GGG諜報部所属のビークルロボ、ボルフォッグが二機のガンマシン、即ちガンドーベルおよびガングルーと「三身一体」のキィワードとともに合体して完成する。ボルフォッグが胴体および脚部、ガンドーベルが右腕部、ガングルーが左腕部をそれぞれ構成する。本来諜報活動が専門であるボルフォッグはそれほど戦闘能力に長けているわけではない。ビッグボルフォッグはその彼に、ガンマシンを合体させることで、機動部隊に引けをとることの無い強力な戦闘能力を獲得させた、いわばボルフォッグの戦闘形態である。
右腕部には近接及び中距離戦闘用重火器4000マグナム、左腕部にはガングルーのロータを流用したムラサメソードを装備、このムラサメソードに内蔵ミラーコーティングを施すことで切断力を向上させるほか、攻撃から身を守る楯としても使用が可能となっている。更に全身に施したミラーコーティングのミラー粒子を打ち出す大回転魔弾、連続して分離・合体、攻撃・離脱を繰り返し目標を撹乱、撃破する超分身殺法など多彩な攻撃機能を備えるほか、機界文明のバリアを分解消滅させる特殊装備メルティングサイレン、捕獲装備であるジェットワッパーなどの特殊装備も充実しており、これらにボルフォッグが本来持つ諜報能力とホログラフィックカモフラージュなどの特殊機能が加わることで、近接戦闘、あるいは特定の環境下における戦闘では超竜神、撃龍神に匹敵する戦闘能力を発揮し得る。ただ、ビッグボルフォッグの場合超竜神らと異なり、その敏捷性を最大限活かした一撃離脱戦闘をもっとも得意としている。また他の合体ビークルロボよりもやや小型であるため、市街戦をはじめとした狭所における戦闘においても優秀な行動能力を誇る。
その所属は機動部隊の外にありながら、その非凡な戦闘能力を買われてたびたび機動部隊と合同で作戦に参加し、多大な功績を挙げた。対EI−01戦を境にボルフォッグがAIを休眠させていたために一時戦線を離れるが対ZX−04戦より機動部隊とともに戦線に復帰、ウルテクエンジンを搭載したことで出力が向上したことと、ムラサメソードをゴルディーマーグの装甲材に用いられているウルトラG装甲を用いたムラサメブレードに換装、更に戦闘能力を高めた。これにより内蔵ミラーコーティングを全身に施し、ムラサメブレードを掲げて高速回転しつつ目標に対して突進する荒技「大回転大魔断」が使用可能になっている。
分類 G−stone Drived
Brave Robot
型式 合体ビークルロボット
構成 ボルフォッグ/ガンドーベル/ガングルー
全長 21.8m
全幅 18m
重量 12.3t
装備重量 18.0t
所属 GGG諜報部
搭載AI型式 GBR−4 VOLFOGG
GSライドクラス 機密
動力 Gドライブ結合
最大出力 1000000kw以上
最大走行速度 380km/h
瞬間最大速度 470km/h以上(超分身殺法時)
システムチェンジ所要時間 18.055sec.
防御システム 内蔵ミラーコーティングアーマー
装備
4000マグナム/ジェットワッパー/ムラサメソード/メルティングサイレン/フォッグガス
特殊装備
内蔵ミラーコーティング/ホログラフィックカモフラージュ
備考
全身にミラー粒子をまとい、高速で分離合体を繰り返し目標を撹乱、撃破する超分身殺法、回転しつつミラー粒子を打ち出す大回転魔弾を使用可能。ウルテクエンジンを搭載後、出力は以前の1.5倍に向上。ムラサメソードをムラサメブレードに換装、回転しつつ目標に突進しミラーコーティングしたムラサメブレードで攻撃する大回転大魔断を使用可能。