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No.165 鍋割山 |
鍋割山を登るのは今年2回目です。表丹沢県民の森駐車場まで車で行き、今回は二俣から大倉尾根の堀山の家へ向う登山道に入り、大倉尾根へ出ました。この後、花立、金冷しと歩き、金冷しから鍋割山稜へ入り、のんびり秋の山あるきを楽しみました。 日時 2012年(平成24年)11月2日(金) 天候 晴 同行 なし 所要時間 表丹沢県民の森駐車場(7.10) ←25分→ (7.35)二俣(7.35) ←1時間35分→ (9.10)堀山の家(9.15) ←1時間5分→ (10.20)花立山荘(1025) ←20分→ (10.45)金冷し(10.45) ←15分→ (11.00)大丸(11.00) ←55分→ (11.55)鍋割り山荘で昼食(12.30) ←50分→ (13.20)後沢乗越(13.25) ←50分→ (14.15)二俣(14.15) ←30分→ (14.45)表丹沢県民の森駐車場 山行概要
登山道へ入ると薄暗いヒノキやスギの植林帯の中を、左に勘七ノ沢の沢音を聞きながら歩きます。登山道の入口こそ、道に石がごろごろしていましたが、これは僅かの距離で、意外に歩き易い道が続きます。やがて目の前に小さな沢が現れました。ここには塔ノ岳方向を示す導標が立っていますが、その作り方からすると誰か個人が作ったもののようです。 ![]() 大倉尾根は丹沢のメインルートで、平日にもかかわらず、この日も多くの登山者が歩いています。この人達に混ざって、金冷しまで歩き、ここから鍋割山稜に入りました。鍋割山稜に入ると大倉尾根とは打って変わって人影が少なくなります。紅葉は盛りを過ぎていましたが、それでも十分目を楽しませてくれます。写真を写したり、時おり眺められる蛭ヶ岳や不動ノ峰にこれまでの山行の思いを重ねて、鍋割山荘までのんびり歩きました。鍋割山荘に着いて昼食をどうするか考えましたが、今日は湯を沸かすのが少々億劫で、ここの売りの鍋焼きうどんを食べて、下山しました。 二俣から堀山の家までの登山道を歩くのは、今回が初めてです。メインルートではないので、もっと歩き難い道かと思っていましたが、荒れているところは殆どなく、適当な頻度で緩急がある、予想よりはずっと歩き易い道でした。ただし、最初から最後まで薄暗い植林帯の中を歩くのが、少々面白くありません。 これ以上のコースの説明は以下を参照してください。
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二俣 堀山の家へ向う登山道の入口は、西山林道を下から歩いてくると、二俣の勘七のノ沢の手前にある 登山道の入口に写真の導標が立っているが、この導標に堀山の家或いは大倉尾根方向を示す表示はない |
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登山道 登山道は最初から最後まで、ずっとヒノキやスギの植林帯の中を歩く 道は荒れていないので歩き易い |
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沢![]() この沢には右の写真の導標が立てられている 二俣〜堀山の家の間で見かけた導標はこれだけ |
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大倉尾根との合流部 写真向こう側が二俣方向、右側が塔ノ岳方向、左側が大倉方向で、写真手前側に堀山の家がある 写真の導標には二俣方向を示す表示がない 二俣から登ってきた道は、尾根の稜線一杯に広がっていて、登山道らしいはっきりした踏み跡がないため、塔ノ岳から下ってくると入口が分かりにくい |
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導標 上の写真の右側にも導標が1本立っており、その足元に二俣方向を示す表示が置かれているが、方向が分かりにくい |
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堀山の家 写真手前側に二俣へ下る登山道の入口がある ここから花立山荘まできつい登りが続く |
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花立から見た富士山 花立は大倉尾根で最も見晴らしの良いところで、この日も富士山が良く見えた |
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金冷し ここに鍋割山稜への分岐がある 写真向こう側が塔ノ岳方向、右側が大倉方向、非あり手前側が鍋割山稜 余談だが、金冷しは丹沢三峰にもある |
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大丸 標高1386mで、鍋割山稜の最高地点 ここから、小丸までのブナ林が私のおきに入り |
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ブナ林 大丸から小丸までは、ブナが主体の林の中を歩く 小さなアップダウンはあるが、時おり左に相模湾、右に不動ノ峰や蛭ヶ岳の丹沢主稜が眺められる |
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鍋割山山頂付近 鍋割り山荘の裏はブナ林 この辺りのブナは殆どが既に葉を落としていた |
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鍋割山荘 着いたのがちょうど昼時で、山荘の前にある休憩用のベンチは先客でほぼ埋まっており、その殆どの人が鍋焼きうどんを食べていた 私もそれに習ったが、値段は1000円で、昨年から変わっていなかった その前は、980円がしばらく続いていた |