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名演7月例会 劇団前進座公演 赤ひげ

7月10日(水)6時30分
  11日(木)1時30分 6時30分 上演時間2時間45分
  名古屋市民会館中ホール 地図  
1 会費 月額    2600円 22歳以下  2000円
     高校生以下 1300円
2 入会金      2900円 22歳以下  2300円
     高校生以下 1600円
                       
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若い人からお年奇りまで、全国各地で大絶賛!
生命の尊さと人問愛の美しさが心をゆさぷる大作『赤ひげ』
この機会をお見逃しなく

全国各地から寄せられた『赤ひげ』感想アンケートより

■ほんとにすばらしいの一言。こんなに感動したのは初めてと云っても云い過ぎではありません。ただただ感動の一言です。役者の皆様ありがとう。(女性)
■舞台装置も今まで観た中にもなかったほど良かったと思います。赤ひげは、テレピなどでも見ていますが、舞台ではまた別の感動があります。良い芝居をみせていただき、ありがとうございます。(50代 男性)
■今も昔も変わらない真の優しさ、人のあたたかさをしみじみ感じました。(30代 女性)

■人生の悩み苦しみを患者の肉体を通して分からせるようなシナリオ、しかも最後には希望を持たせて結ぷ所が素晴らしい。涙が出た。(60代 男性)
■舞台から目をはなすことができませんでした。人間の尊厳を考えさせられました。(40代 女性)
■とても感動しました。 日頃の自分中心の考え方や、視野のせまさに気付きました。人間らしく生きたいです!! (20代 女性)


上演にあたって
 『こんち午の日』『季節のない街』『ながい坂』『雨あがる』『さぶ』『扇野』『柳橋物語』『あすなろう』『梅咲きぬ』『夜の辛夷』『つゆのひぬま』『赤ひげ』『わたくしです物語』『青べか物語』『深川安楽亭』『かあちゃん』『地蔵』−−
 "前進座に限ってぼくの原作で舞台化したいものがあったら何を取り上げてもよい"
 原作者の信頼を得て、前進座による山本周五郎文学の劇化は十七本におよび、他の追従をゆるさない。
 山本周五郎氏はかく語っている。「人間の本当の価値というものは、その人が何をしたかということではない。何をしようとしたかによってきまる。たとえ志なかばで倒れようとも…。それが人間の本当の生き方だ」
 再演にあたって、『さぶ』でおなじみの田島・十島の脚色・演出コンビで、新しい『赤ひげ』を創りあげたい。

『いつの世でも弱い者が犠牲にされる。かれらにそんな権利があるのか。
力さえあれはどんな無法な事でも残酷な事でも押し通すことが許されるのか!』

●あらすじ赤ひげチラシ
 長崎で蘭学を学び江戸に戻ってきた若き医師保本登。彼には幕府お目見医の席が用意されているはすだった。それをいきなり、登は貧民のための施療所である小石川養生所に呼び出される。医長の“赤ひげ”こと新出去定は、有無を言わさず住み込みの医員見習いを彼に命じるのだった。
 登は、遊学中に白分を裏切った婚約者の父親である天野源伯と赤ひげが仕組んだワナだと、反抗的態度でのぞむ。診察もせずに酒浸りの毎日……。しかし「なんとしても患者を守る、あくまでも病いと闘う、貧しさのために他の医者にかかれない病人を治療し続けなければならない。なんとしてもだ」という赤ひげの、赤貧の人たちに対する治療ぶり、真撃な生き方を見るうちに、登の閉ざされた心は徐々に開かれていく。
 あやめ、彼岸花、菊と季節は移り、それぞれの遇去を背負う人たちの怒りと狐独、愛と別れ、笑いと涙、生と死が織りなす人間模様の中で、登が選んだ生き方とは……、そして医療のあり方
とは……。

配役

新出去定(赤ひげ)  嵐  圭史
保本登(養生所見習医)高橋佑一郎
森半太夫(同)    武井  茂
津川玄三(同)・富三郎(やくざ)益城  宏
井田五庵(通い医師)・権太(やくざ)
岩橋隼人(壱岐守の用人)松涛喜八郎
竹造(養生所の小者)  柳生 啓介
お雪(養生所の看病女) 高柳 育子
おゆみ(狂女)・おきぬ(妾)・
八重(保本の母)        妻倉 和子
お杉(おゆみ付女中)・お孝(長屋の女)
                江林 智施
まさを(天野源伯の娘)丸山 貴子
ちぐさ(まさをの姉)・おふみ(五郎吉の女房)                上沢 美咲
佐八(職人)・辰三(やくざ)瀬川菊之丞
おなか(佐八の女房)北澤知奈美
平吉(飲んだくれの男)・
天野源伯(公儀の表御番医)志村 智雄
おたね(平吉の娘)水上 琴野
五郎吉(飴売り)津田  伸
おせい(怪我人)・お松(長屋の女)
               高橋 亜紀
六助(患者)・与平(大工)又野 佐紋
おけい(長屋の女)前園 恵子
治兵衛(長屋の差配)・松本三左衛門(町奉行所与力)津田 恵一
小姓・患者・秀(やくざ)石田  聡
患者・忠次(やくざ)菊池  亮
松平壱岐守(大名)・伊蔵(やくざ)
             山崎竜之介
長次(五郎吉の子)(子役)
おみよ(同)(子役)
*他に養生所の看病女、患者、長屋の住人など
〔語り〕伊藤 惣一

嵐圭史スタッフ 原作■山本周五郎
脚色■田島 栄
演出■十島英明
美術■織田音也
照明■寺田義雄
効果■田村 悳
殺陣■岡本隆史
舞台監督■橋本英治
制作■伊藤信之、内藤克己

劇団前進座 http://www.zenshinza.com/

松涛喜八郎さんの個人サイト夢見る頃を過ぎても」の赤ひげ紹介のページ 

藤岡睦久教授 赤ひげ先生と遠山の金さん http://radiology.dokkyomed.ac.jp/HPF/paper/01/0301.html


7月例会『赤ひげ例会運営担当サークルスケジュール

備会の打ち合わせ会(世話人会) 4月9日 3時/7時

第1回準備会の内容等を検討しました。
・作品への期待を高めるために、事前に俳優さんをお招きしてお話しを聞く会
を行うことを決めました。

7月例会運営スケジュール写真

第2回準備会は昼夜行われました。
話し合われた内容は
1 『赤ひげ』について
 会長の宇都宮さんが解説していただきました。
2 自己紹介
3 名演の現在の状況と総会方針の確認。
4 例会運営について
5 下記のスケジュールの決定

*機関誌「名演」7月号、『赤ひげ』紹介担当
および「名演ニュース」6月号の紹介担当のサークルが決まりました。



月例会『赤ひげ』例会終了しました。
前回に続き、前例会を越える会員数で迎えることができました!

雨の中の搬入(台風6号が接近していました)
大道具などが入った11トントラック

開場前の打ち合わせに
松涛喜八郎さんから挨拶をいただきました

楽屋の様子、左から高橋佑一郎さん、松涛喜八郎さん、柳生啓介さん。右の方のスペースは床山さん、かつらが並んでます。
写真をクリックすると大きくなります。

会場の様子、着物で登場の運営サークルの方もいました。


7月例会『赤ひげ』出演の松涛喜八郎さんのお話を聞く会
5月31日(金)、1時30分・6時30分

 松涛さんは名古屋出身。
 中学時代は演劇部で活躍していたが、演劇に本格的に出会うのは、広島大学に入って「広島市民劇場」に入会し、前進座の『山椒大夫』を観てから。それ以後前進座のファンに。
 市民劇場の運営で搬入・出などで活躍、演劇の世界がより身近なものになり、大学院卒業後、前進座に飛び込み、現在へ至ります。
 松涛さんのお話しから

 前進座は、山本周五郎劇団とも言われるくらい、周五郎作品は数多く上演しています。(周五郎さんからも自由に上演していいと言われました)
 映画やテレビ、演劇でも上演され続けてきた『赤ひげ』を前進座は原作に忠実に、なおかつこの作品のもっている「新しさ」が浮かび上がってくる、そんな作品に仕上がっています。
 今回の上演は1999年からの新演出で、舞台装置も工夫され、スピーディーな展開になっています。楽しみにして下さい。
 舞台は観客と共につくるもの、満員の客席がいい芝居を創ります、一人でも多くの会員で迎えて下さい。

これからやりたい役。前進座のこれからについて、誠実に答えられていました。



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最終更新日 2002/09/18