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[ 2007.12.28 updated ]
 ◆年の瀬に FrozenHague_Flickr
  ハーグでは先週末、一面の霜が日中も融けないような寒さ。 月曜には寒さも緩んで、ホワイトクリスマスとはなりませんでした。 冬至を過ぎて日は長くなっていくのでしょうが、 寒さはこれからが本番。ああ、春が待ち遠しい。

11月は新作、フルートとホルンのための『アナンシ』を書いていました。 今回は時間設計やピッチ、リズムの選択をするために、 いくつかのダイアグラムを使って書き進めています。 今まではパーツから育てて行くような書き方だったので、 構造主義的な書き方を試しています。

POW Ensembleとのミーティングも始まりました。 このプロジェクトでは、二人のコンピューター奏者をどう生かすか、 エレクトリックギターとどう関係を持たせるかというのが課題で、 以前からのテーマでもある即興をどう取り込むかという実際的practicalな面と、 プログラミングによる音響生成という技術的な面の両側から作品を考えることができる、 とてもいい機会になっています。

ハーグ市内では10/30から11/18まで、Holland Dance Festivalが開催され、 Nederlands Dans Theater Uによる新作公演を初めとして、 スペイン国立ダンスカンパニーによるナチョ・ドゥアト作品、 カナダ、中国などとオランダとの国際制作作品、 ドイツ、イギリス、スイス、イスラエルのカンパニーなど 海外からも多くの作品が紹介されました。 会期中はワークショップも数多く開催。 ダンスフィルムの上映や市民参加によるダンスパレードなど盛りだくさんな企画でした。

11月最終週には作曲家のTom Johnson を迎えたフェスティバルが学校で行われました。 作品の演奏はもちろん、Johnson自身による作品解説や レクチャー・ワークショップなどが連日行われ、充実した内容でした。 ミニマリストを自認する彼は数字に音を対応させた作曲法により、 音の標本のような静的な世界観を提示してくれます。 数学や音楽や天文学などは古代からつながっているものでもありますし、 どれも"センス・オブ・ワンダー"を必要とするもの。 論理的ながらも、どこかロマンを感じさせてくれるのが面白いところです。 その週末には年に4回ある12時間連続音楽イベント"Dag in de Branding"においても、 彼の作品が多く紹介されました。

12月は『アナンシ』の仕上げ。 当初12月中に発表を予定していましたが、 より内容を練り上げるため発表を延期することにしました。

それと平行して、佐藤尚美さんと『死と鏡』の再演に向け、 レコーディングしたりMaxのパッチつくったり、 エレクトロニクスパートの編集などしてました。

Jean Tinguelyの展覧会『Everything moves!』(the Rotterdamse Kunsthal) をロッテルダムへ見に行きました。 「ハウルの動く城」も参考にしたんじゃないかと思ってしまう、 がらくたからできた巨大な作品群は、 子どもから大人まで惹きつける魅力がありました。

アムステルダムにある電子音楽の研究施設STEIMにも初めて行ってきました。 この日はYear-Ending Concertで、 今年のartistic advisorsの4人によって選ばれた4組によるパフォーマンスがありました。 循環呼吸や重音を用いて、Sop.Sax一本でエレクトロニクスと 聞き違うような音響をつくり出したStephane Rivesは衝撃的でした。

Korzo Theaterで観たHans Hof Ensemble i.s.m. Soil『Wordt aan gewerkt!』 はダンスと音楽による舞台で、 「境界」を問いかける大変に素晴らしい作品でした。

学内ではプーランクのオペラ『Dialogues des Carmelites』公演がありました。 原語上演で英語字幕の全6公演。キャストは全て学生とのことでしたが、 表現力、技術ともにレベルが高くて感心してしまいました。 ラストの断頭台のシーンはそれまでの黒や影を基調とした色彩から一転し、 白一色の舞台に、斜めにカットされた黒幕が徐々に降りてくるという美術。 「Salve Regina」を歌っている修道女が重低音の聞いたギロチンの音響とともに、 一人ずつ消えていくという何とも辛い筋書きを、美しく仕上げて見せてくれました。

なお私事ではありますが、4月に祖父 清 が亡くなりましたので、年頭のご挨拶を遠慮させていただきます。今年は僕にとって節目の年となりましたが、 様々な形で応援していただいた方々に心からの感謝を。皆様、健康で新年を迎えられますように!
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[ 2007.11.18 updated ]
 ◆東京で『死と鏡』再演!
 新進演奏家としてオランダで活躍している佐藤尚美さんに橋本の作品を演奏していただけることになりました。 彼女が 一時帰国して開催する1月6日のコンサートです。 2月に愛知で初演したサックスとエレクトロニクスのための『死と鏡』の再演となります。

再演とはいえ、ちょっとスペシャル。 佐藤さんはサックスの他に笙の演奏家でもあります。 『死と鏡』のエレクトロニクス・パートはサックスとオルガンの音で構成してあるんですが、 実はそのオルガンパートは笙で演奏できるように作曲してあるのです。 そう、笙の音も彼女に演奏してもらう予定なのです。 説明が複雑になってしまいましたが、つまり前回とは別の楽器となるわけで、 笙ヴァージョンの初演のようなものなのです。 ほら、レアでしょ。この機会を逃さずに新年一番は渋谷のアクタス・ノナカへ是非!

Infoページには4月の情報も載せました。POW ensembleとのプロジェクト に参加することになりました。 先週初めてのミーティングもあり、今日もこれから彼らのライブを聴きに行ってきます。 こちらはまた改めて案内するつもりですのでお楽しみに。
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[ 2007.10.28 updated ]
 ◆Herfst Vakantie
 10月に入ってハーグはずいぶんと寒くなってきました。 朝八時過ぎでもまだ暗い。 来月からは夏時間も終わって元に戻り、 日本との時差は8時間となります。

こちらでは作曲や対位法のレッスンの他にも 楽曲分析、音楽史やオーケストレーションなどのゼミに出席しています。 中世などの古いものと現代の音楽を平行して学んでいる状態で、いい塩梅です。 学校にはSonology(電子音楽)コースというのもあるのですが、 そちらの授業にもいくつか参加しています。

作曲の学生もさまざま。 他の大学を卒業して来た人、教えていた仕事をいったん辞めて来た人、 楽器でバチェラーを取った後作曲の勉強をしている人、 語学がメジャーで作曲をマイナーとして専攻している人。 年齢も国籍もバックグラウンドも目的も多様な人たちがいて面白い。

今月は学内でも古楽オペラや室内楽、電子音楽の演奏会の他、 現代音楽で知られたトロンボーン奏者 John Kennyのレクチャーコンサートや、 今年のレジデンス・アンサンブルでもあるPOW Ensembleによるパフォーマンスもありました。 POW EnsembleはElectric Guitarと二人のComputerという編成ですが、 作曲専攻の学生数名が彼らのために作品をつくることになっています。 このプロジェクトには僕も参加することになりました。詳細はまた後日。

今週は"Herfst Vakantie"で学校が一週間まるまる休みでした。 友人とスタジオでセッションしたり、 ベルギーのアントワープへ日帰り旅行したりと 楽しい時間を過ごせました。 「秋休み」というのも初めてのことでしたが、授業の全体像が見えてきたところで ちょうど一息つくことができて、なかなかいい制度だなと感じています。

こちらに来てから日本のことを知らない自分を再確認しております。 三島とか黒澤とか外国の人の方がよく知っていたり。 仮に英語がしゃべれても、話すべき事がしっかりしていないとどうしようもない。 もっといろいろ勉強しなくちゃと思う今日この頃です。

今月からオランダ語の勉強も始めてみました。 週一でオランダ人の友人に教わっていますが、自習が足りないので遅々としています。 レジで料金を言われても画面を見ないと分からないので、まずは数字を覚えなきゃ。 een, twee, drie, vier, vijf, zes, zeven, acht, negen, tien..(1〜10)Gの発音が難しい!

では素敵な芸術の秋を迎えられますように。 Dui!(ドゥイ:さよなら〜)
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[ 2007.09.30 updated ]
 ◆一ヶ月が過ぎて
 早いもので、オランダ生活も一ヶ月を過ぎました。 KonCon(学校)には日本人の留学生も予想以上に多くて、いろいろ助けてもらっています。

こちらは9月始まり。 9/3には学校のオープニング・セレモニーがありました。 現代作品ばかりのプログラムで「即興」がテーマという、 日本の始業式と大きく異なる式典に興奮。 週末はアムステルダム(首都。電車で50分ほど)へ。 ガウデアムス・ミュージックウィークで現代作品がわんさか。 同世代の作曲家たちと話したり、彼らの作品を聞いたりと刺激的。

日本では家族と暮らしていたので、 全くやらなかった料理をやむなく始めました。 ところが結構楽しくて、ネットでレシピを見ながらつくっては、 できあがったのを写真に撮るのが日課となっています。

ぽつぽつと始まった授業は、 音楽史とか電子音楽言語とか対位法とか。 ちなみに全部英語です。 今年の僕の課題は英語で音楽や表現について論じられるようにすることなので、 日本で取っている単位とか関係なく、いろいろ出席しています。

9/17には作曲とソノロジーコースの学生によるコンサート。作曲専攻だけで24カ国60人という大所帯。 名前が覚えられない。 9/21-22はTodaysArtFestival。 ハーグ市内の25カ所で200人以上のアーティストが参加する国際的なイベント。 夜中まで遊ぶ。Grote Marktの飛行機の作品(LUST)が良かった。

9/24からはコロキアムという定例ミーティングが始動。 だいたい毎週月曜の夜に作曲専攻の先生と学生が集合して、 いろいろ議論するらしい。 この日は今シーズンの予定と、各種プロジェクトに参加する学生の名前が告げられた。

今はフルートとホルンのデュオを書こうと構想中です。身の回りの事をするのに結構時間が取られてしまって、家で勉強ができていない。 ようやく生活のリズムができてきたから、もう少し計画的にやらないと。 では、また来月(予定)。
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[ 2007.08.30 updated ]
 ◆拝啓、日本のみなさま!
 どうも、どうも橋本です。 すっかりご無沙汰してしまいましたが、みなさまお元気でお過ごしの事と思います。 先週からハーグに来ております。一昨日、家もようやく見つかって、 滞在許可のための申請やら、家具や食器などの買い出しやらと、 生活環境を整えるために動いているところです。

さて、少し時間を戻して・・。 8/4の技術セミナーワークショップでは、打楽器奏者の山田武司、宮崎慎とともに、 打ち合わせの様子や仕込みでの相談を含めて、短いパフォーマンスを5回も観客の前でやらせていただきました。 アートツアー報告会は13日の美術編、14日の演劇編ともに、熱心なアートファンの方達に集まっていただけて、 ご好評いただけました。僕自身もいろいろと聞くことができて、よい機会になりました。

そんな感じで出国直前までいろいろと予定を入れて、しんみりする間もないまま、 バタバタとオランダに飛んだわけです。 まだ生活のリズムがつかめていないので、どうなるか分かりませんが、 このサイトで近況を月イチぐらいでご報告できればと思っています。 しばらく日本を留守にしますが、 どうしているかなと時々思い出していただければありがたいです。

トップページにハーグの時間を表示してみました。日本より8時間ほど遅く、朝を迎えています。 それでは、また。Tot ziens!

TOMO
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[ 2007.07.29 updated ]
 ◆MPW愛知07終了!8月もまだまだ活動あります!
 先日、ワークショップが無事に終了となりました。 3日目の夜には、講師の佐近田さん、飯名さんに加えて、 DMJソウルのセオさん、ダンサーの佐成さん、橋本の5名で、 Radio SAN-Q に再び出演してきました。EARTH MOVEでもこれだけの規模のWS開催は初の試みで、 たくさんの人たちに支えられてどうにか運営することができました。感謝しています。

 さて、来週からもまだまだ活動が控えています。まずは8/4。 AACサウンドパフォーマンス道場の舞台技術セミナーで、 短い作品を上演します。技術スタッフとのやり取りをケーススタディーとして見せることを目的とした、 なかなか珍しい企画になっています。演劇・ダンス・音楽などパフォーミングアーツに関わるパフォーマー、クリエーター、スタッフ志望の方には、 面白い機会になるかと思います。無料ですからぜひ。 翌日8/5には千種文化小劇場にて藤田さんの地元初となるワンマンライブ。 橋本アレンジの曲も多数演奏されます。 ピアノは山本さんに変更となりました。

 そして、8/13-14にはヨーロッパのアートシーンを勉強する報告会がEARTH MOVEの主催で開催。 13日は美術編として、 ドイツ・イタリアの旅から帰国した映像作家の平川さんと小林さんに国際美術展などについてお聞きします。 翌日14日は演劇編として、クセックACTのスペイン公演について、 神宮寺さんと二村さんに報告していただきます。

 8/19に出国予定です。しばらく日本での活動もできなくなりますので、予定があえばどこかで覗いていただければ嬉しいです。 会場でお会いしましょう。諸々、詳細はInfoページをご覧下さい!
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[ 2007.07.18 updated ]
 ◆オランダへ!
 オランダにあるハーグ王立音楽院(Royal Conservatoire in The Hague)へ、 一年間留学することになりました。 8月末頃に出発予定です。日本とも関係が深いオランダの地で、 音楽や芸術だけでなくいろいろなことを学んできたいと思っています。 応援していただければありがたいです。今後ともよろしくお願いします。

 EARTH MOVEでは8月初旬にアートツアー報告会を計画中です。 ドイツ・イタリアのアートシーンを映像作家の平川さん、小林さんから報告してもらう予定です。 詳細は近日発表予定。お楽しみに。

 ちなみに僕がいなくなった後も、何人かの人たちが名古屋を拠点に EARTH MOVE を続けていってくれそうです。 より幅広い人たちと連携を取りながら展開するEMにご期待ください。 この夏にもワークショップ、 アートツアー報告会などなどイベント目白押しなので、お楽しみに!
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[ 2007.07.06 updated ]
 ◆新聞、そしてラジオ第二弾!
 朝日新聞の7月4日夕刊の文化面に、MPW愛知プレトーク 『映像×ダンス〜プロモーションからエンターテイメントへ』 が紹介されました。 7月12日にカフェ・パルルで東京からDMJの飯名尚人さんをお迎えして開催するトークイベントです。 記録映像の意味を越えて、表現形態のひとつとして、ダンス映像作品が世界中でつくられるようになっています。 ダンスビデオの上映とともに、メディアアートをもちいた舞台芸術の最近の動向なども紹介していただきます。 ご来場お待ちしてま〜す。

 先日、緊張しながらもラジオでワークショップの宣伝をしてきました。 そして来週7月11日に再び出演させてもらえることになりましたので、 ご案内いたします。 今度は夜です。プレトークを中心に話す予定。お近くの方はチェケラッチョ。
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[ 2007.06.27 updated ]
 ◆橋本、ラジオに出演!
 EARTH MOVEとDance and Media Japanが7月に行う、 MPW愛知2007の動きを、 コミュニティーFMの Radio SAN-Qが追ってくれることになりました。 まずは7/4に、橋本が番組に出演します!瀬戸のスタジオに行って、 DMJやこのワークショップの紹介、 7/12のトークイベントなどについて熱く語ってきます。 名古屋市北部や春日井でも聞こえる場所もあるようなので、放送エリアに載っていない方も、 試しに84.5にチューニングしてみてください。詳しくはInfoページへ!
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[ 2007.06.10 updated ]
 ◆ライブ、MPW愛知2007などの最新情報!
 7月以降の詳細が決まりましたので、Infoページを更新しました。 チャンビンさんの番組もちょこちょこ。 7/23-26は七ツ寺でメディアパフォーマンス・ワークショップ開催。 関連企画として、7/12にはカフェパルルでトークイベント。 そして8/5に藤田さんの地元初のワンマンライブ。 おかげさまで、充実の夏となりそうです!どこかでお会いできるのを楽しみにしてます。
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[ 2007.06.08 updated ]
 ◆ノーテーション
 先週、オランダへ行ってきました。演奏会、オペラ、展覧会なども見て、 刺激をもらってきました。 詳しくはTOMONOTEにレポートしていますので、そちらをご覧下さい。

 近況としては、旅行の荷物がいまだに片付かず、部屋がえらいことになってます。 足の踏み場もない。今日中になんとかしよう。。うん。WSの参加者はあいかわらず募集中。 この企画が、瀬戸のFMラジオから取材を受けることになりました。初めての体験。うまく話せるといいのですが。

 それから、前から気になっていた舞踏譜の勉強をすることにしました。踊りの楽譜みたいなもんです。アムステルダムの劇場の書店で、 ラバノーテーションについての本を発見し買ってきたので、独学してみようと思ってます。 あとは室内楽の新作を構想中。まだ編成決まってないけど、たぶん管楽器だけで書くでしょう。そんな今日この頃。
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[ 2007.05.15 updated ]
 ◆ワークショップ愛知!
 EARTH MOVEのサイトに7月のワークショップのページ が掲載されました。 現在、参加者募集中です。 四日間で映像などと組み合わせた舞台作品の小品をつくる試みです。 最終日には参加者による作品の発表もありますので、どんなもんができたか見に来てください。
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[ 2007.05.05 updated ]
 ◆編曲の依頼、承ります。
 以前から、知人などの依頼で編曲をやってきましたが、 ある程度、経験も増えてきたので、 広く一般の方からも仕事として受けることにしました。 Contactのページに、料金などを掲載しましたので、ご検討の際の参考にしてください。 良質なスコアを提供したいと思っております。ぜひ、一度お試しあれ。
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[ 2007.04.28 updated ]
 ◆夏に向けて!
 桜も散って、新緑の季節となりました。世の中、ゴールデンウィークに突入らしいですが、 自営業の橋本にはあまり関係ないことであります。さて、夏に向けていろいろと準備を進めております。 いくつか決まってきましたので、ざっくりとお知らせ。

 一つ目。7月第4週にメディア・パフォーマンスのワークショップを名古屋で開催することとなりました。 東京を拠点にするDance and Media JapanEARTH MOVEが企画し、 七ツ寺共同スタジオの協力のもと行います。参加者を募集して、数日間で短い作品制作からショーイングまで行います。 詳細はEMのサイトで近日発表予定。

 二つ目。1stアルバム『会いたい』の発売が7月11日に決定した藤田麻衣子さんが、 8月5日に名古屋でライブをします。再び、歌+ピアノトリオ編成になります。 こちらはInfoページをご覧下さい。

 三つ目。EARTH MOVEによる企画、アトラス#10の準備を進めています。 次回は橋本がナビゲーターとなり、 「リズム」をキーワードに開催予定です。現在、プログラムなど検討中です。もうしばらく、お待ちを。
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[ 2007.04.07 updated ]
 ◆アルバム『TOMOTONE』リリース!!!
2002年から07年に制作した楽曲を集めたアルバムをつくりました。 僕の大学時代の活動が詰まった豪華二枚組です!

Disc-Aは室内楽作品のライブ録音。Disc-Bはスタジオワークを中心としたものになっています。 クレジットやセルフノートなどが書かれたリーフレットも添えて、グラフィックデザインまで全部自分でやってます。 送料さえ負担してもらえれば無料で差し上げますので、メールで注文してください。ご連絡をお待ちしてます!
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[ 2007.03.22 updated ]
 ◆作品試聴できるようになりました!!!
ついに、ついに、この日が来ましたー☆「TOMOTONEなんて、名前付けといて、音聞けねーのかよ!」と、思っていたあなた。 お待たせしました。はい、聞けます。聞けちゃいます。まだ全部ってわけじゃないんですが、これからボチボチと増やしていく予定。 まずは[Root]、[A Life Unfolds]、[Another Time]をどどんとリンク! これで橋本の活動をよりダイレクトに伝えられるかと。やっぱ音楽家は音で語らないとね。

あ、初めてお越しの方ですか。はじめまして。作曲をやっとります橋本知久と申します。 Worksのページから、試聴ができるようになったのです。たったの45秒ですが、どうぞお楽しみ下さい! もちろん何度でも聞けちゃいます。好きなだけヘビー・ローテーションしちゃってください。 そいで気に入ったら、公演などお越しくださいな。かなりテンション上がってます。ヨロ。
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[ 2007.03.20 updated ]
 ◆EM4周年!
2003年に活動を開始したEARTH MOVEは、昨日で4周年を迎えました。沢山の才能あるアーティストたちと出会い、 一緒にいくつかのプロジェクトやアトラスなどの活動を行ってこられたこと、また応援してくださった方達に心から感謝をしています。 これからの4年間、第2期EARTH MOVEは名古屋・愛知という地方・都市を意識しながらも、 より広範囲のネットワーク形成とともに、より良い作品づくりをしかけていけるように活動していきます。 「分野、世代、地域を越えたつながり」をアートの中で実践していければと思っています。 今後ともどうか応援よろしくお願いします。

EARTH MOVE主宰 橋本知久
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[ 2007.03.19 updated ]
 ◆藤田ライブ終了、感謝。
昨日ハートランドでライブ出演してきました。寒い中、足を運んでいただいた、沢山のお客さんたちに感謝。 そしてごめんなさい。決して、いい演奏とは言えませんでした。(僕の演奏に関してです。3/20追記)

今回はメンバー達に特に感謝。 今までと編成が変わったことで、自分の弱点にずいぶんと気付かせてもらえることになりました。 去年の今頃も『もうひとつの時代』からの多くの課題(でも実はシンプルなこと)で凹みまくっていましたが、 3月は新しい季節に向けて、もう一度自分を見直すチャンスをくれるようです。 なんとか少しでも自分の「穴」を埋めていけるように、努力しなくてはと気持ちを新たにしています。 今後とも、よしなに。
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[ 2007.03.01 updated ]
 ◆反省解音籠
先週末、電子音楽の公演「ヴォイド・ソニッケージ」が終了しました。 30名ほどのかたに集まっていただけました。橋本はチラシにも載せた『死と鏡』の初演の他、 ギターとエフェクターのための『メテオ・レーダー』も発表。 両作品とも予想以上に好評で、 アンケート読んでいても嬉しかったです。 鉛筆も十分に用意できていなかった(すんません!)のに、 多くの方がアンケートへ丁寧な感想やアドバイスをしっかりと書いてくださり、 主催者一同、感激していました。ありがたや、ありがたや。

課題はいろいろあるものの、今回は参加させてもらって、とてもよかった。 自分としても新しい手法に挑戦できたことで、今後の創作の幅が広がりそうです。 これからもよろしくお願いしまーす☆

Newsってよりも所感になってしまったので、ちょっと情報追加。 来週、東京芸術見本市2007へ行ってきます。視察なり。 来年あたりEARTH MOVEもエントリーしようかと。 あと、『もうひとつの時代』で朗読をやっていただいた榊原忠美さん(クセックACT)が、 第11回(2006)松原英治・若尾正也記念演劇賞を受賞されました。 めでたい!(むしろ、こっちを最初に書くべきだったかな。)
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[ 2007.02.14 updated ]
 ◆張濱関連情報
昨年から仕事をさせていただいている中国出身の二胡奏者、張濱(チャンビン)さんが、 岐阜県各務原市の主催で音楽会を行います。僕はアレンジで協力しています。 明日からチケット発売となります。お近くの方はぜひ!

また、CBCで放送中の番組「二胡・心の旅」が4月以降も継続となりました。 僕がアレンジを担当した曲も4/14,28と5/12に放送予定です。 もろもろ詳細はInfoページへ。

そうそう、藤田さんの2ndシングルも本日発売です☆アレンジにはなんと『ゲド戦記』の寺嶋民哉氏! 豪華なオーケストラアレンジが聞けますよー。
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[ 2007.02.11 updated ]
 ◆「ヴォイド・ソニッケージ」開催間近!
先日「トリプル・ガラ」無事に終了いたしました。おかげさまで大ホールの1800席が完売!! ご来場いただいた皆様ありがとうございます。今回は「ハムレット」で笠松さんのアシスタントをしながら、 制作のサポートをさせてもらいましたが、プロの現場で作品ができあがっていく過程を見ることができて、 大変勉強になりました。芸文のダンスオペラにはいつも刺激をもらっていましたが、 今回は舞台裏の大変さも合わせて感じることができました。

さて、そうこうしている間に、電研の本番が近づいてきました。 以前からお知らせしていますが、 2/24(土)に「ヴォイド・ソニッケージ」という公演やります。ぜひ聞きに来て下さい。 (ちなみに無料です。)詳しくはInfoページへ。
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[ 2007.01.04 updated ]
 ◆謹賀新年!
あけましておめでとうございます。いつもTOMOTONEをご覧いただきありがとうございます。 このサイトでは橋本の活動情報をまとめて発信しているほか、ブログや写真などもやっています。 橋本、本人が不定期に更新しておりますので、気長にときどき覗いていただければと思います。

大きな変化の時代ですが、大好きな音楽を変わらず続けていけるように、日々活動していきたいと思います。 今年もどうかよろしくお願いします。
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