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のんのんさんの みんなでハワイ島2004

その2

ヒロの義妹宅での滞在

ワイピオ渓谷展望台から 義妹宅は、郊外の一軒家です。1階に大きなガレージがあり、車や、アメリカ人の彼女のご主人の仕事道具や、大工道具などがたくさん置かれています。洗濯機、乾燥機もここにあり、私達も滞在中はよく使わせていただきます。とても、大きいので、一度にたくさん洗えたり、乾かせたりでとても便利です。

 バスルームは、3つあります。ゲスト用としてあるのを私たちはいつも使わせて頂いています。そのおかげで、いつもとても居心地よく滞在させて頂いているのです。私には、とても贅沢なつくりの家に思えるのですが、義妹さんの話によると、ヒロでは一般的な様式らしいです。広くて羨ましいです。さすが、アメリカですね!

 私は、ハワイというと、暑いというイメージだったのですが、冬だからでしょうか?ヒロは比較的涼しいようです。エアコンというものは無く、自然の風で十分過ごしやすかったです。逆に、窓を開けて寝ていると寒くて、明け方目を覚ましたりしました。ちょっと蒸し暑いような時は、天井に取り付けてある扇風機を回すと、それで十分涼しいです。

 彼女の家のインテリアは、涼しげな籐のソファセットなど、全てがとても大きくアメリカ的で、ゆったりしています。でも、壁には、さりげなく京都(?)の風景のような日本的な絵のタペストリーが飾ってあって、彼女の家庭を象徴しているようで、とてもいい雰囲気です。また、いろんな場所に、これまたさりげなく、ランの花がかざってあったりします。このさりげなさ!がいいなぁと思うのです。いかにも、飾っている!という押し付けがましいのではなく、そっとランの花を飾っている・・というのがハワイらしいなぁと、訪れるたびに感心しています。

ハワイ島では、ヒロの義妹宅で過ごすことが多いです。というのも私の子供達が彼女の子供達とゆっくり遊ぶ時間を持ちたいからなのです。

ハラハラドキドキ ワイピオ渓谷

 ハワイ島での私達の次のイベントは、ワイピオ渓谷です。

 ハワイ島には過去何回か訪れていたのですが、ワイピオ渓谷はガイドブックで見るだけで、一度も行ってみたことがありませんでした。今回はぜひとも行くぞ!と決心していたのです。

 ヒロから順調に19号線を北に向かって走り、ホノカア・タウンで右折します。そこからは、結構細くなった道をさらに行き止りまで進んで行くと、そこがワイピオ渓谷でした。

 ガイドブックの写真と全く同じ景色が広がっていました!崖の緑と海の青が鮮やかで、とても綺麗でした。
 私は、ここまで来られただけで大満足でいたのですが、主人が、谷の下まで車で降りると言うのです。

 私は下に降りる道がレンタカーでは保障の対象外の道であるので、車にトラブルが起きた時にどう対処すればいいのか解らず不安なので反対したのですが、「なんのために4WD借りたと思ってんの??」と降りる気満々。結局、思い切って降りることにしました。でも、何か問題が起きた時には、自己責任を覚悟の上です。

 降り始めると、ちょっと普段経験しないようなすごく急な下り道でした。シートベルトしていてもぐらぐら体が揺れます。いつもは後部座席でうるさい子供達もし~んと神妙に前の座席につかまっていました。いつもこのくらい静かだと嬉しいのですが。

 確かに4WDでないと降りられない道でした。4WD借りておくと、結構思い切った行動ができ、ハワイ島を十分楽しめるということを実感しました。ただ、自己責任の上でですが。

 下までおりると、人家もあり、地元の人が生活しているらしい気配がありました。馬を洗っている人もいました。馬車にのったアメリカ人観光客の集団が、のどかに私達の止まっている車を追い越していきました。次回は、あの馬車に乗ってみるのもいいかもしれません。

「この先にも行けるのかな?」と車から降りて、しばらく歩いていくと、道に沢からの水があふれて流れていました。これは、いくら4WDとはいえ、これ以上レンタカーで進むのはためらわれたので、引き返そうとUターンしていたら、アメリカ人のカップルに声をかけられました。

「上まで乗せてくれませんか?」と言っているようでした。「新婚旅行でニューヨークから来ました。渓谷降りてみたけど、思ったよりきつくて、よかったら、上りは一緒に車に乗せてもらえまえんか?」というようなこと言っていました。英語だったので、ちょっと自信ないのですが、多分そんな内容だったのでしょう!

ニューヨークからの新婚さんと

 その新婦さん(?)は渓谷下りには不似合いな、ワンピースドレス姿でした。「この格好では上りはきついよね。」と思い、乗せてあげることにしました。後で知ったのですが、実はヒッチハイクは禁止されているそうなのです。このカップルはいい人達でしたのでなんの問題もありませんでしたが、中には犯罪を起こすヒッチハイカーもいたりしますので、気軽に知らない人を車に乗せるのは、やめたほうがいいです。
 しかし今回私達は、彼たちを見て、事情を聞い上で気の毒に思い、乗せてあげることにしました。それも自分達で決めたことです。え~い、なんとかなるさ!と半分開き直って、一気に上まで上りました。途中、4WDの操作を手間取ったり、ギアが入らなかったりと、ちょっとひやっとする思いもしましたが、とにかく無事に上まで上れました。

上り終えると、そのカップルから、お礼に結婚式でお祝いに配った(?)と思われる、チョコをくれました。お互い写真も撮り合いました。

ちょっぴり冒険でしたが、こんな出会いもでき、結果的にはハワイ島のいい思い出になりました。

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