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トップページ> 映画> レビュー> 2005年> 2月
February, 2005
モーターサイクル・ダイアリーズ
Diarios de Motocicleta
監督: ウォルター・サレス
原作: エルネスト・チェ・ゲバラ
アルベルト・グラナード
脚本: ホセ・リベラ
音楽: グスターボ・サンタオラヤ
出演: ガエル・ガルシア・ベルナル
ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
ミア・マエストロ
メルセデス・モラーン
ジャン・ピエール・ノエル
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第77回アカデミー賞主題歌賞受賞
理想的な青春時代。 ★★★★☆
自分の不勉強ぶりが非常に恥ずかしいのですが、
「チェ・ゲバラ」とか「キューバ革命」というキーワードを
聞いても、何のことだかさっぱりわからないまま、
この映画を観に行ってしまいました。

この映画は、
のちにキューバ革命を起こす、医学生エルネストと
彼の親友である生化学者アルベルトが、
祖国アルゼンチンから10000kmにも及ぶ
南米大陸ビンボー旅行を敢行した行程を描いたロードムービー。

チェ・ゲバラという超有名(なんだよね?)な人物が
主人公なわけなんだけど、別に映画の中で
「革命だ!」と雄叫びをあげているわけでもなく、
ただの大学生が、壮大な旅行の中で何かを見つけていく
という青春映画として観れば、彼のことを何も知らなくても
全く問題なし!というか、逆に何も知らないほうが
先入観なしに観られてよかったのかもしれないとさえ
思えてきます。結果オーライ。

-----

彼らの旅は、ポンコツのバイクを頼りに
後ろに山盛りの荷物をつけて二人乗りをしながら、
いろんな人と出会い、いろんな場所をたずね、
いろんなことを考え、いろんなことを勉強し、
ケンカをし、泣き、笑い、助け合い、ヤンチャなこともしながら
自分や、友人や、恋人や、家族や、
世の中にいるたくさんの弱い人々や、
たくさんの国々のことを知っていく、そんな旅でした。

大きな夢と理想を持った若者がする旅としては
まさに理想的なものに見えましたね。
何もないところにこそ、大切なものが眠っていて、
それを見つけるには、こんなシンプルな旅をするのが
いちばんなのかもしれない。
(ただし、ものすごく過酷だけど…)

青春って、いいなぁ。
オレも、こんな青春を送れればよかったのかなぁ。
友情って、いいよなぁ。
何かを学ぼうとする姿勢って、美しいなぁ。
思いやりって、大切だよなぁ。
「シンプル・イズ・ベスト」とか
「かわいい子には旅をさせろ」とか
「人間、生きてるだけでまるもうけ」って言葉、正しいよなぁ。

この、シンプルでまっすぐで穏やかで
映像も風景も音楽も、そして登場人物(ガエル最高!)も、
すべてが生々しくて美しい物語を観ていたら
そんなことを思ってしまいました。すげぇ傑作。
posted on 2005.02.27
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ベルヴィル・ランデブー
Les Triplettes de Belleville
監督: シルヴァン・ショメ
脚本: シルヴァン・ショメ
音楽: ブノワ・シャレスト
声の出演: ジャン=クロード・ドンダ
ミシェル・ロバン
モニカ・ヴィエガス
公式サイト(フランス語)
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第76回アカデミー賞長編アニメーション/主題歌賞ノミネート
懐かしいけど、新しい! ★★★★
実は去年のアカデミー賞
長編アニメ部門と主題歌部門に堂々ノミネートされていた、
フランス製のアニメ映画。

よかった〜、笑った〜、ワクワクした〜!
ようやくアタリ映画にあたりました!

-----

フランスの国技ともいえる自転車競技に目覚めた孫と
それを熱くサポートするおばあちゃん。
しかし、ツール・ド・フランスに出場した孫が
何者かに誘拐され、ここからおばあちゃんの追跡劇が始まる…

出だしはこんな感じの、
一見サスペンス風な味つけの物語になってます。
しかし!
全編に漂うコミカルさが非常に新鮮でした。

実はこの映画、ほとんどセリフがありません。
にもかかわらず、何も語らなくても
すべてが表現できてるんですよね。
そして、それ以上におもしろい!
アナログ風味の人物画と、
精密に描かれたデジタル風味の背景と
オシャレなスウィングジャズで埋め尽くされてる。
声優のキャラに頼らなくても、絵とBGMだけで
場がもってしまうというのは、すっごいことだと思うわけ。

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たとえば、日本のミヤザキアニメ(『千と千尋』に代表される)
を欧米の人たちが観ると、今まで見たことのない絵とか
世界観に強烈なインパクトを覚えるのかもしれませんが、
(いや、日本人にだって充分なインパクトがありましたけど)
このシルヴァン・ショメさんの作風は
日本人であるオレにはかなり個性的で強烈でしたね。

おばあちゃん、犬のブルーノ、ベルヴィルの三つ子、
孫、悪役、貸しボート屋のあんちゃん、
どのキャラもめっちゃ立ちまくりでした!

フランスアニメも、すっげぇな♪

そうそう、それから書き忘れてましたけど、
アカデミー賞候補にもなった主題歌も、ものすごく楽しいです。
ステップ踏みたくなりました。

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この映画を観ながら、特に終盤の展開は
オレが大好きな『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!
を思い出してました。
手に汗握る、スピーディーでスリリングで息もつかせぬ展開。
もしかして、シルヴァン・ショメさんもグルミットのファン!?
posted on 2005.02.20
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サスペクト・ゼロ
Suspect Zero
監督: E・エリアス・マーヒッジ
脚本: ザック・ペン
ビリー・レイ
音楽: クリント・マンセル
出演: アーロン・エッカート
ベン・キングズレー
キャリー=アン・モス
ハリー・レニックス
ケヴィン・チャンバリン
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
またか…。 ★★
ついに『セヴン』を超えた!
戦慄のサスペンス・ミステリー!!


これがこの映画の宣伝文句です。

ま、ま、マジっすか!?
う、う、ウソでしょ!?

鑑賞後、「誇大広告としてJAROに訴えるぞ〜!!」と
大声を張り上げる気力も失せるほどの脱力感でした。

おいおい、おまえら雰囲気だけじゃん!
最後まであんまりドキドキしなかったぞ…。

このつまらなさは、一体なにが原因なんだろう?
ベン・キングズレーは、出だしから
アタマの血管を浮き立たせながら大暴走してたし、
よかったんだけどなぁ。
なんか、途中までの雰囲気は
おどろおどろしくてよかったのに、だんだん
"「細かなところには凝りまくってる」のに
「肝心のストーリーが結末バレバレ」になってる"
ということがわかりだして、
で、ラストに向かって"それでも強行突破するぞ!"的な
モーレツな勢いもなく、すげぇガッカリ…って感じだもんなぁ。

あ、でも、もし
"『セヴン』に匹敵するものを言え!"と言われたら
その細かな小道具の数々を挙げますね。
あの不気味で大量の絵や、
アメリカ地図に貼られた紙とピンの量。
すさまじい仕事量だったと思いますけど
それなりの世界観は表現できていたと思います。
少なくともストーリーよりは…。

あぁ〜、今月は特に
観る映画の選び方、間違ってるような気が。
はずれが多いよなぁ…。
そして結局、いまだにオレは
『セヴン』を超える「戦慄のサスペンス・ミステリー」映画に
出会ってないんだよねぇ〜。

そのことを再確認しました。
posted on 2005.02.19
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家族のかたち
Once Upon A Time In The Midlands
監督: シェーン・メドウス
脚本: ポール・フレイザー
シェーン・メドウス
音楽: ジョン・ラン
出演: ロバート・カーライル
リス・エヴァンス
シャーリー・ヘンダーソン
フィン・アトキンス
キャシー・バーク
リッキー・トムリンソン
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
イギリスって、一体どんな国やねん!? ★★☆
3年前、ダメ夫・ジミーと離婚し、娘とふたりで暮らすシャーリー。
シャーリーには今、どうも頼りにならないけど、
娘とも仲良くやってくれている恋人デックがいる。
デックはシャーリーにプロポーズをしたのに断られ、
すっかり気落ちしているのもつかの間、
そうこうしているうちに、ジミーが舞い戻ってきたものだから
(しかもチンケな強盗事件を起こして逃走中)さぁ大変!

という感じで始まるお話です。

-----

なんか、これ観てて思ったんっすけど、
イギリス映画って、こういうパターンが多くない?

粗暴で無気力でダメなオトコ。
気が弱くていざというときに役に立たないオトコ。
オトコにほだされがちで優柔不断なオンナ。
そんなダメオトナの間でしっかり生きるコドモ。

けっこうワンパターンですよね。
(『Go Now』を思い出してしまいました。なんとなく)
イギリス人って、ほんとにこんな生活してるんだろうか?
自分のクルマにカギさえかけずに暮らしてるんだろうか?
金がないのに、ステイタス・クォーのライブに27回も
行けるんだろうか?(それはすごくうらやましいけど!)

不思議です。

ま、そんなワンパターンきわまりない設定ですが、
なんだかんだで、最後は思わず感動してしまいました。
「家族のかたち」がどうこうというよりも、
自分のキモチを思いっきりぶつけるダメオトコの姿を見て
(自分とダブらせながら)感動したのかもしれないなぁ〜。
もしくは、効果的に挿入された
サラ・マクラクランの"Adia"のせいかもしれん…。

とにかくだ!
オレもこれ以上ダメオトコにならないよう、
ここで踏みとどまらねばならん!
という思いだけが残る、鑑賞後の感想でした。
posted on 2005.02.13
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雨鱒の川
River of First Love
監督: 磯村一路
原作: 川上健一
脚本: 小林弘利
ぜんとうひろよ
安堵麗
磯村一路
音楽: 葉加瀬太郎
出演: 玉木宏
綾瀬はるか
松岡俊介
阿部寛
中谷美紀
伊藤歩
須賀健太
公式サイト(日本語)
これだけひどいのも珍しい…。
原作は、オレの大好きな作家、川上健一さんの
超甘酸っぱい青春小説の傑作
青森の田舎を舞台に
心平と小百合の真っ白な純愛を描いた、
今のブームにぴったりな映画化のタイミングだったのかな。
原作が大好きだっただけに、ものすごく前から
この映画を観るのが待ち遠しかったのよ〜!

映画鑑賞後。
通路を歩いてると、となりを歩く彼女が
オレの顔を見てこう言いました。

「まぁまぁ、そう落ち込まないで。」

どうやら、オレの思いは表情にモロ出ていたようです。
と同時に、彼女もオレの気持ちが理解できた模様。
オレは落ち込んでいたと同時に、怒ってました。

ひどい、ひどすぎる…。
こういう映画化はどうかやめてくれぇ!!


ほんと、マジで失礼ですよ、これは。
原作者に何と言ってこの映画を見せるんっすか??
もう、ブチこわし…。

-----
[ 問題点その1 ]
心平と小百合の"お互いに魅かれているさま"が
まったく伝わってこない。
おいおい、この物語はこの二人の
純粋で真っ直ぐな愛情を描いているのではないのかい?
それがまったく伝わってこないというのは、
玉木宏くんや綾瀬はるかちゃんの演技がどうこう言う
以前の問題だと、オレは思うのでありますよ。
(たしかに玉木くんは大根でしたけど)
ここまで話をズタズタにしてしまったんじゃ、
俳優がいくらがんばっても、どうしようもない…。

[ 問題点その2 ]
心平と母親との間にある深い感情や、
母親のはかなげな存在感が完全に消えてしまっている。
母ひとり子ひとりで暮らしている、
しかも生活は安定せず、母はどんどん体調を崩し…
そんな中でも心平と母の生活は
精神的にとても豊かで幸せで、
どこか世間から隔離された、汚れを知らないもの。
というそんな雰囲気が希薄でしたね、この映画では。
母親役が中谷美紀さんということで、
"これは理想的なキャスティングだ!"と
すげぇ期待してたんっすけど、健闘むなしく…って感じ。
母が死を迎えるシーンにも、どーしても納得がいかず。

[ 問題点その3 ]
話の腰を折るようなシーンが挿入されていること。
細かな仕掛けが、ことごとく安っぽいこと。
こういう映画に、余計な設定やエピソードは
いらないと思うんですよね。
そういうのを入れると、すごくピントがボケちゃうんだよな〜。
それから、製作者は良かれと思ってがんばった
CGシーンや心平が壁面に描く絵の出来がイマイチ。
っていうか、安っぽい…。
ついでに言うと、音楽も安っぽい…。
それから、方言の使い方もひどい。
おばあちゃんぐらいでしょ、マトモに使おうとしてたのって。
子役の子供たちに方言を教えるのが非現実的だという
判断なのかもしれないけど、この物語のテイストを考えると
実にもったいない気がしますね。
最後に、舞台が北海道に変更されていた点も
なんかすっきりしないんだよなぁ。
この恋愛に、あの広大な風景は似合ってない気がするんだけど。

-----

あぁ〜、書いた書いた。
悪口ばっかり書いた。でも、まだ書き足りないくらいよ。
っていうか、この映画のいいところがひとつも見つからない…。
原作の物語をここまで改悪されてしまわれると、
フォローのしようもございませんでした。

この映画の監督が作った作品を観たのは3本目。
最初は『群青の夜の羽毛布』(これも見事にハズレ!)、
次が去年の『解夏』(これはアタリ!)だったんです。
ハズレとアタリの差がメチャクチャ大きいなぁ、この人…。

あ゛ぁぁ〜、気分直しに、もう一回原作本を読もうっと!
posted on 2005.02.12
▲TOP
きみに読む物語
The Notebook
監督: ニック・カサヴェテス
原作: ニコラス・スパークス
脚本: ジャン・サーディ
ジェレミー・レヴェン
音楽: アーロン・ジグマン
出演: ライアン・ゴズリング
レイチェル・マクアダムス
ジェームズ・ガーナー
ジーナ・ローランズ
ジョーン・アレン
サム・シェパード
ジェームズ・マースデン
ケヴィン・コノリー
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
オレ的に、あとひと押しが足りなかったです。 ★★★☆
日本では、昨年あたりから「純愛映画」がブームなんだそうだ。
そういうオレも、純愛映画大好きです。
それは、オレが混じりっ気なしの純愛主義者だからでしょうか!?
そんな冗談はさておき、
この映画は、最近では珍しい、アメリカ発の純愛映画だそうで、
昨年、アメリカでも予想外のヒットを飛ばした作品になります。

-----

製材所で働く青年ノアは、ある日、
ある女の子にひと目ボレしてしまいました。
その女の子とは、地元の名家のお嬢様、アリー。
二人はやがて付き合い始め、
すべてが順風満帆に進んでいく
と思っていたのもつかの間、
ふたりを引き裂く運命が待ち受けていたのでした…。

ま、こんな感じで話は始まっていきます。
そして、こんなバカ単純なお話では終わりませんので
どうかご安心を。

-----

わたくしが映画を観るときに最も重要なポイントがあります。

それは出だしです。オープニングです。
「最初が肝心」とはよく言ったもので、
ツカミがオッケーかどうかで、その映画を気に入るかどうかの
半分が決まってしまう、と言っても過言ではありません。

これは理屈じゃなく、
「画面に吸い込まれていく」ような感覚的なものです。

この『きみに読む物語』では、
映画が始まって一分も経たないうちに
雄大な川をセーリングするボートが夕陽に照らされる
という情景を観た瞬間から、スゥ〜と吸い込まれていきました。

あとはもう、吸い込まれっぱなしの2時間。

たしかに純愛でした。
まっすぐ過ぎるほどの、理想的過ぎるほどの純愛でした。
イヤミになるギリギリ手前で踏みとどまってた純愛でした。
不倫ではない、純愛版『失楽園』かと思ってしまったほどでした。

たしかにいい映画でした。
劇場内では、主に女性たちのすすり泣く声が
たくさん聞こえましたし。たしかに感動しますよね。

でも、こう、なんていうんだろう、
最後のひと押しが足りなかったなぁ〜。
あまりにまっすぐ過ぎて、そのまま突っ走っちゃったのかなぁ。
あとね、『失楽園』もそうなんだけど、
以前観た『アイリス』とも似たようなテーマがあって、
両者の比較なんかし始めてしまったもんだから
最後の最後で冷静になってしまいました…。

うわぁ〜、残念。
泣く気マンマンだったのになぁ〜。

p.s.
でも、この映画はぜひ好きな人と観に行ってくださいね。
鑑賞後、きっと会話が弾むと思いますよ!
posted on 2005.02.06
▲TOP
イブラヒムおじさんとコーランの花たち
Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran
監督: フランソワ・デュペイロン
原作: エリック=エマニュエル・シュミット
脚本: フランソワ・デュペイロン
エリック=エマニュエル・シュミット
出演: オマー・シャリフ
ピエール・ブーランジェ
ジルベール・メルキ
イザベル・ルノー
イザベル・アジャーニ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
風の流れに身を任せすぎなのでは? ★★
パリの裏通りに住む16歳の少年、モモ。
モモの両親は離婚し、
今は(人生に絶望した)父と暮らしている。
モモの家の近くにある、「アラブ人」が経営する雑貨屋。
その「アラブ人」というのが、トルコ生まれのイブラヒムおじさん。
モモとおじさんは、次第に仲良くなり
モモはおじさんからいろんなことを教わるようになる。
そんなとき、ある事件がきっかけで
二人の人生は大きく回りだすのだった…。

と、こんな感じのお話であります。

-----

おじいさんと少年。
寂しい者同士が肩寄せ合って生きていく、という図は
非常によくありそうな題材で、これに対して新鮮味や
真実味を持たせるには、いろんな条件が必要になってくる
ような気がします。

(1)俳優さんがよいこと
(2)設定に切迫感があること
(3)余分な説明を省くこと
(4)切ない、一撃必殺のBGMを準備すること

これだけそろえば、オレは間違いなく泣きますね。

で。今回の映画で、わたくしは以下のような判定を下しました。

(1)合格!
(2)残念、不合格
(3)残念、不合格
(4)残念、不合格

ま、結論として「ダメでした…」ということですね。
いくら俳優陣(イブラヒムおじさんとモモくん)ががんばろうとも
肝心な悲壮感・切迫感が伝わってこないことには
どうにもこうにも感情移入のしようがない感じ。

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この映画、去年のゴールデングローブ賞
外国語映画賞にノミネートされてるんですけど、
なんで?なんでなんで??わからんのぉ…。
posted on 2005.02.06
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