機界新種ゾヌーダが全域双胴補修艦アマテラスの左胴部を分解、再構成して作り上げた黄金に輝く巨大ロボ。二枚の翼と赤き眼を備えた破壊神の鎧。
ゾヌーダは全てのエネルギィ、全ての物質を昇華する物質昇華能力を備えているとはいえ、素体は人間ひとり。物質昇華とバリアシステムが突破される、という万が一の事態に対して防御能力に不安があることは否めなかった。よって「鎧」としてアマテラスを取り込み、不測の事態に備えたものと思われる。
物質昇華能力とオービットベースから奪った莫大なエネルギィを武器に、都心部一帯を壊滅させ、一撃必殺の最強ツール、ゴルディオンハンマーすらも昇華するなどガオガイガーとGGG機動部隊にかつてないほどの苦戦を強いた。その姿を一目見た時、マモル少年はその非凡な感性に言い知れぬ恐怖を感じている。
その圧倒的な力でガオガイガーをもねじ伏せるかと思われたが、マモル少年を排除したことが素体・卯都木命の激情を呼び、バリアシステムのみならず物質昇華能力にほころびが生じてしまい、決死の格闘戦を挑んだ機動部隊によって核を摘出、撃破される。