定義 |
・無限級数infinite series ないし 級数series とは、 無限数列 a1,a2,a3,… の全項を足し合せた無限和 a1+a2+a3+… のこと。 記号
|
[文献]・『岩波数学辞典』項目80A (p.211).・『岩波入門数学辞典』「級数series」(p.138);「無限級数infinite series」(p.592) ・小平『解析入門I』§1.5実数の性質 d)無限級数(p.41); ・吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV級数(p.14); ・笠原皓司『微分積分学』3.6(p.100) ・赤攝也『実数論講義』§8.1級数(p.227) ・加藤十吉『微分積分学原論』定義2.9(p.20) ・和達『微分積分』7章1節(p.170) ・神谷和也・浦井憲『経済学のための数学入門』2.4級数(pp.84-85) ※下位概念:正項級数/交代級数/等比級数/ベキ級数(整級数) ※活用例:実数の十進小数展開 |
→[] →総目次 |
定義 |
・正項級数とは、 足し合される全ての項が非負である級数のことをいう。 つまり、 「無限級数a1+a2+a3+…は正項級数」⇔ (∀n∈N)(an≧0) |
[文献]・『岩波数学辞典』項目80A 級数 (p.211).・『岩波入門数学辞典』「正項級数positive series」(p.306); ・小平『解析入門I』§5.2収束の判定法 a)標準的な級数(p.206) ・吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV級数(p.15); ・赤攝也『実数論講義』§8.1-定義8.11(p.229) ・和達『微分積分』7章3節(p.175) ・笠原皓司『微分積分学』定義3.17(p.102) |
→[] →総目次 |
定義 |
・交代級数・交項級数とは、 正負の項が交互に現れる級数のこと。 |
[文献]・『岩波数学辞典』項目80C 級数 (p.211).・『岩波入門数学辞典』「交代級数alternating series」(p.198); ・小平『解析入門I』§1.5実数の性質d)無限級数(p. 45) ・吹田新保『理工系の微分積分学』5章§2絶対収束と条件収束(p.134) ・赤攝也『実数論講義』§8.3-定義8.31(p.234) ・和達『微分積分』7章4節(p.181) |
→[] →総目次 |
定義 |
・無限数列 a1,a2,a3,… の(ないしその級数の)第n部分和とは、 無限数列 a1,a2,a3,… の第1項から第n項までを足し合せるが、 第(n+1)項以降を無視した有限和 a1+a2+a3+…+an
|
[文献]・『岩波数学辞典』項目80A 級数 (p.211).・『岩波入門数学辞典』無限級数infinite series」(p.592) ・小平『解析入門I』§1.5実数の性質d)無限級数(p. 41) ・赤攝也『実数論講義』§8.1級数(pp.227-8) ・吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV級数(p.14) ・笠原皓司『微分積分学』3.6定義3.11(p.100) ・和達『微分積分』7章1節(p.170) ・神谷和也・浦井憲『経済学のための数学入門』2.4級数(pp.84-85) |
→[] →総目次 |
定義 |
・無限数列 a1,a2,a3,… の(ないしその級数の)部分和列とは、 無限数列 a1,a2,a3,… の第n部分和を、 第1部分和, 第2部分和, 第3部分和,…,第n部分和,… というふうに並べた数列のこと。 ・部分和の定義に遡って書き下すと、 無限数列 a1,a2,a3,… の(ないしその級数の)部分和列とは、 無限数列 a1, a1+a2, a1+a2+a3, a1+a2+a3+a4, … , a1+a2+a3+…+an, … 記号Σを用いると、
|
[文献]・吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV級数(p.14)・和達『微分積分』7章1節(p.170) ・『岩波入門数学辞典』無限級数infinite series」(p.592) ・神谷和也・浦井憲『経済学のための数学入門』2.4級数(pp.84-85) |
→[] →総目次 |
定義 |
・部分和列の定義に遡って書き下すと、
|
[文献]・『岩波数学辞典』項目80A (p.211).・『岩波入門数学辞典』「級数series」(p.138);「無限級数infinite series」(p.592) ・赤攝也『実数論講義』§8.1級数(p.229) ・小平『解析入門I』§1.5実数の性質 d)無限級数(p.41); ・吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV級数(p.14); ・笠原皓司『微分積分学』3.6 定義3.11(p.100) ・和達『微分積分』7章1節(p.170) ・神谷和也・浦井憲『経済学のための数学入門』2.4級数(pp.84-85) ・加藤十吉『微分積分学原論』定義2.9(p.20) ※活用例:実数の十進小数展開 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
記号 |
|
→[] →総目次 |
定義 |
・部分和列の定義に遡って書き下すと、
記号Σを用いると、
|
[文献]・『岩波数学辞典』項目80A (p.211).・『岩波入門数学辞典』「級数series」(p.138);「無限級数infinite series」(p.592) ・吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV級数(p.14); ・和達『微分積分』7章1節(p.170) ・小平『解析入門I』§1.5実数の性質 d)無限級数(p.41); ・笠原皓司『微分積分学』3.6 定義3.11(p.101) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
記号 |
|
→[] →総目次 |
定義 |
|
[文献]・『岩波数学辞典』項目80C (p.211).・吹田新保『理工系の微分積分学』5章§2絶対収束と条件収束(p.134); ・和達『微分積分』7章4節(p.182) ・小平『解析入門I』§1.5実数の性質d)無限級数(p.43;45) ・神谷和也・浦井憲『経済学のための数学入門』定理2.4.3の直前(p.86) ・笠原皓司『微分積分学』定義3.26(p.108) |
→[] →総目次 |
|
定義 |
|
[文献]・『岩波数学辞典』項目80C (p.211).・吹田新保『理工系の微分積分学』5章§2絶対収束と条件収束(p.134); ・和達『微分積分』7章4節(p.182) ・小平『解析入門I』§1.5実数の性質d)無限級数(p.43;45) ・神谷和也・浦井憲『経済学のための数学入門』定理2.4.4の直前(p.87) ・笠原皓司『微分積分学』3.6 定義3.28(p.108) |
→[] →総目次 |
→[] →総目次 |
→[] →総目次 |
→[] →総目次 |
[吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV定理8(p.15); 笠原皓司『微分積分学』3.7正項級数(pp.102-7)
『岩波数学辞典(第三版)』項目80B(p.211).]
・正項級数a1+a2+a3+…の部分和列が有界⇒正項級数a1+a2+a3+…が収束する
→[] →総目次 |
|
[『岩波数学辞典(第三版)』項目80B(p.211).; [吹田新保『理工系の微分積分学』1章§2数列IV例7(p.14);]
→[] →総目次 |
→[] →総目次 |
∞ | aixi | すなわち a0+a1x +a2x2+a3x3+… |
|
|
![]() |
||
i=1 |
→[] →総目次 |
→[] →総目次 |