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のんのんさんの みんなでハワイ島2004

その3

ハワイの子供たち&うちの子供たち

 子供は、やっぱりどこの国でもお菓子類が大好きです。
甥っ子の通っている学校では、ランチの時に牛乳、チョコレートミルク、ジュースの3種類から選べるそうです。日本の学校だと、牛乳と決まっていることが多いので、選べるというの羨ましいですね。義妹宅では、飲み物はジュース類だけでなく麦茶を作ったりして子供達に飲ませていました。その成果か、甥ヒロのお家で遊んでいる子供たちっ子にうちの子がちょっと英語をしゃべりたくて、「What favorite drink(?) do you like best?」と聞くと、彼は「Mugitya(麦茶)」と答えておりました。ほほえましいなあ。

 今回私達は、子供たちのリクエストでスケートボードとキックボードを持参して行きました。というのも、義妹宅の広い敷地で思いっきりすべってみたいという希望があったからです。我が家は、首都圏のマンションなので周辺には車や人も多く、なかなか近所にそういうもので安心して遊べる場所がありません。ハワイ島なら、人も車も全く心配ありません!もう、すべりたい放題してきました。
 ただ、義妹宅の隣の家が飼っているドーベルマンが、子供達がすべるたびに吠えるので、ちょっと緊張しましたが。

ハワイ島に行く楽しみは、案外こういうところにあるのかもしれませんね。

感動の オニヅカセンター

 ここも、ワイピオ渓谷同様、どうしても行ってみたいところでした。
ただ、サドルロードは道が悪く、レンタカーの保険対象外の道ということで、レンタカーでは行けないということでしたので、ツアーにしようかといろいろ調べましたが、どれも我が家には割高でした。やはり、ここは、せっかく4WDも借りたことだし、個人で行ってみよう!という結論になりました。やはり、何かあった時は、自己責任ということですね。

 オニヅカセンターまでと言っても、 私達は初めて通る道で、空気も薄いということでしたので、今回は子供たちは連れて行かないことにしました。

 義妹に子供達を預かってもらい夕方4:30ころヒロの義妹宅を出発しました。

 サドルロードに入ってからは、全くの一本道で、前にも後ろにも車はいませんでした。上っていくと、木々がだんだん低くなっていき、そのうち、何も生えていなくなり、ごつごつした岩だらけの風景になりました。
なんだか、寂しい、不安な気持ちになりました。英語ばかりのラジオだと、更に不安で。こんなところでもし、車が故障したら、どうするんだろう、と心配でしょうがなかったのですが、1時間走ったころ、分岐点で右折。あとは、もうオニヅカセンター目指すのみです。ここまできて、やっとほっとしてきました。

 車を進めていくと、すごい霧で視界がほとんど無い状態になり、これは運転が本当に怖い時間でしたが、そのうちふっと霧が晴れて、視界が広がりました。するともう、雲の高さより高いところを走っていました。空には何もありません!青のみ!とても綺麗でした。

 18:00ごろにオニヅカビジターセンターに着くと、アメリカからのツアー客や、日本からのツアー客の人たちが30人ほどいました。

 19:00からのビデオ鑑賞に参加しました。英語での上映でしたので、内容があいまいですが、マウナケアの歴史や天文関係の研究にこの場所がいかに適しているか、またハワイの人たちの山に対する信仰心とどううまく折り合っていくのか、というような内容でした。
それが終わると、お待ちかねの天体観測ショーです。参加者全員外に出て、ハワイ大学の人たちがセッティングしてくれた望遠鏡の周りに集まります。望遠鏡は大小5つほどありました。代表の人が、レーザー光線のような青い光で実際の星を照らしながら、星座の話や星の動きなどの説明をしてくれました。ただ、全部英語でしたので、内容がやはりちょっと理解しにくいのが難点でした。
途中、ちょっと離れたところで、日本語のツアーの団体客の人たちが、日本語で説明を受けていました。やはり、日本語は耳なじみのよい言葉なので、英語の無料の説明を受ける集団にいながら、遠くの日本語の説明につい耳を傾けてしまっていました。

 しかし、天体の説明の後、自由に望遠鏡を覗かせてくれる時間では、英語の解り難い私達にもハワイ大学の方たちは親切にゆっくり説明してくれたので、いろんな星を実際に望遠鏡で見ることができました。
月、スバル、オリオン座にある星雲。スバルは私がリクエストすると、わざわざ望遠鏡を動かしてまで見せてくれました。月はクレーターがくっきり見えて、とても綺麗でした。途中で気がついたのですが、ハワイ大学の学生さんの中に日本人の方もいらっしゃって、通訳してくれ、とても助かりました。
もちろん、肉眼でも満天の星をみることができ、ラッキーなことに、アメリカの人工衛星もみられました。

 とても有意義なひとときなのですが、とにかく寒いです。日本での真冬のコートを羽織っても長時間外に居続けるのは、結構つらく、飲み放題のホットココアのサービスがとてもありがたかったです。

 天体観測はまだ続いていたのですが、もう時間も20:00近くになったので、私達は帰ることにしました。これまた、たった一台で・・。その上、帰りは真っ暗!道にてんてんとライトが真ん中と左右についているので、なんとか道だとわかるのですが、他には何も見えません。まるで滑走路です。
とても幻想的で素敵な光景なのですが、その景色にひたっている余裕はありません。霧の中にはいると、さらに視界が無くなり、恐る恐るなんとか進む、という感じで下っていきましたが、それでも気がつくと結構スピードがでているのです。時速100kmらいはすぐに出てしまいます。下り道ということだからでしょうか?先が全く見えないのに、スピードが出てしまうというのは、恐怖です。サドルロードの運転は、ハワイ島の中で一番注意が必要でした。

 こんな感じで念願だったマウナケア体験もできました。ツアーでなくてもそれなりに楽しめましたよ。でも、英語がわかればもっと楽しかったかもしれませんね。アメリカ人観光客がみんなどっと笑っているのに、笑えない私たちはちょっと寂しい気持ちでしたが、それもいい経験ということですね。

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