「宇宙大作戦」の頃よりみんな若造で、むちゃな奴らで、映画が
若々しさがいっぱいだった。スポックとマッコイが「宇宙大作戦」のスポックとマッコイの性格そっくりで笑う。特にスポックは、ちょっとした仕草も似てて、俳優さんの努力にびっくり。よりいっそう優雅になってんだよ。
ウーラ(ウルーラ)とスポックってそんな関係だったの。とか、バルカン星はなくなったの?とか、カークがそんなに向こう見ずでやんちゃな奴だったなんて。と昔の記憶との違いに戸惑っていたら、ウィキによると
「本作に登場する若いカークやスポックは旧シリーズに登場したカークやスポックと完全に同一の人物という訳ではなく、異なる量子現実に存在するもう一人の彼らである。」というパラレルワールドらしい。
特に書いておきたいのは、科学技官チェコフ役の
アントン・イェルチンって役者さん。ロシア語なまりの英語で「僕ならできる! 僕ならできる!」とわめきながら走って、ハイスピードでバルカン星へ落ちていくカークとスールーの座標を暗算し、船に転送した人。最近では「ターミネータ4」でカイル(ジョン・コナーの父)役してた。さぼてんが最初に注目したのは、「ハフ Huff 〜ドクターは中年症候群」っていうアメリカのドラマで、ドクターの息子のバード役をしていた時。この「ハフ」ってドラマは、グウィネス・パルトローのお母さんのブライス・ダナーやら、オリバー・プラットが出ているめちゃめちゃなドラマで、2シーズンで打ち切りになったらしいが、実に辛口の面白いドラマだった。話広げすぎて、まとまりつかんようになったんちゃうかと思う。アントン・イェルチンは、子役から出ていて、モーガン・フリーマンの「スパイダー(2001)」では、誘拐された上院議員の娘ミーガンの同級生のロシア大使の息子役やった黒髪がくるくるの子。からは大きくないんやけど、いい役者になって欲しい。脇でいろんな映画に活躍して欲しい。