長官

   防衛組織GGG最高司令長官の略。宇宙開発公団総裁と並ぶ大河幸太郎の肩書きである。GGGオービットベース司令長官と兼任される。GGG全作戦の指揮権並びにAIロボットの出動、ハイテクツールの使用の承認権を日本国内閣総理大臣および国連事務総長および、国連最高評議会より委託されている。その指令、判断は有事の際、即ち機界文明が人類、または地球圏に対し危害を加える可能性がある際には、何者に対しても優先される。だがその巨大な権限に伴う責任はきわめて重大であるが、大河長官はそれを気負う様子をほとんど見せない大胆不敵の指揮ぶりである。責任を感じてないわけではなさそうだが、横で見ている人間はひやひやものだろう。
 Zマスター、および機界新種殲滅後、GGGの組織再編に伴い、大河幸太郎が辞職。後任に元防衛庁のキャリア官僚である八木沼範行が選任された。