス牛たちの代弁者にならなければ。「モーやってられない」と!      (fem-yoko)

20070208[vol:143]

<編集雑感>
 内閣府の世論調査の公表が遅いなーと思ったら、夫婦別姓賛成が過 半数とならない工夫が施されていた!と勘ぐりたくなった。                       (fem-yoko)

20070127[vol:142]

<編集雑感>
 韓国政府の昨年11月の調査によると「子ども1人の場合、男子と 女子のどちらを好むか」という質問に対し、男子と答えたのは24.8 %にとどまった。5年前の調査ではで31.2%、10年前は40.4%と男子 を望む傾向が減っている。一方、女子と回答したのは16.1%。5年前 の調査では10.9%、10年前は9.8%と増えている。最も多かったのは 「こだわらない」の59%だった。しかし出産の最も多い30歳代では、 男子17.3%で女子21%と逆転していることが興味深い。日本でも同 じような傾向だが、皇室だけは特別のようだ。「男系男子」にこだ わる意見は根強くある。安倍首相もその一人だ。
    安倍首相の施政方針演説には落胆した。来週から始まる各党の代表 質問で、男女共同参画に関する質問がどれだけされるか注目したい。
                   (fem-yoko)

≪事務局から≫
  142号は25日の発行予定でしたが、本日発行となりました。遅れましたことを深くお詫びいたします。

20070111[vol:141]

≪編集部から≫
 今年は院内集会やシンポジウム、政党および候補者へのアンケート などさまざまな企画を予定しています。今年もよろしくお願いいたし ます。

20061221[vol:140]

≪事務局から≫
 今年1年間ご購読ありがとうございました。

*今、直接の人間関係では男女平等への関心と理解に後退は感じて いませんが、国会や地方議会などではそれを否定する方向に議論も 法整備も進んでいます。来年は巻き返したい、いい年にしたい。み なさんの関心とご購読がmネットを支えています。 感謝をこめて「よいお年を!」  (大澤)

*編集作業、取材、院内集会開催、ジェンダーはがきと、今年もい ろいろ活動に携わってきました。男女平等、個人の尊重を理念だけ でなく、日々の暮らしに反映させていきたいと思います。 (阪田)

*ホームページと購読者会計を担当しています。今年1年お世話に なりました。 (須藤)

*私の職場では、今年、また一人結婚後旧姓を使用する同僚が増 えました。政治の状況は逆風の様相ですが、人権と平等の観点か らスッキリした民法へと改正が進むことを望みます。  (平野)

*来年は統一地方選挙と参議院選挙の年、イラク戦争や悪法成立 に貢献した人たちのことを忘れず、一票を投じたい。高橋史朗氏 や山谷えり子氏への追及も手を抜かず・・・お楽しみに! (坂本)

20061209[vol:139]

≪事務局から≫
 mネット通信第139号は木曜日に発行を予定しておりましたが、イ ンターネットの不具合により本日発行となりました。遅れましたこと を深くお詫びいたします。 
  mネット通信は無断転載を禁じています。通信等に転載を希望さ れる場合はmネット事務局までご連絡ください。
  mネット通信は皆さまからの購読料で発行しております。転送さ れないようお願いいたします。

20061123[vol:138]

≪事務局から≫
 mネット通信は無断転載を禁じています。通信等に転載を希望される 場合はmネット事務局までご連絡ください。
  先日メール版を転送されているケースがありました。mネット通信は 皆さまからの購読料で発行しております。転送されないようお願いいた します。

20061109[vol:137]

〈編集雑感〉
 下村発言について、山谷補佐官にはぜひ反論をして欲しい。山谷 氏はかつてフリーペーパーの「編集長」だった頃、「わたしは第一 子出産のさい、専業主婦するため家庭にはいりました。8ヵ月を過 ぎるころから頭痛、不眠、食欲不振、オッパイも出なくなってノイ ローゼ状態。母親とはいえ、ひとりの人間としての“女の生きがい” をノイローゼになるほどに殺しつづけなければならないのでしょう か」と書いているのだから・・・        (fem-yoko)

≪編集部から≫
 明日発売の『週刊金曜日』では、山谷えり子首相補佐官の更なる 疑惑について特集しています。

20061026[vol:136]

〈編集雑感〉
 国際言論自由監視団体「国境のない記者団」が、2006世界言論自由 指数を発表したところ、日本は168カ国中51位だったという。トップ はフィンランドで、オランダ、アイスランドなどのヨーロッパ諸国が 続いている。最下位は朝鮮民主主義人民共和国だった。164位がミャ ンマー、163位が中国で、アジアの中では韓国が最も高く31位だった。 アジア7カ国の言論自由指数は世界最下位圏だ。 日本が昨年より14 位も後退したのは、右傾化が影響していると見られている。そういえ ば、ビラ入れでも逮捕者が出ているのだから納得できる。  (fem-yoko)

≪編集部から≫
 明日発売の『週刊金曜日』では、性教育やジェンダー・バッシン グの急先鋒で、安倍首相の補佐官を務める山谷えり子について特集 しています。

20061013[vol:135]

≪編集部から≫
 12日発行予定のmネット通信が遅れましたことをお詫び申し上げま す。

≪事務局から≫
 男女共同参画基本計画に「ジェンダー・フリー」用語を使用しての 不適切な事例などが記述されたことや、1月31日に男女共同参画局か ら「ジェンダー・フリー」用語の不使用を促す事務連絡が出されたこ とから、「ジェンダー・フリー」に対し、批判や攻撃がこれまで以上 に行われています。  誤った理解に基づいて行われる攻撃や、言論や思想の統制につなが ることのないよう、またジェンダー・フリーについて正しく理解され ることを願い、mネットが「ジェンダー・フリーはがき」を作りまし た。詳しくはウェブに掲載予定です。

20060928[vol:134]

《編集雑感》
 男女共同参画担当大臣に高市早苗議員と聞いてわが耳を疑った。自 民党内に「例外的に夫婦の別姓を実現させる会」が発足し、笹川尭議 員が会長、野田聖子議員が事務局長、最高顧問に故山中貞則議員、顧 問に野中広務議員と古賀誠議員が就任したとき、「実現するかも!」 と期待した。当初「私の目の黒いうちは改正はさせない」と反対して いた山中議員が、笹川議員の説明で最高顧問になったとき、高市議員 の落胆振りは大変なものだった。高市議員は夫婦別姓に反対の82人署 名を集めていた。名前を連ねた森派の議員に尋ねると「高市先生から どうしても署名して欲しいとお願いされたので仕方なかった」と返事 があった。そこまで反対する議員が、男女共同参画担当大臣とは… 今後の発言に注視したい。   (fem-yoko)

20060914[vol:133]

《編集部から》
 mネット通信の発行が遅れましたことをお詫び申し上げます。
 編集部では皆さまからの「声」を募集しています。匿名希望の方は その旨を付記してください。

20060831[vol:132]

《編集雑感》
 少子化対策の一環で団地内に「赤ちゃんの駅」が設置されることになりました。区は、赤ちゃん連れの親が気軽に立ち寄れる場所にする、と説明しています。設置場所は、放課後の小学生の安全を守る学童クラブに使われてきたスペースの一部を使用するということです。赤ちゃん連れを支援する一方で小学生の居場所を狭めるのでは、実際には育児のしやすい地域にはならないでしょう。両方手厚くしてほしいと思います。   (大澤)

  統計では、1人っ子の子ども数はすでに2人きょうだいの子ども数とほとんど変わらないそうだ。日本の家族形態は急激に多様化している。夫婦に子ども2人という家族はもはやモデルケースではない。どんな家族形態でもフォローできる社会システム作りを急がねばならない。  (tomo)

20060727[vol:130]

《編集雑感》
 *政府は、90年代半ばから「エンゼルプラン」をはじめ、さまざまな少子化対策を進めてきたが、出生率は過去最低の1.25を記録した。従来の対策では不十分と指摘された政府が先月20日、「新しい少子化対策」を発表した。
この対策には、「子育て支援策」「働き方の改革」「国民運動の推進」の三つの柱があるが、これで女性たちが子どもを産みたいと思うかは疑問だ。特に、国民運動の推進では「家族・地域の絆を再生させ、社会全体で子どもやいのちを大切にする」としているが、極めて日本的で的外れだと思う。
  少子化を克服したフランスでは、出産費用は基本的に無料で託児システムも充実している。避妊や中絶は女性の権利として認められているバックグラウンドもある。女性には経済力があり、経済力を背景に法律婚にとらわれずに子どもを産んでいる。未だに婚外子差別を行う日本とは大きく違う。パート、アルバイトという不安定な雇用形態はなく、短時間勤務でも正規雇用なので社会保険もあるという。有給休暇や失業手当、育児休業手当が取りやすいと子どもを持ちやすいのは当然だ。なにより、女性の負担はできるだけ無くす努力をしている。女性のための対策こそ少子化対策であることを政府には気づいてほしい。

  *次期総裁有力候補の安倍晋三氏。「ジェンダーフリー論者はポルポトのようなもの」と発言した人物だ。A級戦犯とされた岸信介の孫でナチスと手を組んだ松岡洋右とも親戚関係であることを知っておくべきだろう。今後の彼の言動とも関係するだろうから…          (fem-yoko)

20060713[vol:129]

《編集部から》
 「mネット通信」に掲載するみなさまからの「声」を募集いたします。ファクスかメールで編集部宛にお寄せください。お住まいの地域や職業、年齢など付記くださるようお願いいたします。匿名を希望の方は、その旨を付記してください。

《事務局から》
 事務局ではボランティアスタッフを募集しています。夫婦別姓や男女共同参画に興味がある方大歓迎です。
 また、スタッフによる民法改正、男女共同参画に関する出前講座を行っています。詳しくは事務局までご連絡ください。

20060525[vol:126]

《編集部から》
 5月26日発売の『週間金曜日』に、福井県の書籍撤去問題が掲載されています。
 みなさまからの「声」を募集しています。ファクスかメールで事務局宛にお寄せください。

20060511[vol:125]

《事務局より》
 本日の発行時間が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
 mネットは、無断転載を固く禁じており、毎号の通信でその旨をお知らせしています。従来、他のメディアや市民団体が転載を求める場合は、原形を改ざんしないことと出典を明記することを条件に、転載を許可しておりましたが、ある団体に盗用されていたことが明らかになりました。近く、抗議文を送る予定です。
 5月12日発売の『週刊金曜日』に、高橋氏の男女共同参画審議会委員への就任問題が掲載されています。

20060427[vol:124]

《編集雑感》
  民主党の菅直人代表代行が4月11日、党の男女共同参画推進本部長に就任した。先月の全体会議で「名実ともに男女共同参画に熱心な政党に」と挨拶していた前原前代表だが、本部長も辞めたようだ。
 菅さんを始め、本部長代理の小宮山洋子さん、円より子さんと、この問題に積極的な議員が東京には多い。
 ところが、都議会には党の政策を真っ向から否定し、性教育やジェンダーをバッシングする議員もいる。土屋都議が都の男女平等参画審議会委員に高橋史朗氏を推薦していたことがわかった。高橋氏はジェンダーバッシングの急先鋒として知られ、埼玉県の教育委員になったとたんに、県の基本計画にある「ジェンダーフリー教育の推進」を削除するよう求めた人物だ。
 このような議員を放置するようでは「男女共同参画に消極的」と批判されても仕方ないだろう。(fem-yoko)

20060406[vol:123]

《編集雑感》
  国は国籍法の違憲判決を受け入れ、控訴を断念すべきであろう。差別発言をする杉浦法務大臣には、超党派の議員で働きかけをしてほしい。
  参議院法務委員会で、河野太郎副大臣が民法改正に賛成の立場を表明した。2月の内閣、厚生労働、文部科学の副大臣に続いてこれで4人目だ。この際、大臣と副大臣を入れ替えたらどうだろうか。それにしても、はっきり反対と意見表明をしている国会議員の数は圧倒的に少数だ。ただ、森山眞弓議員によると声が大きい人たちらしい。
  不思議なのは、声が大きかったはずの高市早苗議員の読売新聞に対するコメントだ。(3月14日付け読売朝刊)「党の法務部会に公的な書類などへの旧姓併記を法律上認める案を出したが、強硬な反対派から受け入れられず、『対応が硬直化していると感じた』という」。これだけ読むと、賛成派と錯覚してしまいそうだ。       (fem-yoko)

20060323[vol:122]

《編集雑感》
  参議院の調査会で、婚外子相続差別については、3省の副大臣が「法改正が必要」との立場を鮮明にした。それにしても衆議院での法務大臣の発言はレベルの低さが際立つ答弁だった。       (fem-yoko)

20060309[vol:121]

《編集雑感》
  女性議員の占める割合が、日本は昨年の98位からさらに後退して105位になった。昨年の総選挙では7.1%から9%に上がってはいる。が、昨年1年間に総選挙が行われた39カ国で、女性の当選者の割合は、20.5%に達した。世界の国々は日本を上回るペースだったということだ。機械的に女性議員を増やすことに必ずしも賛成というわけではないが、日本の占有率の低さはあまりにもお粗末だ。クオータ制を真剣に考える時なのかもしれない。     (tomo)

  イギリスでは、婚外子の数が過去25年間で4倍に増加し、2004年には婚外子の割合が42%を占めたことが3月1日に明らかになった。先日、少子化対策で省庁横断の局長級会議を設置すると発表した猪口大臣には、少子化対策の上でもまず婚外子差別を撤廃されるよう要望したい。
  05年の科学技術白書の骨子が明らかになり、「少子化高齢社会」が特集のテーマになった。白書では「日本は海外と比べても急速な少子・高齢化による人口減少が起きており、この問題に取り組む『先進国』といえる」という文言を明記するそうだ。そして取り組む内容には、不妊治療や「切れやすい」子どもへの適切な対応を実現するとして脳科学を具体的にあげるらしい。そういえば、埼玉県の高橋史朗教育委員も「脳科学」を推奨している。
  本当に大丈夫なのだろうか。    (fem-yoko)

20060223[vol:120]

《編集雑感》
   集会は当事者の切実な訴えと各党代表による決意表明を交流させる場になりました。出席依頼を重ねても一人も来なかった党の方々へ、それでもめげずにはたらきかけてみましょう。     (大澤)

  党首討論を理由に出席予定の前原代表が欠席となった。男女共同参画推進本部長としての決意が聞けなかったことは残念だった。民法改正をするために国会議員になったという福島党首は多忙な中、2時間の会議に最後まで参加した。その意気込みは参加者にも伝わったようだ。    (fem-yoko)

20060209[vol:119]

《編集雑感》
   皇室典範改定論議で、女系を認めないと主張する八木秀次氏や高森明勅氏らは見事に夫婦別姓反対を主張してきた論客と重なっている。女系が正統でないとする考え方と、妻に夫の姓を強制する考え方とは、両者とも女性が男性よりも劣るという認識が共通している。
  皇室典範の見直し作業と今回の妊娠ニュースは、天皇家でも一般家庭でも女性は婚家に同化して婚家の子を産む道具であると決めつける言動に勢いを与えているのではないか。 (大澤)

  男女共同参画局が主催した1月30日の意見交換会に参加して、基本計画に「『ジェンダー・フリー』という用語を使用して、性差を否定したり、(省略)行き過ぎた性教育、男女同室宿泊、男女混合騎馬戦等の事例はきわめて非常識である」と盛り込んだことについて、「どの様な実態を把握して盛り込んだのか」と質したが、具体例などは示されず「実態を確認した」と答えた。
   鹿児島県議会でバッシング派が問題にした修学旅行での男女同宿の事例について、情報源とされた「つくる会」の八木秀次会長は「伝聞や週刊誌で情報を得たが、学校など当事者に一切確認していなかった」と非を認め、実例が示されないままになっているという。内閣府がどれだけ実態を把握していたかは知らないが、事実無根のバッシングに対しては毅然と対応するべきだろう。文科省の調査結果の公表を待ちたい。   (fem-yoko)

20060126[vol:118]

<編集雑感>
 小泉総理は民法改正について「与野党間で協議していただきたい」と他人事のように答弁した。国連から勧告されているのは政府であるという自覚があるのだろうか?それにしても総理が施政方針で、男女共同参画に言及したのに、社民党以外が質問しないとは、関心の無さか?  (fem-yoko)

20060112[vol:117]

<編集雑感>
 森喜朗元首相が、党機関誌で森政権下に策定した基本計画について「森内閣で一つ失敗したことがある。男女共同参画社会」と述べたそうだ。「基本計画一つが成功で、あとは失敗した」と読み違いそうになった。
 実態調査PTの萩生田光一事務局長が猪口大臣の言動に対し「我々も男女共同参画社会には賛成だ。計画の問題点をまじめに議論しているのに、男尊女卑のレッテルをはられては黙っていられない」と憤ったそうだが、PTのシンポジウムでは「大学の現場ではジェンダー学が増え、離婚の勧め、不倫の勧め、中絶の勧めというのが当たり前に教科書に出てくるというのが実態」と発言している。こちらこそ黙ってはいられない。どの教科書で、どこの大学の実態かぜひ聞きたい。
 青森県選出の民主党議員から「自民党は選択的夫婦別姓に反対」と指摘されたことに反論し、同県の津島雄二元厚相、木村太郎防衛副長官が夫婦別姓に個人的に賛成の立場を表明したという。派閥会長になった津島さんには個人的にではなく党の方針になるように尽力してほしい。  (fem-yoko)

20051208[vol:115]

<編集雑感>
 ユニセフでは、子どもに対する深刻な人権侵害として、女性性器切除やインドのカーストなどと並んで日本の婚外子相続差別をあげています。いくつかの裁判の判決や被告側の意見で、婚外子相続差別を「法律婚を守る」目的だと説明されてきましたが、その認識がどれほど人権侵害に加担してきたかを改めて思います。性器切除と並ぶ人権侵害であると指摘されていることを重く受け止め、差別撤廃を求める動きを広げなくてならないと考えます。   (大澤)

 自民党新人議員有志の勉強会が、男女共同参画基本計画改定に向けて「男女共同参画の推進は社会の活力を生み出す」とする提言書を、猪口邦子男女共同参画担当大臣に来週にも手渡す予定らしい。提言には、「ジェンダー」概念の正しい理解を徹底する必要があることや、男女共同参画推進のための啓発や制度改正などを要請することなどが盛り込まれているという。この提言書は、ジェンダーを曲解している山谷えり子政務官にしっかり受け止めていただきたい。
 イギリスでは同性愛者同士の婚姻を認めるシビル・パートナーシップ法が今月から施行されている。南アフリカでも憲法裁判所が今月1日、同性愛カップルの結婚を認めない現行の法律は差別的で憲法違反として、1年以内に法改正するよう命じる判決を下した。 
 バッシング派が「性別役割分業」や「基本の家族」を主張しても、世界の流れを変えることは不可能だろう。 (fem-yoko) 

20051124[vol:114]

<編集雑感>
 猪口大臣は「ジェンダーを主流化することは世界の課題。ギャップがあることを知り、戦略をたてることが重要。全ての人にジェンダー問題を理解させる。政治的な強い意思が必要である。私が担当大臣になった。」と頼もしい挨拶。  (fem-yoko)

20051027[vol:112]

<編集雑感>
 一昨日、山谷えり子議員らが「建て直そう日本・女性塾」というシンポジウムを開いた。参加した女性の国会議員は初当選した稲田朋美議員ら7人だったという。パネラーの安倍晋三議員は「過激な性教育、ジェンダーフリー教育に対する運動を進めるため発言してもらうことが大事」と発言したそうだが、ポスト小泉を本気で狙っているのなら、そろそろこんな発言はやめないと、国際社会から取り残され、失笑を買うだろう。まずは人口白書を熟読されることをお勧めする。 (fem-yoko)

20051013[vol:111]

<編集雑感>
 山谷議員は「ジェンダーというこの言葉によって、家族の否定、文化の否定、教育現場の混乱が起きているから、ジェンダー論をちょっと考えた方がいい」と予算委員会で質問した。ジェンダーという言葉は「家族の否定」や「文化の否定」をするものではない。まして言葉で教育現場が混乱するという話は聞いたことがない。混乱しているとしたら、正しい使い方を知らない山谷氏自身だろう。細田官房長官がやんわり山谷氏の発言を否定したことを、彼女は理解しただろうか?
 ジェンダーのことを理解し、この問題に取り組んでいる小宮山議員が委員会で質問し、答弁を引き出したことに拍手を送りたい。    (fem-yoko)

20050929[vol:110]

<編集雑感>
 今年になって、日本が取り残されていることを実感するデータが目に付く。5月16日発表の「世界経済フォーラム」のジェンダーギャップ指数が38位、7月31日現在の列国議会同盟(IPU)の女性議員率が105位(7.1%)、9月7日発表の国連開発計画(UNDP)のジェンダーエンパワーメント指数が43位、今回の経済協力開発機構(OECD)の24か国中最下位で先進国では最低の水準となっている。一部の議員はジェンダーバッシングを執拗に行っている。19日の産経新聞朝刊で、山谷えり子参議院議員は「男女ごちゃまぜ性差否定のジェンダーフリー教育」と相変わらずだ。中学校の男女混合騎馬戦、男女がおんぶし合う体ほぐし運動、高校の男女同室着替えなど・・・このレベルの国会議員を持つ国民としては恥ずかしい。  
 (fem-yoko)

《編集部から》
 本日発行の「mネット通信」が遅れましたことをお詫びいたします。
 mネットでは、スタッフによる民法改正、男女共同参画に関する出前講座を行っています。詳しくは事務局までご連絡ください。

20050728[vol:107]

<編集雑感>
 東京都の公立学校で「つくる会」教科書が採択された。男女共同参画に否定的な教科書では「ジェンダーに敏感な視点」を持つことは難しいかもしれない。
 男女共同参画会議の答申内容には不満があるが、このバッシングの中で出されたことには敬意を表したい。危機感を募らせる学会や女性団体がこれだけ動いているのに、民主党以外の動きが見えてこない。「敏感」に反応してほしい。
  (fem-yoko)

《編集部から》
 「mネット通信」に掲載するみなさまからの「声」を募集いたします。ファックスかメールで事務局宛にお寄せください。お住まいの地域や職業、年齢など付記くださるようお願いいたします。匿名を希望の方は、その旨を付記してください。
 また、mネットスタッフによる民法改正、男女共同参画に関する出前講座も行っています。詳しくは事務局までご連絡ください。

20050714[vol:106]

<編集雑感>
 静岡県では、今年度から3つの女子高が男子を受け入れたことで、全ての公立高校が男女共学となった。私の住む埼玉県では、男女共学の動きさえ見えなくなっているお粗末な状況だ。
 栃木県大田原市で、「つくる会」教科書が採択されたことは、とても残念で、国際社会に対しても恥ずかしい。「つくる会」や一部メディアは、「歴史の事実をきちんと伝えてほしい」という中国や韓国に対して「反日」、日本に対しては「自虐」とレッテルを貼って非難した。
 では、核の惨劇を繰り返さないよう「ヒロシマ」「ナガサキ」の被害を、アメリカに訴えることが「反米」で、アメリカ人が被害を
自国で紹介すると「自虐」というのであろうか。核の惨劇を自国ですら教えようとしない、親米保守の「つくる会」こそ、「自虐」ではないかと強く抗議したい。       (fem-yoko)

《編集雑感》
最近の性教育バッシングは悪質で看過できない!広島の河野さんがんばって!!  (fem-yoko)

20050616[vol:104]

【本の紹介】
『個人・家族が国家にねらわれるとき』憲法24条を活かす会編 (岩波ブックレット)
 自民党から憲法24条の改正論が出たことに危機感を持った市民が、「憲法24条が改正されると、今の暮らしがどう変わるのか」をQ&A形式のブックレットにまとめました。家族領域における男女平等や個人の尊厳にかかわるさまざまな疑問に、教員や弁護士、NGO関係者などの執筆者がわかりやすくコンパクトに答えています。
「24条改正の先にあるのは何か?」がよくわかる、お勧めの1冊です。

《編集部から》
 明日発売の『週刊金曜日』では、嫡出推定について特集記事を掲載
しています。                  

20050526[vol:103]

〈お知らせ〉
夫婦別姓選択制をすすめる会が、アピール用に「夫婦別姓メッセージバッジ」を作りました。バッジは3種類あり、それぞれ1個150円で、送料は実費負担です。
購入をご希望の方は事務局048−442-1080へファックスしてください。

20050512[vol:102]

【本の紹介】
『みんなの憲法二四条』福島みずほ編(明石書店)
 本書は、憲法24条の改正論議について、弁護士、教員、ジャーナリスト、NGOなどへの依頼原稿のほか、一般公募で寄せられた原稿を福島みずほさんが編集したものである。
 憲法24条を起草したベアテ・シロタ・ゴードンさんは当時の経緯を振り返り、「日本の女性が全然権利を持っていないことをよく知っていましたので、憲法のなかに女性のいろいろな権利を入れたいと思いました」と語っている。草案に婚外子差別の禁止を書いたにもかかわらず、削除された事実を明らかにした。
 評論家の樋口恵子さんは、24条が定める夫婦同権が介護における男女平等を増進してきたことを挙げ、「24条は未来の高齢社会を予見した条文である」とその重要性を説いている。
 mネットの坂本洋子は「民法750条は、建前では選択だから平等としながら、97.3%の女性が改姓していることが男女不平等であり、憲法24条違反となる」と論じている。
 多角的に24条を論じるこの本は、「自分にとっての憲法」をじっくり考える手がかりになる。            (大澤)

20050428[vol:101]

〈編集雑感〉
  性教育バッシングの急先鋒の高橋史朗氏は公民教科書の監修者だった。教育委員就任時には監修者ではないので問題ないと言っていた。
 文科省は公正確保のため異例の名簿の公開に踏み切った。非公開だったら、何食わぬ顔で採択に関わるつもりだったのか。許される事だろうか。                     (fem-yoko)

〈編集雑感〉
 東京地裁の違憲判決は、久しぶりの朗報だった。
憲法24条関係の本が数多く出版されているが、それだけ危機感が強いということか。ジェンダーフリーがバリアフリーのように定着するのは難しい。サンドバックのように叩かれている。 (fem-yoko)

20050414[vol:100]

《編集部から》
 「mネット通信第100号」に掲載するみなさまからの「声」を募集いたします。簡潔に文章でまとめ、ファックスかメールで事務局宛にお寄せください。お住まいの地域や職業、年齢など付記くださるようお願いいたします。
 また、mネットスタッフによる民法改正に関する出前講座も行っています。詳しくは事務局までご連絡ください。

20050324[vol:99]

〈編集雑感〉
 法務省は質問主意書の答弁書で、婚外子差別の正当性を主張しているが、裁判所では明らかに憲法違反と考える裁判官が増えており、近い将来、違憲判決が出されるであろう。差別撤廃の改正法案が提出されたとき法務省はどのような対応をするのだろうか。ここまで言い切ったら、恥ずかしくて提案理由の説明はできないだろうから、せめて法制審の答申くらいは尊重しておかないと、後々責任は問われますよ!と言いたい。
 文部科学省は、3月4日の参議院予算委員会での山谷えり子議員の性教育バッシングに応える形で「御意見箱」を設置した。5月30日まで意見募集http://www.mext.go.jp/a_menu/goikenbako/index.htmをするようだが、性教育に否定的な意見が組織的に送られるとみられる。ぜひ、性教育が必要であるという良識派の声を文部科学省に届けたい。                (fem-yoko)

〈編集雑感〉
 急な集会であったにもかかわらず、120名もの大勢の方が参加してくださいました。お忙しいなか、参加の時間を捻出してくださった議員、市民、マスコミの方々と、協力してくださった賛同団体の方々、集会実施を支えてくださったボランティアスタッフの方々にお礼を申しあげます。参加の市民の訴えた、民法改正実現を求める切実な声と、議員の法改正への意欲がぴったりかみ合いました。このエネルギーをさらに大きく広げて実現に向けて飛躍 しましょう。         (大澤)

この集会の準備中、タイの国会で選択的夫婦別姓制を盛り込んだ姓名法の改正案が可決、さらに韓国の戸主制廃止の民法改正案が可決したというニュースはとても励みになった。この事実を日本の保守派の議員はどう受け止めるのだろうか。 2003年11月にmネットが「日・韓家族法シンポジウム」を行ったとき、韓国の申 h 栄さんから、戸主制廃止272運動(議員1人に運動家1人がついて運動をする)の話を聞いた。日本の運動と比較にならないほどのパワーを感じた。結果は歴然!  差別撤廃を望む深刻な声に、議員からもう少し具体的な戦略が聞きたかった。               (fem-yoko)

20050311[vol:98]

《編集部から》
 3月10日発行の「mネット通信第98号」は緊急院内集会の報告記事掲載のため、発行時間の大幅変更をいたしますので予めご了承ください。

20050304[号外]

〈編集雑感〉
  北京+10「Equality Now の Press Conference にスピーカーの一人として参加したメリル・ストリープが日本の民法の再婚禁止規定を批判した」というニュースが届いた。
 韓国でも「冬のソナタ」に出演した俳優が戸主制廃止の座り込みをしたことがあった。そういえばシャロン・ストーンも一言で多額の寄付を集めた。俳優の発言の影響力はすごい!が日本では政治的発言はほとんど聞かない              (fem-yoko)

〈編集雑感〉
  今月から広島県の職員の旧姓使用がようやく認められるようだ。2001年10月に国家公務員に旧姓使用が認められたことから、9割以上の都道府県がすでに使用を認めている。広島県は「慎重に検討し、先行した県でトラブルがなく、職員が働きやすくなると判断した」 からと答えているが 、隣の山口県では1999年4月から認めている。
そんなに慎重に検討しなくても・・・    (fem-yoko)

20050210[vol:96]

〈編集雑感〉
 小泉総理の民法改正の答弁は3年前とほぼ同じ言い回しだった。そういえば3年前は森山法務大臣が例外案の法制化を積極的に検討し、自民党の佐藤法務部会長も閣法で提出したいと意欲を示していた。最近では自民党だけでなく野党からも積極的に取り組む姿が見えてこない。             (fem-yoko)

20050127[vol:95] 

〈編集雑感〉
 昨年末に民主党は、「多様なライフスタイルを生きる時代の自立と安心の政策・2004年改訂版〜男女共同参画政策の充実に向けて〜」を発表した。中身も具体的ですばらしい。今年は都議会議員選挙が行われる。ジェンダーフリーや性教育のバッシングを徹底して行う民主党の都議会議員にはぜひ熟読してもらいたい。 (fem-yoko)

20050113[vol:94]

《編集部から》
 今年1年、ご購読くださいましてありがとうございました。読者のみなさまに編集スタッフよりごあいさつ申しあげます。

* * * * * * * * * * * *
 今年、私の周りには、別姓のカップルが増えました。家族の価値を重視する方向への憲法改悪と、対等であることに違和感がない世代の交じり合う今日この頃です。両性の平等を根づかせる来年でありたいと思います。                (平野)

 今年からmネットの編集に参加しています。活動を通じ、家族をめぐる法的な問題への視点が深まったように思います。 (阪田)

 今年mネットは法務省のパブリックコメントの内訳を最初に報道し、また、発行日に行われた2つの裁判の取材と編集をスピードで行いました。来年も民法改正をめぐるホットなニュースをお届けできるよう努めます。      (大澤)

 今年も民法改正が実現しませんでした。イラク戦争の泥沼化、憲法9条や24条改悪への動き、ジェンダーフリー・バッシング、「つくる会」系首長や議員の動き、東京や埼玉の教育委員問題など、時代が逆行していると感じるのは私だけではないはず。来年もよろしくお願いいたします。          (坂本) 


20041223[vol:93]

【本の紹介】
 『物は言いよう』 斎藤美奈子著 (平凡社)
FC(フェミコード)という観点の発明が見事である。言動がセクハラや性差別にならないかどうかを検討する基準だという。この基準で昨今の政治家や著名人の暴言・放言の何が問題なのかを解説し、公の場ではどう言えばよかったのかを示している。石原都知事の「ババア」発言、森前首相の「産まない女」発言などとともに、山谷えり子議員の「姓が変わったぐらいで、アイデンティティがあたかも奪われたかのように騒ぐのは大人気ない」との発言も取り上げられている。
斎藤氏は、改姓は本人だけでなく呼ぶ側にとっても不快感があることや、山谷氏が旧姓を使用している矛盾を突いている。また、夫婦別姓法案に関連して婚外子の戸籍の続柄の差別記載と相続分差別について「こっちの差別をなくすほうが重要だろう」と指摘するのはいいのだが、去る11月1日の戸籍法施行規則が改正・実施された後の出版物としては、扱う情報が不十分である。ここは斎藤氏が改正に触れていないことよりも周知なく強行実施した法務省が責められるべきだろう。  (林檎)

20041209[vol:92]

《編集部から》
 民法改正に関するみなさまからの情報および「声」を募集いたします。簡潔に文章でまとめ、ファックスかメールで事務局宛にお寄せください。お住まいの地域や職業、年齢など付記くださるようお願いいたします。匿名やペンネームをご希望の方はその旨明記してください。
 また、mネットスタッフによる民法改正に関する出前講座もおこなっています。詳しくは事務局までご連絡ください。

20041118[vol:91]

〈編集雑感〉
 国会や地方議会で民法改正の動きはほとんどない。9月議会で兵庫県明石市議会が、県内初の「選択的夫婦別姓制度」の導入を求める意見書を可決したニュースには勇気づけられた。
 国会でも早く審議してほしいが、南野法務大臣は「国民各層でさまざまな意見がある」と消極的だ。     (fem-yoko)

20041104[vol:90]

〈編集雑感〉
 夫婦別姓に猛反対の高市早苗さんと山本拓衆議院議員が婚姻届を提出した。まずは、おめでとう!で、たしか高市さんは「夫婦別姓は家族が崩壊する」とか「夫婦別姓は嫁姑との関係が悪くなる」と発言をしていた。今後に注目したい。       (fem-yoko)

20041021[vol:89]

【寄稿】 
私たち「夫婦別姓選択制の実現をめざす−あいち別姓の会」は9月26日、名古屋市女性会館で、愛知教育大学でジェンダー論を講義しておられる見崎恵子教授から「別姓運動なんて、もう古い!〜ジェ
ンダー論の現在」という話を聞きました。
 60年代、70年代初頭のジェンダー論は、セックスとジェンダーを区別し、セックスはおいといて、社会的に構築されるものとしての性差=ジェンダーは生物学的宿命ではないとして、それを是正しようとした。セックスとして分けられる男と女の二つの皿の中身を平等にしようとした運動に別姓運動も含まれる。しかし、最近のジェンダー論では半陰陽など生物学的にも男と女は明確に2分されるものではないし、人間を男と女に区別する(カテゴリー化する)こと自体が不平等な男女差別を生んでいると理解しているとのこと。この話は刺激的ではあったが、あいち別姓の会では、根本的でなくても、ささやかな男女平等をめざして運動を続けよう、というのが私の感想です。               (二宮純子)

20041007[vol:88]

【本の紹介】
『ジェンダーフリー・性教育バッシング ここが知りたい50のQ&A』 浅井春夫・北村邦夫・橋本紀子・村瀬幸治 編著 大月書店
 本書は、宇部市や千葉県の男女共同参画推進条例の制定や審議過程でのバックラッシュの動きや養護学校校長が「過激な」性教育を行ったとの理由で処分されたことなどを契機に書かれた。
 たとえば、都議会で「過激な」との指摘のあった「からだうた」や「ラブ&ボディBOOK」という厚生労働省の外郭団体が作った中学生向けの性教育ハンドブックなどをとりあげている。あまり小さい頃から性教育に力を入れると、ますます若者の性が
「乱れる」のでは?との批判をよく耳にする。しかし、性教育に力を入れる国の方が若者の性行動が慎重、との指摘が興味深い。
 女性が自分の体をよく知り、自分自身の頭でひとつひとつ自己決定していくべき、という視点で貫かれている一冊である。(tomo)

20040923[vol:87]

《編集部から》
民法改正に関するみなさまからの「声」を募集いたします。簡潔に文章でまとめ、ファックスかメールで事務局宛にお寄せください。お住まいの地域や職業、年齢など付記くださるようお願いいたします。匿名やペンネームをご希望の方はその旨明記してください。また、こんな内容の記事を読みたい、こんな情報を知りたいなどのご意見もお待ちしています。

20040909[vol:86]

《編集雑感》
 参議院選挙が終わって議員の顔ぶれも変わったので、議員会館の各事務所にmネット通信の購読のお願いをしてきました。議員会館事務所勤務の秘書さんには女性も多いので、ぜひ多くの方にご購読いただきたいです。                   (tomo) 〈編集雑感〉  
2003年の合計特殊出生率が1.29とのことである。まわりを見渡してみるとこの数字はクールに現実を表していると思う。パートナーの男性や社会的な支援がないと、母親だけの育児では限界がある。しかし、小泉流構造改革は労働市場に一層競争原理を導入しようとするもの。これでは男性が育児に関われるはずはない。 (tomo)

20040729[vol:84]

【本の紹介】 
『なくそう 婚外子・女性への差別』―「家」「嫁」「生別役割」をこえて― なくそう戸籍と婚外子差別・交流会編(明石書店)
 なくそう戸籍と婚外子差別・交流会は住民票・戸籍における婚外子の続柄の差別記載の撤廃を求める裁判を通じ、原告や支援者が作ったネットワークである。
 本書はこの会が発行した会報や会員の講演録をもとに、婚外子として差別を受けた経験や、今まで出された判決の問題点の指摘など、それぞれの立場からの発言が編集されている。
 婚外子の母親に対して「なぜ婚姻届を出さずに子どもを生んだのか」と婚外子差別の原因は母親にあるかのごとく非難される。しかし、非婚で子を生む母ではなく、その子を差別する社会が非難されるべきである。2003年に国連女性差別撤廃委員会も勧告の中で明確に宣言している。
 本書は、婚外子の差別撤廃をすすめる人だけでなく、戸籍や住民票の制度を知りたい人や「家」や「性別役割」について考えたい人など幅広く読める構成となっている。   (tomo)

20040713[vol:83]

《編集雑感》  
 11日の参議院選挙では、民法改正に積極的な福島みずほさん、円より子さん、千葉景子さんが当選した反面、民法改正に反対し強烈にジェンダーフリー・バッシングをおこなう山谷えり子さんも当選してしまった。与野党の民法改正推進派に「負けるな!」 とエールを送りたい。          (fem-yoko)

《編集雑感》  
今年の通常国会でも、民法改正は実現しなかった。議員が変わらないと実現するのは無理のようだ。7月11日の参議院選挙で、各党の公約をしっかりチェックし、投票したい。   (fem-yoko)

20040624[vol:82]

《編集部から》  
mネット通信第80号のみんなの声の中にありました「扶養控除」は、「配偶者控除」ということでした。ちなみに配偶者控除は法律婚のみを対象としています。

20040610[vol:81]

【本の紹介】
『非婚の親と婚外子−差別なき明日に向かって』 婚差会編 (青木書店/1900円税別)
非婚を選択することについて、ある人は先進的だとか自立していると捉え、またある人は結婚できない深刻な事情を抱えているのだろうと気の毒がったりする。法により婚姻を届ける形態が規範とされているこの国では、非婚という選択を肯定する人もあれば否定する人もあり、これは婚外子に対する見方にも影響している。
本書は民法900条但し書きが、廃止論議が盛んになったにもかかわらずいまだに存在し、子どもを出生により差別していることや、国籍法にも関連した父親による認知制が子どもに及ぼす影響について、筆者の経験をもとに具体的に示している。
一夫一婦制はお互いが性愛をはぐくむ上でもっとも誠実さにあふれていると思うが、一夫一婦制を維持するのに、婚姻を届けているか否か、届けていない夫婦間の子に差異を設けることが合理的か否か、そんな疑問をも解明している。 また、一夫一婦制を維持しながら子どもの精神的安定を重視したスウェーデンの法体系を紹介しているが、家族関係の法律上の規定における日本社会の闇を痛感させられる。

《編集部から》  
5月28日発売の『週刊金曜日』に、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター21COE客員研究員の申h栄さんと、mネット編集部坂本洋子の対談、「韓国に学ぼう家族法改正」が掲載されます。
申さんは、昨年11月にmネット主催の「日・韓家族法シンポジウム」にパネリストとして参加いただいた方です。
よろしければご一読下さい。

20040426[vol:80]

〈編集雑感〉  
最近、「自己責任」という言葉がいろんな意味で使われている。自己責任や自助努力という言葉を政府や議員が使うときは、救済をしたくない、つまりお金を出したくないときが多い。阪神淡路大震災の被災者への住宅再建のときにもこの言葉が使われた。お節介にも「家族が崩壊する」との理由で反対されている議員の多くがこの自己責任論者だ。自己責任で選択するので、夫婦別姓こそ認めてほしいのに・・・               (fem-yoko)

20040422[vol:78]

〈編集部から〉
  民法改正に関するみなさまからの「声」を募集いたします。簡潔に文章でまとめ、ファックスかメールで事務局宛にお寄せください。お住まいの地域や職業、年齢など付記くださるようお願いいたします。匿名やペンネームをご希望の方はその旨明記してください。

【本の紹介】
『シングル化する日本』伊田広行著(洋泉社新書)  
 社会の仕組みを家族単位から個人単位に変えていこうという提言を、よく聞くようになった。そのような提言は、税制や社会保障の議論の中であげられることが多いが、さらに発想の転換を伴った新しい価値観の提示にまで踏み込んでいる点が、著者の主張している「シングル単位」論の特徴である。
 たとえば、家族単位の発想では、夫と妻の家事分担格差や収入格差は問題とならない。俺が稼いでくるからお前は家のことをやってくれ、と家族の中の分業が肯定され、妻の経済力がないことは問題とならない。シングル単位の発想では、夫は妻の分まで働かなくてもよいので年功賃金制を廃止、ワークシェアリングをすすめることができ、男女とも短時間正社員となり、育児休業をとることができる。また、家族単位の発想では、夫と妻はセットで一体(A)なので、極端な例でいうと、Aの右手がAの左手をたたくのが犯罪とならないがごとく、DVも問題とならない。シングル単位の発想では、夫(A)が妻(B)を殴ったというように、明確に問題をとらえることができる、という。
 シングル単位に変えていくと、社会制度、働き方、さらには人間関係がどのように変わって行くのか、著者独自のシミュレ
ーションがとても興味深い。急速に少子化・未婚化が進んでいるというデータを手がかりに、著者はパラサイトシングルやフ
リーターの分析も行っている。読者にとって手軽に入っていけるが、とてもメッセージ性の大きい一冊である。(tomo)

20040408[vol:77]

《編集雑感》 
事務局には民法改正が実現しないことへの不満や怒りの声が数多く寄せられる。その多くが深刻な悩みを抱えている。法改正する場である国会がこのような状況である以上、そういった声を受け止め、法改正に向けて取り組んでいる議員を応援することの重要性を改めて実感した。          (KI)

  《編集雑感》 
 またもや「家族制度の崩壊」のカベに立ち塞がれた。「崩壊」を嘆く議員が、シングルマザーの子どもの支援や、子どもの心のケアといった現実に起きている問題に熱心だとは思えないのだが・・・               (tomo)

20040325[vol:76]

《編集部から》 
 昨年の7月からmネットが担当した『週刊金曜日』の連載「意外と知らない民法改正」は3月19日号が最終となりました。

《編集雑感》 
 判決は裁判長が判決の言い渡しだけを行うのが普通だが、2日の裁判では裁判長が長時間にわたり判決の理由の要旨を述べた。さらに裁判長は原告を○○さんとさん付けで呼んでいる。これは極めて異例のことらしい。原告を敗訴にした事への後ろめたさだろうか。                              (fem-yoko)

20040311[vol:75]

《編集部から》 
 現在連載中の「意外と知らない民法改正」(『週刊金曜日』)の3月5日号は、欧米の夫婦別姓制について掲載します。機会があればご覧ください。

20040226[vol:74]

《編集雑感》
 野沢法務大臣は民法改正について「賛否両論あるが、国民的なコンセンサスに基づく制度改正でなければならない」とも述べたようだが、人権に関する法改正に世論が必要という法務大臣の質は問われるだろう。
世論は賛成が反対を上回っているということも認識すべきだが・・・ (fem-yoko)

《編集雑感》
 自民党が法案提出に動きはじめた。野党も早く提出して国会で議論をしてほしい。 (fem-yoko)

20040212[vol:73]

《編集雑感》
 今年の通常国会では、自民党を含めた与野党が民法改正案を提出するとみられる。国会での与野党案の法案審議を期待しているが、総理の施政方針演説に対し民法改正を質したのが社民党だけだったのはとて
も残念だ。     (fem-yoko)

20040129[vol:72]

《編集部から》
 現在連載中の「意外と知らない民法改正」(『週刊金曜日』)の1月23日号はペーパー離婚について掲載しています。機会があればご覧ください。

20040115[vol:71]

《編集部から》
 7月18日号より『週刊金曜日』の紙面でmネットの連載「意外と知らない民法改正」が始まりました。民法改正についてコンパクトにわかりやすく解説しています。機会があればご覧下さい。
 なお、掲載は隔週となっています。

20030911[vol:63]

《編集部から》*出前講座を始めます*
これまでmネットのスタッフはその活動を通じて、選択的夫婦別姓など民法改正問題に関するさまざまな情報を集積・発信してきました。これらをもとに、国会や地方議会での状況、政府や地方自治体や企業の取り組み、市民活動や民法改正を望む人々の声、さまざまに抱えている個別の困難な状況や海外事情などについて、mネットのスタッフが法制度などわかりやすくお伝えします。まずはご要望を伺います。対象は、個人、団体を問わずどなたでも。詳細は事務局まで、電話、Fax又はe-mailでお問合せください。