公園の風景〜リージェンツ・パーク

Regent's Park

 クィーンズ・メアリーズ・ガーデンズのあるリージェンツ・パークは、マダム・タッソーの蝋人形館やシャロック・ホームズ博物館からちょっと行ったところにある。
 ちょうど今ごろ、6月から7月にかけて、クィーンズ・メアリーズ・ガーデンズでは、数々のバラが咲き誇る。残念ながら、まだ一度も6月のバラを見たことはないのだが、7月のバラには、2,3度お目にかかった。そりゃー見事なもんですよ!!
 今年、3月に行ったときには、バラの肥料を積んだリヤカー(?)が道端にあるのを発見した。毎年、こうして肥料を与え、丹精に手入れして育て上げるからこそ、初夏のころには、あの見事なバラ園の風景が出来上がるのでしょうねー。今度はぜひとも、6月のバラたちにお目にかかりたいものだ、と、ますます思った私であった

*幸い、2005年、6月にイギリスを訪れる機会を得た。そのときの様子はこちらをどうぞ。

 リージェンツ・パークに初めて行ったのは、もうずいぶんと前の、とある大晦日のことである。
 その冬、イギリス行きが決まり、電車の中で、イギリスのガイドブックを片手にいろいろと考えをめぐらしていたとき、ふいに隣に座っていた外人のおじさんに話かけられた。「イギリスに行くんですか?」。彼は、イギリス人で、東横線沿線の英会話学校の校長先生をしている、という。いろいろとアドバイスをしてくれたが、なかでもいちばん貴重だったのは、元旦には、ロンドンからイギリスの町々に向かう電車は全部止まってしまう、ということだった。お店も大方閉まっていることでしょう。ひぇー。
 年の暮れからお正月にかけてロンドンに行ったのは、今のところ、そのときだけ。しかも大昔のことなので、今も電車が止まってしまうのかどうかは、知らないけれど、とにかくその年の暮れは、そのつもりで行動しなければならない、というのだけは確かだった。
 大晦日と元旦は、ロンドンで過ごそう!!
 ガイドブックとにらめっこしながら、いくつか開いているらしいところをピックアップした。どうやらロンドン動物園は開いているようだ(注:今は大晦日も元旦もお休み)。そういえば、以前、会社の先輩が、ロンドン動物園に行って、けっこう楽しかったよーって言ってたっけ。というわけで、安易にも、ロンドン動物園に行こう!、と思い立った。

左:生まれたばかりのチンパンジーの赤ちゃん。あまりのかわいさに、思わず浮かれてシャッターを切ったら、フラッシュがたかれてしまった。
周りにいたおばあさんに、「ダメよ。そんなことしちゃ」と睨まれちゃった・・。きゃー、本当にごめんなさい;
中央:やっぱゾウさんは動物園の花形スターでしょ?右:どこで見ても、ペンギン軍団はかわいい!

 今年、それ以来初めて、この動物園の前を通りかかったら、雨だったこともあり、入り口付近はすっかり閑散としていた。1組の親子づれが入園したっきり、あたりには雨宿りをしている女性がいただけだった。10年以上も前に、この動物園、閉園されかかったが、市民の反対があって、存続が決まったという話を聞いたことがある。でも、こんな人出で、実際、大丈夫なんですかねぇ? なんだかとっても心配・・・。




リージェンツ・パークのボーティング湖近くの景色。水鳥たちが集っている。水辺の美しさは、ロンドンの公園でも、ここがピカ一かも。




ここにもリス君、めっけ。バラの花の近くでみかけたのだけれど、いったい、何を掘ってるのかな?




(2002.6.29)
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リージェンツ・パークのバラ

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