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あくも はりきゅう治療院 香川県丸亀市の鍼灸院  鍼灸治療  美容鍼灸  小児鍼灸  ボディーケア・リフレクソロジー 

かっさ療法は中国・台湾で行われている民間療法です。

 

かっさが初めて文献に登場するのは1300年頃に書かれたとされる世医得効方と言う医学書です。

当時の中国は元の時代。

昔から行われてる民間療法として紹介され、悪い部位を擦ることで毒が浮いてくるものとして書かれています。おそらく強い力で擦った後にできた内出血のことだと考えられ、これは現代のかっさ療法につながる考え方となっています。

 

かっさのルーツは石器時代にまでさかのぼります。

石を割ったり磨いたりして作った小刀の様なもの「砭石(へんせき)」がルーツであると言われています。

使い方は現代のかっさと同じで、石で作った小刀を皮膚で擦り、痛みを緩和させていたものと考えられています。

実はこの砭石、鍼のルーツでもあるのです。

当時は場合によっては外科手術の様なことを砭石で行っていたとされています。

 

徐々に鍼が主流になるにつれ砭石の文字は文献から姿を消していきます。

ですが、この1300年頃に姿と名前をかえて現れるのは何故でしょう?

おそらく、鍼は医学として、砭石名を変えて民間療法として発展したのだと思われます。

切るための砭石は擦るためのものに特化していき、その過程で名前も変わってしまったのではないでしょうか?

 

 

さて、このかっさ療法が治療法として確率されるのは1600年頃。

明の時代、張景岳が記した「景岳全書」では様々な疾患(主に疫病)に対して、かっさを用いた治療方法を記しています。

果たして伝染病にかっさが有効だったのかはさておき、この本のおかげでかっさが注目されるようになったのは事実です。

 

もう少し後の清の時代になると症例ごとに治療方法をまとめられて行きます。

西太后はアンチエイジングのためにかっさを使っていたと言う話もあるとか。
(愛用の美顔ローラーを暇があらばコロコロと転がしていたのは事実です)

ちなみに、この方は70代でも40歳の肌を保っていたと言われています。

 

20世紀に入ると、かっさプレートの種類が増え、天然石、牛の角、鹿の角、陶器などが使われるようになり、治療のバリエーションも増えていきます。

文化大革命後、台湾に渡った呂季儒は「経絡かっさ方」をまとめ、かっさによる「排毒方」を提唱します。

今で言うデトックスです。

また、プレートの改良やマッサージオイルの開発し、現代人にあったかっさ療法を考案しました。

多くの症例をまとめ上げ治療法を確率させることにより、民間療法であったかっさを「治療」としてのかっさに変化させていったのです。

 

そして、現在では多くの芸能人によりかっさをもてはやされ、美容の分野にも大きく発展していくのです。

 

 

使用方法としては、「こする」だけ。

流れにコツは確かにありますが、基本は身体の中心から末端に向けてです。

お腹回りには時計回りとか、リンパ・静脈の集まる場所には末端から体幹に向けるとかはありますが、気持ちよく続けられればよろしいかと思います。

お顔にする場合は、優しくさする程度にしてください。

 

どの部位も、あまり激しくしてしまうと内出血につながりますのでお気をつけていただければと思います。

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