私なりのあがり解決法・・・自分に出した答え
■心療内科受診でわかったこと
昨年12月、(2008.12)自分にとって、乗り越えなければならない、大きな試練。コンサートがありました。そのコンサートは規模は小さいものの、自分にとって、内容的なもの、周りの環境、精神的負担などを考えると、苦痛の多いものでした。出来ることなら、回避したい内容でした。
しかし、どうしても成功させなければなりません。
多分、このような状況で、臨むとかなり強く、あがってしまう事が予測されました。
そこで、新聞広告でも大きく宣伝されている事もあり、かねてから、一度医療機関をたずねて、見ようと思っていたので、ASDのHPで、紹介されている病院へ行って見ることにしました。
そこでの、受診の様子は、ブログの方で、毎回、報告してきました。
結果から申し上げると、まったく期待した、効果は得られませんでした。
誤解が、あってはならないので、お断りしておきますが、すべての病院で、期待した結果が得られないと、言っているわけではありませんし、先生との相性もあると思います。
私の場合は、まったく行った意味がなかったと、述べているだけですので、参考にして、いただければと思います。
●思ったほどあがりのパーソナリティでない病院
なぜ、そう言えるかと言うと、こちらの医療機関に期待して、行った目的は、専門的機関なのだから、あがりについて、詳しく、「こういう場合は、こうしたらよい。」という事を的確に指導していただけるものだと、思っていました。ところが、先生は、あがりの苦しさや対処に詳しくない。
と、感じることが、会話の中で、感じることが多々ありました。
特に、私のように、「演奏」という、分野になると、体験したことがないので、想像もつかないらしく、「それは大変ねー」と、まるっきりご近所の方に世間話をしている感じになってしまい、
「これでは、頼れない。」何に頼れば言いのだろう。と不安な気持ちに、どんどんなっていきました。
●薬に期待してはいけない
当然、病院は薬を処方箋し、あがりに効くであろう薬を出してくれました。
普段、緊張してない時から飲む薬と、緊張がひどい時にプラスして、飲む薬でした。
内科でも、時々、コンサート前に薬を頂いた事があったので、「薬を飲んでも効かない。」と言う話をしたこともあり、実際、こちらで頂いた薬を飲んで臨んだ、リハーサルなどで、効かなかったので、そういう話を持ちかけたところ、「薬に100%の期待をしてはいけない。ちょっと、助けになるかな。と言う程度と思ってもらわないと。」と、言う回答でした。
SADのHPや広告では、【あがり性は、薬で治る】のではなかったの?
話が、随分と違うものだと、受診開始以来、ずっと感じでいた不満が膨らみました。
確かに、体調やその時の精神状態で、同じ薬でも、薬の効き目は違ってくると、感じていました。
だからこそ思うのですが、もっと医師を信頼できる状態でいられ、「この先生がいう事だから大丈夫。この先生が出す薬だから大丈夫。」と、信頼できていたなら、もう少し薬も、効いていたのではないかと、思います。「安心」と言う、暗示が、欲しくて通院したのだと思いました。
当日、午前と午後といつもより、多く薬を飲んだのに、(そうしてよいといわれていた。)
手も足もぶるぶると震え、まったく効き目がなかったのは、精神的な支えに、なってくださらなかった部分が大きかったと思います。
普段、緊張してない時から飲む薬と、緊張がひどい時にプラスして、飲む薬でした。
内科でも、時々、コンサート前に薬を頂いた事があったので、「薬を飲んでも効かない。」と言う話をしたこともあり、実際、こちらで頂いた薬を飲んで臨んだ、リハーサルなどで、効かなかったので、そういう話を持ちかけたところ、「薬に100%の期待をしてはいけない。ちょっと、助けになるかな。と言う程度と思ってもらわないと。」と、言う回答でした。
SADのHPや広告では、【あがり性は、薬で治る】のではなかったの?
話が、随分と違うものだと、受診開始以来、ずっと感じでいた不満が膨らみました。
確かに、体調やその時の精神状態で、同じ薬でも、薬の効き目は違ってくると、感じていました。
だからこそ思うのですが、もっと医師を信頼できる状態でいられ、「この先生がいう事だから大丈夫。この先生が出す薬だから大丈夫。」と、信頼できていたなら、もう少し薬も、効いていたのではないかと、思います。「安心」と言う、暗示が、欲しくて通院したのだと思いました。
当日、午前と午後といつもより、多く薬を飲んだのに、(そうしてよいといわれていた。)
手も足もぶるぶると震え、まったく効き目がなかったのは、精神的な支えに、なってくださらなかった部分が大きかったと思います。
■それでも成功したわけ
当日は、薬もまったく、効かず、予測どうり手足の震えまでおきてしまう、最高にひどいレベルの上がりになってしまいました。ここまで、ひどいのは久しぶりでした。
最近は、あがっても手足が震えることは、なくなっていたのにです。(それは、年とともに、図太くなって来ていたせいでしょうか?)
しかし、その中で、たいしたミスも殆どなく、ところによっては、普段よりちゃんと弾けた箇所もあったくらいで、まずまずの成功で、終わることが出来たのです。
●成功の原因・・・・普段の集中力を高めること
このような状況の中で、ちゃんと弾けたのには、訳があります。
それは、普段の練習の中で、不安に感じてしまう、部分を極力、「記憶」に置き換えるように、無意識で、弾いてしまわないように、訓練していたからです。
人は、慣れてくると、無意識に勝手に手足が動くようになります。
そうなるように、練習しているというのが、楽器の演奏にはあります。し、他の仕事でも同じかもしれません。感を鍛えることで、身につく、仕事は、こういう矛盾が生じ、葛藤していかなければならないのだと思います。
できるだけ、漢字を覚えるような、記憶に置き換えて、練習していくことで、ものすごい集中が、普段の練習の中に生まれます。
これは、本当は、とてもきつい作業なのですが、そうすることによって、自分の出す音に集中し、良い音を出すことにもつながります。
こうしておくことにより、激しい緊張の中にいても、我を忘れることなく、対処していくことが出来るものと、つくづく思いました。
心臓がドキドキして、手足が震える状況は、自分の意思では止められませんが、脳に覚えこませた記憶は、どんな状況になっても、不思議と飛んでいったりはしません。
不安の中にあって、そういう確かな記憶が、とても自分を支えてくれているのが、わかりました。そういう意味で、いかに、普段からの集中力が大切か、という事が良く分かりました。
●気を紛らわせる
もうひとつ、手助けになったのは、「仁丹を口に含む」事です。
これは、過去の体験でも書きましたが、【集中が緊張に行ってしまう。】事を回避するのに、非常に役立ちました。集中の項目でも、書きましたが、====集中は、興味のある事に勝手に行ってしまう。======のです。緊張し、あがっている脳が興味があることは、緊張なので、どうしても集中の対象が、緊張に行ってしまいがちになってしまいます。そこへ、ちょっとスッとするもを口に含んでおくと、興味がわずかながら、そちらに移ってくれるわけです。
私の場合は、過去の経験から、「仁丹」でしたが、他のものでもかまいません。自分でとっさの時に、気を紛らわせることの出来るものを、見つけるといいのではないかと思います。
![]() 仁丹 瓶入り 3250粒 |
![]() 仁丹メタルケース 720粒 |
■緊張はマイナスイメージだけではない
緊張して、あがってしまうと、駄目になる。そう決め付けて、苦手なことに向かっていく人は、多いのではないかと思います。しかし、よく考えてみると、緊張しても、失敗しないかもしれないし、緊張しても、失敗しないようにしておけば、問題はないのです。人は、多かれ少なかれ、緊張はします。いつも努力してみたけれど、緊張はなくなりません。緊張、しなくなることなど、ないと、いう事がわかった気がします。
だから、緊張しなくなるように努力するより、その緊張をより良い方向に持っていくように、努力していくことの方が、懸命ではないかと、思うようになりました。
そのために、自分に暗示をかけることはとても良い方法だと思います。
私の「仁丹」のように、これをやっておけば、緊張しても乗り越えられる。と言う何かを見つければ、良いのだと思います。
それが、お気に入りの薬だったり、パワーストーンだったり、香りだったり、人それぞれ自分にあったものを見つけていくことが大事だと思います。
何か、そういうものを見つけていただければと思い、次からのコーナーを設けています。参考になさってください。
緊張と集中力のまとめ
緊張は、どんなに頑張っても自分の意思では、コントロールできません。過去のさまざまな経験などから、勝手に一瞬にして脳が判断してしまうからです。プラスの暗示や薬でも、多少緩和が出来るというくらいです。
それに、立ち向かうには、やはり集中力をつけることです。上にあげた体験談や、集中力のコーナーで書いたように、集中力は、練習により、かなり身につき、緊張の中において、心強い見方になってくれます。
集中力は、普段の訓練において、香り・栄養・サプリメント・トレーニンググッスなど、さまざまな、アプローチをさせて、頂きましたので、ぜひ、参考にしてください。
最終的には、自分が緊張を和らぐ事が出来ると信じる、薬などを飲みつつ、万全の体制を整えながら、普段身につけた集中力をいかに発揮させるかが、成功に、かかっていると言えると思います。(薬は、保険と思えば良いのではないのでしょうか。一番に欲しいのは、安心感だと思います。)
例え、失敗しても、何かおいしいものを食べて、気分転換させ、次の成功を信じることです。けして、尾をひいては、いけません。
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