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【2003年12月】日付をクリックするとその日の「一言」に飛びます。
1日  骨なし魚         17日 今日の水揚げ&加工
2日  ためいきまじり      18日 長男の風邪
3日  アラスカより       19日 我が家のサンタさん
4日  おかずは高級魚      20日 レタスも防寒
5日  久々に捕れました     21日 凪の一日
6日  町おこしイベント     22日 買物途中で・・・&加工
7日  お遊戯会&商店街祭り   23日 進水式
8日  満月           24日 ツナシ
9日  イルミネーション     25日 ばれた?&水揚げ
10日 TAC          26日 ちゃんぽん&ろくべえ
11日 すくすく学級&國吉    27日 海を眺めて・・・
12日 南串山史談会「講演会」  28日 頭痛がするので簡単に。
13日 保育園の餅つき      29日 今年最後の水揚げ
14日 おはなしの泉       30日 やさい村&ヒオウギ貝
15日 加工の様子&文化センター 31日 大晦日
16日 昔の写真
12月31日
大晦日は港周辺のあちらこちらで、養殖業の方々がハマチ(ブリ)やタイなどの正月用の魚を販売し、朝からそれを買いに来る人で結構賑わっていたそうです。正月の魚といえば、東日本はサケ、西日本はブリ、ということで、このあたりではだいたいの家の正月料理にはブリの刺身が並びます。

いけすを船の近くに寄せ、タモ網でどんどん上げます。

鮮度を保つため、すぐさま魚をしめます。

この養殖ハマチ、1本4.5kg〜5.0kgです。
正月準備といえば、船には餅を供えて、松飾をし大漁旗を立てました。(その様子は天洋丸Newsに掲載)家の中も机の上に餅を供え、玄関には町から配布された門松の札を張り、準備完了。本来なら、家の中も床の間に正月用の花を活けたり、クマザサ、ウラジロ(モロモク)、ユズリハ(ツルシバ)、松などを飾ったりするのですが、我が家には仏壇も神棚もないので省略しちゃいました。

お供え餅
(両親宅の床の間)

我が家(借家)の庭からクマザサをもらって行く人は結構いました。
(両親宅の神棚)

以前は門松を飾っている人も多かったそうですが。松の保護のためにこの用紙になりました。
NHKの紅白歌合戦を見終わったあと、除夜の鐘を鳴らしに町内の門山にある楽常寺に行ってきました。前もって約束していた友人が車を出してくれ、彼女の子供さん2名、我が家の子供たち3名(2才の長男も昼寝が遅かったためしっかり起きてました)も一緒でした。
到着すると結構列を作っていて、配られた紙の番号は61番。長女、次女の鐘は弱弱しかったものの、全員、無事鐘を突くことができました。
新しい年になりました・・・・今年も宜しくお願い致します。
日記もなかなか続いたことのない私ですが、何とか「一言・・・」を一年間続けて書くことができました。こころよく写真を撮らさせて下さった方々、今まで読んでくださった方々、皆様ありがとうございました。
12月30日
今年も残すところ明日のみ。あまりにも早すぎる〜。

今日は愛野町にある「やさい村」に行ってきました。やさい村、といっても野菜だけでなく、肉、水産物の直売所が並んでいます。「肉のとみなが」は雲仙山麓の牧場の安全な牛肉を安く提供しています。そして水産物は南串山町の「盛漁丸水産」がヒオウギ貝を中心に販売しています。私はアワビを買いにいきましたが、カキやナマコ、そしてハマチなど正月用に購入される方が後を絶ちませんでした。定休日は火曜日で、年明けは3日から営業しているそうです。新鮮な魚介類をお土産にぜひいかがですか〜

愛野の展望台からは、パラグライダーで空を飛んでいる人たちの姿が見えました。千々石町の猿葉山はパラグライダーのフライトエリアで、千々石海岸の砂浜に着地するのだそうです。やってみたいなぁ〜、という気持ちはありますが、実は私は高所恐怖症なので、空に飛び立った瞬間失神しそう・・・。

愛野のやさい村はこの看板が目印。国道57号線沿いにあります。
(愛野展望台より諌早方面)

隣接したテント内にはヒオウギ貝の箱が並び、各地に発送されます。とにかく忙しそうでした。

天洋丸のいりこ(500g袋入り)も店頭に置いてもらってます。
12月25日の朝に水揚げして加工した分のだし用いりこです(若干脂あり)。

みかんも玉ねぎもドカ〜と一袋が大きいです。今度ゆっくり買物に来ることにします。

愛野展望台より撮影。千々石海岸まで上手くコントロールして着陸できる、というのがすごいですよね。

頭上をヒラリ。カメラを構えているのを見つけ、こっちへ近づいてきてくれた?!
帰宅後、近所の方からヒオウギ貝を頂きました。町内でヒオウギ貝の養殖をしている方からのおすそ分けです。
ホタテに比べ貝柱が小振りなので、ヒモも貝柱も丸ごと全て、一気に口の中に入り、上あご、舌、と口の中全体で味わえました。ふっくらとした身はジューシーで味が濃く、ホタテよりも野性味がある、といった感じ。それにしてもこの鮮やかな色、不思議だわ。。
網に並べて焼き、殻が開いたところでちょっと醤油をたらすと、いい匂いが。。。


あ〜美味しかった。合掌。
12月29日
ゼンゴが捕れたよ、と連絡があり浜に行くと15cmぐらいの小あじが上がっていました。今年最後の漁、ということでイワシが捕れない夜中に、正月用のサイ(おかず)としてアジを狙って捕ったとのこと。電話して知人を呼んで持ち帰ってもらったり、近所の方に配ったり、、、今夜町内で小あじを食べる人はさぞかし多いかも。

さて、子供たちの2回目となるインフルエンザのワクチン接種に行ってきました。が、長男は熱(37.7℃)で接種できず、一人だけ年明けにすることになりました。年末、まだまだすることがあるのに、熱で寝込む、なんてことだけにはなって欲しくないなぁ。イヤな予感・・・

我が家では夕飯にタタキにして食べました。私はアジが大好き〜
12月28日
昨晩、長女は溜水に住んでいる同級生の家にお泊りしました。暮れも押し迫り忙しい最中、特に、農家の方達は大晦日までレタス切りをしたり、まさに繁忙期でちょっと申し訳なかったけど、まあ子供たちの約束だから仕方ない・・・(我が家は昨晩はケンカもなく平和でした)

正月休みは?と訊ねるといつもは2日から作業開始だけど、今年は1日、2日は休みたい、とのこと。サラリーマン家庭で育った私は、正月三が日はのんびり休むのが当たり前だと思っていましたが・・・皆さん感心するほどよく働きますね。
あっもちろん農家だけでなく、漁業者も年末は忙しいですよ。

夕飯を食べ終わった頃から頭が痛くなり、カゼかしら、といやな予感がしています。睡眠不足が続いていますので、今夜は早く寝ます。

空がピンクに染まっていい感じでした。

5分前、今、5分後、きっとカメラを向けるとそれぞれ違った色が空に広がっていることでしょう。もうちょっと早く撮ってれば良かった〜
12月27日
今夜は出漁しました。保育園も明日から休みなので朝の水揚げはチェックできそうにありません・・・。しっかり捕れていますように。

今日も寒い一日でした。でも海に目をやると、空気が冷たいため対岸の景色も良く見え、海の色も青々してキレイ・・・。今朝、電話で話した伯母が「イワシがなかなか捕れなくて大変だけど、海はそこにあるんだから」と励ましてくれた言葉を思い出しながら、しばらくぼーと眺めてしまいました。そうそう、海がそこにあるんだから何とかなるさ〜という感じですね。。

児島はやはり昔の風景とは違いますね。
島には宗像神社があり、海上安泰の神として信仰されています。夫は子供の頃、児島まで泳いでいったそうですが、船でしか行けない児島、、一度足を踏み入れて見たいです。

年賀状も全て投函し、今までにない快挙!あとは大掃除をどう子供たちに邪魔されず、うまく手伝わせながら遂行するかがポイントです。残すところ今年も4日、、さあ気合をいれよう。

京泊港

児島
12月26日
今夜も時化のため休漁です。
ここしばらく日中は暖かい日が続いていたのですが、今日はすっごく寒かったです。夜になって雪もちらついていたし、明日も寒いんでしょうね。
保育園も明日で終わり、、ということは大掃除がはかどるのは明日しかないようですので、頑張らねば!

今日の昼食は日本料理鰍フ冷凍ちゃんぽん。工場が南串山町内(後山地区)にあり、ちゃんぽん1個でも小売してくれるし、贈答用に人気、と話を聞いたので試しに購入してみました。作り方は極めて簡単!鍋に水を入れ、添付されてる塩コショウを入れ、沸騰したら冷凍ちゃんぽんを入れるだけ、かるくほぐし煮立ったら完成。
具もたっぷり入っていて、食べた夫の感想は「これはいい!本格的!」と満足げでした。
通販もしていますので、手間をかけずに美味しいちゃんぽんを食べたい方にオススメです〜。
http://www.rakuten.co.jp/dinner/

私もいざという時のために、ちょっと買い込んでこようかな。

1個450円でした。

具も全て入ってるのでありがたや〜。
午後から史談会の定例会があり、そこで「ろくべえ」の話題が出ました。
ろくべえとは通常、甘藷の粉と山芋をすりおろしたものに熱湯を加え、よくこねあわせ、ろくべえ突き(ロクベエオロシ:トタンに穴を開けたもの)で押し出して、釜の中の熱湯に落とし、茹で、味付けしただし汁をかけて食べます。深江村(深江町)に住む六兵衛(ろくべえ)という人が、大飢饉の際に考えた保存食であった、と言われています。

それが南串山町では、六兵衛さんがうどんを食べたいという病気の母のために、手元にあった甘藷の粉と山芋をこねてのばして、うどんのように切って茹で、雑魚でだしをとった汁をかけて食べさせた、という民話があるのだそうです。そしてこれは通常の「ろくべえ」よりもはるかに美味なのだとか。
史談会でその「ろくべえ講習会」ができたら、、、と案が出て、ホント実現したら楽しそうです。
12月25日
長女のマラソンに付き合うため早起きし、朝からバタバタと大慌て。次女と長男を義母に見てもらい、私も一緒に走ってきましたが、体力のなさを実感しています。。
次女はサンタさんからのプレゼントの包装紙に「JUSCO」のテープが貼ってあるのを発見し、「サンタさん、ジャスコで買ったんだ」と・・・ ジャスコの店員さん!ちょっと詰めが甘すぎますよ!!

さて今夜は時化のため休漁しています。何日か時化が続きそうですが、年内もう少し出漁して欲しいものです。
今朝の水揚げでは、スミイカが多く混じっていました。せっかく小さめでいいイワシが捕れたのにイカのスミのせいでエラまで真っ黒になってしまうそうですし、漁協に出荷するためにトロ箱に詰める作業も時間がかかるわりには値段も安いので、なるべくなら混じってほしくないものですが、こればっかりはどうにもならないですものね。まぁ私は長靴・手袋で作業を手伝うのは楽しかったですけど。。

時化休みの間に、夫に手伝ってもらい大掃除やら色々済ませたいと思うのですが、明日の朝で可燃ごみ収集は年内最後となり、大掃除で出るゴミは我が家で年越しせねばならないようです。次のゴミ収集日は1月6日、ずいぶん間隔が開きすぎですよね!
こんなのも混じってました


アナゴ

エイ

サヨリ
12月24日
クリスマスイブ、ということでケーキを食べ、子供たちもいつもに比べ早く眠りました。長女は明日から冬休みに入りますが、朝7時から地区でのマラソン(低学年は1km程度)があり、私も当番で朝付き合わなくてはなりません。クリスマスプレゼントを確認する時間もなく、バタバタと出かけることになりそうです。。夏休みはラジオ体操、冬休みはマラソン・・・小学生は早寝なので、親ものんびりできません!!

今朝の水揚げは小さいコノシロが沢山混じっていていました。関東ではコハダと呼ばれ、酢で締めたものは江戸前ずしではなくてはならない魚ですが、この辺ではツナシと呼んでいます。コノシロは骨が多いと聞いていたので、うわっコノシロか、と思わず敬遠して家に持ち帰りませんでしたが、酢締めでも刺身でも美味しい、と聞き、モノは試しと味見用に2匹だけ刺身にしてみました。骨切りをすれば全く骨は気にならず、脂がのっていて口の中でとろけるようでした。うーむ、実際食べてみないとわからないですね。
大して美味しくないだろう、と勝手に思い込んでしまい、魚に対しても失礼なことをしました。
今度網に混じってたら「やった!ツナシだ」と喜ぶことにします。
明日が今年最後の入札です。それ以降の分は冷蔵庫に保存され、新年明けてからの出荷となりますので、今朝水揚げした分のいりこも明朝には箱詰めし、入札に出そうと加工業者の方は大忙し。

朝から今日出荷分の箱詰めに大忙し

バラから箱にいりこが滑り落ちます。

一箱9.0kg しっかり量ってます。

こんないりこです!

午後には明日出荷分の箱詰めを行っていました。

おあとにいっぱい控えています。
12月23日
今日は京泊港にて水ノ浦の中村水産「昭栄丸」の進水式がありました。昭栄丸はモジャコすくい網漁の漁船です。色とりどりの大漁旗を沢山たなびかせ、港内をグルグルと3回まわり、さらに港の外をまわったのち元の場所に戻り、お神酒を飲んだ後餅まきが行われました。
本性を垣間見ることができる、、、というのか、やはり必死になりますね。女性はエプロン姿でエプロンを広げて袋代わりにするのが鉄則です。。
子供たちも餅や小袋入りスナック菓子が次から次へと降って来るのに大喜び!

昭栄丸 大漁旗の数は相当なもの

このイスに座り、流れ藻を見つけます

港内を颯爽と進む姿

船上でお神酒が配られています。

餅まきの開始。老若男女問わず興奮します。

大量の餅が投げられ、皆さん沢山持ち帰りました。
さて本日の天洋丸の水揚げ&加工風景です。今日は大きなサワラが混じっていて、家に持ち帰ってきました。脂がたっぷり乗っていて、刺身も美味。しばらく楽しめそうです。

魚そうの中に何か掘り出し物がないか、探っています。まるで宝探し。

右のポンプで中村さんが、左のポンプで松木さんが水揚げしています。

大きなサワラが混じっていました!

今日のイワシ

富永幸治さんの加工場のバラ返し。質が良いというより、悪くはない、という感じでした。。

いりこを前に大喜びの子供たち。すっかり邪魔に・・・失礼しました。
12月22日
帰宅した長女のかばんの中に柚子が、、「ばあちゃんからお風呂に入れるように言われた」と長女が話すのと同時にカレンダーを見ると、あらあら今日は冬至でした。今まで毎年冬至には必ずカボチャを食べていたのに、すっかり忘れていました。柚子湯に興奮気味の子供たちでしたが、カボチャは明日食べることにします。

今日は有家のジャスコに買物へ。ジャスコでは知り合いのお母さんに何人か会い、どこでもクリスマスプレゼントの仕込みに苦労しているようです。でも、毎年こんな散財をしなくてはならないのか、と高い値段のオモチャを前についつい悩みたくなるもの、、「サンタさんも不況でプレゼントは低予算で、とニュースで言ってた」と千円以下のプレゼントしかしない、と取り決められないかしら。
子供達はどうせお年玉も貰うし、贅沢すぎますね。。
さて、ジャスコには諏訪の池経由で北有馬に抜けて車を走らせます。
途中の坂下小学校(北有馬)は北有馬小学校に統合され、今年度で閉校になります。あと100日、と看板で表示されていましたが、卒業生にしてみたら学び舎がなくなるというのは感慨深いでしょうね。南串の場合、人数的に見ればもちろん統合した方が良いと思いますが、実際問題は非常に難しいでしょうね、、各校区の人たちは自分達の学校を残そう、と共に主張するのが目に見えますもの。
下の写真は諏訪の池。
夕方、煮干加工場へ様子を見に行きました。バラ返し作業を行っていましたが、今夜捕れたら夜中に箱詰め作業、とさらに大忙しとのこと。
上段は中村久徳さん、下段は富永幸治さんの加工場の作業風景です。

中腰姿勢は腰に負担がありそうですね。

一番上のバラはかなり高さがあります。

脂はありますが、だしにはよさそうな大きさです。

兄弟でのテンポよく息のあったバラ返し。

タチウオ、エソ、イカ、エビ、色々混じっています。

加工場の中はバラの山!
いつも色々お世話になっている伯父から、今日は自宅の庭に植えられていた立派なサトウキビを頂きました。
珍しい食べ物に長女&長男は夢中で食べてました(次女の好みではなかったようで)。
これから数日サトウキビがおやつです。

サトウキビを持って大はしゃぎ。

素朴な甘さがお気に入り。
12月21日
昼間は風もなく、ポカポカと暖かく、洗濯物を干すのにも気持ち良く作業できました。今朝の寒さがウソみたい!
こんな日こそ庭掃除、と思って庭の落ち葉を掃いていると(南串では、はく→はわく、だそうで)、シラカシの木の下にどんぐりが沢山落ちていました。庭でよく飛んでたハチを警戒してなかなか外にでようとしなかった子供たちですが、ハチと蚊がいないことを確認すると大喜びでどんぐりを拾ったり、遊具で遊んだり楽しんでました。
せっかく庭があっても、蚊がいたり、ハチがいたり、寒かったり、、結局、子供たちが年間で快適に遊べる時ってわずかなものです。
私の場合は、庭の掃除も花壇の手入れも蚊がいたからできなかったし・・・、とこれは言い訳。

凪の1日、ということで今晩は出漁しました。時化前(12/17分)に捕れたイワシは脂があり、いりこの入札値はかなり安かったことから、出漁しても赤字が増えるだけ、なんて弱気なことも頭によぎりますが・・・。
時化のあとですので、湾の外から脂の少ないイワシが山のように入ってきていますように。大漁祈願!!!(←質の良いもの)
12月20日
今日は地区の子供会の空き瓶回収&クリスマス会があり、長女はケーキを食べて、プレゼント交換をして帰ってきました。クリスマス会は地区によってはしないところもあるようですが、この西浜地区では夫が小学生の頃でも毎年劇をしたり、歌を歌ったり、大きなイベントだったそうです。
11月8日に小浜町「ふれあいの村」で作った作品が焼き上がり、各自に配られました。ひびが入っていたり割れるんでは?と思った子のもちゃんと完成していたようで、出来上がった作品を見るとまた作りたくなりますね。。

長女&私の共同作品
午後からは溜水の友人宅へ遊びに行く長女を車で送り、ついでに先日植えつけてたレタス畑を見てきました。保温のため、タフベル(不織布)がかけられ、レタスの成長具合ははっきりカメラに収められませんでしたが、春になって美味しいレタスが収穫できますように・・・。
家まで下ってくる途中、景色がぱぁーと開けるところがあり、ついつい写真に撮りたくなってしまいます。対岸がもっとくっきり見えたら良かったのですが、それでも「わぁキレイ」と思える景色です。(下の右の写真はクリックすると大きくなります)
12月19日
傍らにハロゲンヒータを置いてパソコンの前に座っていますが、窓側の足から腰にかけてはもうすっかり冷え切っています。真冬並みの寒さ、と表現されていますが、真冬ってこんなのが続くんでしたっけ。

さて、長男の熱も下がったので保育園に送り出し、久々に諌早へ買物に出かけました。以前から買おう買おうと思ってた加湿器、そしてスキャナも手に入れ、財布の中身はすっかり寂しくなってしまいました。漁もないのに、いいんだろうか・・・

今度の月曜日はサンタさん代行でプレゼントを買いにジャスコへ行かねばなりません。次女のリクエスト(もちろんサンタさんへの)はデラックスなリカちゃん人形のセット、長男は大好きな桃太郎の人形(そんなのあるのか?!)、そして一番困りものは長女。。。
サンタさんへの手紙には「ハム太郎2(ゲームソフト)のとんがり君を地下ハウスに連れて行ける方法を教えて下さい」とゲームの攻略法を書くようにご丁寧にメモ欄まで作っています。サンタさん=何でも屋さん、とでも思ってるのでしょうか。

いっそのこと「今年は魚が捕れなかったからサンタさん来ないよ」と宣言したいくらいです。
12月18日
今晩も時化で休みです。天気予報を見ると、明日は曇りのち雪。雪マークを見て子供たちも浮かれ気分〜、雪だるま作るんだ、と張り切ってます。さぁ明日は冷え込みそうなので、手袋でも探しておこう。

長男が鼻水、咳、そして微熱のために保育園を休みました。体調が悪いせいか「アンパンマンのビデオみるう」とわがまま放題で、ちょっとCMが入っただけで大泣きする始末。保育園では我慢したり色々抑えているようですので、すっかり甘えモードになってしまいました。まぁたまには仕方ないですね。
寝る前にはすっかり熱も下がり、機嫌も良くなりました。明日は何としても保育園に行ってもらおう・・・

久しぶりにイワシの塩辛を食べました。いっそうよく漬かっていて、まさに発酵食品という香りと味、やはり美味しい!! 私のお気に入りの食べ方だと塩分もそれほど気にならないし、レタスさえあればいくらでも食べることができそうです。
(頭と腹をとり流水でうろこを流し落とし、レタスと一緒にマヨネーズをつけて食べます〜。)
最近捕れるイワシもだいぶ大きくなってきたので、塩辛も作れそうです。でもこれだけ気温が低いと熟れるまでに時間を要しそうですし、塩もあまくて良いといってもその加減が難しそう。
12月17日
今晩は時化のため休み。今朝の水揚げは量的にはまぁまぁでしたが、いりこの入札値は最近安い傾向にあって、実際かなり多く捕らないと厳しいようです。

「今日の水揚げ」と同じ写真ですが、写真を撮影した日は水揚げ&加工の様子はこちらにも掲載したいと思います。

型がだいぶ大きくなりました。そのなかでも大きいサイズのを選りだすと、尾引いて刺身にするのにちょうど良いくらい。
やはりイワシの刺身は美味しい〜
今日は「筆まめ」で年賀状の作成をしました。といっても住所録の修正と文面デザインを少しやっただけですが、、、今年は今までになく早く年賀状を投函したいものです。
そして「懐かしの風景」用の昔の写真を物色・・・。今回掲載した写真は、デジカメで写真自体を撮影したものですが、やはり精度を考えるとスキャナーは必要のようです。
12月16日
今月もあと半分。年賀状作成、大掃除、その他色々、そろそろ取りかからなくては、と思いつつもあっという間に一日が過ぎてしまいます。大丈夫かしら。。

昨日のいりこは昼間バラ返し作業を行っていました。再び乾燥機で乾かし、箱詰めは明日とのこと。

量も少なかったので人数も少なく、静かな中での選別作業。

だしにちょうど良い大きさです。天洋丸のいりこは頭も腹も取らずにOK。

こんな感じのいりこです。
ちょっとお腹が黄色っぽいです。
新たに作成した「懐かしの風景」。ご覧になっていただけましたか?
現在、掲載写真を募集中です。南串の懐かしい海辺の写真をお持ちの方、ご連絡お待ちしております。

昔、ちゃんと煮干加工場の写真を撮っておけば良かった、、と両親も話していましたが、その当時の話は色々聞けても、実際写真がないと全く知らない人にはなかなか伝わりにくいものです。
あと10年、20年、、100年後、昔はこんなことをしてたのか、と町の漁業の歴史を知り得る材料になるよう、今の漁業の現場をビデオや写真に撮っておきたいですね。
12月15日
今朝は投網時間が遅かったので、なんとか水揚げに間に合い、加工場の様子を見てきました。機械化されているので効率的に作業が進められ、魚体も少し大きく、今夜は時化で出漁しないので、バラ返し作業は明日の午前となるそうです。

運搬船からポンプで直接加工場へ。

加工場の前に選別機が設置されています。

選別されたイワシは機械で水洗いされます。

今日のカタクチイワシ。どんないりこになるやら、明日のお楽しみです。

一人がバラを置くだけで、自動でバラの上にイワシが並べられます。

次々と積まれたバラが運ばれていきます。

あくがたくさんでるので、あとでホースで流します。

茹で時間はおよそ3分

湯気で真っ白
道路拡幅工事(水ノ浦小津波見線改良工事)のため、文化センター(旧南串第二小)の建物の一部が壊され、小学生の通学路も通行止めになるようです。工事をしている方に、建物の残りの部分は今後取り壊しますか?と訊ねたところ、削り取った壁面を修復させるだけで、建物はこのまま、とのこと。
昔の音楽室と夫が5年生の時学んだ教室が削り取られているそうです。
文化センター
左の像は昭和44年、昭和45年の卒業記念の像。
工事のため一時的に移したそうですが、工事後はどうなるんでしょう。現在の二小に移設するよりは思い出の場所に・・・ということなのかしら?
12月14日
沖は寒かった〜、と今夜は防寒対策を十分にして夫は出漁しました。家の中でも寒くて、私がパソコンに向かっている時は、傍らには常にハロゲンヒーターがあります。またこれから光熱費がはね上がる・・・。

今日は昼からハマユリックスホールにて絵本の森の会の「おはなしの泉」を開催しました。私は、前回の開催時は初めての参加だったので、お手伝いだけでしたが、今回は絵本2冊(すてきな三にんぐみ、まどからのおくりもの)と手作り人形による歌(メロディぼうや)をやらさせてもらいました。0歳児から小学生中学年ぐらいまでの幅広い年齢層+母親達が相手のお話し会ですが、皆が真剣な顔で聞いてくれるのは何よりも嬉しいことですね。2才の長男も長女のひざの上で1時間半静かにしていました!

ハマユリックスホールのエントランスには大きなクリスマスツリーが飾られ、子供を前に立たせて携帯カメラで撮影しているお母さんの姿が見られました。もうすぐクリスマスですね〜サンタ代理は辛いわ!

私も記念撮影しました。年賀状に載せようかしら。
12月13日
今夜は出漁しました。年内めいっぱい出て、何とか捕れて欲しいものです。乗組員のうち農家の方は、今の時期は本業のじゃが掘りで忙しく、今まで探索船に乗っていた夫は本船に移って作業をしています。明日の朝は機嫌よく帰ってきますように。

今日は保育園の餅つきがありました。これは、おじいちゃん(ほとんど参加者なし)とおばあちゃんと一緒に餅つき&餅丸めをしよう、という祖父母参観で、園児達も大喜びでした。でも、小さい子達が餅を手にすると、まるで粘土で遊んでいるかのようにテーブルに叩きつけたり、ずっと握っていたり、、白かった餅がだんだん色が黄色っぽく。。実は靴を履いた手で触っていた!!
まぁ、なにもつけずに丸めたお餅をとても美味しそうにほお張る姿はかわいらしかったですけど。

昼食は餡を中にいれた丸餅と豚汁とミカン。既に丸めながら試食した子供たちはちゃんと昼食の餅は食べたのだろうか・・・ 次女は昼食前に4個食べたとか。

パワフルなお父さん達、、園児達も「すごい」と感心してました。熱いうちに素早くつかないと、きめの細かい餅にはなりません。

園児達も順番でぺったんこ。なかなか皆も上手。もちろん子供用の杵です。

アツアツのお餅はおばあちゃん達がちょうどよい大きさにちぎっていきます。さすが手馴れたもの。

早くお餅がこないかな、とずらり並んで待ってます。母親は豚汁を作ったり、園児と一緒に餅丸めの係です。

お餅の感触が気持ちいいのか、ずっと手の中でコネコネ。手にしたお餅はなかなか離しません!

1歳児クラスの長男も先生が丸めたお餅を美味しそうに食べてました。あまりにほおばり後で全部吐き出してましたが。
12月12日
今夜は夫に子供たちの世話を頼んで講演会へ出かけました。
参加者は史談会メンバー+遺跡発掘作業をされた方々。「骨や歯からみた遺跡出土のイヌについて」と題して、諌早市在住で愛知学泉大で教鞭を執られている加藤久雄氏により、日本犬や唐犬の話、犬食の歴史、国崎遺跡や長崎県内の遺跡についてなど興味深い話をしていただきました。
遺跡から出土されたイヌの骨や状態を調べることによって、イヌと人間の関りあいを推察し、人の移動、生活をうかがい知る事ができる、とイヌの研究が意義深いものであることを話されていました。

自然公園である国崎半島は、自然的価値のみならず史跡的価値をも有し、今後の理想としては、自然教室を開催したり、その価値をインターネットで発信し、人を創るための自然教材として活用できれば、と最後に話してくださいました。縄文時代と同じ自然がそこに残っている、なんともロマンのある話だわ・・・

加藤久雄先生

国崎遺跡のイヌ骨
12月11日
今日はすくすく学級のクリスマス製作&昼食会(忘年会)。すくすく学級とは、小さい子供を持つ母親&妊婦さんが育児に関する情報交換をする場で、町の教育委員会が事務局となっています。すくすく学級について詳細はこちら(役場HP)

実際、世話役というか発起人の方は元保母さんの方で、「すくすく学級」を立ち上げた理由というのは、町外から嫁いできてなかなか友達が出来なかったり、子育てに不安を持っている、という人たちをサポートしたい、という気持ちからとのこと。彼女は絵本の読み聞かせの会も立ち上げたり、町内の育児環境向上にかなり貢献していて頭が下がります。
私の場合、このすくすく学級のおかげで顔見知りになった人も増え、子供が保育園に通うようになった今でも都合がつけば参加し続けたい、と思っています。

本日の忘年会を兼ねた昼食会は、町内の「國吉」で行いました。国道251号線田ノ平バス停近くにある食事処で、手狭になった旧店舗から移転した現店舗を3月にオープンさせ、町内の人たちの宴会によく利用されています。
和食のみならずイタリアンまで料理のレパートリーは数多く、それぞれの好み&予算に応じて献立をつくってくれます。地元の魚を使った魚料理には定評あり!
お正月に帰省される方、要チェックです。
(といっても正月の営業については確認してません。)
食事は要予約 0957-88-3127

国道側は店の裏側になります。こちらが正面。南串保育園の隣に位置しています。

若くて元気なスタッフの方。。料理担当のご主人は照れ屋だそうで・・・

店内のいけすには、新鮮な魚介類がいっぱい。今日はクルマエビやミル貝などなど
12月10日
書き忘れてましたが、夫は昨日中型まき網漁業者を対象とした漁獲可能量(TAC)説明会に出席しました。今回は今年のTAC枠に対する県の漁獲実績の報告。

ここで、TACの説明を・・・
TACとはTotal Allowable Catchの略で、資源の維持または回復を図るために、魚種ごとに漁獲できる総量を定めています。
平成9年から導入され、長崎県のまき網漁業の場合、「長崎県海洋生物資源の保存及び管理に関する計画」に沿って、「マアジ・マイワシ・サバ類」の数量割当を行っています。
しかし今年の県の漁獲実績結果(12/5現在)では、マアジの割当数量24,200トンの92%を超え、最終的に年内に割当量を超える可能性も考えられるため、投網回数を減らすといった操業規制が検討されているそうです。
まぁカタクチイワシを捕る分には影響がない話ですが・・・。

なおTACについての詳しい説明は、こちら(水産庁 TAC Homepage)を参照のこと。

その後、漁労長会があり、今年度の不漁&安値でさぞかし暗い食事会となったのでは、と思っていましたが、夫の話では有意義な飲み会だったとか。
12月9日
ハマユリックスホールの入口には夜になるとイルミネーションが輝いています。
これは、町の教育委員会が主催し、小中学生・一般の希望者(グループ)を対象にイルミネーション作成指導をしたもので、図案も自分達で考えたものです。

実際参加された人の話を聞いたら、作業も細かくかなり難しかったとのこと。でもどれもキレイな素晴らしい出来栄えで皆さん満足されてるのでは?!

ハマユリックスホールでは、第6回目となる町内の小学生によるクリスマスコンサートが23日に開催されます。出演する子達は何ヶ月も練習をし、合宿をしたり、専門家の先生に本格的に指導してもらっていて、一体どんなオリジナルミュージカルなのか、、、楽しみです。

親和銀行南串支店の方による作品

来年以降も恒例となって、クリスマスを盛り上げて欲しいですね。

ハマユリックス向かって左

正面

向かって右
小学校の給食試食会は、おかずが冷えてるのは覚悟していましたが、ご飯も冷め、味噌汁もぬるい状態。給食って温かいものが食べれる、という認識でしたが、佐世保からは遠すぎますね。雲仙市になった際には学校給食はどのように変化していくのか、まさかこのままではないでしょう・・・うーん心配
12月8日
昨日は二十四節季の一つ「大雪」で、真冬並みに冷え込みましたが、今日も4℃〜12℃とやはり寒かったです。もう手袋をはめてる小学生もいて、びっくり。

それでも日中は晴れていたので日向は少し暖かく、しっかりカメに日向ぼっこさせてあげました。祭りであれだけ長男をとりこにしたカメは、今や誰にも見向きも、世話もしてもらえません。太陽の光に向かって首を長く伸ばして石の上に乗っている姿、可愛いんですけどね。。

そして今日は旧暦の15日。満月が夜空に映えていました。街灯の明るさに目が慣れ、以前は月明かり、って全く意識していませんでしたが、月が明るいゆえに船で灯を焚いてもイワシが集まらない、なんて海の上と陸上では明るさに対する感度が全然違いますね。

まぶしいですね。
肉眼では満月の中の「餅つきウサギ」もしっかり見えてましたが、私のカメラじゃこれが限界・・・。
さて、明日は2年生の長女の授業参観&給食試食会があります。昨年度から町内の小中学校で始まった弁当給食ですが、去年委託していた長崎市内の業者が事業撤退したことから佐世保の業者に今年度から変更になり、今回初めての試食となります。
以前は味が濃いとか、冷凍野菜が不味い、など日頃から不満を聞いていたため、試食会でも改善点を挙げる人が多かったようですが、長女の話だと残す子は少なくなったようですし、だいぶメニューや味が良くなったのかしら、と期待しています。
12月7日
保育園のメインイベント「お遊戯会」が無事終了しました。年長児の次女の晴れ舞台はなかなかのもので、バレエを習わせて宝塚にでも・・・と考えてしまうほど(親ばか)。1歳児クラスの長男は、、立ってるだけでも絵になるというか、あまり動きのないお遊戯を披露してくれました。まっ小さい子はコスプレですから。

次女です。指の先まで神経の行き届いた踊りはなかなかのモノでしょ。

劇「水戸黄門」は大うけでした。どの子も大きな声でせりふをはっきり言え、先生も親も感動!

最後は年少〜年長さんの合唱。ビデオ、カメラ両方の撮影で、見てるだけも疲れました。。
昨日、紹介した「よしのうち町おこし祭り」に15時ぎりぎりに行ってきました。イベントそのものが初の試みで、まだ浸透していないから、ということで来場者は子供ばかりだったそうです。また来春にも開催する予定で、地域の人達に早く認識してもらおうと関係者の皆さんは頑張っていました。
さて、我が子たちは、顔中わたがしでベタベタにし、じゃがバターを食べ、あめのつかみ取りに挑戦し、くじ引きをやったり、無料でかなり楽しませてもらいました。私は、さらにひおうぎ貝も食べ、くじ引きで1等があたったり・・・
最近、小学校のバザーの抽選でも当たったし、くじ運が良いようですのでここらで宝くじでも買ってみようかしら。

なお、ひおうぎ貝については詳しく知りたい方は
盛漁丸水産(井上釣具店)のHPをご覧になり、「盛漁丸水産の紹介」→「盛漁丸水産のお仕事〜ひおうぎ貝編〜」をクリックしてみて下さい!

ひおうぎ貝の網焼き。味は結構濃厚で磯の香りが・・・

ひおうぎ貝。最初に見たときはなんて派手な貝、と驚きました。

子供たちに人気のひおうぎ貝の1本釣り。私が見たときは一人も釣れず。。
12月6日
昨晩はあまり捕ることができなかったので、今夜なんとか出漁できれば、、、と思っていましたが波の高さの予想が3.0m、ということで時化のため休むことになりました。
今日の午前中は雨がときおり強く降りつけたり、悪天候でしたが、島原雲仙学生駅伝がありました。九州の大学24チームが参加し、島原を出発し半島の南側を通り、小浜から雲仙に上り再び島原へゴールする、94.5kmにおよぶレースです。島原半島活性化のために招致した大会だそうです。
我が家の前をランナー達が通過した時にはだいぶ小降りになっていましたが、選手の皆様お疲れ様でした。沿道で声援を送る女性マネージャーの声がまだ耳の奥に残っています・・・

トップで通過したのは第一工業大学。
(最終成績1位)

2番手は鹿児島大
(最終成績3位)

3番手は福岡大
(最終成績2位)
明日はお遊戯会、というのに、虫に刺されたのか次女の左目の下は赤く腫れ、可哀想な姿に。さらに夕食を食べ終わった後腹痛を訴えた長男は、いきなり嘔吐し、その後落ち着いたと思ったら、オモチャの車に乗って遊んで玄関に落ち、大きなタンコブを作って大泣き。。一体なに?!っていう感じです。
二人の腫れが少しでもよくなっていますように。晴れ舞台が腫れ舞台・・・。
そして明日は、小浜ではYOU湯マラソン&産業祭が行われますが、ここ南串でも「よしのうち町おこし祭り」が開かれます。国道の田ノ平バス停〜赤間バス停間の商店が「よしのうち通り商店街」を発足し、そのイベントなのです。会場は「カーショップ井上」、国道沿いなので、小浜の産業祭に行く途中、または小浜から足を伸ばしてこっちまで来る人がいるといいですねぇ。
ちなみに、「天洋丸のいりこ」も売ってますよ。商店街とは関係ありませんが、ちょっと宣伝を兼ねて漁協の方に売ってもらうことになりました。赤腹が混じっているので値段も安めになっていますし、ぜひどうぞ!


12月の小浜町はまだまだイベントがあります。冬の花火大会も開催され、寒い中ですが、なかなかいいもんですよ!!
12月5日
曇りのため、雲で月が隠れて今日は灯によく集まったとのこと。雨や曇りの方が、漁には好都合なんですね。。。明日の朝の天気予報では時化が予想されているので、今夜は少しだけ早めに出漁しました。
水揚げを見に行こうと思いましたが、漁場がそれほど遠くないし、イワシだけの水揚げの場合はすぐ終了するので、子供たちを保育園バスに乗るのを見送ってからでは、到底間に合いません。

水揚げ後の京泊港の様子&夕方の加工場の様子です。いりこの写真はどれも一緒にしか見えませんね・・・

本船。サギなど水鳥が沢山とまっていましたが、近づいたら一斉に飛んでいってしまいました。

本船の手前に止まっているのが幸栄丸。チャーター船です。(煮干加工をしている富永幸治さんの船)

富永さんは加工の他、日中、白網(いわし船びき網)漁もされていますが、最近はこの近辺にイワシが来ないので操業できない状況です。

富永さんの煮干加工場
捕ったイワシの加工は4軒で決められた量ずつ順番に行っています。今日は全員にイワシが回りました。

混じっている魚を取り出していますが、かなり大きいエソやタチウオも混じっていました。

同じ日に捕ったイワシでも、投網した場所や時間が違えば魚体の大きさは違います。これはちょっと小振りのサイズのものでした。

こちらは中村さんの煮干加工場。

黙々と目ぶるいを拾い出していました。

今日のいりこはなかなか良さそう。明日の入札には大量のいりこが出荷されることになります。
ところで、右の写真は7月から我が家で飼っているザリガニです。脱皮をしてからだいぶ経ちますが、青色になってるのわかります?!
カロチノイドを排除したエサ、というか魚だけしか上げていなかったのでこんなになりました。ここ数週間はカメ用の配合エサを喜んで食べていますので、たぶん次第に赤色に戻っていくとは思いますけど、もうザリガニの残りは4匹。50匹の中から淘汰され生き残ったものなので、きっと長生きしてくれることでしょう・・・
12月4日
やはり捕れなかった・・・。イワシはいるのに灯に集まらず捕れない状態。まぁだんだんイワシも増えてきたようですし、今は月もだいぶ明るくなってきましたので、月夜間明けに期待することにします。。
漁の結果は大したことがなくても、網に混じったイカ、ガンバ(トラフグ)を持ち帰り、さらにカシ網漁(底刺し網)で捕ったマダイをおすそ分けしてもらい、夕飯のおかずは超豪華。本当に美味しかったです。

今日は混じり物も少なく、イカはコンテナ一杯程度。
最近、イカの湯引きがお気に入りで、わさび醤油、梅肉+梅醤油、マヨネーズ+醤油、と色々変えて食べています。

フグは毒があるので、勿論慎重に処理をしました。3枚に下ろした身は十分水にさらして、湯引きにして食べました。ガンバの語源は「棺(がん)ば用意して食え 」・・・ちょっとドキドキものです。

鯛は煮付けに。大きさも手ごろで本当に美味しかった!長女と次女は魚の目玉周辺のゼラチン質に目がありません!
本日のいりこ〜夕方、中村さんの加工場のバラ返しを覗きに行きました。思ったよりも形が大きくなっていて、ややお腹が黄色っぽいようです。
12月3日
今夜は出漁しました! 大して捕れないかも、と半ば諦めムードで出かけていった夫、、いやいや、そんな時こそ大漁するかも?!

昨日書いた、レタスの値段の件ですが、町内の某スーパーでは本日1玉10円でした。ちなみに、グリーンコープのチラシに掲載されているレタスは1玉165円・・・。

水産大の同級生の近況を「一言」(11/28分)に載せたところ、それを見た大学時代の友人から「ホームページは色々な人と連絡する手がかりになっていいね」とメールが来ました。彼は、夫が以前勤めていた会社の同僚でもあり、現在はアラスカのダッチハーバーに長期出張中。

せっかくだから、ダッチハーバーの写真を送って、と夫が頼んだところ早速現地の様子の写真を送ってくれました。メールってなんて便利!!
ところで、ダッチハーバーって何処にあるんだろう、と夫と二人して地球儀を見たらビックリ、アラスカの中でもアリューシャン列島のウナラスカ島。こんなところだったのか・・・と今更ながらでした。(右写真)

ダッチハーバーのメインの魚種はスケソウダラとカニ。1989年と2004年の漁獲枠を比較してみると、
スケソウダラ 134万トン→149万トン
ズワイガニ  6.7万トン→1万トン
だそうで、15年前はカニだけで周年に近い操業ができたのに、現在タラバガニを併せても年間わずか2週間程度なのだとか。
なお、スケソウダラの資源管理はキチンとできており増枠の傾向だそうです。

彼のメールは「漁業は資源管理ありきと考えます。きちんと再生産できる数量を獲っていくルール作りと、それを守ることが長い目でみて必要と考えています」と結んでいました。

日本とアラスカの位置関係

ダッチハーバーの位置
この船で300トンぐらいのスケソウダラを一度に持ってきます。
タンクの中には冷却水がまわっていて、0〜3℃ぐらいに温度管理されています。
船員は4人、3日に1回ぐらいの割合で船は戻ってきます。赤い帽子は長男クン
写真撮影をした日は久しぶりに天気が良かったそうです。左写真の右下の建物(長屋風)の一番右が自宅だそうです。

以前住んでいた山形の雪景色が懐かしいなぁ
12月2日
まだ風が止みません。ということで今晩も休漁しています。明日は旧暦の10日・・・今年あと何日操業できるんだろう・・・。

漁業だけでなく町内農業もホント厳しいらしいです。レタスの値段が箱代もでない、と耳にしたことはありましたが、町内の某スーパーではレタスが0円、つまりタダで配っている状態だとか。この噂が真実か、明日その店に買物に行ってみることにします。
レタスの収穫、植え付け作業を見せてもらい(11月分の一言)、農作物を作るための労力・資材費などなど考えると、値段もつかない、なんてひどすぎる!!
我が家も頂き物のレタスがたくさんあります、、毎日レタス1個ちゃんと食べよう!

なんか景気のいい話、ないものかしら。
そういえば12月12日の漢字の日に発表される「今年の漢字」は、一般公募の締め切りが昨日で終了しましたが、一体何に決まるんでしょうね。今年を振り返って、、、毎年あぁ納得、と思えて結構楽しみにしています。
12月1日
今日から師走、というと急に慌しくなるような感じがしますが、とりあえずまだ時化が続き、漁は休みです。

「国産魚を食べよう」のページ更新のため、スーパーに行った際には必ず「輸入魚」をチェックしていますが、なかなか目新しいもの、購入意欲をそそるようなものがありません。しかしながら昨日、諌早の某スーパーをのぞいたところ、中国産のタチウオ、それも「骨なし切身」が販売していたので思わず手にしました。

骨なし魚、は購読している「みなと新聞」でもよく特集記事が組まれていて、もちろん存在は知っているものの、実際商品をみたのは初めて。
骨なし魚(骨ぬき魚)は、食べやすいように骨をすべて抜き取った魚。三年ほど前から扱うメーカーが急増し、加工は中国や東南アジアなどで行われています。学校給食や外食産業、病院、介護施設などを中心に利用されていますが、最近ではスーパーなどでも販売されています。タチウオ以外にも、アジ、シタビラメ、ハタなどの商品があり、切り身のものと、結着剤を使って元の魚の形に戻したものとがあります。

今回購入したものは、中国で一つ一つ丁寧に骨を除去しているとのことですが、調べてみると、漁獲後冷凍したものが加工場に運ばれて、半解凍状態で骨の抜き取り作業を行い、その後再冷凍して日本へ輸入されています。やはり解凍・冷凍を繰り返しているためなのでしょう、食べてみると本当に身がパサパサしていました。

表示を見ると焼成カルシウム、クエン酸が添加されていて、結着剤の安全性はどうなのかなどと疑問視する人もいるようですし・・・ ちょっと不気味。
病院や介護施設で重宝する、というのはもちろん理解できますし、魚が食べたくても骨があるために食べれない人にとっては画期的な開発商品だと思います。ただ、わざわざ子供たちに買って食べさせる・・・というのは我が家では当然パス。
骨が気になるなら、三枚に下ろして食べさせれば良いのでは?!
比較のために一緒に食べた、一昨日に水揚げしたタチウオの方が格段に美味しく、とてもじゃないけど同じ魚とは思えません!!
(当たり前か)
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