オープンシステムでできました
『此花の家』 


2009年8月11日(火曜日):お引き渡ししました。
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外観です。
隣の家との
すきまがあんまりありませんでしょ。
でも、ちゃんと足場を組んで、オーソドックスに創ってます。
メンテナンスもあるので、『中から施工』とかの裏技はわたしところでは、あまりしたくないのです。
ちょこっとスリット。
こんなのも結構有効です。
吹抜けを見上げます。
このトップライトが肝心。
家族が集まる場所にヒカリをおろし、
夏場は風を抜きます。
3階から2階をみおろします。
家族の気配を感じられますね。
ベンチをかねたベッド。
ちょこっと椅子。
仏間です。

建具は大きいですよ。幅1メートル30センチくらい。高さは天井まで2メートル40センチくらいです。
建具業者さんが入れるのに大汗をかきました。

ちなみに3階です。
1Fの玄関ホールです。
おばあちゃんがいらっしゃいますので連続した手摺り。
ニッチもあります。
気配を感じる開口。
(結構これが大事なのです)
【設計・監理・コンストラクションマネージャーのコメント】
現場は大阪市此花区。前面道路は4mありません。
しかもその上には電気やら電話やらケーブルがごちゃごちゃ。
生活するにはとても便利なところですが、工事をするには大変。
はじめ、現場を見に行った時には、うーんと思ったのですが、
いつものパターンで、難しいでしょ。となると、俄然やる気が出てきてしまいました。
で、家創りのお手伝いをさせていただきました。

敷地の間口は、写真でおわかりのように4メートル40センチちょっとです。

建物の間口は柱の間の寸法で、2間。3メートル64センチです。

解体工事から当方で手配させて頂いてます。(この工事も結構大変)

ご近所さんもよい人ばかりでした。

そうそう。建物の説明です。
在来木造3階建。
□充填断熱工法。(新木造住宅技術研究協議会のノウハウを使ってます)
 屋根:高性能グラスウール(厚)140ミリ。壁高性能グラスウール(厚)120ミリ。基礎内断熱スタイロ(厚)30ミリ。
 Q値=2.09W/㎡K
 C値=1.60c㎡/㎡
地盤改良もしました。
床は国産(吉野)桧無垢板。
オール電化。
吹抜け+トップライト。(都市型狭小住宅には必須だと考えます。)
玄関ドアはスライドタイプ。開きなら車にあたってしまします。
巨大建具等々。

施主様の人柄もあり、結構楽しく仕事をさせて頂きました。

大工さんがよかった。奈良からきてくれました。『はやし』さん。です。
またお願いします。

気密がしっかりとれてますので、1Fのサッシを開けて、3Fのサッシを開けると、うなりを上げて風が通ります。煙突効果です。
3Fでお休みになるときも、3Fの窓だけ開けるよりは、1Fと3Fとあける方が、空気の流れはよくなります。
出会いから竣工までの記録へ
プライバシーの関係もありますので、間取りとかコストなどの詳しい内容は公開していません。
直接お会いして、ご説明させて頂いています。

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