青年海外協力隊(私的)活動ガイド
Japan Overseas Cooperation Volunteers
Guatemala

June 22, 2002

 青年海外協力隊って何だろう?
平成12年度1次隊社会学隊員としてグアテマラからみた国際協力雑感

青年海外協力隊について
協力隊に参加するには|現状と分析|評価について|(私的)活動マニュアル

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関連文献


青年海外協力隊について
About JOCV

青年海外協力隊とは

青年海外協力隊とは、国際協力事業団(2003/10/01からは「独立行政法人 国際協力機構」)によって実施されるボランティア事業です。開発途上国において2年間、草の根レベルの協力活動を行います。

青年海外協力隊に参加するには

隊員の募集は、毎年2回、春と秋に行われます。応募するには、募集期間内に協力隊事務局所定の願書に必要事項 を記入の上、青年海外協力隊事務局に提出(郵送可)します。Web上での申し込みも可能です。願書等は国際協力事業団および各都道府県庁や国際交流協会で入手が可能であるほか、募集時期に開催される説明会でも配布しています。
なお、このHPでの情報は変更されている可能性もありますので、必ず国際協力事業団のHPで確認するようにしてください。

資格 期間 派遣国 試験
満20歳〜39歳の日本国籍を持つ青年男女(願書締切時点での満年齢) 2年間(3年まで延長可。ただし基本的には延長は認められない傾向) アジア、アフリカ中南米、東欧など 1次:技術筆記、英語、適性
2次:面接、健康診断

募集期間 願書締切日
春募集 4月10日〜5月20日 5月20日(当日消印有効)
秋募集 10月10日〜11月16日 11月16日(当日消印有効)

協力隊は派遣される時期によって年3回の隊次に分けられます。
募集時期と派遣隊次の関係は以下のとおりです。派遣隊次の希望を出すことはできますが、基本的には要請に従って判断されるようです。

春募集
同年度の2次隊(同年9月上旬訓練開始、12月上旬出発)
同年度の3次隊(翌年1月上旬訓練開始、4月上旬出発)
翌年度の1次隊(翌年4月中旬訓練開始、7月中旬出発)

秋募集
翌年度の1次隊(翌年4月中旬訓練開始、7月中旬出発)
翌年度の2次隊(翌年9月上旬訓練開始、12月上旬出発)
翌年度の3次隊(翌々年1月上旬訓練開始、4月上旬出発)


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実際の活動について(教育行政系)

 近年の途上国援助は、タイ国ジョムティエンで開催された「万人のための教育世界会議」(1990)や、アメリカにおける教育援助法の成立(1991)にみられるように、インフラから教育と医療・社会保障へと比重が移り、世界銀行の施策においてもBHN(Basic Human Needs)が強調されるようになってきています。これはかつてのインフラ重視の開発援助の反省の元、貧困の撲滅が経済成長を助けるという立場にたつようになっていることを示しています。
 青年海外協力隊においても、これらの動向にあわせ、教育分野の派遣が増えつつあります。したがって実際の活動も、かつての途上国での井戸掘りに代表される村落型の活動イメージから、今後は随分様相が変わると思います。ちなみに下記の活動マニュアルは、教育系隊員のなかでも、今後増えると考えられる教育行政に携わるプログラム・オフィサー型の活動の紹介をかねて掲載したものです。
 また、協力隊自身の位置づけも近年おおきく変わりつつあります。かつての技術協力から、国際的視野に立つ青年の育成へと比重が移りつつあり、その狭間のなかで隊員活動のあり方も変容を迫られています。
 以下にグァテマラにおける協力隊活動を例に活動の現状と分析を行ってみようと思います。完成までは時間がかかると思われますが、随時更新の予定です。(現在更新停止中)

グァテマラにおける隊員活動の現状と分析(作成中)

  • 協力隊員が直面する主要な問題とその分析
  • 青年海外協力隊に対する主要な批判とその分析

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隊員活動について語るために必要なこと−隊員活動の評価について(作成中・最終更新日12/12/2001)

 青年海外協力隊の活動については、これまでも様々な批判がなされてきました。当初、これらの批判に対して、出来るだけ客観的に現状を把握した上で、傾聴すべき意見は受け入れていき、自分の活動を良いものにしていこうと考え、上記「グァテマラにおける隊員活動の現状と分析」(未完成)を書こうと思い立ちました。
 しかしながら活動を継続しながら客観的に隊員活動を分析することの難しさに、後になって気が付きました。活動期間の長さに応じて、見る者の視点が変わってしまうのです。
 結局の所、隊員活動というのは一つのプロセスであり、その評価は終わってみないとわからないのかもしれません。
 ただ、そうは言っても、どのような活動においても評価は重要なものです。ここでは協力隊の活動を評価するために必要な視点とはどのようなものであるのかを考えてみたいと思います。

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プログラム・オフィサーおよび社会学系隊員のための
(私的)活動マニュアル(作成中)

 途上国の教育行政に携わる隊員活動の一例として、自分の活動をマニュアル化してみようと思います。
 ここで述べるのは途上国において、どのように知識や情報の共有を図るかについてです。ITを用いたナレッジ・マネジメントの手法は広く知られていますが、ITを使わなくても同様の効果をもたらすことは可能だと思われます。重要なのは技術ではなく運用方法なのです。
 本来このようなマニュアルは、後任隊員のために必要なものだと思います。しかしながら、今のところ後任隊員を要請するつもりはありませんので、架空の後任に向けてのマニュアルとなります。関連職種を志望する人、あるいは現在活動中の隊員の参考になれば幸いです。

現在作成中。活動終了時(2002年7月)完成予定
 

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グァテマラ教育分科会について

 現在グァテマラでは、教育系隊員の活動を促進し、隊員間の親睦をはかるために分科会が設けられています。シニア隊員を中心に、定期的に集まり、情報交換などの活動を行っています。
 この度、この分科会の機能を広げ、活動の一部をインターネット上に移すことによって、隊員活動の便宜を図るとともに、分科会活動を活性化させることになりました。
 隊員たちの活動事例を集め、活動のアイデアを提供するとともに、掲示板を設け、互いに意見を交換できるようにします。
 また、基本的な教育指標の変遷、教育省本省における教育政策の動向、カリキュラム改革の内容などをHPを通じて公開し、隊員の活動の便宜を図ります。
 詳しくは教育分科会HP(現在作成中。2002年公開予定)へ

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フェアトレード分科会について

 グアテマラ隊員の中で興味を持つ人が多く、他の隊員と協力して、フェアトレード分科会を発足することになりました。
 地域開発で手工芸品や農産物の加工品を指導しても販路の確保が出来ず、活動にも制限が出てきているのが現在の問題です。グアテマラ国内の市場には限界があります。安さがまず第一で品質は二の次。品質のよいものは高くて競争できないのです。
 隊員の関わっている生産者グループだけではなく、他のグループでも今まで外国のNGOが関わって技術指導していたところが撤退して、残された現地の生産者たちは販路がなく、そのままグループが消滅してしまったりすることもあります。
 このような人たちを何とかうまく拾い上げて日本で販路を広げ、フェアトレードを行い、生産者のモチベーションと現金収入の増加をめざす、というのが現在の構想です。
 詳細はグァテマラ・フェアトレードの会HP(仮)まで

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活動報告

グァテマラ日記(アンティグア編)
語学研修中の記録。世界遺産にも登録された古都アンティグアでの日々の生活の記録です
今後の計画(自己紹介をかねて)(西語)
語学学校の終了時に行うプレゼンテーションの草稿。自己紹介と赴任時の計画。


お知らせ(掲示板)
このページは掲示板へのリンクとなっています。
現在、グァテマラからのホームページ更新は、難しい状態にあります。そのため、アサヒネットの掲示板を連絡用に使うことにしました。(現在書き込み休止中)

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パソコン海外便利手帳

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駒ヶ根研修所
K.T.C.

駒ヶ根研修所へのアクセス(関西圏/2000年7月現在)

K.T.C.(写真含む)

訓練所日記

高速バスが一番安くて便利。時間も鉄道を乗り継ぐより早い。

関東・東日本からは新宿からの高速バスが出ている。

近畿圏からだとほぼ7時間くらいかかってしまう。入所式は12時半から受付が始まるので、当日ではどうしようもない。どこか途中で泊まらなければならない。

駒ヶ根にもビジネスホテルはあるようだが、名古屋あたりで一泊するのがおすすめ。

名古屋でのお薦めビジネスホテルは「東横イン名古屋駅桜通口」
シングル\5,800〜
HORNETでインターネット上から予約可能

名古屋からの高速バスの時刻表は名鉄のHPから。

研修所周辺地図



 大阪−駒ヶ根間の高速バスがあることをおしえてもらった。これが一番安くて早い。
 どっちにしろ入所式には間に合わないけれど、実家に一時的に帰るにはつかえそう。

大阪(梅田)発−箕輪行き
大阪(梅田) 京都(深草) 駒ヶ根
8:30 9:22 13:10
15:30 16:22 20:10

箕輪発−大阪行き
駒ヶ根 京都(深草) 大阪(梅田)
7:10 10:58 11:50
16:40 20:28 21:20

阪急バス予約センター 06-6866-3147
駒ヶ根予約センター 0265-83-0007

駒ヶ根研修所

 平成12年度一次隊より新しい施設が完成。それにともない候補生の部屋が一人部屋となった。賛否両論あるだろうけれど、とりあえず広くて快適な部屋である。眺めは最高。リゾートに来た気分。
  
写真


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