のんのんさんの みんなでハワイ島2004
その5
楽しいクリスマスパーティ
ハワイ島の義妹宅では、12月に入ると、プレゼントの準備等で忙しくなるようです。日本のお歳暮みたいな感じなのでしょう。遠くに住んでいる家族や友人にプレゼントを贈ったり、また、同じように、どんどん贈られてくるようです。
そういうたくさんのプレゼントは、12月25日まで開けないで、クリスマスツリーの下に置いていきます。日に日に、クリスマスツリーの下がプレゼントで埋まっていく様子は、きっと子供達にとっては、わくわくすることでしょうね。
私達もお邪魔する時は、いつもクリスマスプレゼント持参で、こっそりツリーの下においておきます。他のたくさんのプレゼントと一緒になるので、どのプレゼントにも、誰宛という名前がわかるようにしておきます。
置かれているプレゼントの包装はどれもアメリカらしいおしゃれなクリスマス仕様のもので、私達の用意した日本のデパートの包装紙じゃちょっと地味かな?と思い、KTAでかわいい包装紙を買って、包みなおしたりしました。
25日の朝、いよいよプレゼントオープンタイム!
私達は、みんなツリーの周りに座ります。そして、サンタの帽子をかぶった誰かがツリーの下から、プレゼントを選んで、書かれている名前の人の所に運びます。渡された人は、すぐにそのプレゼントをびりびりとダイナミックに開けて中のプレゼントをみんなに披露します。そこで一言。「WAO~!GREAT!」
子供達は、待ちに待った瞬間なので、とても興奮します!
今回一番興奮していたのは、甥っ子と次男です。スパイダーマンがアメリカの子供達の間でとても人気があるらしく、そのおもちゃを頂きました。腕に蜘蛛の糸(?)がでる仕掛けがついていて、お互い糸をかけ合ったり、おもちゃの矢もついていて、打ちあったりして遊びました。女の子は、おままごとセットだったり、シールだったりと、大喜びでした。
食事は、義妹が作っているのを、手伝わせてもらいました。義弟の親戚の方々がいらっしゃって、クリスマスパーティをしたのですが、子供も入れて13人分の料理を前菜からスープ、メイン、デザートまで手際よく作るので、いつも感心しています。
メニューは、クラッカーの上にサーモンなどをのせた前菜、カレースープ、ローストビーフ、ティラミス、他に、サラダなどでした。
ホームパーティはホストする側は、料理の出すタイミングなどを常に考えていて、忙しそうでした。
パーティーの最初の頃は、アメリカ人の親戚の皆さんも私達に気を使ってゆっくりと英語を話してくださっていたので、なんとなく会話について行く事ができていたのですが、だんだんお酒も回ってくると、皆さんの英語がもう早い早い!私にとってその英語の会話は、全くのBGMになってしまいました(笑)。
海辺でピクニック
私達は、いつもみんなでヒロでピクニックを楽しみます。
ピクニックといっても、いつもベイ・フロント・ビーチパークあたりで、KTAで買ったサンドイッチや、お菓子、飲み物を持っていって、ただぼ~っとしているだけなのですが・・。でもこれが結構楽しい時間なのです。
今回は、子供達はクリスマスプレゼントに長男がもらったMANCALAというゲームとビーチボールを持って行きました。 大人は、読みかけの本などそれぞれ持って、義妹宅を出発。今回は、甥っ子も一緒でした。
途中、KTAでチキンとチーズの大きなサンドイッチ(一つ買えば6人分に十分という大きさ!)と、水、スナック菓子を購入しました。ビーチパークは駐車場も空いているし、人も釣りをしている人が2,3人いる程度で、とても静かです。波も穏やかで、ヒロ湾が一望できます。ただ、残念なことにここは遊泳禁止です。でも、だから人も少なくゆっくりできるのです。
ヒロ空港が近いので、飛行機が着陸するのか、頭の上を下降しながら、飛んで行きます。遠くに、ココナッツアイランドが見えます。前回の旅行では、そこでピクニックしました。ココナッツアイランドの方が、人がもう少し多かったかな。目の前は海と空の青と、ヒロ湾沿いの山の景色の緑だけ。とても癒されます。目の保養になります!
ビーチパークには、テーブルも椅子もあるので、とても便利です。それぞれにランチをとって、子供達は、ビーチボールで遊んだり、MANCALAで遊んだり。大きな松の木がたくさんあって、小さな松ぼっくりが一面に落ちています。これは、日本の松ぼっくりより小さくて、かわいい形です。でも、硬いので、うっかり踏むととても痛いんです。
ビーチボールが風にあおられて、海に流されそうになったり、甥っ子と次男がMANCALAに熱くなり、けんかになったりとちょっとしたハプニングもありましたが、それもいい思い出になりました。
カヤックあそび
別の日、義弟に誘って頂いて、カヤック遊びに行きました。
義妹宅にある大人用のカヤック、2人乗りのものと、子供用のカヤックを義弟の車の屋根の部分に固定して、飲み物、お菓子、ピクニックチェアーなど積み込み、出発しました。場所をはっきり覚えていないのですが、バニヤン・ドライブ沿いのどこかだったと思います。沖には、ヨットなどがあり、遠浅の、波のほとんど無い場所でした。
それぞれのカヤックに順番に乗り込み、パドルをばちゃばちゃ動かしていると、なんとか進みます。私は慣れないので(にぶいので!)、右に行きたいのに、左に行ったり、前に進みたいのに、後ろに行ったり・・と、なんだか情けないことになっておりましたが、子供達のほうが上達は早く、子供用のカヤックは取り合いになっていました。
カヤックに乗り込むとき、バランスを崩すとひっくり返ってしまい、そのたびに大笑いしていまいます。余裕がでてくると、わざとひっくり返したりして遊んでいました。海に投げ出される!という感覚がたまらなく楽しいのです。ハワイらしいですね。
すっかりいいコンビになった甥っ子と次男は2人で子供用のカヤックに乗り込んで、ちょっと沖の対岸まで行き、そこに生えている木から垂れ下がっているツタにつかまって海にダイブするという遊びを見つけ、おおはしゃぎでした。
ちょっとした冒険気分を、思う存分味わえたのでしょう。
ヒロではこんな風に楽しいことをたくさん体験してきました。