サイト内検索  過去の日記  表紙に戻る

1月末日の日記 

 2月1日の日記   3月1日の日記

02年2月28日(木)  ダックビブレ再建策を発表。「企業再建ファンド」初適用

事務連絡(お願い)・・・新国立ミックスプロ(Bプロ)のチケット譲ります。

3月19日(火)18:30(開場17:30) 新国立劇場中劇場
新国立劇場バレエ団「ミックスプログラム」
シンフォニー・イン・C(バランシン)
リラの園(チューダー)
ドゥエンデ(ドゥアト)

S席1枚 1階7列30番台(下手寄り)
定価 8,400円(会員価格 7,560円)を7,000円でいかがでしょうか。
普通郵便でお送りします。銀行振込代金の負担をお願いします。

《↑については,おかげさまで,お譲りする方が決まりました。ありがとうございました。》

新国立のソリストほとんど総出演による「イン・C」初演は,(小嶋さんが踊らないとはいえ,)私には見る価値が十二分にあるし,ABT生粋のバレリーナであるマッケローの「リラの園」にも興味があったのですが・・・仕事を休めなくなってしまいました。とほほ。
ま,彼が出ないと思うと,横車を押して会議の日程を変更させる根性がわかなかったので,しかたないですけれど。
それにしても,新国立は,なぜ,21日の祝日に公演をしてくれないのか・・・??

ということで,皆さま,よろしくお願いしますー。

 

そうそう,3月のマリインスキー国際バレエフェスティバルのサイトにキャストが一部出ました。

1日目(9) シンデレラ(ラトマンスキー版。5日初演予定)
2日目(10) フォーキン・プロ
「ショピニアーナ」 マラーホフ, 「ペトルーシュカ」 マラーホフ, 「シェヘラザード」 ニオラーゼ/ツィスカリーゼ
3日目(11) くるみ割り人形(シモノフ版)
4日目(12) 海賊 ザハロワ
5日目(13) マノン ヴィシニョーワ/ルグリ
6日目(14) 白鳥の湖 ルテスチュ/コルスンツェフ
7日目(15) バランシン・プロ
「セレナーデ」, 「放蕩息子」 「テーマとヴァリエーション」
8日目(16) 『ロミオとジュリエット』 デュポン/ファデーエフ
9日目(17)マチネ ノイマイヤー・プロ
「SPRING AND FALL」, 「NOW AND THEN」, 「SOUNDS OF EMPTY PAGES」
9日目(17)ソワレ マノン アユポワ/マラーホフ
10日目(18) 国際バレエガラ

あらま,ルジさんは「シェヘラザード」も踊らないのね。去年も出なかったし・・・お祭りがキライなのかしら?(笑)

☆本日のキーロフ
 エフゲニー・オネーギン(オペラ)

 

02年2月27日(水) 政府,デフレ対策決定。財政措置は盛り込まず。 

表紙に,オンドリちゃんの尾っぽ(笑)を載せました。ソランジュさん,重ね重ねありがとうございました♪
ピーター・ファーマー風色使い(←ソランジュ画伯曰く)が,お気に入りなの。

昨日のモンテカルロの話の続き。
お友達から,小尻さんを数年前のローザンヌ・コンクールのTVで見た,というメールを頂きました。
それで,新書館のバレエ年鑑で調べてみたら,99年のプロフェッショナル・スカラシップ賞なのですね。
たぶん私も見たと思うけれど,思い出せない・・・最近,ベッシー先生が出演(?)しないので,なんとなく興味を失っているせいかしらん・・・(笑)。

☆本日のキーロフ
 「ロミオとジュリエット」 アユポワ/ヤコブレフ

 

02年2月26日(火) 坂口厚労相,薬害ヤコブ病訴訟で和解に全力と表明

昨日の続き。海外掲示板からの情報。
2月22日・23日は,ローマ・オペラ座「眠り」に,ザハロワ/コルプが客演予定。(って,もう終わっていますね。)

それから,キーロフのワシントンシーズンには,オペラもあって,「チャイコフスキー・ガラ」はオペラ+バレエ。ソログプ/コルスンツェフ/ドゥムチェンコ/グメロワの「セレナーデ」とアユポワ/サモドゥーロフの「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」が上演されたそうです。

そういえば,ゼレンスキーが全然出演していないところを見ると,新国立のキャンセルは,ホントに怪我だったのねえ。いや,失礼な疑いでご本人には申し訳ないけれど,「メダリストたちの競演」を負傷を理由に欠場したアナニアシヴィリが,6日にモスクワで「ジゼル」を踊ったと聞くと,ちょっと疑いたくもなるというものです。

モンテカルロ「シンデレラ」の続き。
王子の「4人の友人」役で,小尻健太さんが出演していました。(名前は聞いたことがあるけれど,見たのは初めて。)コール・ドには朝倉由美子さんという方もいました。(名前も初めて見たような・・・。)
先日のシュツットガルトにも,坂本香菜子さんという方がいたし,今では欧米のどこのバレエ団にも日本出身の方がいる感じですねえ。

それにしてもADSLというモノはどうもよくわかりませんわ。
速いときは速いが,遅いときは遅くてイライラさせられる。電話局から遠いせいであろうか? でも,いったん切断して接続しなおすと,ちゃんと速かったりするのよ。はてな?

☆本日のキーロフ
 「ライモンダ」セルゲーエフ版 パヴレンコ/コルスンツェフ

 

02年2月25日(月) 大阪地裁,研修医の過労死を初認定

海外掲示板研究結果〜キーロフワシントン公演(2月)〜

眠れる森の美女
   12日(火)   ヴィシニョーワ/コルプ/パルト
   15日(金)   ザハロワ/コルプ/パヴレンコ
   16日(土)昼 ソログプ/コルサコフ/パルト
   16日(土)夜 アユポワ/ファデーエフ/パヴレンコ
   17日(日)   ニオラーゼ/コルスンツェフ/パルト

ジュエルズ
   13日(水)  エメラルド:アユポワ/パルト/バラノフ
            ルビー:ゴルプ/ファデーエフ/ドゥムチェンコ
            ダイヤモンド:ザハロワ/コルスンツェフ
   14日(木)  エメラルド:アユポワ/パルト/バラノフ
            ルビー:ヴィシニョーワ/サモドゥーロフ/グメロワ
            ダイヤモンド:パヴレンコ/コルスンツェフ

オーロラは,ヴィシニョーワとアユポワが絶賛されております。ヴィシニョーワは,いきいきした美しさと自然な魅力,完璧なテクニックを誉められ,アユポワは,これぞ成熟した大人の芸だという声が強い。ソログプは,もっと新しいものを踊らせるべきだそうです。あとの2人は,ヴィシニョーワ,アユポワに比べると・・・という感じでしょうか。ニオラーゼはミスキャストという声も・・・。
コルプは,不評です。誰が王子なのか判別できないそうで,鬘と帽子のせいであろうという同情論もありますが,歩き方などが王子ではないという意見が強い。コルサコフとファデーエフは,踊りはともかく身長がデジレ王子ではないそうで,なかなか厳しいですねー。で,最終日にコルスンンツェフが登場して,やっとエレガントで狩りの場面で埋没しない王子が出た,と誉められている。なるほど・・・。

エメラルド・ルビーはよくないそうです。というかバランシンの本場の方々に言わせると「間違っている」というニュアンスみたいね。ダイヤモンドは,「これぞキーロフのための作品」だそうで,特にザハロワは絶賛の嵐。ルビーも,ヴィシニョーワ/サモドゥーロフ組はまずまずだそうですが。
エメラルド《パリオペ》,ルビー《NYCB》,ダイヤモンド《キーロフ》で上演したら最高だそうで,ふむふむ,そうなのかー。

 

02年2月24日(日) イスラエル政府,アラファト議長軟禁継続を決定 

モンテカルロ・バレエ「シンデレラ」を見てきました。

よかったです。
王子はシンデレラの「足に惹かれた」ようにも見えますが,輝く素足(ホントに光るのよ)が,心の美しさを象徴しているということのようで,納得がいきます。
ただ,現実問題として,うずくまって足を眺めてなでたりされると,少々変質的な印象を受けないでもない・・・(笑)。いや,無粋なコトを言ってすみません。

妖精(仙女)がシンデレラの死んだお母さんという設定で,お父さんとの関係に焦点を当てているところなどが,先月見たボヤルチコフ=ボリシャコワ版と似ていますが,衣装・装置・照明も含めた総合芸術として,こちらが上の印象。(振付の優劣は,私にはわからない。)
マイヨーは,さすがノイマイヤーのところにいただけあるなー♪

妖精のベルニス・コピエテルスが見事。一頭地を抜く感じでした。
「放蕩息子」も踊っているみたいなので,7月の「ルジマトフのすべて」のときは,この方を呼んではどうだろうか? 招聘元が同じだから,何とかならんものか?

 

02年2月23日(土) 国連人権委,北朝鮮による拉致問題の審査を打ち切り

ノルディック複合スプリント。荻原選手は,33位に終わりました。少々切ない結果ではありますが,彼って,ステキですよね。
こんな軽々しいヒトが世界チャンピオンなのかー,という全盛期もかっこよかったけれど,思うようなジャンプや走り(滑り?)ができないで,渋面でインタビューに答えている姿も味わいがある・・・。
お顔立ちが,ちょっと小嶋さんに似ているしー(笑)。

唐突ですが,1986年の鑑賞記録のページ(または「私はこうしてバレエにはまった・・・」)を作ってみました。
記念すべきハンブルク・バレエ「真夏の夜の夢」の感想も,一応・・・感想というよりは,思い出話だわね。

 

02年2月22日(金) 45都道府県が,当初予算減額編成

ADSL接続にしてみました。
接続して,何回か試してみたら,感動的に速かったり,つながらなくなったり,電話回線より遅くなったりして,どうも安定しない・・・なにか間違っているのかしら?

 

02年2月21日(木) 雪印食品,再建断念

昨日,光藍社さんのサイトに,7月の「ルジマトフのすべて」の予定演目が載りました。

『放蕩息子』より,『薔薇の精』より,『白の組曲』より,『フランスの作品(未定)』ほか・・・と書いてある。
「より」とは,いったいなんであろうか?
特に「『薔薇の精』より」というのは,そりゃなんだね???・・・薔薇の精が窓から入ってくるところから始まって,去っていったらそれで幕が閉まるとか?(笑)

「放蕩息子」のシレーンはペレンらしい。ううむ・・・マハリナに来てほしかったなー。
コール・ドはボルドーだそうで,なるほど「放蕩息子」がレパートリーにあるものね。さらに,なんと! ジュドが「白の組曲」で出演するらしい。
うーん,「コール・ドを貸す代わり,オレにも蕩児を踊らせろ」と言ってもいいくらいの方なのに,「ルジマトフのすべて」という題名の公演に出演して花を添えてくださるとは,ジュドさんって立派な方ですねー。(感心)
でも,私が彼のファンだったら,嬉しくないような気もするんだけど,いーのかなー???(なんにせよジュドが見られるんだから,よしとするのがホントのファンか?)

さて,やっと画像の扱い方がわかったので,リンクのページに,各サイトさんのバナーを載せました。

 

02年2月20日(水) 田中前外相,鈴木前衆院議運委員長,参考人質疑(衆院予算委)

殺風景な当サイトに,初の画像登場(笑)。
「パゴダの庭園」訪問8888人目の記念に頂いたイラストを載せました。ソランジュさん,ありがとうございました♪

男性ダンサーはちょっと・・・とおっしゃるのを,着ぐるみならなんとかなるのでは,と拝み倒して描いていただいた「ラ・フィーユ・マル・ガルテ」のオンドリちゃんなの〜。
中に入っているのは,もちろん,小嶋直也さんという設定。
ソランジュさんは,ご本人ほどつま先が伸びていないと気にしていらっしゃいますが・・・私も,そう思います(大笑)。
実物より色彩が上品で,かわいらしいです〜。

 

02年2月19日(火) 来日中の米ブッシュ大統領,国会演説で構造改革加速を促す。

夜のオリンピック・ハイライト番組で,フィギュアのアイスダンスを見ました。

長野での「ロミジュリ」が印象に残る金メダルのアニシナ・ペーゼラ(フランス)の演技は,「自由と人権」を表しているそうですが,説明されなきゃ私にはわからん。
まあ,見せ方はうまいし,キング牧師の演説を入れた音楽という(あえて言うが)あざとさの勝利でありましょう。一番ドラマチックで,ひきつけられましたから。

それにしても,アイスダンスというのは,素人目にわかるミスなどない競技だと思っていたのですが,イタリア(銅)・カナダ(4位)に転倒があって,このごろはそうでもないらしいですねえ。技術的にも難しさが必要になっているのでしょうか?
ミスをしたパートナーへの思いやりと観客へのサービスに満ちた,カナダのボーン選手の天晴れな態度はすばらしい♪

一番感銘を受けたのは,ロシア(2位)の演技についての,五十嵐さんの解説(笑)。
「2つの男性のジャンプは完全にルール違反です。1回転以上は禁止されています。・・・厳格な審判なら0.4は点数を引きます。」といったようなことを淡々と述べるのが,とってもステキ・・・。(実際には,どの審判もそんなに大きな減点はしなかったようですが,そういうことでいいんですかね?)

 

02年2月18日(月) ノルディック複合団体,8位に終わる。

バレエの感想を書くのは楽しいです。(というか,それがしたくてサイトを作ったわけです。)
しかし,さすがに疲れましたわ(笑)。
でも,週末に好きなことだけしていたからか,咳はほとんど治りましたね。

 

02年2月17日(日) ベルリン国際映画祭で,「千と千尋の神隠し」がアニメとして初のグランプリ

怒涛の更新(笑)。
12月に見た牧阿佐美バレエ団の「くるみ割り人形」の感想を載せました。新制作の舞台ということで当然初見なので,長いです。

関連して,「劇場へ行こう!」さんをリンクに追加しました。
どう関連するかは,お読みいただけばわかりますのでー。(きたみなみさん,その節はありがとうございました♪)

 

02年2月16日(土) BSE対策牛肉買上げで,業界団体に差益

咳がますますひどいですー。風邪は治ったのに咳だけ残ったみたい。とほほ。
なので,一日ウチにこもって大事にしていました。週末の家事も自粛(笑)。

でも,寝ているほどではないので,新国立の「白鳥の湖」の感想を書きました。

さらに,去年のK−BALLET COMPANY 「ラプソディーほか」の感想も書いてみました。
が,こちらは,キャスト表が見当たらない・・・失くしたのか,配られなかったのか不明・・・。配られなくても,いつもメモしてくるのに,はてな・・・? ううむ,もしかすると,会場掲示すらなかったのかもしれない・・・Kバレエならそういうコトもあるかもしれんなー,などと言っては失礼かしらね。
あの,どなたかその日の詳細キャストをご存知の方は,教えてくださると助かります。よろしくお願いします〜。

 

02年2月15日(金) フィギュア男子シングル・本田選手第4位

最近,「ううむ?」の公演の感想ばかり載せていたので,反省して,「もう,すばらしくて〜」というのを一つ。小嶋さんがダルタニヤンを踊った牧の「三銃士」です。
なるべく冷静に書くよう努めましたが,そうはなっていませんね(笑)。

 

02年2月14日(木) 小泉首相,金融庁銀行特別検査の結果公表を指示

シュツットガルトの「じゃじゃ馬馴らし」の感想を載せました。
日記に書きましたように,「ううむ?」でしたので,内容もそのようになっておりますです。

 

02年2月13日(水) スピードスケート500m・清水選手連覇ならず銀メダル

今日のオリンピック,フィギュアスケートは,男子のショートプログラム。本田選手が2位とはめでたい♪

ウチの職場は,昼休みにNHKテレビのニュースをつけているのですが,彼はご当地選手なので,ニュース冒頭とローカルニュースとで,2度も「ドンキ」による彼の滑りを見ました。(その後,夜のニュースでもちょっと見た。)
立派なデキでしたが,いくらスポーツとはいえ,演技の途中でガッツポーズをしてもいいのであろうか?

 

02年2月12日(火) 川口外相,外務省改革に向けた骨子を発表

風邪が悪化してしまいました。咳がひどいです。
昨日やおとといでなくてよかったわ。バレエを見にいって咳が出るのは困りますよね。
そういえば,ムッサン/ジュドの「ジゼル」を見ていて,どうしても咳が止まらなくて,回りの方に迷惑だからしばらくロビーに出ていようと思って,結局2幕を棒に振ったことがありました。うーん,もったいなかった・・・。

今日は早く寝よう。

 

02年2月11日(祝) ノルディック複合・荻原選手11位

シュツットガルト・バレエ「じゃじゃ馬馴らし」を見てきました。

残念ながら,たいして楽しくなかったです・・・。

立派な上演だったと思いますし,いろいろ笑わせてはもらいましたけれど,ドタバタ喜劇という感じがして「それでどーしたのよ」と言いたくなってしまった・・・。
3階席から見たせいとか,風邪でちょっと熱があったとか,やせ我慢して新国立を見て精神的に消耗していた(笑)とかもあるかもしれませんが,私はたぶん,この作品は好きではないです。
だいたい,女房を従わせるのに,疲れさせて凍えさせて空腹にさせるというのは,なんなんですかねー??? しかも,それが効果があって,素直な女性になるというのは,私には到底理解しかねるところです(笑)。いや,原作がそうなんでしょうけれど,また,キャタリーナがその前から段々ペトルーチオに惹かれていたのはわかるのですが・・・ううむ・・・。

たいへん難しそうなリフトがたくさんあるパ・ド・ドゥを,ランドヴェとグエラが見事に踊っていました。

 

02年2月10日(日) 里谷選手銅メダル(フリースタイルスキー・女子モーグル)

NHK教育TV芸術劇場に,熊川哲也さんが出演。途中から見たのですが,スタジオで話しながら,彼の思い出の曲の演奏(N響の過去の映像)を放映するという趣向みたいでした。
ほほー,と思ったのは「プッシュ・カムズ・トゥ・ショブ」。ハイドンの「くま」っていう題名(?)の曲なんですってね。わはは。
踊りやすい指揮者として,(当然と言うべきか)ランチベリーとワーズワースの名前をあげていました。
しかし,彼も大人になりましたねー。話し方とか物腰とか,以前ローザンヌコンクールの放映のゲストに出てきたときとは大違い(笑)。バレエ団を運営するくらいなんだから当たり前か。
それにしても,「バレエの貴公子登場!」という番組の副題には笑った〜。

さて,今日も新国立の「白鳥の湖」を見てきました。主役は,高山優/森田健太郎。本日のメモとしては・・・

道化の吉本さんがよかった〜。跳躍が高い,回転にキレがある,しかもきれい。お芝居も爽やかでまずまず。
王子も踊れそう。(出身のシャンブルウェストでは踊っているらしい。)身長が足りないけれど,高橋さんみたいに小柄な方となら何とかなりそうな気がするなー。

新国立での初主役の高山さんは,伸びやかな踊りで,きれい。立派なオデット/オディール。(2階から見ていた素人には)ノーミスに見えた。
しかし,感想が書きにくそうで困る(笑)。ここが印象的とか,ここはいただけない,とかがないのよ。すごく感動したわけでもないが,不満もない。白鳥は白鳥らしかったし,黒鳥は黒鳥らしかった。
趣味で書いているコトだから,書けないものはそれでもいいでしょうけれど,主役をすっ飛ばして,回りについてだけ書くのも妙だしねえ・・・。でも,「白鳥」って,そういう舞台がけっこうありませんか?

森田さんは,颯爽と出てきて片手を上げた瞬間に,この人が王子だとわかる。動きもノーブルで,舞台を大きく使う。昨日の山本さんとついつい比べて,「王子かどうかは顔ではないのだなー」と思ってしまった。(失礼ですみません←どちらに対して?)ソロも,まずまずきれい。
若々しい王子。半年前よりスリムになったのかしら,王子様衣装で見る限り問題なし。
2幕では,完全に目が眩んでいる。オディールへの求婚と続く愛の誓いの熱烈純情,真実を知って王妃に抱きつくその勢い。

パートナーシップ。森田さんだから,もちろんサポートに問題はないけれど・・・うーん・・・1幕2場は,あまり愛が感じられなかったかな。2幕も,それなりに盛り上がるが・・・うーん・・・。

パ・ド・トロワ。前田さんステキ♪ アクセントのつけ方,間の取り方,見せる〜。法村さんもきれい。この方は,顔がかわいらしすぎて損をしているような・・・。
大きい4羽,小さい4羽とも見事。
花嫁候補。あの巻貝をかぶったような帽子(?)は何とかならんか?
スペイン。湯川,西川,場の支配力がお見事。
ハンガリーもマズルカも,ヒゲが似合わない人が多いが,ヒゲなしでは,つまらんだろうし,まあいいか。
3幕。2羽の白鳥。今日も大森,前田。素晴らしい♪ 主役で見たい。どこかに,身長が高くて主役も何とかなる男性ダンサーはいないだろうか? 高岸直樹さんでは実現不可能だし(笑)。マトヴィエンコやコルスンツェフは,こういう用途に使うべきかも〜。

 

02年2月9日(土) ソルトレーク五輪開幕

新国立劇場「白鳥の湖」を見てきました。主演は,高橋有里/山本隆之。

新国立というところは立派ですねー。(←建物の話ではない。)
初台駅から劇場への通路の途中のポスターに,キャスト変更のお知らせの紙が貼ってある。劇場に入ると,正面に同じモノがあって,その隣には,コルスンツェフ氏と山本さんのプロフィールを紹介した紙の貼られたパネル。さらに,入口で配られるステージ・ノートも売っているプログラムもちゃんと新しいキャストになっているのに,開演前に小嶋さんから山本さんへの交代(とフェドートフさん逝去に伴う指揮者交代)のアナウンスがある。
「小嶋と山本の区別がつくような観客にとっては周知の事実ではないか?」というようなツッコミ方もあるわけですが,小嶋ファンとしては少々感動しました。もちろん,改めて悲しくもなりましたけれど。

以下,忘れないうちにメモ。(この週末は忙しい。)

1幕2場と3幕のコール・ドは見事。単にきれいでそろっているのではなく,全体として詩情がある。1幕1場は,上半身の動きが今一つ美しくない。2幕のキャラクターダンスも,おととしの盛り上がりに比べると今一つだったかな。(男性が入るといかんというコトか?)

高橋さんについては,おととしの主役デビューのときと同様の感想。
プロポーションや技術や「華」の面では,観客を惹きつける磁力は(日本人の中でも)そんなに強くはないでしょう。(フェッテでドゥーブルは入れていたけれど。)でも,音楽と振り付けの意味をよく把握して,効果的に見せるバレリーナだと思います。「見せ方が上手」と言えばいいのかな?
オデットは,大人の女性で,白鳥の女王。オディールは,魅力的な誘惑者。腕が長くて雄弁。(又は長く見せる使い方ができる?)スペインのソリストにも色目を使ったりするのよ〜♪

山本さんは,宴会にウキウキ→結婚を命じられて憂鬱→オデットに夢中→花嫁なんて選べない→オディールに夢中→心から後悔,という素直で単純明快なジークフリート。感じはいいけれど,少々屈託がなさすぎるような(笑)。
サポートは堅実。ソロは・・・すみません,5月にバジルにキャスティグされないのは無理もないと思いました。
白タイツはあまりお似合いではないですし,意外にも地味でしたが,腕の使い方がきれいだし,いやー,何よりハンサムですよねー♪

パートナーシップ。山本さんはサポートが上手だから安心して見られる。が,ドラマとしては,今一つかみあわず,盛り上がりに欠けたか?

パ・ド・トロワは,遠藤さんが音楽的で◎。陳さんは,脚が細いのがよい。技術的にも○。
道化のバリノフさんは,かわいい♪ でも,,(たぶん)若いから芝居っけが少々足りないかな。(根岸さん,カムバ〜ック!)
王妃鳥海さんは美しいし,高貴な感じ。少し息子への支配力(笑)に欠けるけれど,うーん,これは山本王子が素直すぎるせいか?
スペイン。湯川さんが妖艶で○。大白鳥とはメイクも違う?
ナポリ。男性の踊りがきれいだと思ったら,あら吉本さんだったのね。
ハンガリー。「シンデレラ」休演の市川さん登場♪
3幕2羽の白鳥。大森さんも前田さんもプロポーションも表現も見事。ステキでした〜。

 

02年2月8日(金)

シュツットガルトの「ロミジュリ」の評判がいいので,見られなかったのがますます悲しい・・・(泣)・・・。

 

02年2月7日(木)

今日はお客様の数が多いみたい。1日で100人以上に来ていただきました。なぜでしょう??

仮説1 LYCOSさんに登録していただいたから,初めてのお客様がいらした。
仮説2 シュツットガルトの公演にマラーホフが出ていないし,新国立も休演日だから,暇なバレエファンが多い。
仮説3 最近悪口ばかり言っているので,サイトの評価が上がった(笑)。

 

02年2月6日(水)

というわけで,一昨年のキーロフ公演「バランシン・ガラ」の感想を書きました。文句が多いです(笑)。

△をつけた公演から書かんでもいいだろーが,と自分でも思わないでもないけれど,ルジマトフ出演以外の舞台で一番印象に残っているのがコレなんだもの。(ルジさまの舞台については,週末とかの時間のあるときでなければ書けないから。)
それにまあ,マラーホフ@ロメオを見損ねて機嫌が悪いというコトもありますね。(キーロフに八つ当たりしてどうなるものでもないが。)

 

02年2月5日(火)

昨日から,新国立劇場の「白鳥の湖」が始まりました。初日のザハロワ/コルスンツェフは,当然ながら大好評のようで,新国立のファンとしても,キーロフのファンとしても,まことにめでたい♪
今日の酒井/山本も気になります。山本さんは土曜に見られるけれど,しばらく見ていない酒井さんの白鳥/黒鳥はどんなかしら?

そして,今日から,シュツットガルトの日本公演。
結局「ロメオとジュリエット」には行けなくなってしまって,とても残念。マラーホフのロメオが見たかった。ハイデのキャピュレット夫人も見たかった。クランコ版も見たかった・・・しくしく・・・。
うーん,マラーホフのロメオを見る機会がまたあるかしら・・・? たしか,ABTのときも,平日公演のせいで見られなかったのよねえ・・・。一時は,16日の土曜日に大阪まで行くことも考えたのだけれど,用事が入ってしまったし・・・。

そうだ。気分直しに,少々自慢話(笑)。

検索エンジンのLYCOSさんにサイトを登録していただきました。
12月に登録申請をして,すぐにメールが来たのだけれど,この内容が高姿勢(笑)。「当社スタッフが実際にサイトを拝見し,LYCOS Japan WebGuideにふさわしい内容であることを確認した上で登録を行います。」,「登録については2〜3週間のお時間をいただいております。」,「それ以上経過しても登録されない場合は,登録を見送らせていただいたものとお考えください。登録を見送らせていただいた場合の通知,および個々の対処理由についてのお問い合わせには一切お応えいたしません。」なーんて書いてあるの。
で,2月になったのに,登録の気配がない・・・ありゃ,こりゃ「見送らせていただいた」というコトなのかなー,と思っていたのでした。
たまたま週末に(英語版を宣伝する方法を探すため)サイト運営・アクセス向上関係サイトをさまよっていたら,「最近は,YahooよりLycosのほうが審査が厳しい」なんて書いてあるから,そうか,だからダメだったのね,と諦めていたら,今ごろ登録の通知がきました。

登録されたからといって,急にお客様が増えるわけではないでしょうが,うふふふ,何事も合格するのは気持ちがいいものですね。

それでですねー,紹介の文章に「新国立劇場バレエ団,牧阿佐美バレエ団,レニングラード国立バレエを中心としたバレエ鑑賞記。」と書いてあるのには,少々笑ってしまいました。いや,それはたしかにそうですけれど,それは結果としてそうなっているのであって,サイトの趣旨は違う・・・・・・とは言えないか(笑)。
うーん,せっかくならキーロフも入れてほしかったわ。おととし,あれだけ見たのに・・・。
そうか,公演ごとの感想がないのがいかんのね。今から書こうかしら・・・思い出せるかな?

しかし,これって,審査を担当した方がちゃんと中身まで読んでいるというコトですよねえ。
うん,これなら登録まで時間がかかったのももっともなことだ,とかなり感心いたしました。

 

02年2月3日(日)

リンクのページに,「ABCが苦手でも・・・作ろう英語サイト」さんを追加しました。

このサイトさえ読めば,あなたも英語サイトのオーナーになれます(笑)。
そういうことに関係のない方も,翻訳ソフトがいかに役に立たないかとか,読み物として,けっこう楽しめるかと思いますよ。
そうそう,「リンクフリー」は和製英語だそうです。ご存知でした?

関連して,リンクさせていただいているサイトさんのうち,鑑賞系の中ではあまり知られていないかなー,と思う「風のたより」さんのご紹介をちょっと。

1 ウチと同様に,舞台の感想が中心のサイトさんですが,文章から,オーナーさんの立派なお人柄がうかがえます。見習えるとは思いませんが(見習う気がない?),読んでいると,心が安らぎます。

2 オーナーさんとお会いしたことはないのですが,旅行のコーナーの奥様のお写真から推測して,ある程度年齢のいった男性でいらっしゃいます。こういう方がバレエファン,それもサイトを持って感想を書くような熱心なファンだというのは,嬉しいですよね。

3 小嶋さんの評価が高い♪(←要は,これが言いたかったのか?)

ということで,まだ訪問したことのない方は,一度どうぞー。

 

02年2月2日(土)

ええと,昨日の続きというか・・・Ballet3月号には,「アンケートによる01年ベストステージ」というのもあって,ほほー,と眺める・・・。
あらまあ,リトアニア国立の「ロメオとジュリエット」(ロストロポーヴィチの「ロメオとジュリエット」と言うべきか?)が第7位ですか・・・そういえば,コレの感想がまだだったわ,というコトで,載せてみました。

私,一覧表で△つけてますからねえ・・・まあ,そういうことです。はい。

02年2月1日(金)

ダンスマガジン3月号とBallet3月号とバレエ年鑑2002を買いました。
これだけいっぺんに買うと,けっこうお金がかかるものです。

とりあえず,Balletの「01年ベストステージ」とダンス年鑑の「私のベスト・ステージ&ピープル」を斜め読み。
先日お友達からコピーを頂いた週間オンステージ新聞の「洋舞ベスト1」と併せて眺めると,それぞれの読者層に合わせて批評家の顔ぶれが変わり,さらに同じ方でも違う書き方をするのねえ,と改めて感心しました。

小嶋さんは,オン・ステージ新聞では評判いいのに,ダンマガでは,全然話題になっていない(笑)。うふふ,やっぱり,彼は職人であって,スターではないのよねえ。

それにしても,Balletで土屋恵一郎さんが小嶋さんを誉めていて,ああ,もう,イヤになっちゃう(笑)。
私,土屋さんの文章とは肌が合わないから,いつもは読まないで避けるようにしているの。でも,小嶋さんの名前があるから,ついつい読んでしまったじゃないの。
で,ものすごーーーーーく,不愉快になりました。

「小嶋は心身ともに変わった」と書いてあるので,まず怒る。急に変わるわけがないじゃないのよ。段々進歩しているのよ。あなた,今まで何を見ていたのよ,と。

「ロミジュリ」の休演について(「本当に残念」と書いた後ではあるけれど)「ツキも味方にしないと。」とあるのには,もう腹が立って,腹が立って・・・どうして,こういう無神経なコトが書けるのよ! とヒステリーを起こして,床に本を投げつけてしまったわ。
(なんて乱暴なコトを・・・表紙のウヴァーロフに申し訳ない。ウチの下の部屋にお住まいの方にも申し訳ない・・・)

嫌いな文章をいつも書く方だとわかっていて読んだのだから,我ながら大人気ないとは思うし,ファンが,彼を誉めてくれている批評家さんに怒ってどうするのか,とも思うけれど,でも,気分の問題だから,不愉快なのはどうしようもないです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少し気分直しをしようと思って,小嶋さんが寝取られ男のルイ13世(笑)を踊った「三銃士」の感想を書きました。

 

1月末日の日記 

 2月末日の日記 3月1日の日記

サイト内検索  過去の日記  表紙に戻る

04.01.01から