行・き・ぎ 作品・日本






 キカイダー REBOOT 
[ACTION]
2014.05:日本映画(東映)
監督:下山天
出演:入江甚儀佐津川愛美池田優斗原田龍二高橋メアリージュン長嶋一茂鶴見辰吾
石橋蓮司中村育二
本田博太郎伴大介
山中聡/他
えっ?「人造人間キカイダー」のREBOOT映画が造られた?
どうしても渋谷に行く予定があった土曜日、公開初日に渋谷でやってるじゃない!
ON世代としては興味あり!観に行ってみようと…

STORYは…
田部総理が提唱する“日本の未来はロボットが救う”という「ARK(アーク)プロジェクト」
※Advanced Research by Komyoji
行き詰る世の中にあって、人類の平和を祈願して立ち上げられたプロジェクトだったが…
実験室内、プロトタイプとして創りだされた2体のロボットのバトル
プロジェクト・リーダー光明寺博士が造り出した…ジロー=キカイダー
補佐役ギルバート神崎博士の造り出したマリ
良心回路を装着するジローより強いマリ、無断のバトルを止める光明寺、ロボットは強ければ良い訳じゃない!
食い下がる神崎、しかし椿谷国防大臣は光明寺博士を高く評価…高い志、崇高な理念、理解できない神崎博士
それから1年後…
プロジェクト・リーダであった光明寺博士の事故死、研究も新たな展開…
光明寺家の葬式、留学が決まっている大学生の娘ミツコ(2次オタ)、寮住まいとなる小学生マサル
光明寺博士の死に疑惑を嗅ぎ付けたネット・ジャーナリストの服部、しつこくミツコを追う…
そんな折り、戦闘用人造人間の開発を押し進めるギルバート神崎博士…「DARK(ダーク)プロジェクト」開始
※Defense Advanced Research by Komyoji(国防計画)
「命ある限り2人を守る」というジロー=キカイダー、父の作りだしたロボットだと知るミツコ、拒否!
謎の敵を蹴散らすキカイダー、服部の手引きで逃げ出すミツコとマサル、服部のマンションへ
機械屋に謎の敵の残骸を持ち込む服部…大変なことに足を踏み入れたな!と
マンションを逃げ出す、困った末に…父の恩師・前野博士に連絡、スマホ情報を敵がキャッチ、急襲!
逃げる2人の前にジロー!敵を蹴散らし、トラック、バス、野宿を重ね逃げ延びる、すっかりジローに懐くマサル
(ジローの好きなギャグ、「8時だよ!全員集合」ネタ!モミジの葉…生きてるものを簡単にむしるな!)
遂に発見される!良心回路のため守りに徹し、相手を倒せないジロー、腕を引き千切られる、連れ去られる2人
朧げな意識、近付いてくる男…前野博士、ジロー助け出す
マサルの体に埋め込まれたチップの摘出を条件、釈放される2人、光明寺ファイルを手にしたギルバート神崎博士
椿谷国防大臣より…ARKプロジェクトの責任者を命じられるギルバート神崎博士→プロフェッサー・ギル!
米国留学のリミットが迫るミツコ、浮かない気持ち、ジローに会いたがるマサル…服部、機械屋と接触
“不完全”ゆえの戦いに苦しみながらも、己の道を模索し続けるジロー=キカイダー!
そして…権力と情報を手にしたプロフェッサー・ギル…野望ゆえ道を外れる!
正義の青と悪の赤、果たしてジローが奏でるギターの調べは…


小学校4年生当時に訪英されてました…ON世代です!
ちなみに記憶によれば、土曜日7時から「シルバー仮面」若しくは「ミラーマン」、そして「仮面ライダー」
8時から「人造人間キカイダー」、更に8時半から「デビルマン」という、トンデモナイ時間割りでしたね!
スタート当初は、普通のヒーロー物でしたが、ハカイダー4人衆あたりで、子供の理解力を超えてましたね!
まあ必死に観てましたが…
で、今回いきなりのREBOOT作品公開情報、どうしようかなと思いつつ…観に行くこととしました!
笑っちゃいけないが、年齢層は高いというか、私と同じくらい?
後方に席を取っていたので、薄い頭が目立つ目立つ…(笑)
まあ、ともかく観る観ないは自己責任!影響について考えると早目の報告が必要!?
昔を懐かしんで観に行くのは(私を含めて)OKですが!何か新しい物を求めてて行くのであればNGでしょう!
役者は大根ばかり、というかこれから期待の方々?でも観てられないね・・・辛い!
長嶋一茂が主要人物、低予算なのか、投げやりなのか?観てて腰砕け…
ストーリーも壊滅状態…なんでこんな脚本を書いちゃったのだろう?観てる方が辛くなるんだけどね!
ビジュアルも低レベル、こんなで許せる?謎だな…
ちなみに、スパイダーマンと比較されておられた意見がありましたが
多分「ターミネーター」だとか、あの最低REBOOT「ロボコップ」と比較すべきでしょうが
どちらとも比較対象外でしょうね、残念ながら…子供向けキャラとしてのREBOOTなのでしょうか?
仮面ライダー・シリーズ、戦隊物シリーズの一環としてならば多少は、ありかな?
続編があっても観に行きませんし、HPでフォローする気もありません!
出来は最初から期待してはおりませんでしたが、昔のファンは眼中にないようで…
と言って子供が観に来ている訳でもなし!一体何がしたかったのでしようか?
あまりの低レベルに悲しい状況です、日本もオリジナル脚本不足に突入でしょうか?

あれっ?ところで「ビジンダー」の出番は何故になかったの?

ちなみに「パンフ1部お願いします!」」と言ったら「通常版ですか?豪華版ですか?」の問い!
「豪華版?」と問えば、CD(DVD)とかいろいろメディアが付い てるらしい!でも…2000円なんだって!
そこまで払う気はなかったので、「通常版1部」と言ったら「1000円です」と元気に言われてしまいまし た!
映画が1800円なんですけとどね?どういう金銭感覚してるのでしょうかね?

ちなみにそのパンフでの監督の発言
「この作品が完成したら監督として何の悔いもありません」だそうです!
ああ~もう2度と映画界に出てこないんだろうな~そのくらいの決意でこの映画を撮られたのですね!
公開初日の第1回(11:00)、156席の映画館で5割程の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN1)
2011.09format



寄生獣              は、別ページとなります
寄生獣/完結編     は、別ページとなります



 義足のボクサー/GENSAN PUNCH 
[HUMAN DRAMA]
2022.06:日本/フィリピン映画(彩プロ)
監督:ブリランテ・メンドーサ
出演:尚玄ロニー・ラザロビューティー・ゴンザレス
南果歩ジェフリー・ロウ木佐貫まや
金子拓平ヴィンス・リロン/他
いつもの如く、ネットで映画検索しまくっていたら…引っ掛かったのがこの映画
20年程前の実話をベースとした映画です
んっ?義足で格闘技は可能なのか?人類の限界を勝手に決めてはいけない!
今の世の中、諦めたらお終い!
ダメだというなら、大丈夫な環境を見つけよう!
そこで成功の道を掴み取ろう!
早速ムビチケ購入して、公開待ち!
TOHOシネマズ会員は「3日と3時間前」からネット予約出来るので…
早々と予約、まだ席を確保したのは「2人目」!
さて公開2日目初回、観てきます!

STORYは…
沖縄で母親(津山食堂経営)・妹と暮らす津山尚生〈ナオ〉…プロボクサーを目指し日々精進
彼がみんなと一つだけ違うことがある…幼少期に右膝下を失った義足のボクサーであるということ!
ボクサーとしての実力の確かなナオ
日本ボクシング委員会にプロライセンスを申請するが、身体条件を理由に却下される!
委員会に直接乗り込んで交渉するもケンモホロロ!
夢を諦められないナオ、プロになる可能性を求めてフィリピンへと渡る
そこはプロを目指すボクサー達が集まる世界、アマで3連勝すればプロライセンスを取得できる!
さらに義足のナオも試合毎のメディカル・チェックを受けて問題なければ、同条件で挑戦できるという!
トレーナーのルディとともに、異なる価値観と習慣の中で
日本では道を閉ざされた義足のボクサーがフィリピンで夢への第一歩を踏み出す!


これはスポーツ物でも、青春物でもない…「ドキュメンタリー」タッチの映画だな!
狙ってなのか?フィリピン人監督であるブリランテ・メントドーサによるものなのか?
妙にザラついた映像と生っぽい音声
それが実話にして、ボクシングという題材、ハンディキャップを抱える青年の物語にマッチしている!
なかなかいいんじゃない?
但し低予算映画なのかな?メイン役者以外は、ド素人状態…まあそこがドキュメンタリーぽいかな?
なんか南果歩まで演技を捨てて生っぽさでいっている!
しかし日本って優しい顔して、異質なものを排除する文化があるというか?
安全と健康という、リスクを犯さない日本
確かに、ハンディのある方を守るため?怪我させちゃいけない?というのも理解できるが…
それでも挑戦したいという若者に寄り添えないかと…苛立ちを覚える!
で、やはり実話なので、最後にドラマは待っていなかった!
そこは現実!
でも主演の尚玄はイイ顔しているな!ボクサー役の面構え、体も絞っています!
そのルックスゆえ、日本で役が付くことがなくアメリカに飛び出したという点は、主人公との共通点?
嵌ってますね!
しかしみんな気付いたかな?
上映中30秒間ほど「左右逆転映像」が流れていたことを!
バイクタクシーの運転席が右側になっていて、着ているTシャツのプリントも反転!
意識してやるほどのシーンではないので、製作サイドも気付いていないのか?遊びなのか?
真相は不明です!良く観てないと分かりません!
ちなみに公開2日目の土曜日、観に行った「TOHOシネマズ日比谷」は上映回(2回)は全て完売状態!
どこでそんなに宣伝してたかな?地味だけど良作には自然に人が集まるのかな?
でだ…
2席隣の男と右斜め前の男!上映中にスマホ観るんじゃねぇーよ!
灯りが気になるだろう!とは思ったものの…
もう映画館も黙認なのかな?イマドキの若者は2時間黙って映画観てられない?
スマホ依存症?うーん、困ったものだと思うが、映画の観方も変わってくるのかな?
公開2日目の第1回(10:00)、108席の映画館は満員(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN13)
2011.09format



 北の零年 
[HISTORY]
2006 日本アカデミー賞[最優秀主演女優賞]:吉永小百合
2005.01:日本映画(東映)
監督:行定勲
CAST-1:吉永小百合渡辺謙石原さとみ大後寿々花
CAST-2:豊川悦司大口広司
CAST-3:石橋蓮司柳葉敏郎石田ゆり子大高力也藤木悠阿部サダヲ馬渕晴子吹越満奥貫薫
     寺島進榊英雄忍成修吾中原丈雄
CAST-4:平田満金井勇太今野雅人アリステア・ダグラス鶴田真由
CAST-5:香川照之モロ師岡田中義剛
CAST-6:木下ほうか/他
明治時代初頭、北海道開拓に送られた淡路・稲田家の武士と農民達、「自分達の国を作る夢と希望」、次々と降り掛かる問題と悲劇、愛そして裏切り、雪深き北海道で力強く生き抜く一人の女性の物語

STORYは…
■明治維新、260年に渡る江戸時代の終焉 ■徳島藩・淡路の稲田家…徳島の蜂須賀家と兄弟同様の間柄、秀吉の四国攻めに協力、多大な功績、大名(1万石以上)取り立てを辞退、徳島藩の一員として破格の「淡路14,500石」を統治、明治維新…身動き取れない徳島藩を尻目に倒幕運動に参加、維新後…徳島藩からの独立を主張 ■明治3年(1870年)徳島藩士の襲撃…「庚午事変」、両者の引離しを画策した明治政府、稲田家主従546名に北海道移住を命令、開拓地は自由に!新しい国を作る希望 ■明治4年、第1陣、半月に及ぶ船旅…その中に小松原志乃と娘の多恵の姿、北海道・静内へ上陸、先遣隊…家老・堀部賀兵衛や小松原英明たち、家族や仲間達の到着を喜ぶ、酒盛り…未開の地に「自分達の国を作るという夢と希望」、くすぶる不満の声も、夜間の見張番…抱き合う小松原英明と志乃 ■開墾&主君や第2陣を受入れる準備、武士も農民も、男も女も関係なく…進められる作業、それを見下ろすアイヌの男達2人 ■食料を取りに山に入った多恵を襲った熊、間一髪で助けてくれたアイヌの民アシリカ(和人?) ■最悪の知らせ…第2次移住団の船が難破、83名が死亡、泣き崩れる人々、皆を励ます小松原…精神的支柱 ■遅れていた殿が来るとの知らせ…沸き返る人々、沈んだ顔の殿様?「時代が変わった」と…新たな移住の中止を告げ…去って行く、「廃藩置県」…彼らの開墾した土地は明治政府の管轄となる、淡路に帰りたいと嘆く人々!もう戻る場所はない(全て処分して来た)この地に踏み留まる決意…マゲを切る小松原、彼に続く…間宮伝蔵、長谷慶一郎、中野又十郎… ■村に来た役人、戸籍作り…開拓者に対する扶持米のため、(食料の不安も)明治政府の世話にはならない!と拒否する小松原 ■村を頻繁に出入りする薬屋(行商人)の持田倉蔵、彼を怪しいと言う間宮の息子・雄之介(多恵の許婚)が…倒れる、病気 ■村外れ…役人を止める倉蔵、扶持米? ■農業指導者・川久保栄太(農民)の努力も…育たない稲、札幌に北の大地に向いた稲が有るのでは?小松原を派遣する家老・堀部 ■いつまでも戻ってこない小松原、待ち続ける多恵、札幌で女性連れの小松原を見たという倉蔵 ■冬、乏しくなる食料、アシリカが差し入れる肉、それでも衰弱していく雄之介…大量の吐血、淡路の花が見たい、花柄の着物を飾る多恵、それを見ながら死んでいく雄之介、泣き崩れる間宮と妻・加代 ■倉蔵が運び込む食料、商売、蓄えを吐き出す家老・堀部、味噌壺一つだけ!? ■倉蔵の蔵を襲って捕まる間宮、代金見合いの米を手にしようとしただけ!警察に渡すと言う子分、必死に謝る加代…一人ぼっちになってしまう!態度を豹変させる倉蔵、米を貸しても良いと…倉蔵の言いなり ■食べ物を餌に志乃に言い寄る倉蔵、逃げる志乃、窮地を救ったアシリカ、お礼の食事…味噌汁のみ、多恵を見て涙、自分にも妻と娘がいた…自分が殺したも同然? ■加代を抱く倉蔵、米を貪り食う加代、間宮にバレて離婚、お腹に間宮の子、雄之介は死んだが…この子は守る!倉蔵の子として!こんなことになったのも全て小松原のせい!志乃を責める加代、イジメにあう多恵、村人達の冷たい視線に晒される母子、小松原を探しに札幌を目指す2人、深い雪、猛吹雪、方向を見失い倒れる2人…


「北の零年」を見てきました、意外でしょう?と周りに聞いたところ、そんなに意外ではないとの反応であった
北海道開拓に送られた淡路の稲田家の人々の苦難の物語であり、主演は吉永小百合です、実は、親戚から…先祖は淡路から北海道(静内)に渡って来たと聞いていたもので…先祖の苦労をベースとした映画なら見ておこうと思ったしだい
理不尽とも思われる明治政府の画策で淡路から北海道へ渡ることとなった稲田家主従、「自分達の国を作る夢」、降りかかってくる問題の数々…失望の連続に挫折していく者、それでも…ひたすら夢を信じて頑張る者、もうダメだという時に…次々に差し出される救いの手、感動の物語を作るためにはイタシカタガナイが…チョットやり過ぎかなとも思う、まあ映画とはいえ、史実をベースにしているわけで、先祖の苦労を知る点では…いい映画でした、まあ他の方々が見られた場合には…どう評価するかは???です
それから…多恵の少女時代を演じた「大後寿々花」ちゃんは…演技もよく、かわいい、将来が楽しみ…
公開8日目、第2回(12:30~)、407席の映画館は…ほぼ満員でした(渋谷)、但し9割方は50歳以上と思われる方々…吉永小百合、恐るべし!若い人が(一応自分も含む…笑)、場違い状態!(渋谷TOEI 1)
2000-2009format



 君の名は。 
[FANTASY]
2016.08:日本映画(東宝)
監督:新海誠
出演:神木隆之介上白石萌音
市原悦子谷花音てらそままさき成田凌悠木碧茶風林
長澤まさみ島﨑信長石川界人井上和彦花澤香菜/他
2016年8月下旬から9月下旬にかけて、大入り満員の映画があり
気になって仕方がなかった
体入れ替わりもののアニメというぐらいの知識
ところが職場の同僚から「君の名は。」を観てきたとの話
彼の地元、飛騨が出てくるらしい…
しかも面白いらしいの情報が付加される
さて子供誘って観に行くかなと思ったら
お父さんが観て面白かったら、あとで観に行くそうだ…
仕方がない1人で観に行くとするか

STORYは…
朝、目が覚めると何故か泣いている、そういうことが時々ある
見ていたはずの夢は、いつも思い出せない
ただ、何かが消えてしまったという感覚だけが目覚めてからも、長く残る
…ずっと何かを、誰かを、探している、そういう気持ちに取りつかれたのは、たぶんあの日から…
あの日、星が降った日、それはまるで夢の景色のように、度々ひたすらに美しい眺めだった

1000年ぶりとなる彗星の来訪を1ヶ月後に控えた日本
山深い田舎町(岐阜・飛騨地方・糸守町)に暮らす女子高生宮水三葉は憂鬱な日を過ごしていた
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに…都会への憧れを強くするばかり
「来世は東京のイケメン男子にしてくださ~い!!!
そんなある日、自分が男の子になる夢を見る
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉
一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も奇妙な夢を見た
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高生になっているのだ
繰り返される不思議な夢、そして明らかに抜け落ちている記憶と時間、2人は気付く
「私/俺たち、入れ替わっている!?」
幾度も入れ替わる体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉
残されたお互いのメモを通して、時にケンカと、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく
しかし気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう
入れ替わりながら、同時に自分達が特別に繋がっていたことに気付いた瀧は…
三葉に会いに行こうと決心する
「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く」
辿り着いた先には、意外な事実が待ち受けていた…
出会うことのない2人の出逢い、運命の歯車が、今動き出す…


年かな~
面白かったかと問われれば、面白かった
しかし凄く面白かったかと言われれば、そこまでは…純粋さを失ったかな
映画館は全席完売、満員御礼、見ている観客も老若男女問わずの状態
観終わった後の会話も活発な映画であった
ただ私としては、面白かったけどね…あと一押し欲しかった感じがするのであった
私は新海誠監督作品を初めて観るので、議論になっているところの
ラストがハッピーエンドかアン・ハッピーエンドのどちらが良いかの議論に加われない
今回はハッピーエンドで良かったと思う次第だが如何か?
本筋とは外れるかもしれないが、音楽が「RADWIMPS」は良いかな
で、入れ替わりものの定番
男は女になると胸触るわな、しかも毎度毎度
しかし逆は1度触れればお終い、まあ笑えないか
あっ、映画の感想を子供1号・2号に伝えたところ「やっぱりね」だそうです…
観に行かないみたいです
ちなみに公開28日目の第2回(11:45)、533席の映画館で満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7)
2011.09format



 木村家の人びと 
[COMEDY]
1988.05:日本映画(ヘラルド・エース/日本ヘラルド映画)
監督:滝田洋二郎
CAST-1:鹿賀丈史桃井かおり岩崎ひろみ伊崎充則
CAST-2:柄本明木内みどり風見章子小西博之清水ミチコ中野慎
CAST-3:加藤嘉木田三千雄奥村公延多々良純露原千草辻伊万里今井和子
CAST-4:酒井敏也鳥越マリ池島ゆたか上田耕一江森陽弘津村鷹志
CAST-5:竹中直人蛍雪次朗ルパン鈴木山口晃史三輝みきこベンガル/他
お金を貯めることだけが生きがいの木村家を描くコメディ映画、何でも商売にしてしまうバイタリティ、笑いあり、涙あり、GOお気に入りの映画の一本でもある

STORYは…
■木村家のダイニング:父・木村肇がトランプ手品をしながら長男・太郎にお話…「アムステルダムに一人の男がやって来た、立派なお屋敷を見て『どなたのお屋敷ですか?』 と…オランダ語がダメな男は手振り身振りで聞いてみた、返ってきた答えは『イック・ウェットニツト』(差出された力ード、太郎が押えた所にハートのA )『…イック・ウェットニットさんに比ぺて自分は…お金もないし、今夜のねぐらもままならない』(続いて押えた所にクラブのA )「自殺を考え…運河に行くとお葬式に出くわす…『どなたのお葬式ですか?』男は答えを聞いてびっくりした」 「イック・ウェットニットさん?」と太郎、カードはダイヤのA、「いくら立派なお屋敷に住んでたって死んじまっちゃ意味がない…男は命拾い、イック・ウエットニットさんのおかげでね…」とスペードのA…話のオチより、手品のタネを知りたがる太郎、 台所で笑う妻・典子と長女・照美 ■福島ナンバーの車、典子の兄、雨宮夫婦の訪問、自宅の改築中に母・ミツを預かってもらうお願い、様子がおかしいミツ?孫・照美を典子と呼び、お土産のジュースを一気呑み…ボケ ■客間、雨宮夫婦に紙片を渡して行く木村…「請求書」?『宿泊料金一泊2,000円、夕食材料費700円、入浴料270円、便所使用料…計6,429円也』…絶句、続いて子供達『マッサージ代、太郎が15分で私が15分、プラス延長10分』の明細、退室…小声でごめんなさいと言う太郎 ■木村家の朝、女の悶え声、驚く雨宮夫婦、朝食の仕度をしながら、電話に向かって悶え声を上げている典子…モーニングコール?最近アヘアヘ入りの注文が増えてって何?新聞専売所から戻った木村、鳩時計が6時を知らせる…ダイニングに整列する木村家、木村「番号!1円」、典子「10円」、照美「100円」、太郎1,000円」、全員「10,000円、オー!」、慌しい木村家の一日の始まり(隣の高倉家が目覚める…守銭奴が今日も吠えた!と) ■6時10分、新聞の仕分け、窓の外には爺婆約30人、暇を持て余している老人達に新聞配達の下請け…ボケ防止&運動&小遣稼ぎ、惣菜を持参の婆さんに別料金(お袋の味)、出前朝食と配達弁当!システマチックに作られたキッチン(いつのまにか手伝っているミツ)、朝食完成…町内に散る4人、ブキッチョの太郎…コケて値引き、そして木村家の朝食(猛烈な食欲)、自動車に弁当を積込む木村、クラクション…近所から集まる会社員達(木村を嫌う高倉も)、乗車料徴収、車内に用意された貸し髭剃り、化粧品…、唖然と見送る雨宮夫婦…横に立った隣の主婦・高倉さやかが語る「ある種の病気ですよ、木村さんは…何から何まで商売になさるんですから」 ■木村出社後、老人達に荷物・封筒を渡す典子…65歳以上が貰える町のパスの無料パスを利用した格安の宅配、「木村さん、ちゃんと会社行ってるんですか?」…心配顔の義姉 ■富士野食品、木村の職場…資料編纂室、弁当を売り歩く木村(手伝う部下・広野)、安代は学生のノートコピーの手伝い、「人事異動の予想表」の作製…購入希望者情報、手間賃(小銭)に喜ぶ部下達、閑職に落ち込んだけど…見方を変えれば天国!人並みの給料と社会的信用、健康診断に福利厚生、OA機器・文房具は使い放題、お客は無数、皆勤賞の金一封!双眼鏡を手に立ち上がる安代…「営業の吉田部長と秘書課の村木ゆかり、デキてます、確実に6回は…カポカポ」…不倫の口止め料は高額 ■小学校(5年3組)、窓際の照美が不審な男を発見…「隠れクズ屋だ!」 先生の静止を振り切り駆け出す生徒達、囲まれるクズ屋、帰れコール、逃げ出すクズ屋、2度と来られないよう徹底的に分解された車 ■校長室に照美、破綻した子供会再建(チリ紙交換で13万3545円/月)をねぎらいつつも説得…「小学生らしい純粋な活動を」と校長、「小学生らしい活動って?純真で無知でいろってこと?そこらの浮浪者に引っ張りこまれて、散々オモチャにされたあげ<に首しめられて、川に投げ捨てられて新聞に載ってヒマ人の涙誘えぱ、それが小学生らしい活動なんですか?」…極論、返答できない校長 ■放課後の職員室前、太郎と高倉家の拳、一緒にハーモニカ・クラブを辞める約束、(怖い顔の)神河内先生を前に裏切る拳、「ボク、木村君の技術と情熱には勝てません、木村、頑張れよ!」と…逃走、屋上でハーモニカの特訓を受ける太郎の姿 ■高倉に新聞を勧誘する木村、夕食の配達から戻る典子を横目に拒否する高倉、「あいつお前にホレてる」と木村、「3月も前から知ってたわ」と典子 ■高倉家の夕食に招待された雨宮夫婦…意気投合 ■木村家の戦略会議、典子の案…金券ショップで100万円の商品券を94万円で購入、手分けして100枚使う…但し1枚につき50円以内の物を購入、お釣りは現金で9950円(GO注釈:消費税導入前の映画です)、100枚分で99万5000円、5万円の儲け(照美の計算:13,750円/人)、1人だけ理解できない太郎 ■寝室、100円玉を数枚シーツに落とす木村、それを握り…艶然とパジャマを脱ぐ典子、抱きつこうとする木村、逃げる典子、追加の100円玉、抱きつきキスしようとする木村、口を閉じている典子、大量の小銭…盛上げる演出?貧るようにキス、そして…(階下の雨宮夫婦…モーニングコールの続き?)、横たわる2人、ガーターペルトの万歩計に「43」の表示、4,300円!300円赤字と典子、今日は多い方?手帳を広げる典子…「照美のときは118回、太郎の時は…3回!?あんまり感じなかったからポッとした子になっちゃったのかしら?と…「記録更新しようか?」 ■下校中、友達に囲まれ小銭を巻上げられる太郎 ■帰宅途中の雨宮夫婦、鞄の中に太郎からのお詫びの手紙(誤字だらけ)、驚く雨宮夫婦…まだ染まっていない! ■休日、閉園放送が流れる遊園地、木村の呼出し…帰る客に逆行して到着した3人?タキシード姿で現れた木村、貸切り宣言!太郎と照美だけを乗せたコースター、芝生で弁当を囲む一家、不思議そうな家族…会社の休み、掃除のアルバイト、整備員と仲良くなって…閉園後の整備運転中…お前達くらい乗せたってどうってことないんだと、一家団欒中に見栄を張った太郎…学校で180円稼いだ作り話、母親に褒められ笑顔も…木村の提案に顔面蒼白「太郎も1人で稼げるようになってきたし、お姉ちゃんみたいに食費を入れよう」 ■楽しそうにお金を配分する木村家の4人&ミツ ■郵便受けに太郎宛の荷物、差出人は雨宮晋一、中身は「新約聖書」、貧り読む太郎…「金銭を愛する者は信仰から迷い出て多くの苦痛をもって自分目身を刺し通す、神の人よ、あなたは守銭奴になってはいけない…」の一節に涙する太郎、雨宮への返信「勘当しました(映画のまま)」、文通の始まり ■雪の福島、太郎のけなげな手紙に涙しながら読み入る雨宮夫婦 ■ハーモニカを練習する太郎、曲は「椰子の実」…へタクソ、庭に集まる老人から辛辣な言葉、ハーモニカを手にしたミツ…かつて小学校の音楽の先生、出かけようとする照美を呼止めるミツ、典子と照美を区別できていることに気付いた太郎!「椰子の実」を吹くミツ…見事な演奏に感動する老人達、「大好きな人のことを想って、その人を幸せにしてあげようってお祈りしながら吹くの…それが巧く吹くコツ」とミツ、ウンウン頷く時次郎… ■子供部屋、雨宮からの手紙を読み、台所に向かう太郎…典子に質問「ボク、本当にお父さんの子?」、まじまじと太郎を見て「ばかあ」の一言、悩む太郎のヘタクソなハーモニカ、邸永漢の書を投げつける照美、(寝床で小銭を数えているミツ) ■庭、最近ミツの様子が変わったと言う太郎、「金勘定してれぱボケてる暇ないものな」と木村、好きな人がいるからだと反論する太郎&「お金はいい人だって病気にする」とも、その時、蕎麦屋の出前が…そして2件目の蕎麦屋、続々と列をなす蕎麦屋、「お代は頂いてます」…?、家を埋め尽くす「もり蕎麦」、誰が? 上機嫌な笑い声、時次郎の手を引いてミツが帰宅、蕎麦の上に置かれる風呂敷包み、「さあさ、みんなおあがり…」とミツ、風呂敷包みの中…預金通帳4冊と1万円札の束、下ろされた貯金、「これは食ぺられない」と札をバラ撒くミツ ■もり蕎麦に埋もれ放心状態の4人…1人4万3750円の損、泣き出す照美、「なんかくたぴれちゃった」と典子、聖書の一節を思い出した太郎、自室で聖書を繰る「…多くの苦痛をもって自分自身を刺し通す…刺し通したんだ!」、居間では海苔を千切りにしている3人…明日の弁当は蕎麦だ、どうせなら「ざる」にした方が金取れると…、聖書の話を始める太郎、木村は「父さんも昔読んだっけ…聖書的に言うと、今日のことは試練だったんだ、試練に負けちゃ天国に行けないもんな」と、落胆する太郎、そして電話がかかってくる… ■喫茶店の片隅、木村夫婦と雨宮夫婦の4人…改築終了の報告&礼の言葉、そして「太郎君をうちの養子に…」と唐突な申し出(子供がない雨宮夫婦)、「太郎君と文通しているうちにどうにも可愛くてたまらなくなってしまいまして…太郎君のためにも是非」と雨宮夫婦、出された手紙の束、その一通を読む木村「…ボクはボクのお父さんを本当のお父さんだとはどうしても思えません、ボクはお父さんと遊んでいると楽しいけれど、お金を数えているお父さんは嫌いです、お金のことを喋るお父さんは大嫌いです…」、ショック!爆発する木村…


GOお気に入りのコメディ映画、TV放映時に撮ったビデオを今だに見てます(年1~2回程度)、金儲けのだけが生きがいの家族、そんなバカなのオンパレード、でもココまでやれば向かうとこ敵なし?特にSEXのくだりは笑える・笑える…、そして笑いながらもホロリのシーンもあり、過去に見た映画データでは…ともかくこの映画の情報を入れるまでは頑張ろうと思ってました…ということは?たいしたことではありませんが、過去映画データ投入が少しばかり鈍くなるということです(スミマセンが)
以前にも書いたことですが、パンフに採録シナリオがあるは、ビデオを見まくっているはで…ストーリーを書くのに時間がかかるはかかるは、他の映画データを入れてたのもあり1ヵ月以上はデスクトップにデータが置かれてました…
(シネスイッチ銀座)
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 CASSHERN 
[SF]
2004.04:日本映画(松竹)
監督:紀里谷和明
CAST-1:伊勢谷友介麻生久美子寺尾聰樋口可南子小日向文世
CAST-2:唐沢寿明宮迫博之佐田真由美要潤
CAST-3:大滝秀治西島秀俊及川光博寺島進
CAST-4:三橋達也りょう鶴田真由玉山鉄二森口瑶子
CAST-5:山口愛納谷悟朗/他
30年前のTVアニメ…「新造人間キャシャーン」の映画化作品、監督はプロモーション・ビデオで活躍の紀里谷和明、手法的に異なる映像は一見の価値はあり、単純なストーリーが判りづらいのが問題?

STORYは…
■雲の上に突き出る巨大な神像 ■雲下…全く異なる歴史の世界、大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合…2つの陣営、50年も続いた大戦、大亜細亜連邦共和国の勝利…ユーラシア大陸一帯を支配に至るも…人心の荒廃と荒れた大地、核&化学・細菌兵器の使用が招いた様々な薬害や後遺症に苦しむ人々 ■保健省の議場、演壇上で新たな解決策を提唱する人物…東博士、人間のあらゆる部位を自在に造り出す「新造細胞」理論を提唱(病に苦しむ妻ミドリのために実用化したい思い)、援助を仰ぐ、それが可能であれば…危機感を抱く学者達の反発、東博士の理論を却下、傍聴席に…大亜細亜連邦共和国の独裁者・上条将軍(病気の治療方法を渇望する権力者達…その有様に反発する将軍の息子・上条中佐)、隣の男に命令…軍部にパイプを持つ貿易商社員・内藤、失意の東博士に接近、軍が研究を援助するとの申し出 ■ドライブ中の男女…東博士の息子・鉄也と婚約者の上月ルナ(東博士の親友・上月博士の娘(母は死亡)) ■2家族での集合写真撮影の場、行かなくてよい(特権)戦争へ志願した鉄也、口論、去って行く東博士 ■戦場…第7管区でのテロ制圧?無抵抗の村人、殺害を命じる上官・坂本、やらねば…自分が殺される、悩んだ末の射殺、戦場の現実 ■陸軍の研究施設、理論と実践のギャップ、悪戦苦闘の東博士、上月博士の訪問(ホールで待つ同行のルナ)、途中経過…人体パーツの形成には成功、浮かぬ顔の東博士「生きているが、活性化していない」と… ■ホールのソファ、待つしかできないルナの身、眠り ■廃墟に踏み入る部隊、トラップ!ピンが抜かれた手榴弾…を見た鉄也 ■東宅の温室、病気で視力を失いつつある東ミドリ…植物学者、点字と助手の助けで研究中、来訪者、対応に向かう助手、人の気配を感じるミドリ…鉄也!いつ帰ってきたの?戻り来る助手、来訪の軍人…報告、崩れ落ちるミドリ ■ホール、愛し気にルナを見下ろす鉄也 ■東博士への電話、鉄也の戦死、遺体は陸軍本部に移送中、陸軍での葬儀 ■陸軍の車、葬儀に向かうミドリ ■暗雲漂う本部、到着した鉄也の遺体 ■雷鳴、実験施設を直撃、培養プールに突き刺さる稲妻、急速に活性化した新造細胞、蠢きだすもの…実験場から生まれた生命体・新造人間、最初に立上った男…自分が何者であるか…困惑気味の男(一般的知識は所有)、どうして目の前の人々は恐怖している? パニックする内藤の連絡、施設に突入する陸軍、銃の乱射、逃げ惑う新造人間達、殺される者、不完全ゆえ崩れ落ちる者、最初の男に付いて来る集団、排水口から脱出 ■ホール、逃走する新造人間の1人に気付いたルナ、怯えている男、捜索中の軍から匿うルナ、逃げていく男 ■祭壇に運ばれる鉄也の棺…それを見る鉄也、新造人間を追う部隊、銃撃、ミドリを乗せた車が巻添え、運転手と助手が死亡 ■陸軍本部、ドーム屋根の上に立つ(最初の)男、軍旗をむしりマントとする ■ミドリの車に接近する新造人間達、射殺、自分の立場を省みず…その死を悲しむミドリ、「あなた方の方が酷く扱われている気がする」、人質となるミドリ、逃走する新造人間達 ■鉄也の死体を取り出す東博士、研究施設の培養プール、沈められる死体、困惑の上月博士、(辞めてくれ!叫ぶ鉄也)、抵抗するかのように身悶え始める鉄也…新造人間としての復活 ■光り輝く森、逃走中の新造人間達、先頭にはミドリを背負う件の男、いつしか雪の中、仲間を励ます男、倒れ死んでいく者、巨大な神像を横目に進む…人間を呪い、自分達の立場を呪う男 ■鉄也を診察する上月博士、新造細胞のため膨張を続ける筋肉、このままでは破裂、回避策…上月博士の開発した装甲服の着用、2度と脱ぐことはできない、戦闘能力UP、「2度と戦いたくない鉄也」「戦うこととなる」と父…決別 ■吹雪を行く新造人間、前方に現れた建物、辿り着けたのは新造人間4名とミドリのみ、玉座には白骨死体…無人の建物、何者かが残した夥しい数のロボット群!? □整備された環境、玉座につく男、自分の名がブライであることが判る…何故?情報担当のサグレー、機械製造工場担当のアクボーン(生み出された無数の機械兵士達)、戦闘部門のバラシン、彼等を統治するブライ…「命に優劣があるのか?…彼らに(虐殺の)権利があるのなら、逆も真我々がその権利を有することも可能なのだ!」、人間への報復を宣言!


諸般の事情で…やっと(公開6日目だけど)CASSHERNを見てきました
原作は、1973年10月→1974年6月に放映されたTVアニメの「新造人間キャシャーン」、この当時、諸般の事情により、この時間は家にいなくて見ていない、でも再放送か何かで何話か辛うじて…くらいの知識、それでも、やはり懐かしいものがある、30年の時を経ての復活、見ようか、見まいか?考えていたところ…映画製作に関わる従姉妹から…「〇〇(名前)は、この映画、見た方がいいよ!良い悪いは別として…」とのコメント、実際に見て…ナンダこの映画は!状態 (悪い意味ではない)、なるほど監督の紀里谷氏の経歴を考えれば、一般的な(?)映画と異なるものが出来上がるのも頷ける、御自身の活動のとおり、それはPV(プロモーション・ビデオ)の延長線上にある映像、ともかく美しく綺麗な極彩色のシーンの数々、暗くインパクトのある場面との対比、さらには、漫画的(二次元)表現の応用、この手の表現方法もありかなどと…極論かもしれないが…「様々なモチーフのPV集合体」とも言える、従姉妹のコメントも頷けるしだい
出演者も多彩、メインの方々が またキレイ(やはり麻生久美子は美人だ)、宇多田ヒカルの歌声もキレイと…、でも、扱っている題材は「戦い」…人は何故に戦うのか?原作の持つメッセージ(どう読むかによるが)、繰返される問いかけに…人によっては疲れてしまうかもしれない、原作が30年前ゆえ…使い古し的に思うこともあるだろう、また、紀里谷氏の思いもあるだろうが…チョット重過ぎる、発信されるメッセージをどう受取るかは個人の自由
綺麗な映像はさておき、問題はストーリー展開を覚えにくいこと、単純なわりに、細切れに繋がる映像のため、あとで思い出すのに苦労…ゆえに、映画データのストーリーが書けないで困った状態、ともかくブツギリには書けても繋がらないのだ、苦心惨憺の末に書き上げたストーリーだが、果たして実際どおりになっているのか…疑問
結論…映像面では楽しめましたが、ストーリー的には「記憶に残りにくい映画」でした、ということで、見たばかりではでしたが、結局にしました
ちなみに、公開6日目の初回586席の映画館で6~7割程度の入りでした(丸の内ピカデリー2:有楽町)
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 キャラクター 
[SUSPENSE、THRILLER]
2021.06:日本映画(東宝)
監督:永井聡
出演:菅田将暉Fukase高畑充希
中村獅童小栗旬小木茂光
中尾明慶松田洋治
橋爪淳小島聖見上愛/他
早くフルで映画上映始まってくれないかな…
今は邦画中心に立ち上がり始めているが
早く、洋画の大作が観たいな!
さてそれはさておき…
「キャラクター」は楽しみである

STORYは…
漫画家として売れることを夢見る山城圭吾、高い画力があるものの万年アシスタント生活
いい奴過ぎてリアルな悪人キャラが描けないから…と、師匠の分析
漫画から足を洗うと決めた最後の仕事として師匠に頼まれた
「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城
まさにそんな一軒家を見つけ、ふとした事から中に足を踏み入れた彼が目にしたのは
見るも無残な姿になり果てた4人家族…そして刃物を手に庭から出ていこうとする一人の男
男は立ち止まり、山城の方を振り返る…
事件の第一発見者となった山城
真壁幸太刑事と部下の清田俊介による取り調べ
「犯人の顔を見ていない」と嘘をつく
ようやく解放された、恋人の川瀬夏美と暮らす部屋に帰った山城
仕事部屋に入り、一息つくと、憑かれたように漫画を書き始める
一方、真壁と清田は、34年前に4人家族を殺した辺見敦を連行
辺見をあっさりと自供し「犯人逮捕」と大々的に報道される
それから1年、山城は自分だけが目撃した真犯人をキャラクター化した殺人鬼“ダガー”を主人公に…
漫画「34(さんじゅうし)」を連載し異例のヒットを記録していた
売れっ子となった山城は夏美と結婚、出産を控えた彼女と2人、誰もが羨む人生を手に入れた
だが「34」で描かれた事件と酷似した、4人家族が殺される事件が発生する
「34」のファンだった清田が気付き、山城の担当編集者の大村誠を通してコンタクトを取るが…
山城は「創作です」と突っぱねる
そんな中、行きつけの店で酒を飲む山城の前に、あの男が姿を現す
「両角って言います、先生が描いたもの、リアルに再現しておきました」と言われた山城…
山道殺人事件の凶器から、第1の事件の被害者のDNAが検出される
釈放される辺見、振出しに戻る捜査
またしても「34」を模した4人家族殺害事件が発生する
そんな中、産婦人科へ夏美を迎えに行った山城の前に両角
夏美に「34を共作している」と自己紹介
夏美を巻き込むことを恐れた山城
全てを清田に告白する
道を踏み外したところを真壁に助けてもらった過去を持つ清田
過ちを犯した山城を怒るどころか「新作を描いて」と励ましてくれる
「34」は休載が決定、清田の執念の捜査が両角の驚愕の過去を掴むが
察知した両角に逆襲される
山城はペンで決着をつけると決意
両角に再現させるための「最終回」を描き上げるが…
それは狂気と紙一重の筋書だった…


菅田将暉とFukaseの個性の激突!
特にFukaseは凄い!よくぞ適役者を見つけたものだ!
賛否両論ありそうだが、私は嵌っていたと思う!
無表情で人を殺せる顔!で漫画顔!なんだな…
役者としては何者でもないFukaseだからこそかな
多分、正体不明の役に向いているんじゃないかな!?
漫画とリンクする殺人事件という設定は良い
オチもなかなか考えられているのね…まだまだ書けないけど!
まあ気になる方は半年ぐらい待ってください
公開2日目の第1回(10:20)、299席の映画館で70人程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
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 キューティーハニー/CUTIEHONEY 
[ACTION & COMEDY]
2004.05:日本映画(ワーナー・ブラザース映画)
監督:庵野秀明     原作:永井豪
CAST-1:佐藤江梨子市川実日子村上淳
CAST-2:篠井英介片桐はいり及川光博小日向しえ新谷真弓手塚とおる倖田來未
CAST-3:京本政樹吉田日出子松田龍平
CAST-4:嶋田久作田中要次松尾スズキ虻川美穂子伊藤さおり永井豪
CAST-5:岩松了菅原卓磨/他
永井豪の同名漫画の映画化・実写化、というのか、その映画を再度アニメ化したような…うーん、なんだろう?的なものであり、主演の佐藤江梨子をよってたかってオモチャにしたような映像です

STORYは…
■如月邸、入浴中の如月ハニー、携帯の呼出し音、おじさまこと…宇津木博士(父の友人)、探し物が見つかったと連絡、突然…争う音、抵抗する宇津木の声!?「ハニー~フラッシュ!」、ん?何も起きない…エネルギー不足、手近なゴミ袋を身にまとってコンビニへ、おにぎりを大量購入、食べながら走る、そろそろイケル?剥ぎ取られるゴミ袋、下着姿、ハニーフラッシュ!レーサー姿、バイクに跨り発進 ■アクアライン、うみほたる、宇津木博士と誘拐犯を取囲むパトカー群、ヘリで駆付けた本庁公安8課・秋夏子警部、異形の犯人…秘密結社パンサークローのゴールド・クローと名乗り、退屈しのぎ?警官の大部分はパンサークローの戦闘員、実は取囲まれていた警部達、1人の婦警の機転で危機回避、このくらい1人で!怒る警部、再度の攻撃、消えた婦警?一瞬後、博士を捕まえている1人の戦闘員…実はハニー、逃走するも再び連れ去られる博士、ドタバタ、警察の手にも博士、パンサークロー側にも博士?正体は…愛の戦士キューティーハニー、戦闘開始、銃弾を叩き落として山、戦闘員を倒しまくる、ゴールド・クローのロケット弾攻撃…爆発炎上、回転する髪(タケコプター状態)、博士を連れて飛行…放たれるハニーブーメラン、髪の毛切断、海に落下するゴールド・クロー、宇津木博士を回収、何がナンだか…混乱の秋夏子警部、とりあえず関係者?キューティーハニーに手錠…逮捕、潜入していた自称・新聞記者の早見の取材…何か知っている?ついでに逮捕、楽々手錠を引き千切るハニー、早見ごと逃走 ■タチバナ総合商事、遅刻(常習犯)の如月ハニー、超楽天的な行動にイラツク係長&主任、オニギリ5個で皆の仕事を引き受けるハニー…1人残業、ハニーを心配する掃除のおばさん…会社で唯一の話し相手、オニギリで掃除のお手伝い ■翌朝、おじさまに電話、留守電のメッセージ…宇津木博士はパンサークローの下におられます…って!また誘拐された!情報が欲しいハニー、こんな時は… ■警察、事態を報告する秋夏子警部、信じない上官達、捜査から外され、取上げられる拳銃、彼女を心配する2人の部下(何があっても付いて行く?)、その彼女に変装…署内で情報収集するハニー、協力を得られず…単独行動が多く煙たがられている秋夏子?ニアミス、逃げるハニー、早見に遭遇、情報交換、パンサークローの戦闘能力&戦闘員達の蒸発…体内に仕組まれたナノマシンによるもの、父・如月博士(1年前に死亡)の開発した i -システムと同じ原理、未だ不完全なパンサークロー側…どうしても欲しい i -システム、研究を引き継いだ宇津木博士を誘拐した?背後に秋夏子警部、詳しく聞かせろ! ■パンサークロー本拠、ディーヴァの歌声、シスター・ジル…2222回目の目覚め、傍らに執事、ご機嫌伺いに現れた四天王、供物の報告、若さと美貌を吸収するために集められた美女1万人、戦闘員1万人…、ツマラナ気なシスター・ジル、おめおめと戻ってきたゴールド・クローは奈落の底へ ■ハニーを会社へと送る早見、憎しみの気持ちは似合わない!それだけで戦っては父上も喜ばない!何のために戦うのか…自分で探すように!助言、ハニー達を執拗に付け回す秋夏子警部と部下、撹乱する早見、変身して逃げ切るハニー ■依頼主?NSAエージェントと連絡を取る早見…何者?如月博士の娘は1年前に死亡しているハズ、i -システムとの関連?


実は、アレコレと前売りを買うついでに購入してあったんです、いつ見に行こうか悩んでました…見に行くつもりでも…なんかね~、初日からっていうのも…などと考えていたら、妻が新聞を見ながら…渋谷で舞台挨拶があるよ!と…、せっかくだからサトエリ見てきたら?どうしようかと思いつつ、結局…公開初日・初回で見に行くと決定、しかし当日の朝…出遅れ、入れるか心配したが…意外とアッサリは入れる
映画そのものは、ヤッパリなの状態…アニメの実写化と言うよりは、実写版のアニメ化???←ん?お色気部分は…猫化、コメディ部分はそのままに…シリアス部分までコメディ化、もうチョット、メリハリ付けてくれれば良いのに…、まあ、今年は「CASSHERN」「キューティーハニー」「デビルマン」と続くので、勢いで買ったチケットゆえ、あまり期待はしてませんでしたのでダメージは最小、で…実は、サトエリの如月ハニーはミス・キャストだと思ってたんですが、いやいやどうして、キューティーハニーのシーンは悪くない、但し、その他のシーンでは、監督にオモチャにされている感あり、見終わって、ヤッパリかなと思ってましたが、上映後の舞台挨拶開始、庵野監督の後に続いて…サトエリ(佐藤江梨子)が登場、実物に驚いた!胸だけキャラだと思っていたら、これが予想以上に綺麗な方で驚いた、まずは身長の高さ、続いて手足の長さ、意外とスリム、顔小さ~い、さすが芸能人!身長は173cm、ヒールを履いてたので、さらに高い(8頭身にも見える)、佐藤江梨子が見られたことが
になってしまいました、1300円の前売り券+映画の内容+佐藤江梨子=EVEN…、ファンの方はともかく、そうでない方が見に行く場合…なるべく安く見られる方法でご覧ください
この映画に先立ち、180秒間のショートフィルム「ポータブル空港」が上映されたのですが、最初の60秒間ほど無音のまま、変に思った客がザワツク、突然、照明が再点灯、巻き戻しのうえ、再上映となりました、特にコメントなしです
公開初日・初回、渋谷で300席の映画館、8割程度の入り…男女比率 9:1程度(渋谷東急)
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CUBE/一度入ったら、最後    は、別ページとなります



ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一髪    は、別ページとなります



 嫌われ松子の一生/MEMORIES OF MATSUKO 
[HUMAN DRAMA]
2006.05:日本映画(東宝)
監督:中島哲也     原作:山田宗樹 「嫌われ松子の一生」
CAST-1:中谷美紀瑛太柄本明香川照之市川実日子キムラ緑子奥ノ矢佳奈濱田マリ
CAST-2:伊勢谷友介黒沢あすか谷原章介宮藤官九郎劇団ひとり武田真治荒川良々
CAST-3:木村カエラ蒼井そら柴咲コウゴリ榊英雄マギー片平なぎさ本田博太郎
CAST-4:竹山隆範角野卓造甲本雅裕
CAST-5:谷中敦BONNIE PINK阿井莉沙大久保佳代子渡辺哲山本浩司
CAST-6:木野花AI山下容莉枝土屋アンナ山田花子あき竹城嶋田久作
CAST-7:木下ほうか田中要次菅原卓磨/他
2004年に公開され、ケッコウ話題にもなった「下妻物語」の監督・中島哲也氏が手掛けた話題作「嫌われ松子の一生」、中谷美紀主演ということで…時間も取れそうなので見に行ってきました

STORYは…
■平成13年7月、川尻笙…上京から2年、ミュージシャンになる夢も消え&彼女・明日香にも見放される、酒とAVの日々、物音に目覚める笙、突然…父・紀夫の訪問、床に置かれた遺骨…妹・松子、笙の知らなかった伯母、荒川河川敷で発見された他殺死体、至急帰らなければならない父、伯母のアパートを整理しろ!と命令 ■足立区日ノ出町、荒川河川敷近く、超ポロアパートの2階奥、隣室のヘビメタ男・大倉が興味津々、「嫌われ松子」と仇名されていた伯母、ゴミだらけの部屋、壁には「光GENJI」のポスター?何気に取上げたバッグ、妙に気になる(太陽の塔の)キーホルダ&写真…着物姿の若い女性、オドケタ顔の松子、彼女に興味を持つ笙、窓外に不審な男達 ■昭和46年、松子23歳、福岡県大川市大野島、若く美しい中学校教師・川尻松子、渡し舟…生徒に歌唱指導中、川辺で喧嘩中の男子生徒達、松子に見惚れ…ボコボコにされる男・龍 ■川尻家、厳楕な父・恒造、母と兄、病弱な妹・久美、妹ばかり気遣う父、父の気を引こうと…父が理想とする娘になろうと努力する松子、相変わらずの父…疎外感、そんな彼女の「父との一番の思い出」、2人で出かけたデパート、初めて食べたパンケーキ、屋上遊園地、ステージで歌う綺麗な歌手、お笑いショー、おどけた顔を真似る松子、久しぶりに笑った父、以来…父を笑わせようとオドケまくる松子、やりすぎ、追い込まれた瞬間…おどけた顔をしてしまう体質となってしまった松子 ■修学旅行先の宿、盗難騒ぎ、無人の売店から奪われた12,000円!集められる教師、素行不良の生徒・龍洋一を犯人と断定、担任の責任?問い質しに行かされる松子、同行を申し出てくれる憧れの同僚・佐伯先生、断わり、龍の部屋、考えに考えたセリフが…最悪、否認する龍、どうする?その場しのぎの案が…転落人生の始まり


私は見なかったのですが、2004年に公開されてケッコウ話題にもなった「下妻物語」の監督・中島哲也氏が手掛けた話題作「嫌われ松子の一生」、原作は山田宗樹の同名小説、公開に先駆け、多くのメディアに登場…大量のCM、そしてレンタルビデオ・ショップに「メイキング・ビデオ(DVD)」が並ぶ…チョット驚いたりして
見ようか?見ないか?どうしようかなと考えつつ…土曜日の予定を考えれば、やはり映画を見に行く時間がある!それではと…前売り券を購入、雨の中、都内某所で所用を終えてのち新宿へ移動、上映開始10分前に映画館に到着…「前の方になります」の案内だが入場、1人ゆえ…特に問題なく、まあまあの席をキープ
ストーリーは上記のとおり…とても暗く、重くなりそうなネタですが…これを…マンガチック、かつ、ミュージカル調にアレンジ、非常にポップな映画になっている、悲惨な展開のハズが…松子サイドから捉えるとナンカ笑えちゃったりするのです、まあ小ネタもふんだんに有りますし…クスクス、映画終了時…「あ~、面白かった!」との声がアチコチから聞こえましたが…、私的には、あんなシーン、こんなシーンを撮影していく中で「中谷美紀」が壊れていく様が想像されてしまい…なんか痛々しく(好きな女優のうちの1人で、特に熱烈なファンというほどではないのですが)、今後の女優活動に支障が無ければよいがなどと…他人事ながら心配してしまったり、ラストあたり某所の展開など、単純に「あ~、楽しかった」とはいかなかったが、まあ前売り券の1300円でしたし…まあ良かったとしましょう(1800円だと、どうでしょう?)、見に行かれる方、なるべく安く見られる方法で、お楽しみください
そうそうコノ映画…実に多くの方々がチョイ役で出演されているので、それを見るのも、見つけるのも楽しいかもしれません
ちなみに、公開初日の第2回(13:15~)、300席の映画館に8割程度の入り…天気は「雨」、次の3回目は「立見です」の案内がされていました(新宿ジョイシネマ3)
2000-2009format



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