2013年3月の映画  戻る


ダークホース リア獣エイブの恋
2012年 129分 米国
監督・脚本 トッド・ソロンズ(「ハピネス」「ウェルカム・ドールハウス」
キャスト ジョーダン・ゲルバー(エイブ)/セルマ・ブレア(恋人ミランダ「ヘルボーイ」</ミア・ファロー(エイブのママ)/クリストファー・ウォーケン(エイブのパパ)/ドナ・マーフィ(同僚マリー)
メモ 2013.3.9(土)シネ・リーブル梅田
あらすじ
エイブは大器晩成型と甘やかされて育ちすぎたデブのアラ40。独身、親の家に同居、父親の不動産会社に不真面目に勤務、フィギュアとシンプソンズをこよなく愛している自己中で自己愛いっぱいの男。いつかはひと角の男になる事を夢見、知り合いの披露宴パーティで出会ったミランダに猛アタック。失恋で自暴自棄になったミランダをゲット。人生はミラクルに変わるかに見えたが、ミランダが明かした秘密により心臓パクパク、妄想に駆られ始める。
感想
ミア・ファローとクリストファー・ウォーケンが出ているので見に行った映画。面白いのか面白くないのか訳わかりません。容赦のない超辛口でブラックコメディというより、ここまでするかというそら恐ろしい話です。
エイブは身の程知らずに恋した美女が、まったく自覚のない悪女(というか魔女)で、身近の天使に気づかず、いつかはこないまま身を滅ぼしていくの。  自分の身の丈を知らないって怖い・・・・
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野蛮なやつら/SAVAGES
2012年 129分 米国
監督 オリヴァー・ストーン
脚本 シェーン・サレルノ/ドン・ウィンズロウ/オリヴァー・ストーン
原作 ドン・ウィンズロウ『野蛮なやつら』
撮影 ダン・ミンデル
音楽 アダム・ピーターズ
キャスト テイラー・キッチュ(チョン「バトルシップ」)/アーロン・ジョンソン(ベン「アルバート氏の人生」)/ブレイク・ライヴリー( O:オフィーリア「旅するジーンズと16歳の夏 」)/サルマ・ハエック(エレナ「アダルトボーイズ青春白書」)/ベニチオ・デル・トロ(ラド)/ジョン・トラヴォルタ(デニス)
メモ 2013.3.8(金)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
ベンとチョンは幼馴染。ベンは成績優秀で大学で植物学と経営学を修め、体力勝負のチョンは戦地で戦ってきた。ふたりは、カリフォルニア州ラグーナ・ビーチで大麻の商売を始め大成功! 共通の恋人O(オフィーリア)と3人で平和に暮らしていた。が、メキシコの麻薬組織バハ・カルテルが商売繁盛に目をつけ、提携話を持ちかける。話を蹴ったベンとチョンに「Oの誘拐」が襲いかかる。バハ・カルテルに白旗を揚げるか、知恵と力でOを奪還するか。
感想
ドン・ウィンズロウ『野蛮なやつら』をオリヴァー・ストーンが映画化。「明日に向って撃て!」へのオマージュ
 
サルマ・ハエック、ベニチオ・デル・トロ、ジョン・トラヴォルタといった濃い 個性豊かな脇役(とってもすてき)と、対照的に若く美しいベンとチョンとO。 暗所でのリンチシーンと青い海の対比。 若いっていいわ、美しいっていいわ。  ヘタレと侮られていた3人は、ドロドロした三枚舌の中年たちに戦いを挑む。  快作だ。
 
 
(ネタバレ注意)
ラストは原作とは違っているそうです。
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世界にひとつのプレイブック SILVER LININGS PLAYBOOK
2012年 122分 米国
監督・脚本 デヴィッド・O・ラッセル(「俺たちニュースキャスター」「スリーキングス」「アメリカの災難」
原作 マシュー・クイック
撮影 マサノブ・タカヤナギ
音楽 ダニー・エルフマン
キャスト ブラッドリー・クーパー(パット「「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」 「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」 ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」 「リミットレス」)/ジェニファー・ローレンス(ティファニー)/ロバート・デ・ニーロ(パパ・パット・シニア)/ジャッキー・ウィーヴァー(ママ・ドロレス「アニマル・キングダム」)/ ジョン・オーティス(友達ロニー)/アヌパム・カー(精神科医パテル)/クリス・タッカー(刑務所のダチ・ダニー)
メモ 2013.3.6(水)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
パット(ブラッドリー・クーパー)は、元教師。同僚を叩きのめして精神病院に入院し退院したとこ。原因は、予定より早くに家に帰ったら、同僚と妻がシャワーを浴びていた場面に遭遇・・・という事態からだった。しかしこの男は、そんな元妻に未練たらたらのあんぽんたん。よりが戻せると本気で思っている。
友達ロニーの誘いでパットが夕食に行くと、ロニーの妻の妹ティファニーも招かれていた。ティファニーは、警察官だった夫が亡くなったとか。あまりのショックで会社の同僚すべてと寝たとか。合計11人。男女とわず。。。そして、揉め事が起こりはじめ、とうとうクビになったそうだ(さもありなん)
感想
ゴミブクロを着てランニングする変な男ブラッドリー・クーパーの狂ったような目がいい。 コメディ映画に出続けて欲しいわ。
夜中にパット(ブラッドリー・クーパー)が、「結婚式のビデオが見つからない!」とわめき、三十男とママとパパ(ロバート・デ・ニーロ)が大立ち回りするご乱心のシーンが笑える。 「シャル・ウィ・ダンス」みたいなシーンもあって、楽しいよ。
 
ティファニー役のジェニファー・ローレンスが、第85回アカデミー賞アカデミー主演女優賞を取った作品。「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のミスティーク役の個性的な女優さん。
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