2000

ラインナップの充実に向けて

 

 去る2000/03/18・19は、東京ビッグサイトにて東京おもちゃショーが開催された。既に、この二日前から、業者向けの商談は行われており、土日の二日間が一般向け公開となっている。

 

 まず目指すは、トミーブース。しかし、毎年おもちゃショーでのトミーブースは、入り口から最も遠い所にブースを構えているので、そこにたどり着く前に数々の誘惑があり、さすがに直行というわけに行かないのは、偽らざる事実である。とりあえず数カ所に目を奪われ、入場からおよそ30分、目指すは、トミーのロゴの入ったまーるいバルーンの下のブースである。

 さすがにおもちゃショーという事で、ホビーフェアやゲームショーよりも大きなスペースを占有できるせいか、ここでは、いくつものバルーンが上がっていた。しかし、そのバルーン以上に目立ったのは、バルーンよりも更に3まわりも4まわりも大きな、巨大ピカチュウのバルーンであった。普段なら目立つトミーのバルーンも、ここではピカチュウが遊んでいるボールの一つに見えてしまうのは、それだけおもちゃショーというイベントが大きなモノであるかを物語っていると言って良いであろう。

 

 トミーブースの前まで来たからと言ってすぐに入場できるわけではない。プラレール、トミカ、ポケットモンスターと各種人気おもちゃをラインナップしているトミーブースの人気は大変なモノ。ブース左側面を取り囲むように列が作られており、そこに並んでから入場までは、およそ10分から15分を要することになる。

 ブースイン後目指すはゾイドコーナー。しかし、まず目に入ったのは、改造ゾイドの展示スペースである。ここには、トミーが用意した改造例がいくつも並んでいた。そして、当のゾイドコーナーは、この改造ゾイドの展示スペースの真裏であった。

 メインとなるゾイドコーナーには、ずらり並んだゾイド。その下には、アニメ・ゾイドの「第○話・××××」といったシーンを再現したディオラマがいくつも並んでいた。

 ゾイドコーナーでは、時折ナビゲーターとゾイド担当者を交えて、発売されたばかりのジェノザウラーとレブラプター、そして、これから発売される、ブレードライガーストームソーダー、ガンスナイパー、その他これからのラインナップの紹介がされていた。

 

 袋小路であったホビーフェアのゾイドコーナーと比較して、おもちゃショーのゾイドコーナーは、開放された見やすい作りであった。そうしたスペースを利用して、いくつモノディオラマが作られ、過去の視察報告のうち最も大量のゾイドが持ち込まれた、とても見応えのあるイベントであった。

 

改造セット 

グッズ系

商品カタログより

やっぱりここにもあったゾイド

夏の予告

20世紀おもちゃ博物館展 おもちゃショー出張所

 

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