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 クローバーフィールド/HAKAISHA/CLOVERFIELD 
[MONSTER PANIC]
2008:アメリカ作品/2008.04日本公開(パラマウント映画)
監督:マット・リーヴス     製作:J・J・エイブラムス/他
製作総指揮:ガイ・リーデル/シェリル・クラーク
CAST-1:マイケル・スタール=デヴィッドオデット・ユーストマンマイク・ヴォーゲル
     ジェシカ・ルーカスT・J・ミラーリジー・キャプラン
CAST-2:リザ・ラピラクリス・マルケイ/他
アメリカでは2008年1月公開、そして4月日本公開、ともかく事前情報を流さず…謎だらけ(集めようと思えば公開時間差でいくらでも集められるけど)、唯一のヒント…日本題に付けられた「HAKAISHA」の文字、ブレアウィッチ方式のビデオ映像、まあ〜楽しめそうということで…

STORYは…
■合衆国国防省デジタル記録#USGX-8810-B467、暗号名“クローバーフィールド事件”複数の目撃例の一つ、かつて“セントラルパーク”と呼ばれていた場所“U-447地区”で回収されたビデオ…民間人ロブ・ホーキンスのビデオカメラに残されたもの、事件当日の5月22日、6:43p.m.から翌6:42a.m.までの12時間に起きた常識の尺度で計れない現象が収められた貴重な物的証拠となる映像の一部である…
■早朝、セントラル・パークを見下ろすマンションの一室、ビデオを回すロブ、彼女ベスの父(出張中)の部屋、ベッドには半裸のベス、ロブの姿も…(乱れる映像) ■ビデオカメラを持つロブの兄ジェーソン、重い荷物&弟のカメラに対するブーイング、叱咤する結婚間近の彼女リリー、ロブの副社長昇進・日本転勤祝い…サプライズパーティーの準備、ロブの部屋、ディスプレイ中の男ハッド、彼にビデオ係を押し付けるジェーソン…客人から御祝いメッセージを貰え!マレーナも来るぞ!話すチャンスだ!と…、まずロブ、リリー、次々とコメントを得て…狙いのマレーナ、タドタドしい依頼、嫌がる彼女、漸くコメント…逃げるように席を立つ ■静かに!主役ロブの帰宅、鈍い反応 ■彼女のはずのベス…男友達同伴、コメント?とりあえず…移動 ■元気のないロブ、そのカメラは自分(ロブ)の物か?YES!テープは交換したか?NO…入ってたもの!突然…ベスを連れ出すロブ、追いかけるハッド、口喧嘩中、ハッブを止めるリリー、帰ってしまうベスと男友達、早くベスを追え!とジェーソン、突然…ビルが振動、明滅する電気、何?TVの臨時ニュース、15分前…港にタンカー激突の情報、近い!屋上へ、見回す人々、遠方のビル群で大爆発発生!飛来する炎、地上へ逃げる人々、噴煙上がるビル群を注目!再び飛来物…自由の女神の首、逃げ惑う人々…


ズーッと情報規制が続き、詳細が謎のままだった映画「クローバーフィールド」が…ようやく日本公開されました、分かっていることと言えば…巨大なHAKAISHA/破壊者によりN.Y.が壊滅すること、ついでに 自由の女神の首が吹っ飛んでくること、セントラルパークで発見されたホームビデオ映像を公開する形式(ブレア・ウィッチ・プロジェクト方式…以下BWP)、このため乗り物酔いしやすい方等の観覧に注意事項が出されていること、公開前にブツギリで出される…関連するのかしないのかよく分からない情報…アレコレ想像させられる、(パンフで知ったサイトは見られず、ネット検索で幾つか発見…こんな前フリがあったんだと知る)(さらにフェイク・サイトまで仕立てて情報を混乱させる入念さ!)、でも考えれば分かるようで…あまり踏み込まず、まあ面白そうということで前売券購入(オマケは自由の女神のポストカード)
公開初日、近場の渋谷は20:40から…何考えてんだ!と…新宿へ!直近回は既に残り席僅かで良い席なしなので、次の回で見やすい席をキープ、空いた時間で新宿の映画館巡り、前売券3枚購入、上映時間間際に映画館へ到着、ほぼ満席の状態でした
上映開始…、確かに画面は、今時こんなにヘタな奴はいないというくらい(映画中…初めての撮影と説明しているが)、意図的な「大揺れ」、時に腕フリ画像、カメラの落下、画面が踊りまくる、いい加減に慣れろよ!と突っ込みたくなるくらい…「斜め」の映像、頭切れアングル、連発!肝心なところをハグラカスようになっている…まあ映画の内容&スケールは違うがBWPの方が自然だったな…まあそれくらいの事は良いか…、で、ケッコウ緊迫感があって面白いものもあるが、途中…イイ加減「アイツの映像」が見られなくてジレル、しかしそのまま頑張る映画!破壊される、襲われる…隣の席の女性客達がキャー!キャー!賑やか、私もそれなりハイテンションのままラストに突入、事前にラストに関する酷評をいくつか見てしまったのだが…アレで何が問題あるの?ああいうふうに終わるのは展開として想定内、あれ以外の展開を…酷評された方にお聞きしてみたいところだ!どうやって終わらせるの?たぶん「アイツ」についてなんだろうけど…「セントラル・パークで回収されたビデオ映像」という設定では酷評組の皆様の要望を叶えるのは不可能でしょうネ!それから「日本企業との関連性」が事前に語られていたが、これは多分…日本のアレに対してだろうな!多分…原典を指し示す「日本」なのだろう…アレならば…内容の座りが良いと感じる、アレになる前のアレ!?これ以上の記述はマズイか?
アレコレ書きたいが公開したばかりなのでコレ以上書くのはやめます!興味のある方は、安く見られる方法でどうぞ…好き嫌いもあるでしょうから、結論として…私的には面白かった!好きですね!こういうの、1300円でしたし…
映画を見終わって…後方にいたカップルの会話に笑った!「何か、韓国映画の…えーっと、なんだっけ、そうそうグレムリンみたい!」と彼氏、なんだか混乱している状況、それって違うと思ったのだが、その会話はそれで終わってしまったので意味不明…
ちなみに公開初日の第4回(16:35〜)、433席の映画館はほぼ満員状態でした(新宿グランドオデヲン)
2000-2009format



 10 クローバーフィールド・レーン/10 CLOVERFIELD LANE 
[SUSPENSE]
2016:アメリカ作品/2016.06:日本公開(東和ピクチャーズ)
監督:ダン・トラクテンバーグ   製作:J・J・エイブラムス  脚本:デイミアン・チャゼル
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッドジョン・グッドマンジョン・ギャラガー・Jr.
 スザンヌ・クライヤーブラッドリー・クーパー/他
クローバーフィールド/HAKAISHAの続編が現れました
なるべく情報入れないようにして
観に行ってまいりました

STORYは…
運転していた自動車の追突事故、気絶したミシェル
覚醒、下着姿に手錠、施錠された密室に監禁されていることに気付く
食事を持ってきた中年男ハワード、ここは彼の地下シェルター
「襲撃された、人類は滅亡した、君を救うためにここへ連れてきた」と
その日から、自らシェルターに逃げてきたと言うエメットを加えた3人のシェルターでの共同生活の始まり
ハワードは本当に信頼できるのか?別の目的がある悪人なのか?疑心暗鬼
ある日、ミシェルが必死にシェルターから抜け出そうと試みると…
「ドアを開けるな!皆、殺されるぞ!」と叫びながら制止するハワード
ミシェルはシェルターのドアまで辿り着く
ミシェルの表情が恐怖と驚きに満ちた表情に変わっていく
シェルターのドア越し、彼女の眼に見えた世界とは…


前作の情報収集の楽しさは今回はない
前作のサブストーリー的な映画
宣伝もそう多くなく、劇場数も上映会も少ない
なんか無理して観なくてもいいよとでも言っているかのよう
モンスター・パニック映画だった前作
閉じ込められた人間の脱出と阻止しようとする人間を描くサスペンス映画のような今作
と…何から何まで対比的
モンスター映画でもあることを期待して行ってはいけない
それはラスト数分にちょっと触れられる程度だから
なんとも中途半端な映画
126席の映画館に18人の入り
まっ、こんなもんか
あっ、モンスター・パニック映画やSF映画じゃなきゃ
まあそこそこのサスペンス映画だったかな…
TOHOシネマズ6ポイントで観ましたので痛手はありませんでした
公開初日の第2回(14:00)、126席の映画館で18人の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN6)
2011.09format



クローバーフィールド・パラドックス                 (2018 )
                      ※NETFLIX配信に先駆け1〜2週間だけの限定劇場公開あり