酒を極める-カクテル
「酒を極める」と題して、「カクテル」とくると、なんだ!と思われるかもしれません。酒を趣味として楽しむ場合、どうしてもビンテージものの酒、希少価値の酒などに向いてしまい、お金がいくらあっても足りません。
家庭で楽しむカクテルだと結局はステアしたりシェイクしたりするので、それ程質にこだわる必要はないのです。また、ステアやシェイクの練習をする必要やメジャーカップによる注ぎ方、上手になればボトルからそのまま注いだりして、結構奥深いのです。また、安いのでもカクテルグラスをそろえたりする楽しみも増えます。酒を趣味とする場合、カクテルは非常に楽しめる範囲が広いと思うのです。
多少なりともカクテルが作れるようになると、ホームパーティーなどでとても良いおもてなしになるし、お酒にも詳しくなるので、独りバーを実践するうえでも必要な知識になります。
カクテルには、「ナイトキャップカクテル」(外国で寝るときに帽子をかぶること:要は寝る間際のカクテル)という分類のカクテルがあり、例えば、妻が「眠れない・・・」なんて言ってる時に、シャカシャカっとカクテルを作って「良く眠れるカクテルだよ」なんて言って飲ませてあげるといいんじゃないかと思ったりします。
カクテルに必要なお酒
主にベースとなるお酒と、それ以外に分けられる。また、お酒以外のシロップなども必要に応じて使う。
<ベースのお酒>
・ブランデー
・ウィスキー
・ウオッカ
・ジン
・ラム(ホワイト・ゴールド)、テキーラ
ベースはこんな感じだと思います。これ以外にもビール、ワインベースもあります。
<ベース以外>
・スイートベルモット
・ドライベルモット
・アンゴスチュラビタース
・オレンジビタース
・ホワイトキュラソー
・オレンジキュラソー
・その他リキュール
・チェリーブランデー
<お酒以外>
・砂糖、角砂糖とか
・レモン(邪道だけどポッかレモン)
・レモンやオレンジジュース
・グレナデンシロップ
・ジンジャエール
・ソーダ、炭酸
・オリーブ、チェリー、パールオニオンなど
こう並べて書くと、大変な感じになってきて趣味の範囲を超えてしまう感じがするのですが、これだけあればスタンダードカクテルの何種類かは押さえることができるというものです。難点は、ご想像通り、置き場所、保存場所です。
全部揃えればの話です。
趣味としてカクテルを作る場合、どのシチュエーションで飲む、あるいは、作ることが多いかを考えてみるとよいと思います。夕食時なのか、夜更けなのか、ホームパーティー好きなのか?
更に、映画やドラマで飲まれたカクテルを極めるとか、一品にしぼって作り込むとかです。一番、はまるのがやはり「ドライ・マティーニ」。基本のレシピはあるのですが、一説によると100種類ものマティーニがあるとか。 自分のマティーニを見つけるのもよいかもしれません。酒の種類も限られるし。
ただし、厄介なのが、レモンやライムなどの果実系、オリーブなどの保存が結構大変です。一応、出費は覚悟してください。レモンなどは、数日のうちに使い切るとか。
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