メイヤメイヤのアレキその日暮らし

〜華麗なアレクサンドリアでの日々を綴る〜 

2月15日

 今日からSt.マルコの授業が増えたため朝起きてお弁当を作って出勤。お弁当を作ったことは生まれて初めてだったけど、食べてみたらなかなか美味しかった。満足満足。ちなみに今日のメニューは梅干しご飯にスクランブルエッグ。それで作ったといえるのか?といわれれば辛いけど、朝起きるのが遅いから時間がなくて…。

 St.マルコが終わった後アレキの病院視察に来ているJICAの健康管理員の黒澤さんと私の夜の仕事のプールに行く。今日もさらーっとプールの仕事を終え、夜はセシルホテルの中華料理をご馳走になり、中華を満喫。確かここにこの前来たのはまだ川又さんがアレキにいた頃。あの時はご馳走様でした。(いえいえ、どういたしまして:大家)久し振りで美味しかったー。久し振りに豚肉も食べれたし。

 帰って来たら11時を過ぎてて…。あしたも朝からST.マルコ。もう寝よっと。
 

 2月16日

  眠い目をこすりながら今日も朝から弁当作りに励む。寝不足のため(昨日本を読み始めたのが間違いだった…)今日は日の丸ご飯だけ。昨日の反省点を生かし、ごまをいれるのを忘れずに。

  黒澤さんがSt.マルコを見学しに来て、その後シスターと歓談。

  帰って一眠りした後アブキールにお魚を食べにいく。またまた久し振りに魚を食らう。今日もご馳走に…。ありがとうございました。これで1ヶ月は生きていける気が…

  最近アレキはやけに暑い。もう春が来ようとしてるのか…。おいらの春も早く来ないかな?
 

 2月17日

  大学時代の先輩のMさん彼女と共にエジプトに来るとのメールをもらう。来るのは今月末。もう時間がないのでプランを考えないと…。

  リクエストは電話の分岐器?と雑誌など…。相変わらず俗な私は「SPA」などの雑誌をリクエスト。若い協力隊員向きの雑誌もリクエストしたいけど、彼女と一緒に来るらしいので断念。でも、気を利かせて持って来てくれるかな?
 

 2月18日

  明日からシャルムシェイクに旅行!寒そうだけど泳げたらいいな。
 

2月19日

  JOCVの6名でシャルムシェイクに向かう。玄ちゃんは日本人学校の学芸会を見学するため遅れるとのこと。シナイに入った途端検問の多さにびっくり。それによく見ると道路のすぐ側の砂漠には鉄条網が…地雷やっぱり多いのかな?
  夜の10時過ぎにやっと玄ちゃんから電話があり「まだマンスーラ(玄ちゃんの任地)」と聞きびっくり。今からシャルムに来るとしたら着くのは早くても次の日の昼過ぎ。心配してたら5分後に玄ちゃんが。かつがれた…。 
  夜は雲母さん(きららさん。カイロの自動車隊員)の独演会が始まる。「なぜ男は髪が短くて、女は髪が長いんだ!。髪がない女を男は好きにならないのか?」など、議題は多岐に渡る…。結局開放されたのは夜4時ごろ。話し疲れた雲母さんは私たちを残してさっさと寝てしまいました…
 

2月20日

  朝から最悪の天気。寒いし風が台風のように吹き荒れている。おかげで今日の予定のバギーと水泳はキャンセル。でも、この日のためにシュノーケルを買ってきた雲母さんは誰も泳いでない海の中へ…。水に入って2分ぐらいで上がってきてぶるぶる震えながら「面白いよ」と一言。俺は入る気しないけど…。
  ダイビングに行った連中も船酔いで最悪だったとか。
  せっかくのシャルムなのに!
  夜は中華料理を満喫。あしたは晴れてね。
 

2月21日

  早くもシャルム出発の日。今日は何とか天気もよく朝からバギーを楽しむ。日本でオフロードのバイクのチームを作っていた雲母さんははしゃぎすぎバギーを先導するお兄さんに「危険なことはするな!」と何回も注意を受けとうとう最後尾を監視付きで走る羽目に…。でも、バギーは気持ちよくて良かった!
  ちょうど昼頃シャルムを発ちアレキに帰り着いたのは夜の11時過ぎ…。あしたはSt.マルコなので早く寝なければ…
 

2月22日

  今日はSt.マルコの遠足でエジプトの服工場を見学に行く。使ってあるミシンやタイムレコーダーはすべて日本製で改めて日本にびっくり。工場を見て「女工哀史」を思い出す。でも、エジプシャンは楽しそうだけど…
 
 

2月23日

  家になぜか電気代の督促状が。毎月きちんと払ってるのに10ギネー(約400円)足りないとのこと。領収書を持って電気局に行くと「他の支店に行ってくれ…」といわれる。さて、何回たらい回しされることやら…
  家に帰って気を取り直してカレーを作る。これで今週はしのげるな…
 

2月24日

  St.マルコが終わった後アレキのマダムNさんの家で手巻き寿司をご馳走になる。たくさんのマダム連中が来ていて少し戸惑ったけどデザート(手作りチーズケーキ)までしっかり平らげた。美味しかった〜。ご馳走様でした。
  そこで、久し振りにS先生の奥さんとHちゃんに逢う。Hちゃんは相変わらず私を見ると泣きそうに…。でも、ってことはまだ私のことを覚えてるということと自分を慰める。
  そうそう、S先生の奥さんは川又さんの近況を知りたがってましたよ。
 

2月25日

  St.マルコが終わって電気局に督促状を持っていく。どうやら10ギネー(約400円)払えとのこと。レシートには去年の12月分と書いてあるはずなのに、説明によると2月分だといわれる。一応心配なので責任者に領収書(もちろん手書き)を書いてもらう。
  窓口には何人ものエジプシャン(そこで働いている人)がたむろして所在なさそうにしていた。彼らにとって私は格好の暇つぶし相手。早速何をしているのかとかどこで働いているのかとみんなに質問攻めにあう。体育を教えてるというと、小錦のようなおばちゃんに「痩せるにはどうしたらいいかね〜?」と尋ねられる。痩せたいならまず動け!それにそんな、あまあま砂糖一杯の紅茶を飲むな!と叫びたい気持ちを押さえ「1日1時間ぐらい早歩きをするといいよ」と優しくアドバイス。
  その後もみんなに矢継ぎ早に話し掛けられるが、何とか脱出。ふぅ〜。
  ああ。今日もエジプシャンとの心の通う交流をした1日だったな。
 

2月26日

  久々の休日!掃除をしてメイヤメイヤを書いて充実した休日にしようと思っていたけど、結局ボーッとして過ごしてしまう。
  そうこうしているうちにあっという間に休日も終わり。明日からまた頑張ろっと。
 

2月27日

  St.マルコと英語の授業が終わってからカイロに上がる。夜は隊員数名で焼き肉を食べに行き、エジプトのいい話で盛り上がる。
 

2月28日

 せっかくフラメンコホテルに泊まっているというのに、健康診断のため朝食を摂れず。健康診断はきちんと予約をしていて前もって検便もしていたというのに、終わるまで5時間以上かかってしまう。まあ、予想通りとはいえ…
 その後、隊員総会があり、私は無難に報告を済ます。玄ちゃんの報告はなかなか面白かったです。
 夜は所長の家で焼き魚などをご馳走になり大満足。話も盛り上がっていたのですが、Mさんを迎えに行くため、早々に切り上げ空港に向かう。
 Mさんの彼女はなかなかキュート。期待してなかったのに(ほんとか?喜田くん?:大家)Mさんはいい感じの雑誌を何冊か持って来てくれる。彼女と一緒じゃなかったらもっと持って来てくれたらしい…。ありがとうございます。
 Mさんは私の実家からの荷物も持って来てくれました。母からの手紙を読むと…なんと、我が家の愛犬ジョー君が血管のガンに罹っているとのこと…。手紙を読んでしばし呆然となってしまう。でも、私が帰るまでは絶対元気でいてくれると信じて今は毎日ジョーの無事を祈ることにします。

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