夢の街「サン シティー」

Happiness Mari

人生の折返し地点を過ぎた今、ふとこれからの残された人生をどのように生きていこうかと思う事があります。生活面や健康面が、この先もずっと現状維持であれば問題はないのかもしれませんが、リタイヤすれば当然収入も低くなるだろうし、体力もなくなるのは目にみえています。そんな余生を安心して過ごしていくのに何か良い手立てはないものかと考えていた矢先に、こんな話題を耳にしました。

たまたま、カナダ、アメリカに旅行した折り、立ち寄った ラスベガスでは「サン シティー」という理想的なシティーがあることを聞きました。「サン シティー」というのは、まさに、余生をリタイヤした人達が安全でなおかつ楽しく生き生きと暮らせる場所なのです。

不動産会社の企画なのですが、このような商品がアメリカでヒットしている理由は、一つには、アメリカは年金体制がしっかりしていること。二つ目は、企業が終身雇用制をとっていない。三つ目は生活基盤のためのコストが低い。四つ目は世襲制がなく、大人になれば自然に独立していく個人主義が定着している。五つ目は、広大な土地があり、環境によい場所を安価に手に入れやすいと言う点あるようです。

また、私達のような外国人にでも自由に購入して住む事ができるのです。
サンシティーに住む条件としては、年齢が45歳に満たしておればよいのです。
例えば独身であれば本人が45歳以上であればもちろんの事、そしてファミリーであれば家族の中で一人でも45歳以上の者が入れば良いのです。

45歳というのは早すぎると思ったのではないでしょうか?
そうなんです、リタイヤする年齢ではないですよね。むしろ、働き盛りといっても過言ではないと思います。

それはなぜかというと、日本の企業であれば、60歳から65歳がリタイヤする時期です。そして、地域によっては老人会からのお誘いがあったりしてこの頃からシルバーの仲間入りになります。
従って45歳でどうして高齢者の仲間入りが出来るかというと、60歳以上ばかりの老人だけの町にしてしまうと、ますます老化現象が強まり早死にになってしまうそうです。

ではなぜ45歳からなのかというと、その年齢でファミリーで暮らしていれば20歳前後の子供がいたり、早い人であれば孫がいてもおかしくありません。
要するにバラエティーに富んだ人の中で暮らしてこそ刺激を受ける事ができるからです。

「サンシティー」の内容

価格が安い。
 すべて一個建ての建売住宅デ約1600万円善後。管理費として年間約8万円程度。
住居の内容ガ整っている。
日本の建売住宅とはちがい、とてもひろい敷地で家の作りは外人サイズなので、ドアや窓・バス・トイレなど大きくゆったりしています。
寝室はサイドテーブルをはさみ左右にダブルベットがあり、その中にはバスまたはシャワールーム・トイレがあります。そして、ゲストルームが必ずあり、いつ来客があっても安心で、部屋の内容は寝室と同様でいつでも宿泊できます。
キッチンはオーブン・電子レンヂ・食洗機が標準装備しています。インターネット・テレビはケーブルで繋がっています。
シティーのセキュリティ
このシティー内は高齢者の為に設けた町なので24時間体制で警備はもちろんの事、そしてホームドクターがつき常に健康管理されます。
また車椅子や障害者の送迎はシティー内であればいつでもどこでも依頼できます。

以上が「サンシティー」なのです。

リタイヤして収入源がない老人が年間8万円程度(月割りすれば約7000円)で生活維持費(電気 電話 水道などの費用)でまかなえれば大変安いと思います。
また健康面では常に管理されます。
カルチャーセンターはすべて無料で自由に利用する事ができます。そして上達した者は指導者となり生きがいと自信を高められます。そしてまだまだ元気で働きたい人は好きな時間だけ働き収入を得ることもでき、相談する所もあります。

何と言ってもラスベガスはとっても楽しい所なので、友人や子供達が好んで立ち寄ってくれるのではないでしょうか?
 もし、皆さんの中で興味のあられる方がおみえでしたら、3か月までなら長期滞在ができるので一度ラスベガスに出向いて体験してみてはいかがですか?
1か月15000円で、ホテルなみのサービスを受けながら体験ツアーができますよ。
 こんな夢のような楽しくて安心な余生が送られるなんていいですよね。 

でも、ここは日本ではなく外国・アメリカのラスベガスなんですよね。
言葉や生活習慣のギャップでストレスがたまり、楽しい老後が苦しい老後にならなければいいのですが・・・。