ゾイドを支えるゾイド 

 

 リスタートとから半年を過ぎ、ゾイドは、いよいよ本体以外のグッズの充実がはかりはじめられるようになる。すでに、お菓子メーカーからのグッズ展開やトレーディングカード展開がされている中で、トミー本体がゾイド本体でないゾイド商品の販売をはじめることとなった。

 既にこれらはホビーフェアでも紹介されている。

 まずはゾイドバトルカードゲーム。この月末の発売をひかえ、スターターパックのほぼ全種類が見渡せるようなカードの配置と、できあがったパッケージも持ち込まれた、ホビーフェアよりも魅惑させる展示の方法となっていた。

 そして、ソフビシリーズ。ジェノザウラー、ブレードライガーの発売にあわせて、ソフビシリーズにもジェノザウラー、ブレードライガーが加わることがアナウンスされていた。また、ジェノザウラー、ブレードライガーに加え、ジーク、シャドー、レブラプター、ストームソーダーが、ゾイドミニコレクションの新製品もアナウンスされていた。残念なのは、試作品無しのイラストのみのアナウンスだったことである。

 

 このほか、トミーブース無いのユージンのコーナーでは、コマンドゾイド、ゾイドフィギュアコレクション、ゾイドの缶詰が紹介されていたが、これらは写真撮影禁止となっていたため画像が用意できないことを理解いただきたい。

 旧シリーズにおいてもグッズ展開は行われたが、旧シリーズと比較して、かなり早い段階からグッズ展開にも力が入っていること、特にソフビやフィギュア等、組立を必要としないグッズ展開の速さは、ゾイドファンの層をより低年齢層にまで広げておくための展開であると考えたい。つまり、トミーが、ゾイドの長期戦略を持っているからこそより低年齢層へのアピールを忘れていないで、更に下からソフビでゾイドに接した年齢が本体のユーザーになることを見越していると考えられるのである。

 


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