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【選挙1】参院選での選択的夫婦別姓の賛否を問う各党アンケート

 7月10日投開票の参議院選挙を前に、mネットは、主な8政党に対し、選択的夫婦別姓制度導入の賛否を問うアンケートを実施しまた。
 回答があった8政党のうち、立憲民主党、公明党、共産党、国民民主党、れいわ新選組、社民党が「選択的夫婦別姓導入に賛成する」と回答しました。
 日本維新の会は「選択的夫婦別姓導入に賛成する」と回答していますが、維新版「選択的夫婦別姓制度」として旧姓使用の法制化をめざすもので、法制審答申の民法改正ではないことがわかりました。
 自民党は唯一、「どちらとも言えない」と回答しました。


▼自由民主党
 選択的夫婦別姓制度導入に どちらとも言えない
【メッセージ】
 令和3年最高裁大法廷の判決を踏まえつつ、氏を改めることによる不利益に関する国民の声や時代の変化を受け止め、その不利益をさらに解消し、国民一人一人の活躍を推進します。


▼立憲民主党
 選択的夫婦別姓制度導入に 賛成する
【メッセージ】
 選択的夫婦別姓を早期に実現します。女性が結婚・出産後も働き続けるだけではなく、社会のリーダーとして活躍することも増えてきました。しかし、結婚のときに女性の多くが改姓することによって、それまで積み上げてきた経歴が本人とつながらなくなる問題や、愛着ある姓を変更せざるを得ないといった自己同一性喪失の問題が生じてきました。個人の尊重と男女の対等な関係の構築の観点から、これらの問題の解決を可能とする、選択的夫婦別姓制度を導入します。


▼公明党
 選択的夫婦別姓制度導入に 賛成する
【メッセージ】
 日本が批准した女子差別撤廃条約は、選択的夫婦別姓制度導入を要求しており、国連女子差別撤廃委員会は日本に対し、夫婦同姓は「差別的な規定」として繰り返し是正勧告をしています。
 過去には、法務省の法制審議会において選択的夫婦別姓制度を容認する結論が提示されました。さらに、「国会で論ぜられ、判断されるべき事柄である」とする最高裁判決も出ました。まさに国会で議論すべき重要なテーマです。
 また、世論調査などを見ても、年々国民の理解が広がりつつあります。社会状況の変化を捉えながら、時代に合った判断をすべきと考えています。
 公明党は、女性活躍を促進する観点から、2001年に議員立法として法案を提出するなど、一貫して制度を認めるべきとの立場で訴えてきました。引き続き、制度の導入に向けて、しっかりと取り組んでまいります。
 今回の参議院選挙の公約では、以下のとおり、明記しました。
 結婚により改姓するのは95%が女性です。仕事のキャリア維持などさまざまな理由で、希望する夫婦がそれぞれの姓を変えることなく結婚できるよう、同姓または別姓の選択を認める「選択的夫婦別姓制度」の導入を推進します。


▼国民民主党
 選択的夫婦別姓制度導入に 賛成する
【メッセージ】
 個人の尊重と男女の対等な関係の構築等の観点から選択的夫婦別姓制度を導入します。多様な家族のあり方を受け入れる社会をめざすため、女性差別撤廃条約選択議定書を批准し、婚外子差別となっている戸籍法の改正をめざします。


▼日本維新の会
 選択的夫婦別姓制度導入に 賛成する
【メッセージ】
 マニフェストでは、戸籍制度及び同一戸籍・同一氏の原則を維持しながら、旧姓使用にも一般的な法的効力を与える制度(維新版 選択的夫婦別姓制度)の創設など、結婚後も旧姓を用いて社会経済活動が行える仕組みの構築を目指す、としています。


▼日本共産党
 選択的夫婦別姓制度導入に 賛成する
【メッセージ】
 世界で夫婦同姓を法律で義務づけている国は日本だけ。国民世論も7割以上が選択的夫婦別姓制度の導入に賛成しています。国連の女性差別撤廃委員会が指摘するように、法律で夫婦同姓を義務付けることは女性差別であり、ただちに改正すべきです。
 家族のあり方は多様化し、夫婦・家族のかたちはさまざまです。個人の選択に寛容な社会をつくっていくことが急務です。地方議会で200以上の意見書が可決されています。
 この間、野党は共同で民法改正法案を提出してきました。皆さまと力を合わせ、速やかな実現をめざします。そのためにも政治を変えるために全力をあげます。


▼れいわ新選組
 選択的夫婦別姓制度導入に 賛成する
【メッセージ】
 れいわ新選組はさきの通常国会に提出された民法改正案(衆53)に提出会派として参加いたしました。一刻も早く当然の権利である選択的夫婦別姓の実現を目ざします。


▼社会民主党
 選択的夫婦別姓制度導入に 賛成する
【メッセージ】
 姓はその人の人格の一部です。長年、生活や仕事で使ってきた姓を結婚により、どちらか一方が変更を強制されることは人格権の侵害です。姓の選択権を保障し平等にすべきです。多様性を認める社会へ大きく踏み出すためにも、夫婦別姓が選択できるよう力を合わせて頑張りましょう。





ひろばユニオン 10月号に掲載されました。

選べぬ不自由 夫婦別姓に道を
(坂本洋子:NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長)



時の法令10月30日号 2108号に掲載されました。

レポート2020 
「夫婦別姓訴訟、再度最高裁へ」
(坂本洋子:NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長)


900円(税込) 送料込
「時の法令10月30日号」注文受付中







選択的夫婦別姓&婚外子差別撤廃を求めて
待ちに待ったチャンスがとうとうやってきた。
今まで民法が改正されなかったほうがふしぎ。
これを読めば「抵抗勢力」を論破できる!

著者
犬伏由子・打越さく良・大澤容子・ 大谷美紀子・折井 純・
金澄道子・ 金塚彩乃・榊原富士子・坂本洋子・ 棚村政行・
二宮周平・ 道あゆみ・ 吉岡睦子 (あいうえお順)

mネット通信302号

mネット通信既刊号 302号(pdf)    
 国会 衆・参法務委員会で谷垣法相が婚外子差別撤廃の法案提出を表明 10月29日
 裁判 東京地裁で婚外子の請求を認める判決 10月28日
 国際 日本の男女格差は105位 10月25日

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