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Digital Photo Gallery  八ヶ岳の詩・御柱特集

2010年   小 宮 御 柱 祭 A

[ 下諏訪町高木 津島神社 ]
10月9,10,11日
甲州街道旧道沿い下諏訪町南端に位置する 小宮祭に3日かける古い土地柄 財政・動員力も十分に見える

↑2日目午後 諏訪湖を見下ろす旧甲州街道上で高木津島神社一之御柱の綱渡り
個人宅の門飾り 近年 見かける家は少なくなった →里帰りの親戚や知人を招き もてなす家庭風習は今も・・・
御柱曵行の沿道に町内会や事業所が設けた休憩所が五ヶ所  町民・観光客の区別なく無料でもてなす↓


津島神社「一之御柱」の夜間曵行 高低差50m余 境内へ向け「力を合わせてヨイサ!」 後方は岡谷市の灯↑
↓3日目昼過ぎ 初日に引き付けられた2〜4の柱の横で建て御柱の祭事 小宮祭最大級のアカマツ材が天を突く

[ 茅野市蓼科高原 木戸口神社 ]
10月17日
諏訪大社の分霊御符をうけて30数年 戦国時代は佐久への木戸口と目された地に設立された神社は地元の
観光地蓼科高原・別荘地・地元財産区の守護神として 6年に一度の御柱祭を催されるようになった     

(9/1)御用材の伐採地は八ヶ岳山腹2千m トラックで山出しされ曵行出発点で皮剥,整形  (10/13)木造 ↑

 綱渡りの神事を終えいよいよ曵行開始 木遣りの声に合わせて 全員で「ヨイサッー!」
メルヘン街道千三百b付近で 
↓ 別荘・山荘が並ぶ森の中を進む御柱 ちびっ子連は柱に乗せてもらって嬉しそう 
10月17日蓼科ビレッジ内で


曵行路の終盤 江戸時代に出来た用水路「大河原堰」を越える  乗り手や曳き子にバケツの水が「お清め」だ ↑
↓ 昼休み 飲み物・おにぎり・豚汁・やきとりが参加者全員に振る舞われパークホテルの芝生で催しものを楽しんだ




建て御柱 前もって建てられた二之御柱と社殿の間に今日曳航してきた一之御柱が建ち上がる ↑

[諏訪湖 初島神社]
10月31日
花火大会の打上げ基地のため造られたという人工島の鎮守様。諏訪市観光協会主催の小宮祭。市街地曵行を
行う小宮祭終盤のイベントだった。市中曵行、湖畔曵行する御柱と島への湖上曵行、建て御柱の用材が諏訪湖
の渚ですり替わるという不思議も。地域外からの観光客100人ばかりが参加、雨中にも関わらず盛況だった。

市街地曵行

初島神社を望む諏訪湖畔を進む

湖上曵行の柱は人の重さで水没、島では綱を手繰って引き寄せている。が、渚にはここまで曵行されてきた
太くて立派な柱が御幣を付けたまま放置されていた。こちらは御神木ではないそうだ。伝統行事の観光化、
その行き着く先を見たように思えた。

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Ver.2           Nov.01、2010.

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