ニュージーランド
旅行記
旅行記
■ クライストチャーチへの帰還
10/14(土)
■ オアマルをあとに
オアマルを去る日。朝5時半に起きる。今日は、最初の到着地クライストチャーチまで車を走らせる。今回の旅で一番の長距離ドライブだ。7時発で十分かと思うが、余裕をみて6時半に出発することにした。オアマルでは1日半ほどの滞在だったが、十分に楽しめた。車を宿の前につけ、荷物を積み込む。

宿の前

薄明のオアマルの町並み
宿を出てすぐに1号線に入り、その後しばらくは同じ道を走る。クライストチャーチまでのガソリンを補給する必要があったのだが、オアマル郊外で、前回安かったガソリンスタンドの「npd」を発見する。操作方法を知っていることもあり、ここで入れることにする。今回はほぼ迷わずに操作することができた。
旅ももう残りわずかだ。見慣れてきたニュージーランドの風景も、もうすぐ見納めとなる。名残は尽きないが、これが旅というもの。そんな話を二人で交わしながら、車窓の景色を楽しむ。
キャンプ場でトイレ休憩をとったあと、ティマルの町のパックンセーブに立ち寄る。いろんな人に配るためのおみやげのティーバッグ、それから、自分達用にピーナッツバターなどの食材系おみやげ、今日の夕食用のハムやバナナなどを購入。
ふたたび車に乗り、クライストチャーチの宿を目指す。北上するに従い、鳥の数が少なくなっている気がするが、白黒のカラスだけはやけに目につく。途中、大きな虹が見え、二人で歓声をあげた。車の進む向きによって右に左に前方にと場所を変えながら、最後のドライブに彩りを添えてくれた。
公共トイレに立ち寄り、荷物のパッキングをおこなう。今日はまず宿にスーツケースを預け、最後のガソリンを入れ、レンタカーを返却し、レンタカーのスタッフに南極センターまで送ってもらう、というミッションをこなさなければならない。レンタカーの返却は12時だ。6時半に出てきたが、途中で買い物をしたこともあって余裕がない。最後のニュージーランドのドライブを楽しみ惜しみつつ、プレッシャーも感じていた。100km制限のエリアはなるべく100kmで走りたいが、今日は風がすごく強いのであまりスピードを出せない。それでもクライストチャーチが近づくにつれ、もう少しで車の旅も終わるという感慨が強くなってくる。あと20kmほどになったところで、道路が日本の高速道路のように2車線の専用道になり、路面も良くなって走りやすくなった。その後、高速道を降り、市街地へと入っていく。中心部が近くなるにつれ、車と信号が増えていく。到着日に入ったパックンセーブを見つけ、カーナビの助けも借りてなんとか宿に到着。宿の前に駐車するスペースがあるか心配だったが、それもちょうど空いていた。
宿の受付に行くと、スーツケースを置いておく場所を教えてくれた。バックパックの大量に積まれた一帯に、なんとかスーツケースを潜り込ませる。あでりーはその間に、二階にあるキッチンの冷蔵庫に冷蔵品を収めてくれた。
ふたたび車に乗り、空港のレンタカーオフィスへ向かう。すぐにガソリンスタンドを見つけたので、料金に構わずに入る。クレジットカードでなんとか操作をし、ガソリンを満タンにする任務はクリアした。もう少しでレンタカーオフィスに到着する、というところで、急にスマホのアラームが鳴り始める。何事かと思って画面を見ると、強風アラームが出ていた。日本でもそんなことはなかったのに、と二人で驚いた。けれど、なかなか体験できない面白いできごとだった。
レンタカーオフィスには、11時45分に無事到着。車のチェックもほとんどなく、返却の手続きは簡単に終了した。空港までの送迎について向こうから聞いてくれたので、南極センターに送ってほしいと頼むと、快く引き受けてくれた。
旅ももう残りわずかだ。見慣れてきたニュージーランドの風景も、もうすぐ見納めとなる。名残は尽きないが、これが旅というもの。そんな話を二人で交わしながら、車窓の景色を楽しむ。
キャンプ場でトイレ休憩をとったあと、ティマルの町のパックンセーブに立ち寄る。いろんな人に配るためのおみやげのティーバッグ、それから、自分達用にピーナッツバターなどの食材系おみやげ、今日の夕食用のハムやバナナなどを購入。
ふたたび車に乗り、クライストチャーチの宿を目指す。北上するに従い、鳥の数が少なくなっている気がするが、白黒のカラスだけはやけに目につく。途中、大きな虹が見え、二人で歓声をあげた。車の進む向きによって右に左に前方にと場所を変えながら、最後のドライブに彩りを添えてくれた。
公共トイレに立ち寄り、荷物のパッキングをおこなう。今日はまず宿にスーツケースを預け、最後のガソリンを入れ、レンタカーを返却し、レンタカーのスタッフに南極センターまで送ってもらう、というミッションをこなさなければならない。レンタカーの返却は12時だ。6時半に出てきたが、途中で買い物をしたこともあって余裕がない。最後のニュージーランドのドライブを楽しみ惜しみつつ、プレッシャーも感じていた。100km制限のエリアはなるべく100kmで走りたいが、今日は風がすごく強いのであまりスピードを出せない。それでもクライストチャーチが近づくにつれ、もう少しで車の旅も終わるという感慨が強くなってくる。あと20kmほどになったところで、道路が日本の高速道路のように2車線の専用道になり、路面も良くなって走りやすくなった。その後、高速道を降り、市街地へと入っていく。中心部が近くなるにつれ、車と信号が増えていく。到着日に入ったパックンセーブを見つけ、カーナビの助けも借りてなんとか宿に到着。宿の前に駐車するスペースがあるか心配だったが、それもちょうど空いていた。
宿の受付に行くと、スーツケースを置いておく場所を教えてくれた。バックパックの大量に積まれた一帯に、なんとかスーツケースを潜り込ませる。あでりーはその間に、二階にあるキッチンの冷蔵庫に冷蔵品を収めてくれた。
ふたたび車に乗り、空港のレンタカーオフィスへ向かう。すぐにガソリンスタンドを見つけたので、料金に構わずに入る。クレジットカードでなんとか操作をし、ガソリンを満タンにする任務はクリアした。もう少しでレンタカーオフィスに到着する、というところで、急にスマホのアラームが鳴り始める。何事かと思って画面を見ると、強風アラームが出ていた。日本でもそんなことはなかったのに、と二人で驚いた。けれど、なかなか体験できない面白いできごとだった。
レンタカーオフィスには、11時45分に無事到着。車のチェックもほとんどなく、返却の手続きは簡単に終了した。空港までの送迎について向こうから聞いてくれたので、南極センターに送ってほしいと頼むと、快く引き受けてくれた。
■ 南極センター
これでとりあえず今日前半のミッションはクリアし、ほっと一息つく。到着した南極センターは、かなり大きな施設だった。入場券を買ったあと、施設内のベンチで弁当を食べさせてほしいとお願いしてみた。今日は風が強く外では食べられないから、とスタッフに伝えると、しぶしぶOKしてもらえた。ありがたく、ベンチでいただくことにする。昨日の夕食と同じく、ハムと黒パン。デザートはクッキーとコーヒー。温かい場所でゆっくりと食事をとれたのはありがたかった。

南極センター
食事を終え、あらためて施設内に入場する。いきなり、周囲の壁に巨大なハイビジョン映像が映される部屋に入り、圧倒される。その後は展示品を見たり、南極の氷の冷たさを実感したり。南極の温度を体感するコーナーでは、防寒ジャケットと靴カバーを借り、暴風の吹くアトラクションが始まるのを待って中に入る。最初は-8℃くらいでそれほどでもなかったが、暴風が吹くと一気に体感が10℃ほど下がる。しばらく体験し、じゅうぶん楽しんだところで外に出る。

体験コーナーの中で遊ぶ

メイン展示の一つとなる4DX映像が見られる時刻まで、ブルーペンギンの展示を見たり、別の展示を見たりして待つ。あでりーは各所で撮影をしている。シベリアンハスキー犬が館内を歩いていて、ついていくと説明が始まったので、しばらく聞いたりもした。その後、4DX映像の時刻になり、シアターに入る。映像は、砕氷船に乗り、ペンギンに会いに行くという内容で、座席が揺れたり、水しぶきが飛んだりするのが楽しかった。1時間ほどあるかと思っていたら、20分ほどで終了した。
次のメインはブルーペンギンの見学だ。餌やりタイムが始まるまで、ふたたび別の展示を見たりしながら待つ。
次のメインはブルーペンギンの見学だ。餌やりタイムが始まるまで、ふたたび別の展示を見たりしながら待つ。

ペンギンとの背くらべ
時間になったので、ペンギン水槽に行く。餌やりでは、おなかのすいてないペンギンが多く、2~3羽しか食べようとしていなかった。太陽光に体が照らされているが、名前の通りブルーに見えるのは1羽くらいで、それ以外は黒にしか見えなかった。

ブルーペンギン水槽

■ 最後のクライストチャーチ
じゅうぶんに楽しみ、南極センターを出た。バス乗り場をスタッフに訊き、そこまで行ってみる。市内行きのバスは調べたとおり8番で、時間通りにバスが来た。運転手に我々の降りるバス停の名前を告げ、そこに行ってくれることを確認。さらに、もし着いたら教えてほしいと伝え、快諾してもらう。それでも不安なので、車窓からの風景と地図を照らし合わせながら進む。中心部に入ったところで、目指す通り名を発見。この道のどこかだが、かなり早めに運転手がここだと教えてくれた。ただ、後ろの席の女性と話していると、もう少し先のほうなので、次の停留所まで乗り、そこで降りる。
まずは明日の朝のバスの時刻を調べるため、反対方向のバス停を確認する。と、日曜の朝は早くても8時台しかない。7時ちょうどくらいに出たかったので、これではまずい。近くのインフォメーションで聞いてみようと場所を探すが、地図には載っていない。フリーWifiがあったのでつなげてみるが、通信速度がかなり遅く、なかなかつながらないのであきらめた。
クライストチャーチの象徴でもある大聖堂周辺の風景を楽しみ、行こうと思っていた繁華街のあたりもすこし歩いてみた。その後、宿に向かい、宿近くのバス停を確認してみた。ここはバスの公式サイトで調べると使われていない感じだったが、行ってみるとしっかりバスが発着していた。時刻表を見ると、明日の朝7時ちょうどくらいの便もあった。
念のため、宿のチェックインの際、空港へのアクセスを確認すると、壁に時刻表が貼ってあり、先ほど見た時刻と同じだった。これで安心できた。
まずは明日の朝のバスの時刻を調べるため、反対方向のバス停を確認する。と、日曜の朝は早くても8時台しかない。7時ちょうどくらいに出たかったので、これではまずい。近くのインフォメーションで聞いてみようと場所を探すが、地図には載っていない。フリーWifiがあったのでつなげてみるが、通信速度がかなり遅く、なかなかつながらないのであきらめた。
クライストチャーチの象徴でもある大聖堂周辺の風景を楽しみ、行こうと思っていた繁華街のあたりもすこし歩いてみた。その後、宿に向かい、宿近くのバス停を確認してみた。ここはバスの公式サイトで調べると使われていない感じだったが、行ってみるとしっかりバスが発着していた。時刻表を見ると、明日の朝7時ちょうどくらいの便もあった。
念のため、宿のチェックインの際、空港へのアクセスを確認すると、壁に時刻表が貼ってあり、先ほど見た時刻と同じだった。これで安心できた。

大聖堂跡のモニュメント
宿の部屋は、到着時と全く同じ部屋だった。交代でシャワーを浴びたあと、夕食の準備をする。バナナ、今日買ったスープ、サラダ、昨日のピザの残り、昨日買ったブルーチーズとハム。オアマルで買ったチーズは癖がなくて食べやすい。ブルーワリーからテイクアウトしたピザは冷めても美味しくて、ハムとチーズを乗せて食べると最高だった。僕は黒パン1枚を追加した。デザートは、ピーナッツクリームを使い切り、黒パンにつけて食べた。チョコレート、ナッツもいただく。残っていた最後のデカフェのドリップパックを使った。すべてが美味しくて満足。ニュージーランド最後の晩餐はこうして終了した。
一階でハッピーアワーとしてビールが安くなっていたので、行ってみる。スパイツのビールと、他に気になるビールがあったが、スタッフに訊くと土曜はハッピーアワーをやっていないとのことで、あきらめる。部屋に戻り、家計簿をつけ、日記を書く。
一階でハッピーアワーとしてビールが安くなっていたので、行ってみる。スパイツのビールと、他に気になるビールがあったが、スタッフに訊くと土曜はハッピーアワーをやっていないとのことで、あきらめる。部屋に戻り、家計簿をつけ、日記を書く。

本日の夕食