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ダウンロード Windows7/8.1で外字をリンクする 古敷谷村文書 1 2 3 4 5 6 7 8 部田村 耶蘇宗門御改張 日影村文書 1 2 3 4 中島村 本田畑水帳写 |
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| 上総国市原郡古敷谷村文書 |
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| 解読文では便宜上、二、而、者など本来下付き文字にすべき文字も通常の文字にしています。 |
 相渡申山質地証文之事 字狐原 一山壱ヶ所 此境南道付ニ而横弐拾間 竪十九間之所 右者拙者儀去申御年貢ニ差支貴殿江御無心申入書面之 山地質物ニ相渡代金三両三分也唯今慥借請仕御未進江 皆済申処実正也且年季之儀者当酉年ゟ来ル 酉年迄廿五ヶ年季ニ相渡申候尤年季明元金返 済仕候者請戻せ被下候約束ニ御座候右山地ニ付何方ゟも 毛頭違乱故障一切無御座候若六ケ敷申者有之候ハヽ 加印之銘々何方迄も罷出埒明貴殿江少も 御難儀相掛申間敷候為後日相渡申山地質地 証文仍而如件 嘉永二年 古敷谷村 酉三月日 山主五左衛門㊞ 受人重右衛門㊞ 名主喜六㊞ 同村 紋左衛門殿 |
 借用申金子証文之事 一金弐両也 右者拙者儀去ル申ノ御年貢御未進ニ 差支貴殿方達而御無心申入書面之 金子唯今借請仕御未進皆済申所 実正也且利足之儀者元金壱両ニ付壱ヶ月 銀七分五□宛々之以割合来ル九月中 旬迄借用仕右期月ニ至候ハヽ割合之通り 元利とも急度返済可仕候万一差滞り 候ハヽ私所持之場所何れニ而も金高ニ 応し相渡し可申候為後日之証文 仍而件 嘉永二酉年 古敷谷村 閏四月日 借主 五左衛門㊞ 同村 喜六殿 |
 相渡申譲地証文之事 しぼ沢 高弐斗三升三合五勺 一下田四畝弐拾歩 ヤ五百弐拾仁兵衛請 同所 高□升□合弐勺 御料所 一下田壱畝八歩 ヤ五百拾九番仁兵衛受 同所 一下々田弐畝三歩 ヤ五百弐拾弐仁兵衛請 同所 一下々田壱畝拾四歩 ヤ五百廿壱同人請 高壱斗七合壱才 下々田弐筆合三畝拾七歩 御水帳ニ引合相違無御座候 右者拙者儀去ル申御年貢御未進ニ差詰り貴殿江御無心申入 書面之田地高反別共譲地ニ相渡為代金拾五両唯今慥ニ請取 御未進江皆済申処実正ニ御座候然上者右田地御勝手次第可被成 御年貢諸役等御役所御割付之通り御上納可被成候此田地ニ付脇合ゟ 妨申者無御座候若六ケ鋪申者御座候ハヽ加印之銘々何方迄も 罷出埒明貴殿江御苦労相掛ケ申間敷候為後日譲地証文 仍而如件 嘉永二酉年六月 古敷谷村 地主庄兵衛㊞ 請人市左衛門㊞ 名主八郎右衛門㊞ 組頭勘兵衛㊞ 同 長右衛門㊞ 同村 喜六殿 |
 山譲地証文之事 字大ばん代 一松山壱ヶ所 御水帳ニ引合相違無御座候 右者拙者儀御年貢連々御未進ニ差詰り 貴殿江右山木生共譲渡代金壱分弐朱只今 慥ニ受取御未進之御蔵江御上納申処実正ニ御座候 然ル上者其元方ニ而御勝手次第御所持 可被成候仍而山譲証文如件 嘉永弐酉年 古敷谷村 六月日 山主 平左衛門㊞ 請人 清右衛門㊞ 同村 喜六殿 前書願出候ニ付相改相違無之候ニ付奥印 いたし候以上 組頭 与左衛門㊞ |
 入置申手形之事 一金壱両弐分也平七分但し文字金 一金壱両也 庄右衛門分 右者拙者病気ニ而屋敷向勤出来兼候 ニ付親類者共ニ而夫々積金致呉不浅 忝仕合罷存候尤返済之儀者来ル戌年ゟ 五ヶ年中ニ元金而已急度返済可申候 為念差入申手形如件 吉川家之隠士 嘉永二酉年十二月 田中領輔㊞ 古敷谷村 平七殿 庄右衛門殿 入置申手形之事 一金壱両弐分也平七分但し文字金 一金壱両也 庄右衛門分 右者拙者病気ニ而屋敷向勤出来兼候 ニ付親類者共ニ而夫々積金致呉不浅 忝仕合罷存候尤返済之儀者来ル戌年ゟ 五ヶ年中ニ元金而已急度返済可申候 為念差入申手形如件 吉川家之隠士 嘉永二酉年十二月 田中領輔㊞ 古敷谷村 平七殿 庄右衛門殿 |
 相渡申流地証之事 字見砂子 コ三百弐拾九番 一中田三畝歩 兵左衞門受 一／ 御水帳面ニ引合相違無御座候 右者拙者儀去ル酉御年貢御味進ニ差詰り貴殿江 御無心申入書面之田地流地ニ相渡代金五両弐朱只今 慥ニ受取御未進之御蔵江御上納申処実正ニ御座候 然ル者上者御年貢諸役夫銭等ニ至ル迄御役所割付 之通貴殿方ニ而御上納可被成候勿論此田地ニ付 脇合ゟ妨申もの一切無御座候若六ケ敷申 者御座候ハヽ加印之者何方迄も罷出急度埒 明ケ貴殿少も御苦労相掛ケ申間敷候為後日 流地証文仍而如件 嘉永二酉年 古敷谷村 十二月日 地主半三郎㊞ 受人弥治右衛門㊞ 組頭長右衛門㊞ 同 勘兵衛㊞ 同村 喜六殿 |
 差入申小作証文之事 字内田□ 一下田八畝廿八歩 田枚四枚 此入附三俵ト弐斗也 右者貴殿御所持之田地拙者勝手成場 所ニ付御無心申入書面之田地小作仕処 実正也且入附米之儀者来ル拾月中ニ者 附送り皆済可仕候若シ万一差障候ハヽ 請人方ニて弁米仕貴殿江少も御苦労 相掛ケ申間敷候為後日差入申証文仍而如件 嘉永四年 亥三月日 古敷谷村 小作人 太左衛門㊞ 受人 源左衛門 同村 喜六殿 |
 地蔵たる磨道けん三尊ハ 檀家ニ而ぬり替仕候 三尊彩色料 金壱両弐朱也 本尊洗濯料 金壱分也 四尊彩色料 〆金壱両壱分弐朱ト 米壱斗 嘉永四亥九月日 大仏師金兵衛 |
 相渡申質地証文之事 一雑木山壱ヶ所 字関谷ニ而 右者拙者儀去ル亥ノ御年貢并ニ連々御未進ニ差 詰貴殿江御無心申入書面之地所為質物 相渡金子壱両弐分借用仕御未進皆済 申処実正也然上者御勝手次第御所持可被成候 右地所脇合ゟ聊故障無御座候年季之儀者 当子年ゟ来ル午年迄七ヶ年ニ相定年限相立候 以後元金返済仕候ハヽ此証文御返し可被下約束ニ 御座候為後日銘々加印致差入申質地 証文仍而如件 嘉永五年子ノ二月日 古敷谷村 山主 嘉右衛門㊞ 請人 九左衛門㊞ 名主 嘉兵衛㊞ 村 喜六殿 |
 相渡申質地証文之事 字山王坂 弐ヶ所 一雑木山 但し地続 右者拙者儀去ル亥ノ御年貢并ニ連々 御未進ニ差詰貴殿江御無心申掛書面之 場所質地ニ相渡代金三分借用仕只今 不残受取御未進皆済申処実正也右 之地所脇合ゟ故障一切無御座候然上者 当子年ゟ来未年迄弐拾ヶ年ニ相定年限 相立元金返済仕候ハヽ立木伐払之上為 請戻可被下約束ニ御座候為後日銘々加印 致差入申質地証文仍而如件 嘉永五年子ノ七月日 古敷谷村 山主 庄兵衛㊞ 受人 長兵衛㊞ 名主 嘉兵衛㊞ 村 喜六殿 |
 相渡譲地証文之事 一雑木山壱ヶ所 字関ノ沢 右者拙者儀去亥ノ御年貢并ニ連々御未進ニ 差詰り貴殿江御無心申入書面之山地 譲渡代金三両弐分弐朱ト四百文只今 不残受取御未進皆済申処実正也 然上者子々孫々ニ至迄請戻申間敷 約束ニ御座候右地所ニ付脇合ゟ故障 一切無御座候万一六ケ敷申もの有之候ハヽ 加印之もの共何方迄も罷出急度 埒明ケ貴殿江少も御損毛相掛ケ申 間敷候為後日差入申譲地証文仍而如件 嘉永五年子ノ七月日 古敷谷村 山主庄兵衛㊞ 受人長兵衛㊞ 名主嘉兵衛㊞ 村 喜六殿 |
 相渡申流地証文之事 字大口 キ三百八十六番 一新畑壱畝拾四歩 孫左衞門受 同所 キ三百八十五内 一新畑壱畝弐拾八歩 孫左衞門受 同所 キ四百弐番 一新畑壱畝歩 三郎左衞門受 同所 一続山壱ヶ所 御水帳ニ引合相違無御座候 右者拙者儀去ル丑御年貢御味進ニ差詰り貴殿江 御無心申入書面之畑地高反別続山壱ヶ所共流地ニ 相渡し代金五両只今慥ニ受取御味進御上納 申処実正ニ御座候然上者貴殿方ニ而御勝手次第 手作可被成候且御年貢諸役夫銭等ニ至迄貴殿 方ニ而御役所割付之通御上納可被成候此畑地ニ付 脇合ゟ違乱申もの無御座候若万一六ケ鋪申者 御座候ハヽ加印之銘々何方迄も罷出申訳仕貴殿 少も御苦労相掛り申間敷候為後日流地 証文仍而如件 嘉永七寅年 古敷谷村 二月日 地主五郎右衛門㊞ 請人長右衛門㊞ 名主勘兵衛㊞ 同村 喜六殿 |
 相渡申流地証文之事 字下田谷 一中田弐畝拾歩 コ 弐百九拾四番 太左衛門受 同所 一中田弐畝拾歩 コ 弐百九拾六番 太左衛門受 御水帳引合反別相違無御座候 右者拙者儀去寅御年貢御未進ニ差詰り 貴殿江御無心申入右之田地為流地相渡代金 五両壱分只今不残慥ニ受取申御未進之御蔵江 御上納申処実正ニ御座候然上者貴殿方ニ而御勝手 次第御作付可被成候尤御年貢之義ハ 御役所御割付之通り貴殿方ニ而相勤可被成候 此田地ニ付脇合ゟ構少も無御座候若万一六ケ敷 申者御座候ハヽ加印之銘々何方迄も罷出申訳 仕貴殿江少も御苦労相掛ケ申間敷候為後日 流地証文仍而如件 安政二卯年三月日 古敷谷村 地主 太重郎㊞ 受人 太郎左衛門㊞ 名主 太兵衛㊞ 同村 喜六殿 |
 借用申金子証文之事 一金壱両壱分弐朱也 右者拙者儀当御年貢皆済ニ差支貴殿江 御無心申入書面之金子唯今慥借請仕御 年貢皆済申処実正也且利足之儀者元金 壱両ニ付一ヶ月ニ銀五分ツヽ之利分差加へ来ル 辰十二月中ニ者元りとも急度皆済可仕候若し 差滞候得者請人方ニ而元利共弁金仕 貴殿江少も御様も相掛申間敷候為後日 借用申金子証文仍而如件 安政二卯年 古敷谷村 十一月日 借主 庄兵衛㊞ 受人 伝右衛門㊞ 同村 喜六殿 |
 相渡申流地山証文之事 一杉雑木山壱ヶ所 字しぼ沢 右者拙者儀去ル寅御年貢御未進ニ差詰り 貴殿江御無心申入書面之山地壱ヶ所流地ニ 相渡代金弐両只今不残慥ニ請取御未進江 皆済ニ申処実正ニ御座候然ル上者貴殿方ニ而 御勝手次第御手入可被成候且此山地ニ付脇合ゟ 妨ケ申もの無御座万一六ケ敷申もの御坐候ハヽ 加印之銘々何方迄も罷出申訳仕貴殿江 少も御苦労相掛ケ申間鋪候為後日 流地山証文仍而如件 安政二年 古敷谷村 卯十一月日 山主太郎右衛門㊞ 受人太重郎㊞ 組頭太郎兵衛㊞ 名主勘兵衛㊞ 同村 喜六殿 |
 書添申証文之事 一下田五筆合テ三反六畝弐歩 代金五拾両也 右者田地主喜六ゟ質地ニ買受申候処去ル卯 御年貢御上納ニ差詰り貴殿江御無心申入書面之田地 本証文相添代金五拾両只今不残慥ニ受取 御年貢御上納申処実正也然ル上者御年 貢諸役銭共御役所御割付之通り拙者方ニ而 御上納相勤可申候尤受返し之儀者金子有合 次第元金返済仕候ハヽ御戻し可被下約束ニ御座候 此田地ニ付横合ゟ妨ケ申者一切無御座候若万一 彼是申者有之候ハヽ加判之我等何方迄も罷 出早速埒明貴殿江聊も御苦労相掛申 間敷候書添申証文依而如件 安政三年 古敷谷村 辰二月日 質地主 吉兵衛㊞ 本地主証人 喜六㊞ 石神村 伝左衛門殿 |
 小作滞米証文之事 嘉永六丑年小作滞 一米弐俵也 但し四斗入 一種籾壱斗 右者拙者儀貴殿御所持之田地勝手 成場所ニ付御無心申入小作仕候処実正也 右小作米之儀者其年十月中ニ附送り 皆済可仕之処前書之通り差滞 依之被及催促小作米之儀等閑致し 何とも申訳無之依而組合ヲ以来十二月まて 日延御無心申入候処聞届被下然ル上者約定之 通り無相違皆済可仕候若其節相滞候得者 請人ニ而弁米仕貴殿へ少も御苦労相掛 申間敷候為後日小作滞証文仍而如件 安政三辰年 古敷谷村 二月日 小作人 滞米借主 庄兵衛㊞ 受人 組合 伝右衛門㊞ 同村 喜六殿 |
 請取一札之事 寅年ゟ卯年迄弐ヶ年給金定 一金弐両弐分也 此利銀弐分ト九分也 一単物五枚袷七枚外ニ四品 〆金三両ト九分 品物拾六品也 右者五ヶ年季首尾能相勤跡弐ヶ年 前書之通り給金相定都合七ヶ年相勤候ニ付 右御給金定衣束之外迄当人江被成下不浅 難有仕合奉存候依而品々只今不残慥ニ受取 申候依之請取一札仍而如件 安政三年 古敷谷村 辰二月日 当人 金兵衛㊞ 受人 重右衛門㊞ 同村 喜六殿 |
 借用申証文之事 一米壱俵ト五升也 当辰之小作米 右者拙者儀勝手ニ付貴殿之田地 小作仕候処難渋ニ付御無心申入 借用仕候処実正ニ御坐候且又 済方之義者来ル巳正月中旬迄ニ 早々弁米可仕候為後日借用 申証文仍而一札如件 安政三辰年極月 神田 勝右衛門㊞ 大畠 喜六殿 |
 写 質地証文之事 一中田七セ八歩 近藤様御地面 一中田三セ四歩 右同断 田数三枚也 此反別合壱反拾弐歩此入附米五俵ト弐斗五合 一中田七セ九歩 近藤様御地面 一下田六セ歩 酒井様御地面 田数弐枚也 此反別合壱反三セ九歩此入付五俵ト弐斗五合 反別合中田壱反七セ弐拾壱歩 下田六セ歩 田数都合五枚也 御水帳ニ引合候処両給共反別相違無御座候 右者昨辰之御年貢御上納ニ差支書面之田地 名割ニ相渡敷金四拾五両慥ニ請取御年貢御上納 申処実正也若万々一此田地ニ付脇合ゟ故障申者 御座候ハヽ加判之もの引請急度埒明貴殿江 少も御苦労相掛申間敷候且又右敷金四拾五両 返済候ハヽ何之年成とも二月中ニ御座候ハヽ右田面無相 違相返し可被成候 一御年貢諸役銭として米三表弐斗宛拙者へ 御送り可被成候右米ニ而御上納并諸役銭共 拙者方ニ而相勤可申候為後日有合名割質地 証文仍而如件 安政四丁巳年 酒井□吉知行所 三月日 地主 名主 市郎左衛門 請人 半次郎 組頭 右衛門 名主 嘉兵衛 古敷谷村 喜六殿 |
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