行・け・げ 作品・日本






 ケイコ/目を澄ませて 
[HUMAN DRAMA]
2023 日本アカデミー賞[最優秀主演女優賞]:岸井ゆきの
2022 キネ旬[日本映画作品賞]
2022 キネ旬[主演女優賞]:岸井ゆきの
2022 キネ旬[助演男優賞]:三浦友和
2022 キネ旬[読者選出日本映画_第1位]
2022 キネ旬[読者選出日本映画_監督賞]
2022.12:日本映画(ハピネットファントム・スタジオ)
監督:三宅唱
出演:岸井ゆきの
三浦友和三浦誠己松浦慎一郎仙道敦子
佐藤緋美中島ひろ子中原ナナ
渡辺真起子中村優子足立智光/他
これから12月16日公開(1週間遅れで)の「ケイコ/目を澄ませて」を観るんですけど…
先週は同日公開の「アバター/ウェイ・オブ・ウォーター」を優先させてしまったので、今週こそはコッチです!
実在の聴覚障害のプロボクサー“小笠原恵子さん”を、主演“岸井ゆきの”で描いた作品!
片耳難聴の私としては何か動かされるものがあり…観ます!
片側聴こえないのも結構な制約ですが、本当に無音の世界で“ボクシング”に挑む勇気と葛藤!
(当然だが)公開前にデジタル_ムビチケ購入済み!なんですが…
一番近い渋谷の「ユーロスペース」はネット予約でムビチケが使えないんだった!
近郊で朝から上映してるのは「ユーロスペースのみ」!
念のため電話してみたら「ムビチケは当日窓口対応」とのこと!
良かった、観られる!ムビチケ使える!無駄にならずに済んだ! さあ早く行って席を確保するぞ!

STORYは…
嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコ、生まれつきの「感音性難聴」で両耳が聞こえない彼女
そのハンデを乗り越えて、2019年、プロボクサーライセンスを取得(デビュー戦はKO勝利)
2020年12月
ケイコは再開発が進む下町の一角にある小さいけど歴史のあるボクシングジムで次の試合に向け鍛錬の日々
トレーナーの松本、ホワイトボードで練習メニュー!リング上ではジェスチャーのやり取り!それを見守る会長
(ジム&トレーニングを支える林マネージャー)
ノルマをこなしては、几帳面にトレーニング日記を記すケイコ
普段のケイコ、シティホテルでの客室清掃員、新型コロナの中、マスクで同僚の口の動きが読めない!
コンビニ店員とのコミュニケーションも成立せず、日常生活に影響あり!
年が明けて1月15日、第2試合
客席には、ケイコと同居する弟・聖司と実家から駆け付けた母
思いのほかパンチを受け、目の周りに血を滲ませながら戦うケイコ、まともに見ていられない母
結果は最終ラウンドにもつれての「判定勝ち」!
翌日、記者から取材を受ける会長
母は「いつまで続けるつもりなの?」と手話で問う!「もう十分じゃない?」とも…
何も答えないケイコ
次の試合まで2ヶ月、ケイコ自身にも迷いがあった
そんな中、(再開発による立ち退き問題と)会長の健康上の問題でジム閉鎖が告げられる!
休日のケイコ、森からのメールを受けて呆然
数日後、全く覇気のないケイコに会長が「ケイコ、ごめんな」の言葉、次の試合やりたくないなら断ろうか?
会長と林は練習生の行き先を知り合いの事務所に当たるが…難航するケイコの受け入れ先
会長が懇意にする五島ジムが承諾してくれたものの…挨拶段階で断ってしまうケイコ
「一度、お休みしたいです」の手紙を持ったケイコだが…ケイコの第2戦のビデオを観ていた会長!
手紙を握り潰す
仕事中のケイコに「会長が倒れた、念のため入院」の林からのメール
ジムに駆け付け、会長の妻・千春から病状の説明、立ち尽くすケイコ、笑顔で気丈に振舞う千春
ケイコに「次の試合そろそろだよね、楽しみだよね!」の励ましの言葉
小さな声で「はい」と答えるケイコ
そして3月25日、ケイコの第3試合が幕を開ける!


人間には色々なタイプがある!
「感音性難聴」で両耳聞こえなくてもプロボクサーとして戦う女性がいたって良い!
それを支える人達がいることも忘れてはならない!母&弟も!
しかも「耳が聞こえない女性」を受け入れ、プロたなるまで指導したボクシングジムも凄い!
それを実話ベースとして映画化する人がいても良い!
それ自体がドラマであることは分かる!この物語を人に伝えたい気持ちも分かる!
演じる「岸井ゆきの」の熱量も伝わる

実話に忠実である場合、必ずしもラストにドラマが待っているわけではない!
あっえっ!?唐突にエンディングロールが始まってしまった!
彼女は結局どうなるの?これは現在進行形のドラマなのか?
検索してみたら「9年前のお話」だった…
映画化に当たって「話を脚色」するきはなかったようだ!
事実を事実として受け止めて、その物語を伝える役目を受け継いだんだろうか!?
(聞こえないことの実感がない人には伝わりづらいかな)
商業映画としての成功ではなくて、伝えたい物語の表現なのかな?
ちなみに、この映画
聴覚障害者向けの「日本語字幕付き回あり」!今回がその回!
でも渋谷の円山町の映画館「ユーロスペース」まで来られるのかな?
「新宿テアトル」の方が行きやすい?
公開9日目の第1回(10:40)、92席の映画館で30人程度の入り(ユーロスペース1)
2011.09format



 KG 
[ACTION]
2011.02:日本映画(ティ・ジョイ)
監督:木村好克
出演:武田梨奈飛松陽菜中達也入山法子滝沢沙織堀部圭亮/他
KG=KARATE GIRL!である!映画館で流れる予告CMに目が釘づけ!?
空手アクション映画…主演・武田梨奈19歳、NO!CG、NO!ワイヤー、NO!スタント
早い!高い!難易度高!かっこよい!
なんか、これは見に行かねば!と思ってしまいました…
但し、全国で順次13館だけの公開(まずは新宿・横浜の2館)
ある意味、その程度の映画とも取れるが…気は変わらず
本当は2週間前の2月5日公開だったけど…新宿に行く用事が2月19日にあったもので
少々遅れての観覧となりました

STORYは…
映画の内容は…単純明快?
世界最強と言われた伝説の空手家・紅宗次郎の家系に生まれた紅彩夏〈くれないあやか〉
幼い頃、伝説の黒帯(紅空手の象徴・宗次郎の黒帯)を狙う謎の集団の襲撃、目前で父を殺され、妹を奪われた…
時は経ち…横浜
彩夏は本名も紅空手の継承者であることも隠し、親戚宅に身を寄せて、普通の女子高生として暮らしていた
しかしバイト先の映画館で引ったくり発生、とっさに出てしまった空手の技
ネットにアップされた写真
そのころ…謎の集団、地下道場、殺人空手…傭兵商売、神棚に祭られる紅空手の象徴・宗次郎の黒帯
実は黒帯が本物でなかったことに気付き、行方を探っている幹部
ネットの写真に付された「池上彩夏」の名前…彩夏?殺した筈の紅彩夏?マークされる彩夏
映画館の店長からのたっての願いで、空手道場に顔出し
そこに現れた道場破りの黒尽くめの青年&少女
幼い頃に離れ離れになった妹と運命的な再会
だが…妹は謎の集団によって殺人マシンとして育て上げられていた
大切な妹を取り戻さねば!
宗次郎の黒帯を要求する組織
ついに彩夏は伝説の紅空手の封印を解き
たった一人で悪の地下組織へと乗り込んで行く!


ストーリーは、いたって単純、かつ明快、悩む必要なし(ちょっと終盤バタバタ)
戦闘(空手)シーン、本物ですし、かっこいいです!
武田梨奈&飛松陽菜…良いです!キリッとしてカッコよい!
まあまあ楽しめたかなっ…てとこ
(隣に座っていた少女2人(小学生?)が盛り上がってました…多分空手少女と思われます)
但し、チョットばかり軽くてアクロバットに見えなくもないなと思ってたのですが…
やはり男性相手に軽量級の女性が戦うとそう見えてしまうらしい
しかも空手が上手いだけに…流れるようにアクションをこなしてしまうことが…軽く見える要因にもなるらしい
(対戦する男側から言えば、軽量級女子用の対応をしなければならない…不自然に?)
なんで…そこまで言えるのかといえば…
実は、公開2週後ですが驚きの舞台挨拶!がありました
主演の武田梨奈と西冬彦プロデューサがスクリーン前に登場
実際に蹴りを実演して(プロデューサは完全に受け止めていた!)のち、トークタイム
ここで、女性2名の演技に関する話があったわけです
やはり軽く見せない演技が課題のようです
(ワイヤーとか、相手が飛んでくれるとかではなく…)
どうやら尊敬するジャッキー・チェンの演技にヒントがあるとか…
ということで、今回は舞台挨拶付きでということで!
まあ次は、よほどのものでなければ見に行かないかな?
最後に横浜ブルグ13には飛松陽菜も参加と言っていたが…隣の少女達は行こうか!?と悩んでました
横浜まで飛んで行ったかな?

「武田梨奈」
1991.06.15生まれの19歳、空手歴9年、琉球少林流空手道・黒帯(二段)、各種大会で優勝歴アリ
「飛松陽菜(とびまつひな)」
1997.01.13生まれの14歳、空手歴4年半
ちなみに公開15日目の第1回(11:20〜)、69+1席の映画館は満員でした(新宿バルト9 シアター1)
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 ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer 
[MISTERY]
2000.03:日本映画(東宝)
監督:堤幸彦
CAST-1:中谷美紀渡部篤郎鈴木紗理奈竜雷太泉谷しげる徳井優生瀬勝久高木将大
CAST-2:小雪大河内奈々子村井克行峯村リエ片桐はいり田口トモロヲ酒井敏也/三角八郎/
     大川浩樹/野添義弘/多田亜沙美永田杏奈/伊丹幸雄/矢島健一/有福正志/天本英世
     犬山犬子泉ピン子今村明美
CAST-3:谷津勲/他
TVドラマ「ケイゾク」の映画、最終的に謎として残った部分を映画にケイゾクさせたもの、演出的なものなのか?ともかくセリフが聞き取れない… かなりツライ

STORYは…
迷宮入り事件を継続捜査する「警視庁捜査一課弐係」、個性的な面々。柴田純…東大法学部卒のエリート、天才的推理・分析力を持ちながら実技は全くダメ、浮世離れした言動…彼女が弐係長として帰って来るのを待っていたかのように、過去の事件に絡んだ依頼が持ち込まれる。海難事故に絡んで死んだ夫婦、娘・霧島七海からの招待状が当時の関係者の元へ…厄神島でのパーティー、関係者の娘・磯山章子から同行の依頼…招待状は警視庁にも届いていた…。章子と共に島へ向かう柴田と真山の2人…


TV「ケイゾク」シリーズ壱の完結編…この番組は結構設定が笑えて見ていました。ラストは「映画にケイゾク」…と言うことで「朝倉との決着」を見てきました。TVもそうでしたが、事件自体の謎は、そう難しいものではありません。トリックや犯人は直ぐにわかります。問題は「朝倉」との対決なのですが…。 この映画、肝心な所のセリフ音量が絞られていたり、効果を狙って音をダブらせたり、ボイス・チェンジャーを通したり、私には全く聞き取れなかった(普通の方でも相当辛いと思います)…演出?納得いかない…ひどい話だ…TVでやるのを待つか、ビデオ待ちだ…時間と金を浪費してしまった(最近、これが多いなァ) 映画館の入替え時に、結末あたりの内容を大声でしゃべりながら出ていった女2人…バカヤロー!

同じ時系列にあるとされる「SPEC」シリーズ←コチラから!
(新宿ビレッジ2)
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 g@me. 
[CLAIM]
2003.03:日本映画(東宝)
監督:井坂聡     原作:東野圭吾 「ゲームの名は誘拐」
CAST-1:藤木直人仲間由紀恵石橋凌
CAST-2:宇崎竜童IZAM入江雅人生瀬勝久小日向文世
CAST-3:ガッツ石松椎名桔平/他
宣伝文…「出会いは誘拐だった」

STORYは…
■東京の夜景、マンションの一室、倒れている男、意識が遠のく、こんな筈では… ■広告代理店「サイバープラン」のクリエイター…佐久間俊介、頭脳明晰、眉目秀麗、人生のあらゆるゲームの勝者、会社に個室、ミカドビールの新商品キャンペーン、30億円のビッグ・プロジェクト ■小塚局長からキャンペーン中止の報、ミカドビールへ、一方的に中止宣告した男…葛城勝俊、中国での販売ルートを2年で確立…49歳で副社長、喰らいつく佐久間を一蹴…「私はゲームに…自信があります、プランを練り直す必要があると判断…失望させないでくれ」と…、プロジェクトを外され…平凡な同僚が引継ぎ、屈辱の佐久間 ■夜…怒りと酔い、葛城邸の前に佐久間、塀から忍び出る女?追う佐久間、ホテル、宿泊拒否にあう女、無理だ…声を掛ける佐久間、自己紹介、通りがかりに取引先の娘を目撃、心配、送ると佐久間、化粧直しに行く女…葛城の長女・樹理(愛人の子)…3年前に母が死亡して葛城家へ、正妻&偉そうにしている妹(ケチ?)、これ以上…家族ゴッコを演じられない、興味ない佐久間、カードは足がつくと1万円のカンパ、怒り出す樹里、世間知らず…已む無く自分のマンションへ、鍵の無い部屋では安心できない&灯りを消さないで…ベッドを取られた佐久間 ■翌朝、樹里に帰宅を促し出社する佐久間、会社に突然の訪問者…葛城!サイバープラン社の実体把握、佐久間の企画したゲームソフト「マスク」を褒める葛城、質問…自分の顔に自信が持てるか? ■帰宅、散らかり放題の部屋に…佐久間の服を着た樹里、なぜ帰らなかった?葛城に恨みを持つ同士、 「私のことを誘拐しない?」と樹里、家出後…誰とも接触していない樹里、2人に接点なし、「ゲームにはいささか自信があるんだ」と笑む佐久間、早速…ゲームに勝つ方法を構築、フリーメールに脅迫文、送信したら後戻りできないと説明、サッサと送信ボタンを押す樹里、身代金は3億円、葛城&樹里のゲームが始まる…


藤木直人、仲間由紀恵の主演、原作は東野圭吾「ゲームの名は誘拐」、普通では出会えないはずの2人が出会い、憎むべき共通の相手がいて…始められた「狂言誘拐」というゲーム、前半は、あまり面白い展開ではなかった、この映画を見たことを失敗したなと思いながら…眠っちゃおうかななどと思ったりもして、ヤッパリもったいないので…仲間由紀恵をボーっと見てたら、アレ?なんか変?こんなに上手くいったら映画にならない、もう終わりだと思ってたのに…時計を確認、まだ半分じゃないか!完全に油断してました、物語は一気に展開(チョット苦しい点もあるが…)、再びダレながらも、ウーンそうきたかの内容でした、まあソコソコ楽しめました
公開22日目(大雨)、第2回(13:40)、252席の映画館に50人程度の入り(渋東シネタワー4)
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 けものがれ、俺らの猿と 
/Getting wild with our monkey
 
[COMEDY?]
2001.07:日本映画(メディア・スーツ)
監督:須永秀明     原作:町田康 「けものがれ、俺らの猿と」
CAST-1:永瀬正敏小松方正鳥肌実降谷建志車だん吉ムッシュかまやつ松重豊/他
シュールなコメディ映画?ストーリー等を書いてもあまり意味のない作業?支離滅裂なもので笑える方へ…

STORYは…
[ストーリーを書くのはあまり意味が無いと思いつつ…]私はもっと有意義な人生を送りたい…留学と称し去った妻、仕事が無い、馴染みの店にも嫌われる…閑静な住宅街?一軒の廃屋、異様な風体の男・佐志、脚本家、荒れ放題の家、不法投棄されるゴミ(三輪車を投込む女子高生)、部屋に巣くう奇怪な虫、大家(義父)から即刻退去の命令(マンション建設?)…引越す金がない… そんな中、自称・有名&ベテラン・プロデューサー楮山 突然の訪問、環境問題の映画の企画、シナリオ依頼、短時間で高収入、飛び付いた佐志はシナリオ・ハンティングへ… 指定された地方都市のゴミ処理場…理由も分からないまま自警団の襲撃、助けてくれた青年の要求、誠意の換金?傷だらけの体に這い寄る肉食虫…、退去勧告に現れた義父、佐志の忠告を無視、肉食虫の餌食、病院送り、取材旅行(スピード狂の楮山)、観光地、そうめんを口から垂らしながら迫ってくる少女達、ナンだか分からないブラスバンド、「貴重な体験です」とほくそ笑む楮山…発作、夕飯の支度とアレしか頭にない女中、山に聳え立つツートンカラーの大仏、発作、助けを求めてさまよう山中、出会った男・田島、猿のアンジー…久々の客人・佐志を帰したくないための努力、豪華な食事、俳句?眠りたい佐志…、迫害されている(?)アンジーとの意気投合?そういえば楮山はどうなった?自らの保身のために考えた行動、ともかく東京へ…


なかなか面白い…チョット吹っ切れていないところもある、但し鳥肌実を除く、不条理な世界、支離滅裂なものがお好きな方はどうぞ…あなたにとって面白いかは保証しません、「なんだコレ、バカにしているのか」と怒る方も相当おられるでしょうね…、主人公・永瀬正敏、彼に仕事を依頼する怪しいプロデューサーに小松方正、ゴミ処分場を仕切る男に降谷建志、山に一人住む謎の男・田島を怪演する鳥肌実、その他にも…、肉食虫?三輪車?ゴミ処分場?そうめん?大仏?猿?インドカリー?三輪車を投込む女性、そうめん女、喫茶店の女主人のデータが不明、是非、当ホーム・ページに乗せたいので、知っている方、ご一報を!実は、いろんなHPを見て回っても、面白い、面白くとも何ともないの極端に分かれたご意見、私には面白かったので「良し」です、でもお薦めしま…、どうしよう?
(シネクイント:渋谷)
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 ゲロッパ! 
[COMEDY]
2003.08:日本映画(シネカノン/他)
監督:井筒和幸
CAST-1:西田敏行岸部一徳山本太郎桐谷健太吉田康平藤山直美
CAST-2:常盤貴子太田琴音長塚圭史/Willie Raynor/根岸季衣奥貫薫益岡徹
CAST-3:ラサール石井木下ほうか田中哲司
CAST-4:塩見三省篠井英介寺島しのぶ小宮孝泰徳井優岡村隆史田中要次トータス松本/他
映画評論「こちとら自腹じゃ!」の井筒監督、3年ぶりの映画、JB(ジェームス・ブラウン)が大好きな組長を巡る非常にご機嫌な内容のコメディ映画?コテコテの娯楽映画? そんなバカなはココまでやらねばならない!

STORYは…
■銭湯、刺青の男達、娘連れの親分、鉄砲玉乱入、返り討ち、半狂乱の母、返り血を浴びて立ち尽くす娘 ■東京、悪夢から目覚めた女…モノマネ芸人専門のプロダクション社長・上原かおり、隣に眠る男、玄関チャイム…娘の帰宅、ベランダから飛び降りる(落す)男、鼻の利く娘、迎えに来た社員・岡部、営業…蒲郡(愛知)へ出発、明後日の発表会(歌&ダンス)出席の約束、ハウスキーパー佐藤さんに娘を預け出発 ■新幹線、羽原組組長・羽原大介、2日後に収監(5年の刑)、3日後のチケットを持って残念がる弟分・金山組組長、2人が大好きなジェームス・ブラウン名古屋公演、盛上る2人、邪魔気に通り抜けるかおり達一行 ■大阪、羽原邸を訪れる借金取り(収監されては取立て不能)…オオトカゲで一芝居、撃退成功 ■ファミレス、若い衆を前に「組の解散」を宣言する羽原、太郎…マグロ漁船にでも乗れ!晴彦…実家のうどん屋を継げ!健二…カラテ道場を開く夢は!?泣き出す3人 ■某所、釣りを楽しむ総理大臣、政務秘書官に入った電話、来日タレントが持込んだブツ…至急回収を指示 ■リゾート施設・ラグーナ蒲郡、挨拶、言い寄る寄る支配人(夫婦関係が壊れているとか)、上手くかわすかおり…未到着の外人芸人が心配 ■金山夫妻の経営するダンス・スタジオを訪れる羽原、JB関連のお宝を預ける、力なげな羽原を心配する金山、JBと会わせてあげたい、ビジネスとして交渉、けんもほろほろ、怒る金山、羽原組の若い衆に叫ぶ 「いますぐジェームス・ブラウン、さらいに行って来い!」と…


「こちトラ自腹じゃ!」の井筒監督、評論&芸能活動がお忙しく…3年ぶりの新作、いったいどのような映画を?と、思いまして見に行ってきました、不安と期待、で…、ハハハハ(4回)、ケッコウ笑わさせていただきました、全編、そんなバカなの展開もココまでやれば何の問題もなし、お笑いですが…チャント泣かせる場所も用意済み…さすがに様々な映画にキビシイお言葉を発し続けてきただけあり?ツボは抑えています、但し1箇所…ダレてしまう個所がもったいない、個人的感想なので、皆様には何の問題も無いかも…ん!?ただ私が関西ノリに付いていけなかったのかもしれない?…コレを言っちゃお終いか?
公開初日の第2回終了後、舞台挨拶付…井筒監督、西田敏行、岸部一徳、山本太郎、桐谷健太、吉田康平、太田琴音の7名、スクリーン側から見る客の顔が「笑顔」で良かったとのコメント、多分 私の顔もそうだったであろう
[どうでもよいネタですが…]
連日降り続く雨・雨・雨…、外出を渋る子供達、1人で映画を見に行くことに、数分で本日の計画を立てる
@20分後に渋谷に到着、10:00 に OPENのチケット・ショップを開店待ち
Aシネ・アミューズにダッシュ、10:40の第1回を飛ばし、舞台挨拶のある第2回 13:15の入場整理券をゲット
B渋谷センター街〜ロフト脇〜別の映画館へ…「英雄/HERO」、初日・第1回10:20…5分前に到着
(入口で「立見ですが」の言葉…構わずに入場、ベスト・ポジションに空席発見)
C12:10 上映終了、パンフ購入に列(タイムロス)
D12:25 昼食…ラーメン、所要時間10分程度、銀行にも立寄り、朝に予約した映画館へ
E12:50到着…入場開始の10分前、映画のチラシ収集
F13:00 整理番号順の入場
G私的に良い席を確保したが、前の男がデカイ…不安、別の空席へ移動
(件の男…やはりデカかった、しかも直立状態の姿勢…移動して正解)
H13:15上映開始→映画終了後に「舞台挨拶」
ということで、2003/08/16 の私の行動でした…(注)いつもコンナンではありません
公開初日の第2回(13:15〜)、満席(シネ・アミューズ WEST:渋谷)
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超劇場版 ケロロ軍曹   は、別ページとなります



 幻魔大戦 
[ ANIMATION ]
1983.03:日本映画(東宝東和)
監督:りんたろう
CAST-1:古谷徹江守徹小山茉美内海賢二林泰文田中秀幸槐柳二原田知世
CAST-2:穂積隆信永井一郎滝口順平佐藤正治
CAST-3:池田昌子潘恵子塩沢兼人
CAST-4:三輪明宏白石加代子/他

STORYは…
■【プリンセス・ルナ】トランシルバニア王国の第一王女ルナ、訪米の機上、彼女の膝の上に水晶球、不思議な予知ヴィジョン…この機が墜落する!直後、隕石が激突、空中に投げ出されるルナ、包み込む光!ルナの意識は肉体を離れ…見知らぬ宇宙空間へ!ルナを呼び掛ける声、フロイと名乗る声、宇宙意識のエネルギー生命、「サイオニクスは、信頼によって覚醒し、愛によってその力を得る」と伝えると“幻魔のヴィジョン”を見せる…幻魔とは破壊のために破壊を続ける凶暴なエネルギー生命、大宇宙の破壊者、僅か10億年の間に無数の星雲・島宇宙が、幻魔の手によって消滅、その幻魔が地球の属する銀河系へ手を伸ばし始めていた、フロイの記憶にある戦いの一つを見たルナ、200年に渡る幻魔との戦い、恋人アリエータの死と共に敗戦の兵となったサイボーグ戦士ベガ、致命カプセルの中で2000年間の眠り、地球へ、ルナの乗る飛行機に激突した隕石こそベガのカプセルだった!ルナの意識が落下する肉体と一致する、白熱するオーラ、サイオニクス戦士ルナの誕生、ルナはベガを永い眠りから目覚めさせると、幻魔との戦いに立ち上がった ■【丈の目覚め】東丈、ムシャクシャした気分、野球部のレギュラーを取れず、恋人の沢川淳子との仲もうまくいかない、丈はあてどもなく新宿の街をうろつく!闇の中から丈を襲ってくる異様な影、ベガ!ベガの発射する光線が何度も丈の胸を貫く、助けを求めても街の人々は石化したように動かない、追いつめられた丈、ビル建設現場、袋のネズミ、突如丈の体から凄まじいオーラ、丈に潜在したしていた力の覚醒、ベガに向けられる力、超ど級の念動力!力に陶然となる丈、しかし力は孤独をももたらした、友人の江田四郎に軽く力を見せたところ…超能力を否定する言葉とともに絶交される ■ルナとベガは丈を験す、ルナの映像をテレパシーで丈に送り込む、突然のルナの出現、恐怖に駆られた丈、窓から空中へ、マッハ1.2のスピード、それを追うベガとルナ、更にイメージを送り込むルナ、フロイに知らされたありのままを丈の心の中に再現、星々を破壊する幻魔、丈は猛烈な闘志で幻魔のヴィジョンに立ち向かう、が…強力すぎる幻魔、敗れたと思い込んだ丈、心の深層に逃げ込んでしまった、幼児になった丈、姉の三千子が優しくあやしてくれる、ルナは丈の深層意識へ、丈を立ち直らせるべく厳しい言葉をかけるルナ、丈はルナに手を差し伸ばす、2人のオーラが合流、美しく光る、疲れ眠るルナを腕に抱えるベガが丈に告げる…「ルナは君を失うわけにはいかないと言った、失えないものがあることに気付いた者だけが、戦士に生まれるんだ」と ■【幻魔、侵攻開始】丈達が飛び去った後、古い山門の影に蠢く怪しい物…ザンビとザメディ、幻魔の先兵、2人は口汚く罵り合いながら丈達を狩りに出発! ■数日後、丈は淳子の家を訪ねた、以前とうって変わって丈を優しく出迎える淳子、そればかりか挑発的な仕種で丈を誘う、近付く唇、異様な匂い?怪しく光る淳子の眼、淳子に憑依している幻魔ザンビ、丈を攻撃、ピアノ、仮面、斧、剣が飛び来る!力を全開する丈…瞬間、沢川邸は空高く吹き飛ばされる、危機を脱したものの丈の心は重い、人を殺したかもしれない!?激しい落ち込み、丈を励ますのは姉・三千子、子供時代の思い出深い遊園地、丈は三千子に何もかもを伝える、人気のない深夜の遊園地に灯る明かり、動き出す乗り物、丈の力の成せる技、話を受けとめる三千子…忘れないでほしい…あなたを支えるのは愛だけなのよ!姉さん、いつだって丈を護ってあげる… 三千子の言葉に明るさを取り戻した丈、三千子の手を握ると夜の空を滑るように飛行し始めた ■一方幻魔の手はニューヨークへ、激しい嵐が襲う、自由の女神は稲妻にひび割れ、ハドソン河は洪水、次々と崩れゆく超高層ビル、破壊されたマンハッタン、軽快にローラースケートで滑っていく黒人少年、ソニー・リンクス、テレポーテーション能力を持ち、悪魔小僧の渾名、リンクス・ギャングのボス、ドサクサに乗じて一稼ぎ!いつもと異なる様子、不意に声が届く「逃げて!ソニー」ルナの声、遅すぎた、ギャング団の集まった宝石店前はオライリー署長率いる警官隊が包囲、容赦ない一斉射撃、次々に倒れていくギャング、(ソニーもオライリーに捕えられる、ルナはためらった…サイオニクス戦士として探していたソニーが黒人でギャング!偏見から躊躇してしまった)、特殊バリアーのエネルギー・ボールに閉じ込められたソニー、壁抜けのできない檻、驚くソニーに正体を現すオライリー署長…幻魔ザメディ!ソニーが暴れる度に巨大化するエネルギー・ボール、周囲の波動をも吸収、警察の建物を破壊、真っ赤に発光、街に転がり出す、炎と爆発の海と化す!ルナは全世界のサイオニクサーに向けてテレパシーを送る「幻魔襲来!パニック!」 ■【ニューヨーク壊滅】ルナのテレパシーをキャッチした5人のサイオニクサー、北米のサラマンダー、サウジアラビアのアサシン、ネパールのヨーギン、香港のタオ、そして東京の東丈…全速で飛び立つ丈、ソニーを飲み込んだまま巨大化していくボール、ヘリや戦車の攻撃も無駄、逆に押しつぶされ…爆発炎上!今、ベガは1人でエネルギー・ボールに立ち向かおうとする、いまだソニーとの連絡を躊躇するルナ、進み行くベガの姿、遂にソニーの心と接触するルナ!突進するベガ、60万度の高熱線シャワー、はね返すザメディのボール、ルナ目掛けて進む光線、一瞬サイコキネシス・バリアがルナを包む、丈が到着したのだ、丈はルナをベガの元へ転送、その隙をついてザメディの触手光線がルナとベガに絡み付く、捕えられながらルナは丈に指示を出し続けた「目のような所を破壊して!」丈がアンテナをボールに突き刺す、ベガがパルスを放つ、脱出したソニー、おびえ&戦場を離脱、「戦士は誇りを失くしたら死んだも同じじゃ」…駆け付けたヨーギンに諭されてUターンするソニー、ニューヨーク上空に5人の戦士が飛行、エネルギー・ボールの残りを消滅させる、だが「本体は地上に残っている」とサラマンダーが警告、弱りながら日本へ飛び去ったザメディ、「姉さんが危ない!」丈の胸に不安が走った ■【三千子の最期】東京に激しい砂嵐、ゴーストタウン化、三千子は1人で丈の帰りを待つ、近隣は全て避難済み、訪問者…巡査、幻魔ザンビ!三千子を襲う、三千子に憑依して丈を仕留めるつもり、ザメディも参加、家の中を逃げる三千子、台所に追いつめられる、ザンビの爪が迫る、突然火を吹くガス台、焼き尽くされるザンビ、三千子もエスパー、ザメディが三千子に飛び掛かり&首を絞める、飛び込んできた丈、炎の中に崩れ落ちる三千子、復讐してやる!ルナ達の静止を振り切り外へ、邪悪な想念に捕われたまま「力」を使えば…自らが破滅する!復讐の想いに捕われた丈との行動を回避するルナ達、激しい砂嵐、防ごうにも「力」は出てこない、丈は絶望し力尽き、砂の上に倒れ伏した ■江田四郎に拾われた丈、カフー超能力研究所の病室、そこに忍び込んでいた少女タオ、プレコグニション(予知能力)で丈のことを知り…病院に駆けつけてきたと、ふいにタオの能力が何かを知らせる、激烈な地震、倒壊するビル、月が地球に接近していた!地震のショックで「力」が戻った丈、タオの話から幻魔の居所を知る丈、すぐさま飛び立つ丈、慌てて追い掛けるタオ、行先は「富士山」!富士は轟然と噴火、上空は黒煙と鳥の大群に覆われていた、丈は一気に河口へ ■【富士での戦い】富士の大爆発、吹き飛ばされた丈、樹海、タオと離れ離れ、「力」も失っていた、炎に包まれた森、喘ぎながら進む丈、彼の胸を絶望か支配する、倒れこんだ丈の脳裡には濁流で三千子と遊んだ記憶、気がついたとき丈の周りには焼け出された動物達が取り巻いていた、仔鹿を抱き、流民のように動物達の先頭を進む、丈の心には三千子の言葉が木霊する…俺は1人じゃない、ルナ達も動物達も仲間なんだ、力は仲間達への想いから湧いてくるんだ!丈は力が何であるかを感じ始めていた、突然…江田四郎が丈達の前に現れる、四郎は丈に幻魔の味方になれと誘った、ザメディに憑依されている、四郎は丈の抱いていた仔鹿を引き裂こうとしたが、丈の体からオーラが発光…力が戻ったのだ、四郎もオーラを発した、力と力が激しくぶつかり合う、息絶え絶えになりながら四郎を倒した丈だが、力尽きて気を失う ■目を覚ます丈の前に…タオともう1人アサシン、火口に続く洞窟の中、2人は丈に力の使い方をレクチャー、火口へ向かう3人の前、溶岩流の中からカフーが出現、カフーこそ幻魔の地球壊滅作戦の司令官、丈とアサシンはカフーに攻撃、岩石群、カフーの間近で消滅する岩石、カフーの攻撃…溶岩流が巨大な火柱となって火口から湧き上がる、辛うじて巨岩の上に避難するも、カフーの口から放たれた霧状の冷気が包み込む…元素転換、2人の体は石化し始めた、突然丈の体から炎が燃え上がりカフーに襲いかかる、驚顎しつつカフーは消滅した、炎は揺らめきながら女性の裸身を浮かび上がらせた、三千子の残留思念だった、丈を守ろうとする三千子の愛の力、丈の眼から一筋の涙、ルナ達が集まってきた、6人のサイキック・ウエーブ・マッサージで丈とアサシンは石化から助けられた、丈に駆け寄るルナ、今8人の戦士が集結した、愛がエネルギーだと知った丈は戦士として大きく成長していた、だが…


原作は平井和正!未完の大作の映画化、製作は石森章太郎(&角川春樹)、監督はりん・たろう、キャラクター・デザインは大友克洋、なんて贅沢な布陣?船頭多くして船山に登る?にならなければ良いなと感じつつ、観に行ってみれば…、あれれ!?大分原作と違うじゃないか、万人向け用なのかな?なんか幼くなっちゃった感じ…、原作が未完だから、オリジナル・ストーリーだったか?原作のファンとしてはがっかりであった!
オリジナル・ストーリーだからかな?パンフにストーリーが全部掲載されているので、逆に大変な思いをさせられたりして…
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