「開かれた学校」の理念に逆行する開放廊下のデメリット
開放廊下は、気象条件の変化を受けやすく、大気汚染の影響などをもろに受けます。
外部騒音の影響、内装の汚染、設備の劣化が早い等の問題点があります。
一番大切なことは、現場教育に携わる教諭から、冬などに教室内部と外部の温度変化がありすぎて子ども達にとっても、働く大人にとっても快適な環境とは決して言えないという指摘です
下足ホールで靴をスリッパに履き替えた来客が、寒風に吹き曝されながら職員室まで歩きながら不思議な顔をしたり、授業参観で訪れた父兄が寒い外から授業風景を覗く姿は、「開かれた学校
」の理念とは逆行する施設条件だと言えます。
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開放廊下のコンクリートの腰壁を撤去し、アルミ製サッシで覆う改良工事を行いました。
枚方市立殿一小学校
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