行・か・が 作品・日本






カイジ/ファイナルゲーム         は、別ページとなります



 怪物 
[DRAMA]
2023.06:日本映画(東宝/GAGA)
監督:是枝裕和   脚本:坂元裕二   音楽:坂本龍一
出演:黒川想矢柊木陽太
安藤サクラ永山瑛太田中裕子
角田晃広黒田大輔森岡龍北浦愛
高畑充希中村獅童野呂佳代/他
ココ最近「怪物 だ?れだ」の予告CMが頻繁に流れてる映画!
まあそりゃそうだ、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門〈最優秀脚本賞〉受賞作!
脚本家・坂元裕二による映画原作を是枝裕和が監督!にして音楽担当が坂本龍一(遺作)!
安藤サクラ、永山瑛太、高畑充希、中村獅童、田中裕子等豪華出演陣を向こうに回して…
黒川想矢&柊木陽太の子役が頑張ってるみたい!
どんな話か?どんなお芝居が観られるのか?
そして坂本龍一による映画音楽、劇場での聞き納めです!

STORYは…
その町は…山を背後に大きく澄んだ湖を望む郊外に位置していた
数年前、市の合併の影響から町の中を通っていた鉄道が廃線、錆びた線路と緑に覆われた駅が打ち棄てられている
(それもすっかり馴染んだ風景)
ある夜、自宅のベランダから近所の雑居ビル火災を見ていた麦野早織
「豚の脳を移植した人間は、人間?豚?」
11歳になる息子の湊からの奇妙な質問に戸惑う早織、担任の保利先生が、そういう研究があると話したという…
夫を事故で亡くしてから湊と2人で暮らす早織(クリーニング店勤務)だが、
(店に来るママ友から保利先生の悪い噂話を聞く…火事のあったビルのガールズバー通い?)
湊のスニーカーの片方だけがなくなったり、水筒から泥水が出てきたり…ちょっと近頃の湊のことが気掛かり
(亡くなった夫の誕生日、誕生日ケーキ、父親は何かに生まれ変わったかな?と湊)
ある夜、早織が帰りの遅い湊を車で捜し回る!友人達に電話掛け捲って得た目撃情報!
廃線跡の暗いトンネルの中、誰かと待ち合わせ?スマホのライトをかざし、「かいぶつ、だーれだ」と声を出す湊を発見
早織の車に乗 り込んだ湊、父親を引き合いに語る早織、走行中の車から突然、ドアを開けて外へ飛び降りる湊
幸い軽い怪我、脳のCT検査でも異常なし…何があったか?知りたい早織
湊は「湊の脳は豚の脳と入れ替えられた」と保利先生に言われたと涙ぐむ
翌日、早織は伏見校長に、湊が保利からモラハラを受け、挙句の果てに殴られたと訴える
校長はメモを取るがどこか気もそぞろ、教頭の正田と学年主任の品川が現れるとサッサと去って行く
また一から説明?憮然とする早織、校長は先日まだ幼い孫を事故で亡くして…そのためだ説明する
翌日、学校に呼ばれた早織、保利の謝罪を受けるが、明らかに嫌々という態度!
「誤解を生むことになって残念だ」と棒読みの様に述べる
早織は誤解ではなく事実だと詰め寄るが
校長は…暴力ではなく「教員の手と 麦野君の鼻の接触があった」と報告書を読み上げる
数日経っても沈んだままの湊を見て、早織は再び保利と対峙する!すると保利は…
「あなたの息子さん、イジメやってますよ!家にナイフとか凶器とか持ってたりしません?」と言い放つ!
早織は怒りに震えながら帰宅するが、湊が着火ライターを持っているのを見つけ不安に駆られる
思い切って湊がイジメているという星川依里を訪ねると、果たして星川の腕には火傷の跡
星川は校長達に、湊にイジメられたことはないと証言、さらに保利が湊を叩いていると告げる!
数日後、小学校の集会室に集められた保護者、保利が暴力を認めて謝罪!
大々的に報じる地方新聞、保利は教職を追われ(恋人も去り)、全ては幕を下ろした…と早織は、そう思っていた
ところが、巨大な台風が近づく朝、突然湊が姿を消す…
窓外を見た早織が何か尋常でない様子で走り出す!


なるほど1つの事件(事象)を4つの視点で語るわけね!
@子供が大事(死んだ夫に真っ当に育てると誓う)なシングルマザー、学校側の対応を不審視!
Aモンスターペアレンツ(特にシングルマザー)に対する事なかれ主義の教師(特に校長)
B(ストーリー上)なかなか実像が掴めない担任教師から見た困惑の展開
Cそして…事件(事象?友情?それとも…?)の実体を知る少年2人のストーリー
「火事」を基点にドラマが二転三転する!
誰の言っていることが正しいのか?怪物とは何か?
SNS観てたら、「誰が「怪物」だったか分からない」発言を見たが、そういう問題じゃないのだな…
そういうこと言ってる人は、この映画が楽しめなかったんだろうな!?
まあこんな世界を構築した「
日本の大人」と「システム」だよ!
まあこの映画、「音」をキーに楽しむのも在りかな?効果的に使ってる!
怪物の鳴き声が聞こえるかもしれないよ!
あと馬鹿は馬鹿だから!
虐めをやってる奴らって、楽しくてやってるので、大人になって、自分達はみんな仲良く楽しんでいたよね!
自分達の頃には虐めなんか無かったもんね!と堂々と公言!なんなら某市の市議会議員先生になってるし!
まあそんなもの、虐めのシーンは思い出しただけで反吐が出る!
が、まあ今回は映画の話
でも時代は変われど、やってることは同じ、もしかしたらSNS全盛時ゆえ24時間イジメられる現在はなお辛い?
で、教授こと坂本龍一の遺作5曲が劇中で掛かる!
派手さ、キャッチーな旋律ではないが、物語を支える、重厚感を増したり、流れてゆく音楽!
もう劇中音楽として映画館で聞くことは出来ないのか…残念である!
ということも含めて、音響のいい映画館で観ることをお勧めする!
間違っても「TOHOシネマズ渋谷」で観てはいけない!ボリューム等イジリ倒し!
本来、製作サイドが意図したものが伝わらない映画館なので!
で…HPにデータ投入で驚き!
「田中裕子」が初!出演映画見てなかった!

そうだ!6月1日からTOHOシネマズの映画鑑賞料金が100円UPした!
通常で「2,000円」だよ!私は「1,300円」だけど、普通に何か安く観られる方策を考えておく必要ありです!
(最低限「ムビチケ」をネット購入、会員特典の利用などが考えられる)
TOHOシネマズがUPしたので、周りも追従するだろうな、多分!
あっ、もしかしたらパンフレットもUPか?とも思ったが、これは映画館の問題ではなかった!
(ただパンフレットってページ半分にして、半額で良くない?って思ってる派)
しかし近い将来UPだろうな!
ちなみに「怪物」のパンフレットはコンパクトサイズだけど「990円」と高額でした!

ついでに、どうでも良いこと!
先週の「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」に続き「怪物」でも…
隣に座る若者(男性)が「モンスターエナジー」を飲んでいたこと!
前回は「モンスター級ド迫力映画」だったし
今回はタイトルが「怪物」で正にモンスターだし(ある意味オシャレ?)
でも、あのとっても甘ったる〜い臭い、私は苦手なんだよね!
しかも1本の映画を観る間、ちびちびと飲んでいるので、ずーっとあの悪臭を嗅がされるのは辛い!
しかし映画を見るのに、何をエナジーチャージしているのだ?
公開2日目の第2回(11:15)、459席の映画館で8割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN1)
2011.09format



 怪物の木こり 
[SUSPENSE]
2023.12:日本映画(ワーナーブラザース映画)
監督:三池崇史   原作:倉井眉介
出演:亀梨和也菜々緒吉岡里帆
柚希礼音中村獅童染谷将太みのすけ
堀部圭亮渋川清彦出合正幸/他
“サイコパスvsシリアルキラー”
殺るのは俺か、犯人か?
サイコパス弁護士vs凶器の斧で脳を奪う連続殺人犯
第17回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作の映画化作品
亀梨和也×菜々緒×吉岡里帆×三池崇史監督
期待値が高く、早くから観たい映画リストにUPも…
何がどうしても今日の予定の数々に当て嵌められる映画館が「大嫌い」な「TOHOシネマズ渋谷」しかない!
音響ダメ、箱も小さければ&スクリーンも小さい、売店の制約、QRコード未対応!
エレベーター工事ってもっと上手く制御できないの?もしくは誰か人を配置すべきじゃない?
近い以外のメリット無しだが已む無し!
せめてもの救い「TOHOシネマズ6ポイント」行使でタダで観る!

STORYは…
二宮彰…弁護士としての表の顔、そして“冷血非情なサイコパス”というもう裏の顔を隠し持っていた!
彼は殺人すらいとわず、自分にとって邪魔な者をなんの躊躇もなく排除してきた…が
ある日突然、自宅の高級マンションの地下駐車場で、斧を持ち、怪物のマスクを被った謎の人物に襲撃される!
激しい攻防の末、九死に一生を得たものの頭部に深い傷を負った二宮
「絶対に殺してやる!」と…襲撃者への復讐を誓う二宮(事件を偽装工作)、意識を失う!
同じ頃、斧で頭を割り&脳を全て持ち去る…残忍な手口の連続猟奇殺人事件が世間を騒がせていた!
手口から同一犯の可能性が高いが、被害者に共通点は見つからず
警視庁の天才プロファイラー・戸城嵐子は、犯人の“脳泥棒”に“サイコパス”傾向があるとにらみ…
被害者には何らかの見落としている共通点がある筈だと考える
病院のベッドで目覚める二宮
救急治療時のCTスキャン…“脳チップ”なるものが自分の頭部に埋め込まれていることを知った二宮
同じサイコパスであり、協力者の脳外科医・杉谷九朗に意見を求める
“脳チップ”は現在世界的に禁止されており違法に埋め込まれたらしいこと
「サイコパス傾向を抑える」目的で使われた可能性?
次々に新たな被害者が出るなか、嵐子は唯一犯人が殺し損ねたと思われる被害者・二宮の存在に辿り着く
だが二宮は、警察よりも先に犯人を突き止めたいがため…嵐子に挑戦的な態度をとる
やがて警察は捜査過程で“東間事件”と呼ばれる…
30年以上前に東間翠が起こした連続誘拐殺人事件との関連性が浮かび上がってくる
(二宮の変化に戸惑う婚約者の映美)
(父親の死に疑問を持っていた、婚約者が事務所継承に奔走する姿に疑問だったのに)
(父親の死んだ場所に花を捧げている二宮を見て…自分の勘違いと思う映美)
過去に保険金目当てによる妻殺しの嫌疑がかけられた剣持
その剣持とトラブルを起こし更迭された刑事・乾
そして絵本「怪物の木こり」の怪物マスクを被り殺人を繰り返す謎めいた犯人・脳泥棒…
様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、事件は混迷 を極めていく
なぜ犯人は脳を奪うのか?
なぜ二宮が狙われるのか?
事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される!
極限状況に追い込まれた二宮の逆襲が始まる!


何か想像していたものと違う!
面白いか?面白くないか?と問われれば…消化不良!
全然“サイコパス”も“シリアルキラー”にも魅力がない
もっとバチバチに戦うと思ったのに、実にあっさりとしたものだ!
あまり血生臭いと…放送倫理規定にでも抵触するのか?やっこれは映画だ!
もっと激しくやれば良いのに…“オブラート”に包んだ感、満載!
ちなみに自分の身近に「自分はサイコパスかましれない」と自称する男がいるが…
“やること”のあまりの小者ぶりに失笑!
多分「サイコパス=カッコいい!」と勘違いしていると思う!
そんな男がいるので「サイコパス」ってよっぼとでなければ認知できない!
で、この映画は「サイコパス」を描き切れていたか?
疑問である!
対するプロファイラー!菜々緒が…美人で、役者としても実績があるが
足が長過ぎ&細過ぎで…警察官(プロファイラーだが)としての現実味がない!
冷静沈着をモットウとすべきプロファイラーが熱くなり過ぎではないか?
そうかやっと分かった…
プロファイラーがプロファイラーとして犯人を追い詰めるのではなくて
プロファイラーがプロファイラーの経験を元に「直観(決めつけ)」で「暴走」しているから変なんだ!
あとね…下町の飲み屋のカウンターで事件の話するなよ!
欲しい「絵」だろうが女将にモロバレだろ!無茶苦茶でない?
まあ三池監督演出ですからね!って言ってしまえばお終いか?
(吉岡里帆は吹っ切れる役者さんだけど…)
ちなみに観客は33人!
シマッタ!「隣人X」にすべきだったかな?
公開2日目の第1回(10:35)、199席の映画館で33人の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN2)
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 回路 
[HORROR]
2001.02:日本映画(東宝)
監督:黒沢清
CAST-1:麻生久美子加藤晴彦小雪有坂来瞳
CAST-2:武田真治役所広司松尾政寿風吹ジュン哀川翔菅田俊水橋研二/他
「リング」が頭上をかすめるようなホラー映画、但しテーマは、生命の永遠性への希望と恐怖、接点と孤立、有限と無限…対する恐怖を描く、特にお薦めというわけではない、それから挿入歌…COCCOの「羽根」は良い曲だ…

STORYは…
ある日それはなにげなく、こんなふうに始まったのです… 船上、海を眺める女性… 積み重なるパソコン、乱れる映像… 工藤ミチ、観葉植物の「サニープラント販売」勤務、社長とバイト4人、即売会の準備、顧客リスト(フロッピー)を持ちかえった田口…1週間も音信不通、様子を見に行くミチ、憔悴した田口、目を離したスキの首吊り自殺…何故?フロッピーに収められた不思議な画像(田口の部屋)は何?  大学生・川島亮介、1人暮しの寂しさ、プロバイダー”ウラヌス”へサインアップ…奇妙なサイトが割込む、荒れた画像、どこかの部屋、人影?暗転、「幽霊に会いたいですか」の文字、気味が悪い、強制終了、勝手に立上るサイト、ケーブル引抜き…翌日、学内のPC室、相談、興味を示した女性・唐沢春江、データ採集に…「どうしてインターネットをはじめたの?他人と何処かで繋がっていたいから?本当は繋がっていないよ、人間なんて…」  ミチの同僚・矢部の携帯に「助けて」の声、液晶画面に田口の部屋の映像?部屋へ、落ちていた「あかずの間のつくり方」と書かれた紙?帰り道、赤いテープで封印された扉を目撃…あかずの間?興味、開封、部屋の中、闇、壁のシミから… 帰宅中のミチ、赤いテープで扉を封印する女性を目撃、何?翌日、矢部が遅刻、何かに怯えた様子、ほっとけという社長、心配する順子とミチ…矢部の言葉「顔を見た」「あかずの間」…何?  春江の研究室を訪ねた亮介、大学院生・吉崎の紹介、図書館、本棚に見え隠れする影、追うと消える…幽霊の存在を仄めかす吉崎…死者の魂を受容できるエリアは無限大ではなかった…いっぱいになった時、彼らは何処かへ溢れだそうとするに違いない…我々の住むこちら側の世界へ…いま、そのための回路が開かれたと…


当日は家族でのイベント予定でしたが…崩れましたので、映画を見に行くことに…全く予定していなかったもので、ともかく時間が合うものに…黒沢清監督&麻生久美子!ということで「回路」となりました… リングがチラツクかもしれませんが…チョット違う、「リング・シリーズ・原作」が、「貞子」「舞」「高山」で生命の発生・増殖・起源をホラー仕立てで追求、映画はボロボロですが…、一方の「回路」は、生命の永遠性への希望と恐怖、接点と孤立、場の持つ有限性と無限性…の持つ恐怖感…一つの流れを形成しつつある現代日本流ホラー、特にお薦めしませんが、あの雰囲気が好きな方はどうぞ… ちなみに、パンフレットを買うとおまけ有り…使えないスケジュール・ソフト…
(新宿オスカー)
2000-2009format



 かがみの孤城 
[ANIMATION & FANTASY?]
2022.12:日本映画(松竹)
監督:原恵一   原作:辻村深月「かがみの孤城」
声の出演:當真あみ北村匠海吉柳咲良板垣李光人高山みなみ梶裕貴横溝菜帆
芦田愛菜
麻生久美子宮アあおい
吉村文香池端杏慈藤森慎吾滝沢カレン美山加恋矢島晶子/他
2022年12月は後半に観たい映画の遣り繰りに苦労して、年末にたくさん観た反動?
(年末年始は会社が「年休取得推奨期間」)
年始公開映画は1月6日から…ハテ?何か観る映画はないか?しかも近場で…
まあいつものサイトで確認
ああ〜アニメだけど「辻村深月」原作の「かがみの孤城」やってるじゃない!
「2018年本屋大賞受賞作」にして「辻村深月の最高傑作」と評され…
「子供から大人まで幅広い世代の読者に「これは自分のために書かれた物語」と支持を受けた作品」
これにしよう!
仕事に出かける妻の時間とも良い感じ!だし、コレにしようと決めた次第!
しかも、年始だけど映画館の「サービスデイ(水曜日)」で「1,200円」なのはありがたい!
これなら外しても痛くないかな?

STORYは…
新たな始まりの季節、新しく通う校舎、新しいクラス、そして新しい出会い
初めてのことが一度に押し寄せてくる、ワクワクするような瞬間の連続
でもそんな時間はもう戻ってこない…
“こころ”は学校での居場所を無くし自分の部屋に閉じこもるようになってしまった中学生
5月のある昼下がり、突然光りだした鏡の中に引き込まれた彼女が目を覚ます
そこにはおとぎ話に出てくるような古城(孤城)と見ず知らずの6人の中学生
更に狼の面をつけた(怪力)女の子…「オオカミさま」が現れて告げる
「この城のどこかに“願いの部屋”がある!そこではどんな願いも叶うが、
部屋に入れるのは7人のうち1人だけなんだよ…“赤ずきんちゃん”!」
タイムリミットは来年の3月30日
活動できるのは午前9時から午後5時まで
但しルールを破れば恐ろしい“狼”が現れて食べてしまう
その場合その場にいた全員が連帯責任
戸惑いつつも“願いの部屋”の鍵を探しながら共に過ごすうち
7人には一つの共通点があることが分かる
互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていく“こころ”達
そして、お城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼等を襲う…
この城はなぜ用意されたのか?
7人が集められた理由とは?
“願いの部屋”の鍵はどこにあるのか?
それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは一体?
全ての謎と張り巡らせた伏線が一つにつながるとき、想像を超える「奇跡」が待ち受ける…

えーっと、こんなものなのかな?本屋大賞?それとも映像化してしまうとこんなものなのかな?
ここに出てくる誰よりも理不尽かつ不可解な目に会って来て…何度も心折れたけど
昔は誰も救いの手なんか伸ばしてくれなかったよね!
バカが多くて息苦しかったな!
で、それは今も続いているのは分かるが、なんかぬるくない?
物語の仕組みが仕組み人だけど…なんか一律の価値観というのはおかしくない?
(SNS上での虐め、孤立では語れないし)
(そもそも仕組みはバレバレだし)
今の女子中高生には刺さるのかな?映画終了後に肯定的な話が多かったみたい!
えっ「泣いた」って?うーん、どこで泣けばよいのだろう!?
なんかツボが違うみたいだな
嫌だな〜年は取りたくないものだ、鈍くなったかな?
ちなみに観客の大半は「女子中高生」と「女子の親子(小学生)」でした…
「子供から大人まで幅広い世代」に私は含まれていないようだ!
そうか新しいものに出会う機会が減ったのかな?
そうだな「ここは本来自分のいるべき世界じゃない」とか「異世界」だとか「自分探し」だとか…
そういう世界に逃げ込んじゃったからな!生き辛いってやつ?
まあそれにしても…楽しくなかった!
公開13日目の第1回(10:00)、116席の映画館で30人程度の入り(シネクイント スクリーン2)
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 餓鬼が笑う 
[DARK FANTASY]
2022.12:日本映画(ブライトホース・フィルム/コギトワークス)
監督:平波亘
出演:田中俊介山谷花純
萩原聖人柳英理沙片岡礼子木村知貴田中泯
川上なな実川瀬陽太
原田大二郎藤田健彦池田良/他
12月24日公開の単館系映画!
全くのノーマークでした!突然、何故か「朝日新聞の夕刊に広告!」 慌ててネットで検索!
年末の華やかな時期に「譚奇想幻_地獄巡り」の宣伝!
思いっきりダーク映画じゃないか!大好物かもしれない!
ちなみに全国で9館のみ、東京でも「k'sシネマ(新宿)」1館だけの上映!しかし「k'sシネマは久しぶり」だ!
WEBの事前予約はムビチケなしで1,500円で観られる!ネット予約でQRコード発券!行きます!

STORYは…
OPENING
闇の中…1本の?燭の灯が揺れる…
深淵の闇、そこは人間が行き着く最後の未来、何者にもなれなかった男の人生が今終わろうとしている…
男の名は「大貫大」…事業に失敗した父親が首をくくったのが2年前
彼は骨董商を目指しながら路上販売を続けている!その大の露店…
幼い少女が「ビー玉」の値段を尋ねる
「これは100年前に作られたビー玉!想像できるかな?1個だけあげるから…
その代わり、大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになって!?」…無言で走り去る少女
其の壱:記憶を売る男
アパートに帰宅、大家の妻・香純から家賃の催促、そて夕食に誘われる(そういう関係)、やんわりと断る大
自室、裸電球の頼りない光、平積みの書籍、玩具、置物、古い物に囲まれ、物思いに耽る
古書店、本を売りに来た大、懐かしい匂いの女性客
(趣味で潜り込む)大学(夜学)の経営学の講義、講師との口論、退場!それを追って来た女性
「君と話したくなった」という及川佳奈(看護師、将来を見据えて夜学で大学へ)
骨董商?「古い物が昔から好きで、記憶を扱う仕事がしたかった」と大
「思い出をそこまで大事にできない」と佳奈、でも良い感じ
帰宅した大、暗闇の部屋、点灯
骨董屋の先輩・国男がいる…驚き!
「父親みたいに負け犬になりたくなかったら、来週行われる“本物の競り”に来い!」去って行く国男
路上販売中の大、警察の取り締まり(許可書を持っていない大)
売り物を雑に扱われキレた大、警棒で頭を殴る婦警
顔半分を染める血液、それを舐めて笑う、走り出す大、追ってくる婦警…
暗闇…映画館、佳奈とのキスからの…?
目覚める大、夢?看病してくれていた親の妻・香純…夫のDVで傷だらけの彼女、迫ってくるのを拒む
夜、居酒屋
佳奈との会話、佳奈も夢で大と会ったと言う…映画館で!そのあとの行為?
そこに、露店商仲間の男達が絡んでくる、先日の婦警の巻き添えを受けたと暴行!
「バッタ屋!」と罵られる大
其の弐:バッタの旅
山奥の骨董市場、国男が大に語る「しっかりしてないと餓鬼どもに食われちまうぞ!」
紹介される市場を仕切る担当の女性・妙
飛び交う大金、思惑の交錯、国男の言う通りの展開、大はこの世界に魅了される!
が、仕込屋の存在、そして彼と繋がっていた国男…それって「餓鬼そのものじゃないか!」罵倒する大
国男に殴り倒される大、流血が目に入り、見上げた満月は真っ赤!妙と共に車で去って行く国男
(病院、高島老人と会話する佳奈)
(「人生の終わりにあなたを描きたい」…悩んだ末にモデルとなる決意、制服を脱ぐ佳奈)
山の中、トンネルを前にした大
少年との出会い、「一緒に遊んで」と言う少年、ビー玉の賭け、勝利して去る大
トンネルを抜けると死んだ筈の父がいた!
父親は餓鬼どもから鶏血石を奪おうとするが…逆に食われてしまう!
逃げて辿り着いた寺、元の世界に戻してあげるという如意輪、股間に手を伸ばして…しごく、射精!
気づくと列車のホーム、高島に似た老人画家・野十郎
「君もその目で闇を見つめてごらん、そうすればあの月は何色に変えることができる」
消える老人、残されたのは「?燭」の絵
(病室では高島のベッドが空になっている)
(高島の荷物、描かれたはずの佳奈の裸体画は…真黒に塗り潰されている)
其の参:受胎告知
礼拝堂、賛美歌を歌う佳奈、体に異変を感じる、込み上げる吐き気…大に妊娠を告げる佳奈
「あれは夢じゃなかった、私達はちゃんと繋がっていたんだよ!」
激しく戸惑う大に失望した佳奈が去って行く
アパートに帰った大、包丁片手の香純から体を求められるが…暴れて抵抗
激しく殴って(男なんてみな同じだと言われつつ)…商売道具をを?き集めて、部屋を飛び出す!
夜空には「真っ赤な満月」が浮かぶ!



骨董商からの「譚奇想幻_地獄巡り」!
GO的には楽しい世界なんだけど、一般受けはしないだろうな!?(劇場に同好の士が30人?)
なにもわざわざ年末のたハッピー的な時期にぶつけてきたのか?正月映画が枯渇しているせいなのか?
まさかの年末のサプライズです!
主人公がどんどんと落ちていく様、彼の周囲も悪循環なんだけど
「笑え!」「何度でもやり直せばいいさ!」
どうせ地獄だし!的なむ展開が好きだな!
公開2日目の第1回(12:45)、84席の映画館で30人程度の入り(k’s cinema(新宿))
2011.09format



 架空OL日記 
[OL LIFE]
2020.02:日本映画(ポニーキャニオン)
監督:住田崇  原作・脚本:バカリズム
出演:バカリズム夏帆佐藤玲臼田あさ美山田真歩三浦透子シム・ウンギョン坂井真紀
石橋菜津美志田未来
黒田大輔/他
完全に映画枯れの状態である!
どうしても見たい映画がない!
しかも「コロナウイルス」流行りで、映画館に行くのは?どうよ?なんだけどね…
自主・働き方改革で月1日の有休取得!平日午前一番ならガラガラだろうということで
バカリズムの原作・主演の「架空OL日記」を観に行く

STORYは…
憂鬱な月曜日の朝、銀行員OLの私の一週間が始まった
携帯のアラームを6時にセットするも、実際に起きるのは6時半
眠気に耐えながらもきっちりメイクして家を出る
ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは、社内で一番仲良しの同期のマキ
私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる
会社の更衣室で後輩サエ、入社8年目の小峰、10年目の酒木が加わり…
いつものように就業前のおしゃべりに花が咲く!

本当に、バカリズムがOL(銀行員)に扮して
女子更衣室・洗面所・飲み会でのどうでも良い日常会話が繰り返される
まあこんなものなんだろうな!といのを確認させられただけの内容
バカリズムがそれを面白おかしく演じてくれると思ったが…たんたんと!
それ以上でも、それ以下でもない
よってストーリーはパンフベースとして、特に後半を書こうとも思わないのでご了承ください
ちなみに…
コロナウイルスで本来なら映画館はアウトなんだろうけど…
まあ平日初回につき204席キャパの映画館に観客6人である
まあこれなら問題ないだろうと思うが…だめかな?
公開8日目の第1回(10:00)、204席の映画館で6人の入り(渋谷HUMAXシネマ)
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 影武者 
[HISTORY]
1980.04:日本映画(東宝)
監督:黒澤明
CAST-1:仲代達也
CAST-2:山崎努萩原健一根津甚八大滝秀治桃井かおり倍賞美津子
CAST-3:隆大介油井昌由樹
CAST-4:室田日出男山本亘江幡志中嶋しゅう/他
黒澤明ですよ、黒澤明!さてと…主役交代は吉?凶?

STORYは…
■寒風吹きすさぶ三州街道、勇猛をもってなる武田「風林火山」の軍が行くそれが前進ではなく後退である事は…兵達の重い足取りからも読み取れる、攻めあぐねた三河の家康の砦…野田城を落城寸前まで追いこみながら、突然の和議!?甲斐へとUターン、兵達も割り切れぬ様子…「御屋形様が敵の弾に撃たれたそうな…」「何を寝ぼけたことを…御屋形様はあれに」、孫子の旗を立てた信玄が悠然と馬を進めているが…実は信玄ではなし、信玄に風貌生きうつしの弟・信廉であった、何度かの戦で敵を幻惑したことは確か、しかし今回ばかりは…真の信玄は、勝利を目前にした野田城攻めの一夜、鉄砲での狙撃を受ける!「われ死すとも、3年は喪を秘し、領国の備えを固め、ゆめゆめ動くな」との遺言を残して世を去った、53歳 ■“信玄狙撃”の報は各大名のもとに伝わる、みな甲斐に注目、信玄なくば、戦国の版図は一変する!死を秘すことは難事、信廉が何度も信玄の影武者を演じてきたことは武田軍内では周知の事実、信廉はかねてから、信玄と瓜二つの男を用意していた…その男は無頼の盗人、磔刑になるところを、あまりの酷似に、拾い上げて刑を免じて養ってきた、ただ口のきき方も馬の御し方も心もとないこの男、当然武田の総大将の柄ではなし、しかし信玄の遺骸を秘めた大甕を朝もやの諏訪湖に葬る感動的な光景を目撃した“影の男”、生涯1度だけお目通りを許された信玄の面影が蘇る「俺を使ってくれ!俺はただあの方のお役にたちたいんだ!」と、敵をあざむくためには…、その秘事は側近のごく僅かな者にしか知らされなかった、信玄屋形に帰陣して信玄同様の振る舞いを!信玄の孫・竹丸、側室達とも顔を合わせねばならない…信廉、勝頼らが胆を冷やすことも幾度となくあったが、“影”の天衣無縫さで何とか切り抜けていった…“影”は次第に威厳のようなものをそなえるようになっていく、こんな状況に内心イラ立つ勝頼、信玄は世継ぎを竹丸と決めていた!嫡子ではなくとも実子でありながら、家を継げぬ不満、形の上のみとはいえ、“影”への服従が輪をかける ■その頃、「武田の出方を見れば、その後ろに信玄のある無しが分かる!」家康は武田への攻撃を計画、兵を進める、これにどう対処すべきか?続く重臣達の評定、“影”は主戦派の勝頼を制し…「動くな、山は動かぬぞ」と結論を下す!満座の中で恥をかいた勝頼が焦る、ついに独断で挙兵、目指すは難攻不落の高天原城、勝頼軍のみでは無理、やむを得ず「風林火山」の旗を立て、勝頼軍の後方に陣をかまえた武田軍、戦いは激烈をきわめたが、勝利は耐えに耐えた信玄の“影”の上に訪れた…、家康も信長も信玄の健在を信じざるを得なくなる ■遺言から3年、すっかり“影”になりきった彼に不慮の事態、信玄だけが御し得た荒馬「黒髪」から振り落とされたとき…「川中島での刀傷がない」のを側室達に発見されてしまった!その後…信玄の死が公表、勝頼が武田の当主となり…“影”はただの男に戻った


公開直後に観に行きましたが…大混雑!最後列の手すりにもたれて3時間!大変でした…
満員でした(大宮ハタ・シネマ)
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片腕マシーンガール は、別ページとなります



 勝手にふるえてろ 
[LOVE & COMEDY]
2017.12:日本映画(ファントム・フィルム)
監督:大九明子   原作:綿矢りさ
出演:松岡茉優北村匠海渡辺大知石橋杏奈
趣里前野朋哉古舘寛治片桐はいり蜿r太郎/他
松岡茉優主演のこじらせ女子のラブコメ映画
原作が綿矢りさで、タイトルが「勝手にふるえてろ」!
面白そうじゃないですが、他にも観たい映画がありましたが、こっちを一番にしました
TCGクーポンで、1000円で観られるしね

STORYは…
早朝のハンバーガーショップ、金髪店員に語りかける江藤良香(ヨシカ)、24歳、某会社の経理担当
趣味は絶滅した動物をネットで調べること…購入したアンモナイトの化石を愛でる毎日
「本能のままにイチと結婚しても絶対幸せになれない
結婚式当日もイチが心変わりしないようにって、野蛮に監視役を続けなくちゃならない
そんなで幸せなんて味わえるか
その点ニならまるで他人事みたいに御式堪能できちゃう
ドレスのままチャペルから何だか知らんが丘駆け下りて我儘にニのことほったらかし
波と戯れたりデコルテ露なドレスで肩上下させてハーハーしたりして、花嫁タイムをエンジョイ」

そうヨシカには彼氏が2人いる
1人は中学校時代からの片思いのイチ
同級生からマスコット扱い、いじられているのを教室の片隅から見つめていたヨシカ
好きだから見たい、見たいけど気付かれちゃダメ、屈折した感情
視野の端でイチを見る“視野見”という攻略法を編み出すヨシカ
イチをモチーフにした漫画を描くほど恋心はこじれていた
10年前の運動会、イチに言われた一言、「こっち見て、俺を見て」
もう1人は同じ会社の営業担当の同期「ニ」
経理と営業として出会い、同期会で連絡先(ライン)を交換、強引な手法
テクノの流れるクラブでデート、酔っ払って吐きまくるニ
「俺と付き合ってください」と本気の告白
人生初、告られた!テンションMAX、でも正直タイプではない
ある夜、電気ストーブが布団に引火、ボヤ騒ぎ、死ぬ前にせめてもう一度イチに会いたいと覚悟が決まる
一目でいいからイチに会いたい、前のめりに死んでいこうと…
アメリカに転校した同級生の名を騙り、同窓会を計画
ついに待ちに待ったイチとの再会の日、全然会話に入っていけない
イチを含む上京組のグループ、ニが使った強引な方法でラインの連絡先をゲット、東京で再び会う約束
2度目の再会、タワーマンションでの東京組の同窓会、夜明けのベランダ
アンモナイトの生態で盛り上がるヨシカとイチ…


結構笑えたんだが…笑う映画か?まあ良しとしよう
綿矢りさ氏の作品って、もっと痛々しくある内容と思ったんですけどね…私の勘違い?
まあ映画館内は笑いの渦
なんかこれで良いのか疑問に思いながら笑ってしまいました、本当に笑う映画だったのか?
まあそれはそうだとして、ニはストーカーだよね、犯罪?ドキドキしちゃった
しかし松岡茉優は嵌ったな!妄想ラブ、暴走人間関係!周囲巻き込み…自爆!
この役を今やれるのは、松岡茉優しかいないか!?
パンフの表紙を見ると6頭身!?笑い…ファンの方ゴメンナサイ
公開初日の初回にして満員御礼の状況、舞台挨拶があるわけでもないのにね
予告CMもなしというから、一瞬期待しちゃったけど、そんなに甘くないな
話は関係ない方に飛ぶが…
映画観ての、行きつけのBARで一杯のルートを選ぼうとしたら
本日は祝日でお店はお休み、残念でした
公開初日の第1回(15:25)、200席の映画館で満員の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1)
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 火天の城 
[HISTORY]
2009.11:日本映画(20世紀フォックス)
監督:田中光敏
出演:西田敏行大竹しのぶ福田沙紀
椎名桔平河本準一西岡徳馬渡辺いっけい田口浩正遠藤章造
夏八木勲上田耕一寺島進山本太郎石田卓也熊谷真美水野美紀前田健
石橋蓮司内田朝陽
笹野高史緒形直人福本清三/他
織田信長の居城「安土城」普請を命じられた宮大工“岡部又右衛門”と彼を取り巻く人々の物語
ともかくお涙頂戴に走り過ぎて…途中で疲れたというか飽きてきた、安土城のCGもナンダカナだし…
まあ出演陣は豪華なのだが…、映画の日の1000円だったし、まあこんなものかな…
公開20日目の第2回(12:50)、407席の映画館に1割程度の入り(渋谷:TOEI1)
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 彼女が水着にきがえたら 
[LOVE&COMEDY]
1989.06:日本映画(東宝)
監督:馬場康夫
CAST-1:原田知世織田裕二伊藤かずえ谷啓伊武雅刀田中美佐子竹内力
CAST-2:今井雅之佐藤允/他
遊び方もバブリー、ネコも杓子も…の時代、ホイチョイ・プロダクションのトレンド・ムービー、第1段のスキーに続いて今回は「スキューバ・ダイビング」、ウンチクが多くその道の初心者向か?ストーリーは…

STORYは…
田中真理子(22歳・OL)、同僚の恭世と1年前に始めたスキューバ・ダイビング、ゴールデン・ウィークの計画を相談する2人、遊び人(お坊ちゃま)・山口からの誘い… 三浦半島・三戸浜沖でのボート・ダイビングへ、浦安から出航、ダイビング中に仲間とはぐれてしまった2人、初心者か潜ってはいけない水深35m、朽ち果てた飛行機の残骸を目撃…写真撮影、浮上した2人、沖に流されている…通りかかった大塚(50歳・ヨットマン)のヨットが救助、初心者が35mへ行ったことを叱る大塚の甥・吉岡…真面目な態度に好感を抱く真理子、ぎこちない会話、やがて山口のヨットが現れ真理子と恭世を連れ去って行く… 夜、油壷沖、船上パーティー、上品だったのは最初だけ、強引なナンパ、舷側に追いつめられた真理子、1台のボート、助け出してくれた大塚と吉岡、ジェット・スキーで追ってくる山口達、上陸、大塚の仲間・裕子の車、葉山、彼らの溜まり場「クラブ・ヒッチ」へ、礼を言うが何か変?真理子と恭世の荷物を持って山口出現、何事も無かったように… 驚く真理子、裕子の説明「一種のゲーム…女を奪い店に逃げ込めば大塚の勝ち、奪回できたら山口の勝ち…」、コマにされた事に激怒する真理子、帰る!大塚の仲間と意気投合中の恭世…海底で見つけた飛行機の話…驚く大塚と山口、葉山生まれの大塚が子供の頃に近所のアメリカ人から聞いた話…朝鮮戦争時、ソウルの大金持ち、チャーター機「ドラゴン・レディ」、財産を持って逃げる途中、嵐で相模湾に墜落、飛行機と共に海中に眠る財宝の話、以後、捕鯨船員やバーテン仕事をしながら飛行機の引揚げ権を買取、甥の吉岡・仲間の裕子・浦野と共に海中探索を繰返してきたと… 何処かで聞きつけ(先に見つけて奪おうと…)乗込んで来た山口、実はライバル同士、同一の目的を持つ連帯感ゆえのゲーム…、東京に帰った真理子達を仲間に引き入れたい2人… 大塚の命を受けた吉岡…恭世を口説き味方に、そして山口…吉岡への当て付けから山口に協力すると言ってしまった真理子だが…


「私をスキーに連れてって」に続くホイチョイ・プロダクションのトレンド・ムービー、マリン・スポーツ&グッズの大図鑑、音楽はサザンオールスターズ、もうなんかそのままっていうか…、ストーリーは破綻していても勢いで乗り切った感じ、スキューバ・ダイビングをやらない身には、あまり面白いものではなかった  関係ないことですが…バブル真っ盛り、私の回りでもダイビングを始めた人間が多かったな、私はやらなかったけどヨットには誘われて一度だけ相模湾に出たことはある、しかも強烈な低気圧通過後、でも大丈夫だったな…、個人的に嵌っていたのはハンクグライダー、房総半島の空を飛んでました… 仕事の過労で体を壊して止めたけど…
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 神様のパズル 
[YOUTH、SF&COMEDY]
2008.06:日本映画(東映)
監督:三池崇史     原作:機本伸司 「神様のパズル」
CAST-1:市原隼人谷村美月
CAST-2:石田ゆり子松本莉緒黄川田将也田中幸太朗岩尾望笹野高史斉藤歩
CAST-3:國村隼遠藤憲一塩見三省
CAST-4:六平直正李麗仙若村麻由美小島よしお諏訪太朗
CAST-5:藤間宇宙平山祐介蜷川みほ/他
私の興味をそそる「タイトル」!宣伝文句は…「人の手で“宇宙”をつくることはできるのか!?」「ロックと物理で宇宙をつくれ!」だの、「落ちこぼれロッカーが天才少女の孤独を溶かす」、さあ〜どうだ見たくないだろう!!!でも見てしまう私…

STORYは…
■常南理科大学前、天才少女の研究成果…巨大加速器「むげん」をレポートする外人 ■寿司屋、バイトをしながらミュージシャンを目指す綿貫基一、配達から帰還、TVをロック番組にチェンジ、非難轟々!双子の弟・喜一からの連絡 ■店内、基一の腕を認める主人、寿司を握らせれば…いいセンス!店を持つのに時間はかからないと絶賛!も…できるなら弟の方が礼儀正しくていいんだが…と ■弟宅、失恋旅行に行く女性、同伴者の1人がドタキャン、代役の話、オイシイ話!基一と違って頭のいい喜一、常南理科大学の物理学科に在籍、人数の多い講義の代返を頼まれる基一、憧れの白鳥さんは現在フリーの情報、綺麗な部屋…なんなら使って!舞い上る基一 ■翌日、大学に向かう基一、アインシュタインのTシャツ(バックプリントは E=MC2)姿、呼び止める男…兄弟共通の友人・佐倉、瞬時で基一と見破る、そのTシャツありえない!から ■講義、代返、内容はチンプンカンプン、周囲を見渡す基一、もう1人困惑顔の男、聴講生の老人 ■休み時間、聴講生・橋詰との会話、会社を定年退職、妻に先立たれ…ふと考えた「自分はどこから来たのだろう?」「何も分からないまま死ぬのは嫌!」、答えを求めて受講!そして「人間の手で宇宙は作れるのでしょうか?」の問い、困り顔の基一 ■通りかかる鳩村教授、喜一だと思った基一を研究室へ呼出す、依頼事…巷で話題の∞型加速器「むげん」を考案したゼミの研究生・天才少女穂瑞沙羅華(ホミズサラカ、17歳、飛び級で大学生)が不登校、足りない出席日数…特別待遇でココまで進級、一般学生と同じ条件でサラカを卒業させたい鳩村教授、ゼミに連れて来て!白鳥さんが失敗…合コンのまとめ役・喜一が適任ではと推薦、彼女の期待に応えたい!と基一 ■サラカ宅、インターフォン…丁寧過ぎて意味不明の挨拶、無表情に案内する母…必要最低限を告げて去る母、懸命の説明?強引に入室、無防備な青ジャージ、無造作に体に巻かれたチューブ、数台のPCを駆使、左目にプロンプター装着、無視され怒る基一、振り返るサラカ…自分をボクと呼ぶ彼女、物理専攻には見えない基一に基本的な質問、ともかくゼミに出て来い!と基一、君の研究テーマは?との問い、咄嗟に思い浮んだ橋詰氏の言葉…「宇宙の作り方」だ!それに興味を示すサラカ ■弟・喜一との電話、最悪!飛行機に乗って待ってたら…失恋女の元カレが何故か飛行機内に!もう一度やり直したい!と、感動の彼女、よりを戻したみたい…最悪、しばらく帰らないと喜一、ゼミはどうする?の問い、インドでも行って来ると喜一 ■白鳥さんと一緒にいられる幸福、ゼミに出る基一、友人・佐倉、老け顔の須藤、鳩村教授、ゼミの助手を務める大学院生の相理〈アイリ〉、やってみたい研究テーマの発表、ありきたりと鳩村、基一の「宇宙の作り方」に失笑の一同、背後からサラカの…基一案に乗った!宣言、無理だという相理…黒板に羅列する記号、世界は偶然の産物の上で成り立っていると説明、まともに答えは出せないと相理、いちいち反論&全てが無理な数字の塊だとしたら…この世が存在する理由を説明せよ!答えられない相理、鳩村の決断…今年の卒論テーマは「宇宙の作り方!」、作れる&作れないの2派に分かれ…毎回発表とディベートを繰り返し、問題点を整理、勝った方に単位をあげる!「できる派」はサラカと基一、白鳥さんや佐倉を誘うも…ダメ、2vs4で開始、口火を切るのは基一に決定!


同名のコミックの映画化作品です、主演が市原隼人と谷村美月、監督の三池崇史はよいが…角川春樹がプロデューサーであることが不安材料の一番目、主演が市原隼人…この人ボソボソと喋るので、私の耳では聞き取りづらいだろうということが…不安材料の2番目、そしてここ2週で見た映画がまさかの連続最低ランクだったことによる3番目の不安材料、まあそれでも取り合えず行ってみました!しっかり前売券(1300円)を購入…前売り特典はベタだが「ジグソーパズル」でした
ストーリーとしては…優秀な双子の弟の突然のナンパ海外旅行、学力最低の兄(寿司屋のバイトでは能力発揮)が講義の代返を引受けるのだが…よりにもよって…ゼミの教授から不登校の女子学生「ホミズ サラカ」をゼミに参加させるよう依頼が降って来る、憧れの白鳥さんにいいとこ見せるチャンス!?人工授精により創り出された天才サラカ…自身の生い立ち、孤独感…引き篭もり、方や弟のために用もないことに引き摺り出される…人の良い兄・基一(ロッカーに憧れる寿司やのバイト)、絶対に会うことがないはずの2人の出会い、会話、彼女のパワーに引き込まれる、思わず言葉に出た疑問「宇宙を作ることはできるのか?」、翌日…ゼミに現れたサラカ、彼の疑問に興味、成り行き…「宇宙は作れない」とする4人相手…2人で立証する!?破目に…どうして、どやって?初歩的質問&身近な例で理解、現実味を帯びてくる「宇宙の創出」!だが…既に実社会で研究が進むサラカ…超巨大加速加速器「むげん」の使用、批判的な報道、叩かれ弱いサラカがヘコム、(&意外と叩かれ弱い弟…タイ&インドでパニック状況)、一生懸命の兄の素朴な疑問がサラカへのヒント、エロサイト事件も含みつつ、「宇宙は作れるか」、結論へ向かい突き進むサラカ、自分なりの援護体制の兄!
角川春樹の宗教的な小難しがり方は放っておいて…監督の三池崇史は頑張ってます、超巨大加速器「むげん」などの映像面では美しい、市原隼人は予想通り?相変わらずコモッた声、主要部分以外は何がなんだか???分からないが…交響曲第九は良いぞ!サラカ役の谷村美月…高校生役にはチト苦しい、全体としてはまあまあ何というか、ちょっとニャッって感じでしょうか
重箱の隅を突付くネタですが…主人公達を「生徒」「生徒」と連呼するが…、学校教育法上、大学生、大学院生、高専生、短大生は…「学生」が正解です、ちなみに「生徒」は一般的に「中学生」「高校生」を呼びます、まあ、やってることとは程遠い幼い大学生ゆえ…「生徒」といところでしょうか…
ちなみに公開初日の第3回(15:45〜)、407席の映画館は、30人程の入り!久しぶりの1割以下!でした(渋谷TOEI @)
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ガメラ/大怪獣空中決戦      は、別ページとなります。
ガメラ2/レギオン襲来       は、別ページとなります。
ガメラ3/邪神〈イリス〉覚醒    は、別ページとなります。



 カメラを止めるな! 
[HORROR & COMEDY ]
2019 日本アカデミー賞[編集賞]
2017.11(都内2館)/2018.8(全国公開):日本映画(アスミック・エース/ENBUゼミナール)
監督:上田慎一郎
出演:濱津隆之真魚しゅはまはるみ秋山ゆずき長屋和彰細井学市原洋山崎俊太郎
大沢真一郎竹原芳子吉田美紀合田純奈浅森咲希奈/他
昨年11月に都内2館で上映された映画が…評判に評判を呼び
2018年8月、大手配給会社がついて全国公開!
低予算映画だけど何か面白いものがあるらしい
何が飛び出すか?
これは余計な情報を入れずに観に行くこととしよう

STORYは…
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影している!
本物を求める監督、なかなか出ないOK、既に42テイク
そんな中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかる
大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々
37分間ワンシーン・ワンカットのノンストップ・ゾンビ・サバイバル
そして…
(これ以上は書けない!)

面白かったね!
300万円の低予算で、新人監督で、無名の俳優達…まあそれを差し引いても
なかなか良くできたプロットで…〇〇〇!
あっ!これも書けないな、伏字
まあ評判が良いのもうなづける
一応保険は掛けてあったけどね(TOHOシネマズの日、1100円で鑑賞!)
まあ安く観られたのも好印象に繋がったかな
しかし困ったことも…
パンフレットが売り切れだそうだ!
HP入力に苦労しそう
(9/22にパンフ入手!)

 2019/3/1:日本アカデミー賞を観ました!
まあ強敵「万引き家族」に流れる中、「作品賞」「監督賞」「脚本賞」のどれかは取れるかな?と期待してましたが
ダメでした…これだけ話題になっても、どれだけ客が並ぼうと…、「話題賞」一つでした!
残念です!
公開9ヶ月と20日の第2回(11:00)、406席の映画館で満員(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN7)
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(ガリレオ)容疑者Xの献身      は、別ページとなります。
(ガリレオ)真夏の方程式       は、別ページとなります。



 鴨川ホルモー 
[COMEDY]
2009.04:日本映画(松竹)
監督:本木克英     原作:万城目学 「鴨川ホルモー」
CAST-1:山田孝之栗山千明荒川良々濱田岳芦名星石田卓也斉藤翔太斉藤慶太
CAST-2:藤間宇宙渡部豪太梅林亮太三村恭代オジンオズボーンOH-SE
CAST-3:和田正人趙a和大谷英子佐藤めぐみ
CAST-4:石橋蓮司笑福亭鶴光甲本雅裕パパイヤ鈴木/他

STORYは…
■鴨川のせせらぎか美しくも穏やかな五月の京都、二浪して京大生となった安倍明&帰国子女枠の新入生…日本オタクの高村幸一、葵祭のアルバイトの帰り道、三回生の菅原真&竜造寺富子から「京大青竜会」という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる ■居酒屋“べろべろばあ”、入会する気など更々なし、「ただ飯」にありつく目的で参加した安倍と高村、その席で「美しい鼻筋」を持つ早良京子に一目惚れする安部、ミラクルな夜…運命?入会するという早良、彼女に近づきたい一心…高村を巻き添え、青竜会に入会したのは…安倍、高村、早良の他、大木凡人似のオタク系メガネ女子・楠木ふみ、超高圧的仕切り屋の芦屋満、双子の三好兄弟など…一風変わった個性的なキャラの持ち主ばかり、当初はただのレジャーサークルとして楽しむ新入生達 ■祇園祭宵山の夜、呼び出されたメンバー、揃いの青い浴衣に身を包んだ…いつもと全く雰囲気の違う菅原達上回生、観光客でごった返す四条鳥丸交差点に移動、そしてどこからともなく現れた、白、赤、黒の浴衣を看た異様な集団…それぞれ立命館大学、龍谷大学、京都産業大学の学生、ついに安倍達は京大青竜会の目的が京都で千年続くという謎の祭り“ホルモー”を行うことだと知らされる、しかも…それは「オニ」と呼ばれる小さく奇妙な式神を操り、それら4大学対抗で行われているということを… ■嘘くさい話に半信半疑のまま、1人100匹のオニを操るための特訓開始、キテレツなオニ語の習得、変態的な指令ホーズの繰り返し ■オニの姿も見えぬまま…特訓を始めて半年、師走のある夜、吉田神社に呼び出される安倍達、厳粛な雰囲気の中、突如神々に捧げる舞…「レナウン娘」を歌い&裸踊りを始める菅原達、躊躇していた安倍達も全裸で上回生の輪に加わり、トランス状態で踊り続ける…こうして「吉田代替りの儀」は終了、見事?500代目のホルモープレイヤーとして認められた安倍達の前には、今まで見ることができなかった1000匹もの小オニたち群れ! ■ホルモーのルール…1チーム10人(攻撃部隊8人、救護部隊2人)、1人100匹のオニを操り敵と戦うチーム戦、オニが全滅するか、降参すると負け、相手チームの人間への接触も禁止…故意に接触した場合は反則負け ■大学対抗ホルモーに向けて猛練習
■立命館大学戦、デビュー戦、芦屋の奮闘で優勢も…ビビリまくる高村&一斉攻撃にパニック、戦闘不能、小便もらして“ホルモー”の叫び声…降参、まさかの敗退、キレル芦屋、安倍との喧嘩…対立 ■青竜会をサボる安倍、菅原の訪問、同じく姿を見せない高村の心配、降参負けの罰?寮へ向かう安倍、チョンマゲ姿の高村!自然に手が動いてこうなった…罰?話し合い、活動再開を決める2人、しかし…
■安倍は、天敵である芦屋と想い焦がれてきた早良が付き合っているという衝撃の事実を知り…下宿に引きこもり、全く顔を出さなくなった安倍を心配する菅原と楠木、青竜会を辞めると言い出す安倍、辞めると言って辞められた奴はいない、オニに認められた身…それなりの罰を覚悟、菅原は古いホルモーの規定を持ち出す、ホルモーの歴史の中でも勘じ手とされている「17条」…10名のチームを5名2チームに分割することが認められている、5人の賛同者を集めた時点で発議とみなされると…


世はGWに突入した4/29、特にやることないし…映画でも見てくれば?と妻、現在の気分から…あまり暗いのだとか重いのはパス、楽しいのがいいなと…、ならば前々から気になっていた「鴨川ホルモー」しかない、鴨川ホルモー…なんてタイトルだ!と思いつつ、頭にこびりついて離れない、CMで見た摩訶不思議なシーンと栗山千明の「ゲロリンチョー」にますます興味を引かれる、京都で繰り広げられる「ホルモー」と呼ばれる戦い、そしてオニどもが可愛い…等々、「笑う阿呆にオニ来たる!?」
時間を確認すれば40分後に初回スタート、準備して家を飛び出しました、開始数分前の到着、4割程度の入りだが2階席は無人、最前列中央の好位置をキープ、よしよしです、で…スタート
まずは出演者達の役が嵌っている…栗山千明の凡ちゃん、ダメ男の山田孝之、濱田岳のチョンマゲ、敵役の石田卓也、小悪魔の芦名星、ひょうひょうとした荒川良々、べろべろばあの石橋蓮司…等々、多種多彩、脱力感漂う軽妙な演技・演出がよい、また「ホルモー」の設定も面白い、そんなバカなのオニ・バトル、オニ語&指令ポーズのおバカさ、ゲロリンチョー!
オニ達の合成も綺麗、そして謎あり、恋あり、バトルあり、裸あり、おバカおバカの青春ストーリー、えーっと、コメディは説明がやっかいなので、詳細は省略!(上記参照を)
欲を言えば…もう少しバトルらしいバトルもあれば締まったのにと思う、結果としてはケッコウ笑えて、面白かった…、おバカなコメディ好きの方はどうぞ、但し1800円だと高い気もしますので、なるべく安く見られる方法で…!
ちなみに公開12日目の初回(10:20〜)、182席の映画館は4割程度の入りでした(渋谷シネパレス1)
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 ガルム・ウォーズ/GARM WARS 
[FANTASY & ACTION]
2016.05:日本映画(東宝)
監督:押井守
出演:ランス・ヘンリクセンケヴィン・デュランドメラニー・サンピエール
おっ、ノーチェックだったな、押井監督映画撮ってたんだ!
というわけで、優先順位1位に繰り上がりです

STORYは…
遥かなる古代、戦いの星アンヌン、「ガルム」と呼ばれるクローン戦士が生息、果てしない争い
かつてガルムには8つの部族、それぞれに役割に応じて創造主ダナンに仕えていた
ある時ダナンが星を去り、その後の覇権をめぐって部族間に戦いが生じた
長きにわたる戦いで5部族が絶滅…
残るは空を制する「コルンバ」、陸を制する「ブリガ」、そして情報技術に長けた「クムタク」
この星に生息するのはガルムの他、彼等から神聖視される犬・グラと鳥…
ガルムは生殖能力を持つグラや鳥と違い、クローン技術により命をつないできた
たとえ命を落としても、その個体の記憶をクローンの脳に転写することで再生を繰り返してきた
空の部族コルンバの女性飛行士カラはブリガとの戦闘中クムタクのウィド、ブリガの兵士スケリグと出会う
ウィドが投げかける不可思議な問いによって、敵同士である彼らの間に奇妙な連帯が生じる
創造主にして神であるダナンがなぜこの星を去ったのか?
我々ガルムとは一体何者なのか?
我々は何処から来て何処へ行くのか?

カラとスケリグは次第に惹かれあう、2人はそれまで脳内に生じたことのない感情に戸惑いながら突き動かされる
その情動はガルムにおける愛の芽生えであり、またそれは彼らが重大な変化の渦に巻き込まれつつあることを暗示
ウィドは絶滅したはずの部族ドルイドの最後の生き残りである「ナシャン」を連れていた
ドルイドとは、かつて創造主ダナンの声を伝えたとされる部族
ナシャンに導かれ…カラ、ウィド、スケリグの3人はグラと共に、海の向こうの遥か彼方にある…
伝説の聖なる森「ドゥアル・グルンド」を目指す旅に出る
自らのルーツを探り、「ガルムの真実」を知るために…
しかし、それは彼らの神の怒りに触れる行為だった…
聖地に待ち受けるのは希望か、絶望か?

まあ、こんなもんかな〜
大好きな押井ワールド全開なのだ、分かりづらいけどね〜
最初は世界観を読み込むのに必死、回転早いので辛い
字幕も高速回転で読み切れないのを必死に追う、どうにか乗り切れればこちらのもの
あとは押井ワールド楽しめばよい
但し今回の特撮はちょっとちゃちいというか、漫画チック
スタジオジブリの鈴木敏夫氏が日本語版プロデューサーの影響あるのかな
巨人も気になる
ちなみに公開2日目の第2回(11:45)、126席の映画館で50人程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN6)
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 渇き。 
[DRAMA]
2014.06:日本映画(東宝)
監督:中島哲也   原作:深町秋生「果てしなき渇き」
出演:役所広司小松菜奈黒沢あすか
妻夫木聡オダギリジョー
清水尋也星野仁橋本愛森川葵二階堂ふみ高杉真宙
青木崇高國村隼中谷美紀 
 古舘寛治葉山奨之渡辺大知品川徹篠原ゆき子板橋駿谷/他
何度も予告CMを観ているうちに、これは今年観ておかなければならないような映画であるような気がしてきた!
まさかの6月末…夏だけに、流石に「アナと雪の女王」もいよいよ撤収か?
観たい映画が堰を切ったように…怒涛の映画公開!
ほとんど開き直り…1日2本観ることとしました、3本目も同じシネコンで公開してますが…流石に次週に…
ということで…
「愛する娘は、バケモノでした。」…「劇薬」エンタテインメントを観ます!

STORYは…
クリスマスシーズン、雨の降り続く深夜、コンビニで店員含む3人惨殺事件が発生
事件の第一発見者である警備会社の男、警察の取り調べ、男の名は藤島昭和、数ヶ月前まで警察官
妻の不倫相手への傷害事件を起こして退職、離婚、そして警備会社への再就職、自暴自棄な生活
取り調べ終了とともに現れた元後輩の浅井…ピアスや金髪の少年達の写真数枚、「死体しか見ていないよ」と藤島
汚れきった1人暮らしのアパートに帰宅、元妻・桐子からヒステリックな電話、高校生の娘・加奈子が失踪!
川沿いに立つマンション、かつてのマイホーム
久しぶりに会う元妻・桐子、藤島と目を合わせないまま…娘の行方に心当たりはないかと?
加奈子のカバンから見つけたものは…優等生だった娘からは想像もできないブツ(粉に注射…)
神経科の薬袋、見知らぬ少年との2ショット写真…長い事見ていない笑顔
自分が探して見せると藤島、その写真を手に、加奈子捜索に動き出す
【3年前】
苛められるボクは考える、青く澄みきったプールに突き落とされながら…人は何故に水の中で生きられないのか
ここはこんなに平和なのに…ボクは何故に人間なのか、断然ボクは人間に向いていない…多分、あいつも
ボクがギリ人間なのは、きっと、キミがこの地上にいるからなんだ…藤島加奈子

まず加奈子の通っていた予備校へ、高校の同級生・森下&長野に接触、行先に心当たりなし
特に長野は不安気、ほとんど何も話そうとしない、その挙動から推察されること…
次は…薬袋にあった神経科クリニック、医師・辻村から冷遇
加奈子の中学生時代の同級生とファミレスでの会話、桐子が同席!
加奈子の2ショット写真の男が…中学校時代に自殺した緒方という名だと知る
写真で盛り上がる同級生、はしゃぎ過ぎ?彼女達が去った後…
食事をしながら桐子がつぶやく…「どんな人間だったんだろう?あの子…」
人は何故に空を飛べないのか?あいつは何故それでも飛んだのか?
イジメをさりげなく止めてくれたキミ、またキミに助けられた、緒方みたいになれないかな、ボクは?

さらに藤島は中学校時代の元担任・東から情報を得る
加奈子が遠藤・松永ら薬物に繋がるヤバイ奴らと付き合いがあったことを知らされる
そして当時の加奈子が自殺した緒方の死を一人で抱え込んでいたようだったということも
遠藤は去年のクリスマスに自殺していた…
加奈子は遠藤・松永らによって悪の道に引き摺りこまれ…そこで発生したトラブルで姿を消したと睨む藤島
加奈子探しの焦点を松永に絞る
夜…やり直したいと願う藤島の手が、桐子の身体に伸びる…拒絶!逆上する藤島
ある朝目覚めると、ボクの世界は変わっていた、まるで魔法みたいに…
魔法を掛けたのはきっと…キミ

松永を追う藤島、逆に拉致られる、殴られ。蹴られ、気を失い…目を覚ませば大乱闘のの果ての現場
警察車両や救急車が止められた河原、笑顔(ニヤニヤ顔)の浅井の姿も…
浅井は藤島に…加奈子と松永の関係を問う
張ってんのか?俺を!」
「会ってみる?松永!明日パーティーがあるの」
「その言い方、なんか、緒方っぽい、似てる?
「緒方みたいになりたいんだよね?だったら知ってほしいな、もっともっと…私のこと」

泥酔して帰宅したマンション、暗闇で襲撃
謎の男に加奈子が隠した物の所在を問われる、突き付けられる拳銃、殴る蹴る…
なぜこんな事態に展開していくのか?事件の中心にいるのは加奈子なのか?
翌朝、満身創痍の藤島、どうにかマンションを出るもボロボロ、待っていた森下
同級生・長野が渡して欲しいと頼んできた駅のコインロッカーの鍵
自暴自棄?失せろ!立ち去ろうとする藤島、投げつけられる鍵…加奈子が長野に預けたもの!
長野にとって加奈子は憧れの存在
そんな長野がコンビニの殺人事件のニュースを見て以来、自分も殺されると怯えているという
「全部 あんたの娘のせいだ」と罵る森下
森下とと共に長野が隠れるマンガ喫茶へ…既に血まみれの死体となっていた長野
駅のコインロッカーの中身…「数10枚の写真」
神経科医・辻村の写った写真!裏の顔、辻村を急襲する藤島、加奈子との関係を問う
加奈子の語った言葉を告げる辻村、衝撃を受ける藤島…
加奈子との遠い記憶に打ちのめされ、雨に濡れながら街を彷徨う藤島を襲うもの
意識を取り戻した藤島の前には石丸組の若頭・咲山と松永がいた
松永によって緒方の自殺を真の理由を知った藤島
加奈子を見つけ出し、殺そうとしている咲山…「自由過ぎんだよ、あんたの娘は…!」
「写真もネガも渡す、だから加奈子を…」、加奈子の命乞いをする藤島
加奈子は趙〈チョウ〉という男と繋がりがあったという
咲山は…その趙が殺人を依頼している現職刑事・愛川の始末を藤島に持ちかける
これも魔法?キミがボクにかけた…深い穴をどんどん堕ちて…
でもまるでこわくない、キミを近くに感じるから…

そして…藤島は暴走を始める、ただ一つの方向へ、知るほどに、正体が見えなくなる娘・加奈子に向かって…


なんだろう、この辺の映画は面白いと感じるはずなんだけど…苦笑している自分がいる、そろそろダメかな?
怖がるか、怒るか、または笑うか!どこにも寄り切れなかった
私的には“笑う”が正しいんだろうが、1日2本目ゆえ観るためのパワーを消費してしまったかな
もしそうだとしたら残念な結果になってしまったな…
しかし若者を扱ったヴァイオレンスはだいぶ変わって来たかな?
たけしのヴァイオレンスものと違ってきてる、今の若い奴らにはルールがない!
容易くドラッグが入手できる、武器も手には行っちゃったりなんかする!罪悪感が無い!責任感もない!
血液、血飛沫は盛り上がり、傷跡が残ろうが知ったことでなし、死ぬ寸前まで殴る蹴る!いや簡単に殺すか!
それも「わ〜ら〜え〜る〜」なら何でもOK、大人をおもちゃ扱い、警察だって思考の範疇外
今回、仕事のできない元刑事の父と、彼が愛するバケモノ娘の話だが
刑事の弱みと、娘の弱みが出てくると思ってたんですが
なんとどっちも、ド・ストレート
娘は何を考えているのか不明の完全なモンスター、「わ〜ら〜え〜る〜」、権力って何〜!?
刑事である父親は、思考が爆破を繰り返し完全停止、どれだけボロボロにされても前進する!
この新時代ヴァイオレンス(?)と既存のヴァイオレンスの融合!?
大人側は混乱必至、若者側は笑えるんだろうな…
ゆえに?私は笑えず、ヒリヒリとした痛みを感じたのだな
最後の最後まで結論は出ないので(そもそも大人の考える結論なのか不明だが)
血みどろシーンを頑張って見てください!頑張ってね!

ああ〜でも、出演者がなかなか凄いですね!
このメンバーにして、この内容が出来ちゃうのが凄いな!

しかし昔は、卒業時に中学校校舎破壊なんて当たり前だったな…修理させられていたな…
あっ!私も苛められっ子だったので、苛められる辛さはよく理解しております
苛める側の論理は理解できませんが…彼らは楽しかったんですよね!
クラス会なおいて、俺たちの代には「イジメ」何てなかったけどさ…なんて笑って酒飲んでた!
なんとなく苛められたメンバー3名で飲みに行ってしまいました!(そもそも欠席も多いが)
ヤッパリ同じ意見だったな…みんな耐えていたんだな…
昔は体育館の裏でボコボコ血だらけだったけど、今はもっと陰湿な展開・場所で…やっちまうか!
でもね彼らは楽しかったので…イジメじゃないんだよ!
統計取るときには質問を考えましょうね!
公開初日の第2回(12:55)、646席の映画館で1割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7)
2011.09format



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 がんばれ!!タブチくん!!初笑い 第3弾/あゝツッパリ人生 
[ANIMATION]
1980.12:日本映画(東宝東和)
監督:芝山努     原作:いしいひさいち 「がんばれ!!タブチくん!!」
CAST-1:西田敏行二木てるみ青野武内海賢二羽佐間道夫佐々木信也/他
いしいひさいち氏の4コマ・ギャグマンガ 「がんばれ!!タブチくん!!」の映画化作品でして、基本短編の集合体です!
1回表:プロ野球ニュースゆく年くる年

珍プレー続出の本年度プロ野球総集編!「ゼッコーチョー」で有名なナカハタ選手の満月の世の秘密?さらに…「サイコーチョー」のミヤザキヨシコちゃん、「それなりに」のサユリさん!時代先取りのニュー・スター共演!

2回表:怪盗800を刺せ

「フクモトがライオンズ戦を控え、あと10個で800盗塁!?」許してなるものか!フクモトの等身大人形を作って特訓を重ねる迷捕手タブチくんだが…俊足フクモトを刺すことはできるのか!?

3回表:タブチ監督誕生

「タブチが監督就任!」そんなバカな…実は町内の少年野球チーム「リトル・ライアンズ」、36連敗…どこまで負け続けるのかが注目の的!いくら監督がハッスルしても相手チームの超小学生級豪腕投手「笑顔君」に押さえ込まれ、「掛布団君」にはバカスカ打たれ…

4回表:懐かしの甲子園

オープン戦たけなわ…阪神戦、少しはいいとこ見せたいタブチくん、新幹線内で腹ごしらえ、浜松ではウナギ弁当10個、名古屋で駅弁全種、京都でマツタケ弁当と鮎弁当3個ずつ!それでも…三振、三振、また三振、毎回失点に対抗できるか?

5回表:ある愛の詩

シーズンオフ、ゴロ寝に勤しむタブチくん!みかけたミヨコ夫人、家事で減量させようという珍案を思いつく!野球同様にジャンケンもまったく弱いタブチくん!少しはトレーニングになったのか?

6回表:燃えろ!ライオンズ

ともかく人気の出ないライオンズ!ダーティー・ベースボール、バレー・ベースボール、ミステリー・ベースボール等々を実行…辿り着いたのが「ツツミ流科学管理野球」、もう選手は信じないという基本姿勢、出てきたのはボールに喰らいつくバット、鈍足OKローラー・スパイク、磁石付きグローブ…、でも使うのがタブチくんですから…

7回表:トレード大旋風

タブチくんを「200円/キロ」で日本ハムへトレードの噂!?真相を確かめるべく、手当たり次第、名前を思いつくままに電話攻撃!これがセ・パ両リーグのストーブ・リーグを混乱に陥れることに…

8回表:キャンプ異聞

ついに来ました海外キャンプ!本場大リーグとのオープン戦、相手に不足があろうことか強豪ニューヨーク・ヤンキース!日本の強打者の力を見せようと一発狙いに!

9回表:早すぎたシーズン・オフ

連敗に継ぐ連敗で、前期最下位決定!責任を取り後期休養を考えるネモト監督、代理監督は誰か?ニヤつくノムラ捕手!クールガイ・ヒロオカさん説、タブチくんも内心穏やかでない…

延長戦

男のケジメをつけて巨人を去ったナガシマさんの動向は?そしてドラフト会議は?

なんと言いましょうか?このような映画を観に行ったていうのは、よほど暇を持て余してたんでしょうね!まあ第3弾ということで流行ってもいたんでしょうね…
しかし短編ギャグマンガゆえデータを書くほどでもないし、まあ書けないというのが事実といったところでしょうか?
-1999format



 GUNHED/ガンヘッド 
[SF]
1989.07:日本映画(東宝)
監督:原田眞人     特技監督:川北紘一
CAST-1:高嶋政宏ブレンダ・バーキ
CAST-2:ミッキー・カーチス水島かおり原田遊人円城寺あや川平慈英斉藤洋介ドール・ヌイン
     ジェームズ・B・トンプソン
当時はガンバレば日本でもこの程度のSF映画は撮れるんだと感心した作品、破綻箇所も少なくなかったため見直す気はない、400階のビルの中で戦う…ん?どこかで聞いたような… まあいいか

STORYは…
21世紀初頭、世界連邦(首都ダラス)、運営コンピュータ「タイタン」、人口減少から集約政策、居住ゾーン指定、2005:労働力不足を補うバイオドロイド…太平洋の火山島「8JO」の工場、管理コンピュータ「カイロン5」、2025:突如 人類に宣戦布告したカイロン5、お手製ロボット「ガンヘッド」大隊で反撃、壮絶な戦い、開戦375日目、マザータワー389階、「カイロン5」中枢を目前に最後のガンヘッドが停止、同じくして「カイロン5」も突然の停止、封鎖された島…
2039年、8JOに向かう飛行機メリー・アン、バンチョー率いるトレジャー・ハンター「Bバンガー」、狙いはカイロン5のコンピュータ・チップ、コックピット恐怖症の男ブルックリン、バイオドロイド反乱を伝えるラジオ… 屋上(400階)へ着陸、滑走路に無数の穴、燃えているヘリ?生体センサーに無数の反応、390階に向かう5人、後方支援の2人(ブーメランとボクサー)が何かに襲われ死亡、393階:エレベータを突き抜ける黒い影、飛出すブルックリン達、串刺しのバンチョーとバラバ、急降下するエレベータ、バンチョーの飛行帽を手にするブルックリン…、助けを求める女の声、重要な鉱石を盗んだバイオドロイドを追うニム軍曹、階下へ同行も傷の痛みに失神、残るブルックリン、進むベベとボンベイがバイオドロイドを発見、戦闘突入…ボンベイ戦死、ブルックリンは空中浮遊する音感発火式・知性地雷を処理、ベベと合流、390階:カイロン・ドーム、1台のディスプレイのカウントダウン表示(48時間少々)以外動く物無し、中央部のプールにバイオドロイドが出現、中央の台座に”鉱石”をセット、銃を乱射するニム、プールに転落するバイオドロイド(飛出す生体チップ)、鉱石を取上げるベベ、回転を始めるカイロン5、プールに落下するベベ…体に侵入する生体チップ電流、、鉱石をブルックリンへ、沈んで行くベベ、鉱石を渡すよう迫るニム、床に落し穴、389階に落ちた2人、鉱石を奪取したニム、エアロボット出現、滑降フックをセット、ダストシュートに飛込む2人、地下へ一気の降下、気絶、溶解運河寸前で停止、地下階、目覚め、ブルックリン達を助けてくれた子供…セブンとイレブン(失語症)、島で2人だけの生存者、脱出には屋上へ戻る必要、ニム達と距離を置くセブン、案内を申出るイレブン…ブルックリンの反対に荒れる、転がり出た20mm弾の弾帯…ガンヘッドの物、何処に?トラックの修理、運転するセブン、エレベータ、10階のロボット墓場、ガンヘッドの残骸、異音?点滅する光、ガンヘッド… サブ・コンピュータは無傷、有人機への改造、ガンヘッドのコンピュータで解析された鉱石、モニターに映し出される内容、テキスメキシウム、超エネルギー資源の開発をさせるように戦争を仕掛けたカイロン5、エネルギー問題から永遠の解放…目覚めの時間まで22時間7分後…地球上全てのコンピュータはカイロン5の支配下に入る、人類絶滅? そしてカイロン5のモニターに浮かび上がった文字「確認 人間3人」…?

45階

地下階

260階

250階

260階

381階

385階

388階

389階

390階

400階


当時この映画を絶賛、なんだ日本でもSF映画が作れるではないかと… 予想外の出来にビックリの状態、当時の日本SF映画のトップクラスではないかと思うけど…2001年の今、見直すのが恐いとも思う、技術の進歩で より凄い映像を見慣れてしまったし… 設定&ストーリーの破綻箇所もあったもので(2足歩行のロボットが非効率的とかは目をつむって下さい)、今見たらもっと出てくるだろうし… 21世紀初頭には”世界連邦”が成立、人口減少が深刻な問題と化し、労働力はロボットに頼らないと行けなくなっている、それからロボットが戦闘してもビクトモしない400階建のビルが建っていなければならない…など、時代的にシラケル可能性も…だから見直さない… 面白かったのは登場人物がそれぞれの母国語で会話をしているけど何にも問題がないという設定、それから出演者の中に水島かおり、川平慈英、斉藤洋介が…出ていたんだと、今になって驚いているしだいです…
-1999format