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2003年1月管理人日誌

このページは管理人の私的な名演の活動日誌です、名古屋演劇鑑賞会の公的な日誌ではありません。


1月31日(金)晴れ時々曇り 

 ヲザキ浩実さんヲザキ浩実さん

 今日も会員さんが事務所に多くみえる、『みすゞ凛々』のこおちゃ、今年の例会などについて話が弾む。夜は劇団手織座の、女優・制作のヲザキ浩実さんが事務所に。宝生あや子さんが御園座の2月公演に出演されるとのこと。そのまま居酒屋へ、「新劇団」の伝統と新しい作家との出会いによる新しい試みの両立等々、遅くまで飲みました。

1月30日(木)晴れ時々曇り 最高気温-4.3℃ 最低気温5.0℃

 寒い朝、名古屋は薄い雪化粧。しかしというか喜ぶべきか、午前中にはほとんど雪が溶ける。
午前午後と財政の仕事、数字をずっと見るのはなかなかつらい。事務所に訪れる会員の方と、『セールスマンの死』について、いろいろ話す。皆さんそれぞれの見方があって、いろいろ発見させられることが多い。
 名演会館の階段部の壁の塗装工事もほとんど終了。

1月29日(水)曇りのち雪 最高気温3.7℃ 最低気温0.1℃

 寒いというより冷たい一日。3月の総会に向けた資料づくりが本格的に始まる。総会の討議資料は2月末に発行予定。財政決算、予算案の仕事で電卓をたたいた。
 夜は雪がちらつく中、昨日に続き『みすゞ凛々』の運営第3回準備会、この雪の中担当サークルが集まり、座席シールづくりを中心に行う。暖房の利きも悪い中行われた。雪の勢いが強くなってきたこともあり、いつもより早い時間で終了。
 今日から事務所に「金子みすゞ書籍コーナー」をつくりました。本・CDを展示・販売します。

1月28日(火) 晴れ 最高気温7.3℃ 最低気温3.8℃

 新しい「名演ニュース」本日発行。それにしても寒い一日。
 昼は、3月例会『みすゞ凛々』の運営第2回準備会、および1月例会『セールスマンの死』の感想文集づくりで事務所は活気づいている。金子みすゞが生誕百年を迎える今年、まだまだこの作品を知らない人に伝えていく必要がある。
 感想文集も多くの人が集まり、作業もスピーディーに。夜の部もスムーズに行われ、8時には終了。皆で打ち上げ会場の居酒屋へ行った。
 名演会館の壁の塗装作業は今日も引き続き行われた。

1月27日(月) 雨 最高気温10.6℃ 最低気温4.4℃

 名演小劇場リニューアルに向けて、本格的な改装が始まり、まずは階段の壁の塗装工事が始まる。
 午前中は私は健康診断に、生まれて初めて「胃カメラ」を飲み、自分の胃の中をはじめて見る。お医者さんに親切にカメラをみながらどこを今通っているかを丁寧に説明していただく。

 さて、夜は運営委員会。1月例会のまとめと3月・5月の取り組み。
 1月例会は皆さんいろいろな思いがあるのか、気がついたら芝居の感想を皆語っていた。大変良かったから良くなかったまで、様々な感想でちょっと熱くなりそう。
 議題の一つに来年3月例会の検討・決定がある。ちょうどその時期にできる作品と、日常的に皆さんから寄せられる要望やアンケートの結果等を参考にしながら、方向性を決めていく。正式に決定したらいち早く、こちらに掲載する予定。

1月25日(土) 晴れ 最高気温8.9℃ 最低気温-1.5℃

 一日中、例会のまとめ・決算作業。午後からは中部・北陸ブロック常任幹事会。各地から幹事さんが名演の会議室へ。北陸に比べ名古屋は「寒い!」とのこと。足下からの「底冷え」がちょっと厳しいこの頃。

1月24日(金) 晴れ 最高気温7.8℃ 最低気温1.1℃

 例会3日目、今日はお昼の公演。今回の新入会の方の男性比率が比較的高かったが、今日の昼もいつもより比率が高いと思うのは気のせいか。運営サークルなどで大活躍の男性会員の方が、目頭をおさえて出てきたのを今日もみた。
 終演後バラシ。舞台装置がみるみるうちに解体されていく、約1時間ちょっとで完了。
 その後、演出の林さん、制作の山本さんと、夕食に。無名塾のこれからのことや、名演との関わり、演劇鑑賞会のことなど話がはずんだ。

1月23日(木) 雨のち晴れ 最高気温6.7℃ 最低気温1.0℃

 午前中、名古屋の演劇賞である「松原・若尾演劇賞」の世話人会が事務所で行われた。
今年の受賞者は来週はじめに発表の予定。

 例会2日目。会場で代表者のIさんが急死されたことを知る。年末にはメールで芝居の感想のやりとりをしていたのだが、まだまだ若く、やりたいことが一杯ある、とバイタリティーに溢れていたことを思い出す。本当に残念、合掌。
 終演後は運営委員の仲間と会場前の居酒屋へ。
 

1月22日(水) 晴れ 最高気温6.6℃ 最低気温-0.9℃

 1月例会『セールスマンの死』例会当日。午前10時より搬入開始。11トントラック2台に、舞台装置や照明・音響の機材が積んである。無名塾の塾生のキビキビした動きであっという間に荷物が下りる。

 より舞台効果を高めるために、開演後に入場できる入口を2カ所に限定するなど、当日になって運営サークルに対応していただく。
 終演後、重い問題をつきつけられた芝居のせいか、目を涙でいっぱいにしている人(男性も多い)、考え込みながら出てくる人をいつもより多くいたような気がしたのは、私自身もこの芝居を観ていろいろなことを思ったからだろうか。その後「若手(私より年齢が若いという意味)」の会員さんたちと飲み屋へ、いろいろなことを語っている内に終電車になった。

1月21日(火) 曇り 最高気温7.7℃ 最低気温1.7℃

『銃口』のチラシをもった高橋さん

 昨日に引き続き、1月例会『セールスマンの死』の準備。会場でのポスター類についての準備もする。
 『みすゞ凛々』のキャッチフレーズを『みすゞ凛々』例会担当運営委員さんが作り、ポスターに貼っていく。あと5月例会『夏の夜の夢』のチラシのゲラ刷りからつくった仮のポスターも完成。こちらはなかなか「派手」なので、『みすゞ』とあわせて会場でぜひ見てください。

 さて午後から、昨年の『赤ひげ』で若き医師保本登を演じた高橋佑一郎さんが事務所に、これからの前進座の公演の宣伝にみえた。高橋さん自身は3月の公演三浦綾子原作の『銃口』で主役を演じる。『赤ひげ』で名演でも多くのファンができた高橋さん、これからの活躍が楽しみである。この1月15日にはご自身のウェブサイトがオープンした、 URLは http://www.geocities.jp/taka1103y/

 夜は三役会議(委員長・副委員長・事務局)。3月15日の総会の議案書の内容検討を中心に行う。

1月20日(月) 晴れ 最高気温11.2℃ 最低気温2.4℃

 朝一番に貴乃花引退のニュースが入る。回りでいろいろ言われながらも、自分の道を貫いた強さが感じられた力士だったと思う。
 例会を明後日に控え、「名演ニュース」の印刷と折り込み作業の開始。夜には1月例会の担当運営委員が例会前の最後の打ち合わせ。日曜の「いなざわ演劇鑑賞会」での公演は大好評だったとのこと。当日が楽しみ。

1月17日(金) 晴れ 最高気温11.9℃ 最低気温-1.2℃

 昼夜とも1月例会『セールスマンの死』の運営準備会の4回目。今回は当日の運営の打ち合わせ。寒いのが原因か、例会が近いのが原因か、参加者がちょっと少な目。とはいえ、当日の係の仕事分担などについて話し合い、芝居に関することなどについてフリートーク。夜の部は今年大学を出て大学院に進学する、Nさんを中心に話がはずむ。劇団四季・宝塚歌劇団との出会いで芝居を観るようになった人がいれば、アングラが大好きだったところから芝居にのめり込んでいった人、等々芝居との出会いを話すと皆さん活き活きとなる。

1月16日(木) 曇り 最高気温6.2℃ 最低気温-3.4℃

 午前中は中消防署へ行き、先日出した「禁止行為解除許可」(舞台上での火の使用許可)を取りに行く。
午後から1月例会の準備等の仕事。

1月15日(水) 晴れ 最高気温6℃ 最低気温0℃

 昼夜とも、3月例会『みすゞ凛々』の脚本・演出のふじたあさやさんの講演会。ふじたさんは金子みすゞの生い立ちや彼女の詩について、劇団えるむについて、など理路整然とお話しされた。金子みすゞの詩の朗読を参加した人にあてていくのだが、詩が耳から入ってきたり、自分で声を出して読むと、黙読とは違った感じになる。金子みすゞの詩は自分で声を出して読んだ方がいろいろ伝わってくる感じがする。3月例会のイメージが徐々に湧いてくる。

1月10日(金) 晴れ 最高気温11.6℃ 最低気温0.2℃

 午前中は市民会館に行き、1月の例会の舞台打ち合わせのあと、中消防署へ行き、舞台上での喫煙およびスモークマシーン持ち込みの許可願いを出してくる。
 夜は運営委員会。3月の総会に向けての総会議案書の論議、1月以降の取り組みなどを話し合う。
 

1月9日(木) 晴れ 最高気温9.7℃ 最低気温-2.1℃

 新入会の問い合わせが毎日のように、今日も新しく入会する人が手続きに事務所に。
 昼夜と12月例会『ジョセフィン』のまとめ会。
  感想文集の印刷と製本の作業の後、作品内容についてのまとめと、運営サークルのまとめを行う。
 後半はワインを飲みながらフリートーキングという感じで行う。8月末からの活動お疲れさまでした。

1月8日(水) 晴れ 最高気温9.0℃ 最低気温-1.1℃

 昨年の会計の帳簿の確認、会員動態の整理等で一日が過ぎる。年末にやり残した仕事がまだまだある。

1月7日(火) 晴れ 最高気温6.3℃ 最低気温-2.2℃


小川里永子さん

 夜は「新年のつどい」。今年は特別ゲストとして、3月例会『みすゞ凛々』で、金子みすゞを演ずる、小川里永子さんと制作の高木憲作さんが東京から来て下さる。高木さんからは、この作品への思いを語っていただき、小川さんからは金子みすゞを演じることへの思いと、みすゞの詩を数編朗読していただいた。
 作・演出のふじたあさや氏によれば「ドラマともコンサートとも構成劇ともつかぬ、これまでにない新しいスタイルの作品が生まれた」とのこと。実際に出演される方や、作品の制作の方からじかに話を聞いて、期待が高まる。小川さんはボーカリストとしても大活躍、舞台の中での歌声を聞くのも楽しみ。

1月6日(月) 雪のち晴れ 最高気温5.0℃ 最低気温-3.1℃


名演小劇場ロビーのお正月飾り      雪景色の名古屋(少しとけた頃)

 あけましておめでとうございます。皆さんはどんなお正月を迎えましたか。今年もよろしくお願いします。
 掲示板で既に誤字だらけの年頭の挨拶を書きましたが、名演も新しい制度になって2年目を迎えます。「より多くの人たちと芝居を観る楽しさを共有したい」という思いで、年間の例会を7回に変えて1年間、試行錯誤しながら新しい制度のもとで活動を行ってきました。皆さんの少しずつの努力の結果、昨年は少しながら前進できた年でした。
 昨年は相次ぐ劇場の閉鎖、演劇観客の減少という状況の一方、文化芸術振興基本法成立とあいまって、国や地方公共団体の演劇への積極的な支援が伸びた年でもありました。
 今年はこれまで以上に鑑賞会が日本演劇にとって、どういう意味をもつ存在になるのか、また各地域で始まりつつある、地方公共団体での文化支援策とどう向き合っていくのか、等々大きく問われていく年になると思います。
 演劇の観客を増やしながら、住んでいる地域を豊かにできればと思っています。いい年にしていきたいですね。
 
 今日から仕事始め。休み中もちょくちょく仕事をしに、事務所にはきてましたが、今年は名演小劇場が2日から映画を『チョムスキー911』を上映中ということもあり、名演会館はお正月もないという感じ。
その仕事始めの前夜から朝にかけて、名古屋に雪が降り少しだけ積もりました。早速出勤途上で凍っている路面ですべってころびました……。夜は新年早々の機関誌「名演」編集委員会。


※中部地区と北陸地区の演劇鑑賞会17団体の連絡会議。豊橋、岡崎、名古屋、尾北、いなざわ、なのはな、四日市いせ、岐阜、大垣、金沢、七尾、となみ、高岡、富山、魚津 の各鑑賞会。


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