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トップページ> 映画> レビュー> 2002年> 10月
October, 2002
天国の口、終りの天国。
Y tu mama tambien
監督: アルフォンソ・キュアロン
脚本: アルフォンソ・キュアロン
カルロス・キュアソン
出演: ガエル・ガルシア・ベルナル
マリベル・ベルドゥー
ディエゴ・ルナ
公式サイト(日本語)
メキシコ男性のオ○ンチンはデカい? ★★★
情熱の国、音楽の国、メキシコ

というセリフがありました。

2番目はよくわかりませんが、
少なくとも1番目はわかる気がした
そんな映画でした。

"天国の口"という海辺の楽園を目指して旅する
闇雲に若いガキ(♂)2人と、どこか陰のある人妻。
ガキどもの無軌道でバカバカしい行動は、
日本の田舎者であるオレには
さっぱり理解不能だったけど、
ラストまで観ると妙に納得してしまいました。

でも、どうせこれを観るなら、
数年前に公開されたドイツ映画
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』を観ることを
おすすめしたいですね。
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群青の夜の羽毛布
監督: 磯村一路
原作: 山本文緒
脚本: 磯村一路
音楽: 羽毛田丈史
出演: 本上まなみ
玉木宏
野波麻帆
藤真利子
小日向文世
公式サイト(日本語)
観ながら、首をひねりっぱなし… ★☆
今月観た『ロード・トゥ・パーディション』を
オレはものすごい大傑作だと感じたのですが、
それは2つの"父と子"の間に生まれる、
まっすぐな「オトコくささ」に
感銘を受けたからかもしれません。

そして、山本文緒原作のこの映画。
監督はオトコで、オトコ前の俳優さんも出ていますが
全編を通して「オンナくささ」がプンプンしてるように感じました。
しかも、そのニオイはかなりけだるく、
ぶっちゃけたところ、胡散臭く感じたというのが本音。
「オンナって、こういうものなの。知ってた?」
「オンナって、ああいうものなの。わかる?」
どうも、そういう決めつけをわざとらしく押し付けられたような、
そんな居心地の悪さを感じてしまいましたねぇ…。

女性の方々は、この映画を観てどんな感想を持つんでしょう?
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容疑者
City by the Sea
監督: マイケル・ケイトン・ジョーンズ
脚本: ケン・ヒクソン
音楽: ジョン・マーフィー
出演: ロバート・デ・ニーロ
フランシス・マクドーマンド
ジェームズ・フランコ
ウィリアム・フォーサイス
エリザ・ドゥシュク
ジョージ・ズンザ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
あのアル・カポネはどこへいった? ★★☆
デ・ニーロ危うし!な映画でした。

やっぱね、最近の出演ラッシュは確実に裏目に出てるよ。
観てるこっちの新鮮味も欠けるし、
デ・ニーロ自身の切れも落ちてるような…。
「むかしのデ・ニーロは…」みたいな、
オッサンくさいことまで考えてしまう、そんな今日このごろです。

ストーリー自体は、
まあまあよくできたサスペンス映画ですが
まぁ、可もなく不可もなく。
最後の10分はとても楽しめたけど、
そこまでたどりつくのに苦労した感じ。
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ロード・トゥ・パーディション
Road to Perdition
監督: サム・メンデス
原作: マックス・アラン・コリンズ
リチャード・ピアース・レイナー
脚本: デヴィッド・セルフ
音楽: トーマス・ニューマン
出演: トム・ハンクス
ポール・ニューマン
ジュード・ロウ
タイラー・ホークリン
ジェニファー・ジェイソン・リー
ダニエル・クレイグ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第75回アカデミー賞撮影賞受賞/助演男優賞などノミネート
地獄への道は、美しくて険しくて切ない。 ★★★★★
これまた、とんでもない映画です。
最近、いい映画が多いねぇ、マジで。

キャスト・アウェイ』で、
トム・ハンクスのもの凄さをわかったつもりでいたのに、
まだまだ奥が深かったらしいことがわかりました。
この映画、トム・ハンクスの最高傑作になるでしょう。
セリフは少ないのに、とんでもない存在感でした!
(アル・パチーノのアカデミー賞、危うし…。)

監督は『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス。
前作と同じく、「家族」を描くという要素も
重大な主題となっていました。
(前作と同じような、食卓のカットもあったりして。)
すっばらしいですね、もう。文句なし!
この映画は、原作を超えてるんじゃないかと
思いましたね。
(もちろん原作本は読んでないけど…。)
そのくらい、小説の持つ「行間」を
「映像」で描き表せていたと思います。
撮影監督であるコンラッド・L・ホールの映し出す
きめ細やかな映像は
ロジャー・ディーキンスと同じくらいにとんでもなく美しかった♪

泣いて、泣いて、アカデミー賞最有力の宣伝文句も納得!
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インソムニア
Insomnia
監督: クリストファー・ノーラン
脚本: ヒラリー・サイツ
音楽: デヴィッド・ジュリアン
出演: アル・パチーノ
ロビン・ウィリアムズ
ヒラリー・スワンク
モーラ・ティアニー
マーティン・ドノヴァン
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
『メメント』の雪辱は果たした! ★★★★
とんでもない映画を観てしまったのではないか……。
ラストシーンが終わって、そんな気分になっちゃった。
舞台がアラスカ、寒くて、氷まみれなイメージもあり
(イメージだけね)、
泥臭くない『羊たちの沈黙』のような感じもしますが、
そんなこたぁ、この映画のセールスポイントではない!
断じてない!(と思う…。)

アル・パチーノです!
以前、どこかで
「最近のアル・パチーノは同じような役ばかりやってて
 つまんない」
といった趣旨の発言をしたバカがいますが、
それはオレ様です。

平謝り。
土下座して謝ります。ごめんなさい。
わたくしが間違っておりました。

ここで見せるアル・パチーノの刑事役は、とんでもないです。
ハマりすぎ。とんでもねぇ。
もう、とんでもねぇですぜ、ダンナ。

去年のアカデミー賞が
汚れ刑事のデンゼル・ワシントンならば、
今年のアカデミー賞も
汚れ刑事のアル・パチーノでいいじゃん!
文句は言わせねぇ、ってな具合です。ブラボー♪
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