KALKI/2898-AD  |
[SF]
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2024:インド作品/2025.01:日本公開(TWIN) |
監督:ナーグ・アシュウィン |
出演:プラバース/アミターブ・バッチャン/ディーピカー・パードゥコーン |
カマル・ハーサン/サースワタ・チャンタルジー |
ディシャ・パタニ/他 |
2025年はこの映画でスタートするよ!やっと悩ましかった2024年を脱して楽になるかな?だと良いな!
昔から好きだけどココ最近のインド映画の勢いが凄い?それともハリウッド映画の低迷でボリウッド映画の買付量が増えたのか?
インド映画がやたらと目立つ様になったが、私はコレ(大好きSF映画)にロックオンして待ってました!
神話の世界から6000年後の未来!2898年の荒廃した地球(インドだろうな)!そびえ立つ巨大要塞“コンプレックス”による支配!
しかし一人の女性が“宇宙の悪を滅ぼす「運命の子」”を身ごもったことで、反乱軍と“コンプレックス”との戦いの火蓋が切って落とされる!
って書いてて赤面の文章だが、そこは「インド映画」だよ!笑うほど強引に進めるんだろうな!
楽しみな…168分:通常版(IMAX版は180分だって) さあ腰据えて観に行こう! |
【STORY】
古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」に描かれた壮絶な戦争が終わり、パーンダヴァ軍とカウラヴァ軍のほとんどは戦死した!
カウラヴァ軍の武将アシュヴァッターマンは、パーンダヴァの後継者となる胎児を殺した代償として不死の呪いをかけられ…
いつか生まれるヴィシュヌ神10番目の化身“カルキ”の母親を守ることを運命づけられた!
6000年後の西暦2898年、荒廃した世界
地上最後の都市カーシーは、200歳の支配者スプリーム・ヤスキン(宙にそびえる巨大要塞“コンプレックス”)が支配
妊娠可能な女性が見つかるとコンプレックスのラボに強制連行され、謎の実験“プロジェクトK”の治験者にされていた…
(妊娠できない女性が多い…で、この人口?は置いといて)
女性達は胎児から採取される“セラム (血清)”のために人工授精させられるのだが
スプリーム・ヤスキンが望むセラムを生成するには…
胎児が 150日間母胎で育つ必要があるが、未だに100日以上生き延びた者がいなかった
ラボに囚われの女性“SU-M80”(妊娠陰性判定で陽性の奉仕役)は、(どうやって?)妊娠を150日間隠し通したが見つかる!
早速母子双方を犠牲にする抽出手術に送られるが、潜入していた反乱軍の戦士に救われてからくも脱出!
反乱軍の拠点“シャンバラ”へと向かう途中、女戦士のカイラから「スマティ」という名を与えられる!
しかし追手から彼女を守るために、カイラは自らの命を投げ出してしまう…
「スマティ」に巨額の懸賞金が掛けられ、コンプレックスの特殊部隊とカーシー中の賞金稼ぎが追いかける!
無敗の戦士でありながら自堕落ゆえに身を落としていた賞金稼ぎ“バイラヴァ”も、コンプレックスの住民になる特権を求めて追跡開始!
しかし力を宿す宝石を取り戻して復活を遂げたアシュヴァッターマンがスマティを守るために出現、驚異的なパワーで追手を撃退!
バイラヴァも初めての敗北を喫する!
シャンバラに辿り着いたスマティは、救世主を宿した伝説の女性“アンマ”として反乱軍に迎えられる…
シャンバラには絶えて久しかった雨が降り、生命の樹が開花!(疑いが晴れる)
しかしバイラヴァの計略でシャンバラの場所がコンプレックスの知るところとなり、マナス司令官率いる大軍勢がシャンバラを強襲!
反乱軍はスマティを“異磁場”に逃がそうとするが…バイラヴァがシャンバラに潜入、スマティ捕獲を狙う!
反乱軍とコンプレックス軍の激戦が繰り広げられる中…
スマティをめぐって“守る男”アシュヴァッターマンと“奪う男”バイラヴァの死闘がはじまった!
(アシュ−ヴァッターマンの武器は死んだ兄の物…本来の持ち主が使えば物凄い力を発揮するらしい)
果たして勝利を得るのは誰なのか?
そしてスマティは救世主“カルキ”をコノ世界に送り出すことができるのか?
◇
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す・す・凄過ぎる!絶対にインドでしか作れない映画だ!
ハリウッドが積み上げてきた「スター・ウォーズ」「DUNE」「マトリックス」「ロボコップ」から「アベンジャーズ(マーベルコミック)」
なんならザック・スナイダー「300」的な表現、小ネタとしての「宇宙戦艦ヤマト」「ドラゴンボール」まで?
「インド神話?未来への歴史感“鍋”」にブチ込んで調理!大迫力で壮大にして笑ってしまうボリウッドSF映画が出来上がる!
もうストーリーがあるのかないのか?意味不明に歌い踊るインド映画の成せるゴッタ煮!(今回は踊らないけど)
後出しジャンケン強し!
(インド映画に不慣れな方はこれが映画か悩むだろうな?)
しかし壮大に過ぎて3時間弱ではやはり尺が足りない!
「究極のシネマティック・サーガ」と宣伝されてたので覚悟はしていたが…
続編が製作されたら「TWIN」さん!必ず劇場公開してね!次は絶対に「IMAX」選択するから!
念のため帰宅してからネットで調べたら…
続編撮影に突入している模様
安堵である!
が、本当にゴールへ着地できるんだろうね?
まあインド映画だから歌って踊って終えるのも可能か?
ともかく今後が楽しみな映画ができた!
閑話休題
本日(2025/1/5)の新宿ピカデリーの客待ちホールは女性ばかり!最大トイレ50m待ち!何?
スケジュール表示モニター見ても果たしてどの映画なのかサッパリ分からない!
開場のアナウンス!民族大移動!
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 リッカルド・ムーティ『第九』 200周年記念公演in cinema」に大挙吸い込まれていく!
へぇ〜!全くノーマーク!
で 、KALKIを観終えた3時間後にホールに降りてきたら再びの大混雑
今度はなんだ?開場アナウンス!
今度は、TVアニメ「SAKAMOTO DAYS」先行上映会?通常の逆パターン?
1月11日から始まるTV放送に先立ち、豪華キャスト陣(声優さん?)が集まるTV放送の先行上映という驚き!
今はそうなってるのね… |
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公開3日目の第2回(10:20)、157席の映画館で2割強の入り(新宿ピカデリー シアター8) |