ケミカルボルト

 ソール11遊星種のひとりであるパルパレーパが用いる知的生物洗脳制御装置。一対の螺子のような形状をしており、その名のとおり空気中から物質を集積し、その内部で知的生命体の神経細胞に働きかけ得る化学物質を合成、装着者の脳に直接注入することができる。これにより、パルパレーパは装着者の脳内インパルスを自在に制御し、傀儡とすることができるのである。なお、ケミカルボルトは装着者の神経細胞に根を張るように接続されており、一旦装着してしまうと装着者を無傷のまま取り外すことは物理的にきわめて困難である。
 パルパレーパに敗れ、遊星種に捕縛された獅子王凱に装着され、これと複製された新ガオーマシンを用いてガオファイガーとなし、遊星種の尖兵とされていた。しかしキングジェイダーとの戦闘の後、中破したガオファイガー内におけるマモル少年、ミコト、そしてガイの三位一体の浄解によって消滅。ガイに対する洗脳も解除された。
 また白いギャレオンを駆り、Qパーツ奪取事件を起こしたマモル少年のレプリジンもこのケミカルボルトによる洗脳を受けていたと言われている。