デパートグルメ
鬼頭 正代夏を好きな人は多いようですが、私にとっては一番苦手な季節です。それに何
故か私には似合わない季節。
単に年齢をかさねたということだけではなく、学生の頃からずっとそんな風に感じてきました。
友だちと一緒にショッピングなどに街へ出かけた時にも、ショーウィンドウに映った自分の雰囲気が横にいる友だちや周囲のながれる人たちの雰囲気とも何かが違っているようにみえたものでした。
それは多分、私に「生」のエネルギーが薄いからなのかもしれません。
毎年、夏になるとそんなことを思い出しながら、せめて少しでもエネルギーを失わないようにと外見だけでも夏やせしないように...と心がけています。
それにはやっぱりおいしいものを食べることですよね!
目が不自由になってからは街へ出かける機械も少なくなったこともあって、レストランやカフェテリアなどでお食事をしたりデザートを食べる機械も少なくなりました。
でも、今はデパートの地下街をはじめとして、既においしく出来上がったものをおうちにもって帰れる時代!
そういうのを、レストランなどで食事をする「外食」(ガイショク)、そして家で食べる食事の「内食」(ウチショク、もしくはナイショク)ということから、外で買ってきたおそうざいなどを家に持ち帰って食べるスタイルのことを「中食」(ナカショク)といぶよううになったそうです。
テレビや雑誌でも特集をくむくらい、この中食産業は注目をあびています。
そういった近頃ブームの中食を含めて、こちらも人気のデパートで食べられるおいしいもの、デパートグルメについてリポートしたいと思います。
しかし、このリポートはあくまでも私のものすごーい主観と少ない経験によるものであることを予めご了承おき下さいませ。「食べてみたけれど、おいしくなかったゾ!」と思われても、当方としては一切関知いたしません。(笑)
まずは、お弁当から。
私が一番よく食べるお弁当のお店は「米八」(ヨネハチ)です。
名鉄百貨店や高島屋、それに栄の松坂屋の地下街にもあるお店です。
ここは名前からもわかるようにお米、栗おこわや山菜おこわ、お赤飯などのおこわがおいしいお店です。それらのおこわと煮物中心のおかずを組み合わせたお
弁当(900円前後)のものや、お稲荷さんのようなあげの中にそれらのおこわをつめたものなど、各お店によって多少のバリエーションやお値段の違いはありますが、ご飯好きの私にとっては嬉しいお弁当です。
ちょっとぜいたくをしたい時には「なだ万」(名鉄百貨店・三越)のお弁当(1,00円〜)がおすすめです。
季節の素材を使った松華道弁当(1,500円くらい)のお弁当は、お弁当としては少しお高めかもしれませんが結構本格的なお味が楽しめると思います。
次に、パン屋さん!
名古屋駅や栄の地下街、それぞれのデパートの中にも何軒か入っているので、どこで買おうかいつも迷ってしまいます。
各お店の目玉となっているものは焼き上がりの時間を目指して来るお客さんがあっという間に買って行ってしまうため、なかなか手に入れるのは難しいようです。
私が好きなお店としては、名古屋駅の「カスカード」、それから近鉄百貨店の地下街に近いところにある「ドンク」。「ドンク」の方は、フランスパンやレーズンのたくさん入った大きなまるいパンのようなものがおいしいです。
三越の地下にある「ジョアン」は、ベーグルやパニーニなどを含めてたくさんの種類があるので、選ぶのも楽しいです。
ここで、おそうざいを紹介しようと思ったのですが、このおそうざいっていうのは作ってからの時間やその日の味付けや油の状態などが微妙に異なることもあって、同じお店のものでも日によって違った感じがしたりするのでここではあえて紹介しないことにしました。
そして次は、分類するならおやつ?それとも軽食?
近鉄百貨店の地下にある「くくる」のたこ焼き(1箱10個入り 500円)。入っている大きなたこは処理がとても上手にされていて、やわらかい生地と一緒にフワフワ感を味わえます。
春にはよもぎ入りのたこ焼きなども期間限定で売られていました。
そして、名鉄百貨店にある「へいちんろう」(変換出来ませんー)の肉まん!
これは蒸し器で蒸してやらないと食べられませんが、皮もたっぷりと重たいくらいにつまった中身もとってもおいしいです。直径10センチ以上ありますから、これだけでも十分お腹いっぱいになります。
最後はやっぱりデザート系ですよね!
私が最近はまっているのは、何と言っても「シナボン」です。3月に三越にオープンしました。オープン当初は2時間待ちなんてこともありましたが、今なら平日ですと並ばなくても大丈夫だと思います。
アメリカの「シナボン」という名前のお店のシナモンロールなのですが、サイズはやっぱりアメリカサイズ!一人で1個食べようとすると気持ち悪くなるかもしれません。
キャラメルソースにクラッシュピーナッツがのったピーカンボンというのもあります。シナボンのミニサイズのミニボンというので一度お試しするのがいいかもしれません。
この「シナボン」と一緒にオープンした「キハチ・デザート」のソフトクリーム屋さん。
これはちょっと持って帰るというわけにはいきませんが、シナボンに行った時には食べてみて下さいませ!
280円とちょっとお高めかもしれませんが、他のソフトクリームが食べられなくなるほどおいしいです。
ちなみに私は、黒ごまはちみつとカフェモカシナモンの2種類を食べました。
デザートの王道といえばケーキですよね。
私は「アンテノール」のものが好きです。
私がこのアンテノールのケーキを最初に食べたのは神戸でした。りんごをそのままパイで包んだ「シェフのおすすめ」というものでしたが、とってもおいしかったんです!それで、三越や名鉄メルサにあることを知ってからは時々買いに行っています。
最初に食べたものがりんごのものだったせいか、このお店のアップルパイはおいしいです。パイ生地が薄くてサクサクしているので、同じパイのお菓子であるミルフィーユもおいしかったです。
ケーキもいいのですが、私はどちらかといえば日本のお菓子の方が好きです。
何しろ和菓子が食べられるということでお茶を習いに行っていたほどです。
中でもあんみつは大好きで、あちこちの甘味屋さんでこれを注文しています。
しかし、これをお持ち帰り用としてパッケージ化されているところは少ないんですよね。
「栄太郎」にはあるようです。いつもはお店で食べているだけなのですが、先日行った時にお持ち帰り用として買っている人をみつけました。
お持ち帰り用のものはまだ食べたことがないのですが、お店で食べるのと同じあの黒みつかしら?と、その点が気になるところです。
ようかんなら「みのちゅう」のものが好きです。
さっぱりめの蒸しようかんもいいですが、やっぱり練りようかんの方が好きかな。
まだまだ書きたいお店やおいしいものはたくさんあるのですが、今回はこのくらいにしておきたいと思います。
今回はデパートにあるお店のものを中心に取り上げましたが、デパートの地下街のお店は入れ替わりが激しく、食べたいと思っていながらも機械を逃してしまうとお店がなくなってしまうこともしばしばです。そんなことのないように、なるべくお店がなくならないうちに...、そして食べたいと思った時に...と思ってはいるのですが、あまり外出好きではない私はなかなかそれだけで出かける気持ちになれないところが矛盾していますよね。
ちなみに、今食べたいと思っているのは、「パステル」のやわらかプリンとやわらかシュークリーム!
機械があるごとにチェックはしているのですが、いつも行列が出来ているため買うまでには至っていません。反町&菜々子カップルも食べたと聞いて、私も一度は食べてみたいんですけどねー。
流行のデザートはやはり東京発!
今度、東京から友だちが遊びに来てくれるのですが私の食いしん坊さを知っているため、おみやげにおいしい流行のデザートを持ってきてくれるそうです。
今から楽しみにしている私は、やっぱり食いしん坊!?
皆さんもおいしいものの情報がありましたら、是非鬼頭に教えて下さいね。