ニュージーランド
旅行記
旅行記
■ ウルバ島
10/4(水)
■ 水上タクシーでウルバ島へ
予定どおり6時に起き、準備をして出発する。体に疲れは残っているが、今朝は宿から水上タクシー乗り場まで、峠を越えて歩かねばならない。天気予報は雨なので、二人してカッパを着込み、7時に宿を出る。二晩続けてキウイ探索で訪れた公園のそばを抜け、ひたすら頑張って歩く。途中、トゥイが現れてきれいな声でさえずり、元気をくれる。下りに入ってしばらくすると、目指す「Golden Bay」の標識が見えた。道を左に折れ、7時30分頃に浜辺にたどり着く。
浜から離れた場所にウォータータクシーと書かれたボートが浮いているが、その会社ではなさそうだ。待合スペースで気長に待つ。ここでもトゥイが飛び交っている。7時50分過ぎに、ラキウラと書かれたオレンジのボートがやってきた。15人乗りほどのボートだ。すぐに出発する。
浜から離れた場所にウォータータクシーと書かれたボートが浮いているが、その会社ではなさそうだ。待合スペースで気長に待つ。ここでもトゥイが飛び交っている。7時50分過ぎに、ラキウラと書かれたオレンジのボートがやってきた。15人乗りほどのボートだ。すぐに出発する。

水上タクシー乗り場
20分の予定が10分足らずで、ウルバ島のポストオフィス・ベイに到着。昨日のフェリーの経験があるので、どれだけ揺れるか心配だったが、まったく大丈夫だった。帰りの時刻を確認し、総舵手と別れた。
ウルバ島のガイドブックに地図が載っていたので、それを頼りにまずはウェストエンド・ビーチを目指す。トレッキングロードは歩きやすく整備してあり、分かれ道にはしっかり標識があるので、迷うことはなさそうだ。
鬱蒼とした森の中を歩くと、いろんな鳥の鳴き声が聞こえてくるものの、なかなか姿が見えない。曇り空で光が弱く、見上げてもシルエットになってしまう。何か出てこい、と思いながらゆっくりと進む。
途中のベンチで休みながら1時間ほど歩いたあたりで、ついに! 小さくて黒っぽい鳥がすぐそばにやってきた。スチュアート島の固有種、スチュアートアイランド・ロビンだ。まったく警戒することなく、目の前で動き回っているので、しっかり撮影ができた。さらにその後、木の上方でファンテイルを発見。白い尾羽を開いたり閉じたりする姿がかわいい。撮影はうまくできなかったが、目視でしっかり楽しむことができた。
2時間ちょっと歩き、ウエストエンドビーチに到着。アシカ注意の看板があるので、見られるかと期待したが、浜辺にはミヤコドリとカモメくらいしかいなかった。ぱらぱらと雨が降り始め、ついに来たかと思うが、すぐにあがって安心する。ビーチの端あたりまで確認したけれど、ミヤコドリがいるだけでやはりアシカはいない。
ウルバ島のガイドブックに地図が載っていたので、それを頼りにまずはウェストエンド・ビーチを目指す。トレッキングロードは歩きやすく整備してあり、分かれ道にはしっかり標識があるので、迷うことはなさそうだ。
鬱蒼とした森の中を歩くと、いろんな鳥の鳴き声が聞こえてくるものの、なかなか姿が見えない。曇り空で光が弱く、見上げてもシルエットになってしまう。何か出てこい、と思いながらゆっくりと進む。
途中のベンチで休みながら1時間ほど歩いたあたりで、ついに! 小さくて黒っぽい鳥がすぐそばにやってきた。スチュアート島の固有種、スチュアートアイランド・ロビンだ。まったく警戒することなく、目の前で動き回っているので、しっかり撮影ができた。さらにその後、木の上方でファンテイルを発見。白い尾羽を開いたり閉じたりする姿がかわいい。撮影はうまくできなかったが、目視でしっかり楽しむことができた。
2時間ちょっと歩き、ウエストエンドビーチに到着。アシカ注意の看板があるので、見られるかと期待したが、浜辺にはミヤコドリとカモメくらいしかいなかった。ぱらぱらと雨が降り始め、ついに来たかと思うが、すぐにあがって安心する。ビーチの端あたりまで確認したけれど、ミヤコドリがいるだけでやはりアシカはいない。

ウエストエンドビーチ
一休みし、このあたりで早めの昼食をとることにする。二人ともカッパを着ているため、どこにでも座れる。岩場に場所をとり、あでりーの作った弁当を食べる。今日もサラダとツナサンドで、とても美味しい。食後に、宿で作ったインスタントコーヒーを飲みながら、チョコとパンをデザートにいただく。スチュアートアイランド・ロビンがふたたび姿を現し、すぐそばまで来て楽しませてくれた。

早めの昼食

足元に来たスチュアートアイランド・ロビン
ゆっくり休んだところで、ふたたび森の中に分け入る。次に目指すはボウルダーズビーチだ。しばらく歩いて、大きなインコのような鳥を発見。カカだ。じっくり観察して歩き始めると、今度は行く手にフクロウのようなシルエットを発見。フクロウだ、と僕があでりーに伝えるが、よく見てみると、同じくカカだった。歩く場所によって見られる鳥が違って面白い。その後ふたたびファンテイルの姿を楽しんだあと、ボウルダーズビーチに到着。1時間半くらいかかるかと思っていたら、1時間弱で着いた。親子連れらしき4人組がいる。ここにもアシカはおらず、岩場でカワウが羽を休めていた。

岩場のカワウ
ここから元来た道を少し戻り、分かれ道をシドニー・コーブ方面に向かう。たどり着くと、長い砂浜が見え、たくさんの子供たちが遊んでいた。トイレがあったので交替で入る。
近くに展望台があるので、坂道を頑張って登る。高台の展望台からは、昨日おとずれたアッカーズポイントあたりが見渡せた。そこから別ルートで降りると、最初のポストオフィスビーチに出た。まだ時間があるので、ベンチのあるところまで歩き、座って観察する。一休憩したあと、また少し歩いて別のベンチに座る。途中、僕と同世代くらいの男性と若い女性の二人連れに会い、言葉を交わす。おそらく親子連れだろう。彼らはパラキートというインコのような緑の鳥を見たらしい。
近くに展望台があるので、坂道を頑張って登る。高台の展望台からは、昨日おとずれたアッカーズポイントあたりが見渡せた。そこから別ルートで降りると、最初のポストオフィスビーチに出た。まだ時間があるので、ベンチのあるところまで歩き、座って観察する。一休憩したあと、また少し歩いて別のベンチに座る。途中、僕と同世代くらいの男性と若い女性の二人連れに会い、言葉を交わす。おそらく親子連れだろう。彼らはパラキートというインコのような緑の鳥を見たらしい。

シドニー・コーブ

ベルバード?

カカ

最後に休憩したベンチ
15時半の帰り便に合わせ、乗り場へ戻る。ゆっくりと帰りのボートを待つと、定刻に現れた。3人くらいの乗客と共に乗る。ウルバ島から離れるのが名残惜しい。本当に楽園のような場所だった。またじっくり歩きたい。
■ 夜のお決まり行動
スチュアート島に戻り、宿まで歩いて帰る。昨日のフィッシュアンドチップスが美味しかったので、今日も僕が買いに行く。昨日と同じ「Blue Cod」という魚だが、今日は「buttered」と書かれたほうにする。店員は僕を覚えていてくれたので、昨日美味しかったからまた来たよ、と伝える。宿に戻って包みを開けると、バター焼きかと思ったら、天ぷらだった。いわゆるフィッシュアンドチップスで出てくるものだ。しかも、昨日の倍ほども大きい。思い返せば、昨日は「魚と半分サイズのポテト」を買ったはずが。「半分サイズの魚とフルサイズのポテト」だったのだろうと二人で話す。
今日はさらに、インバーカーギルで買ったピラフ風の簡易食を試すことにする。この旅で初めてバーナーと鍋を使い、中身を鍋にあけ、水を少し足して温める。なんとかできあがったので、サラダ、半分ずつにした魚と共にいただく。魚はやはりすごくおいしい。こちらも買ってみてよかった。そしてピラフもなかなかの味で、満足する。
今日はさらに、インバーカーギルで買ったピラフ風の簡易食を試すことにする。この旅で初めてバーナーと鍋を使い、中身を鍋にあけ、水を少し足して温める。なんとかできあがったので、サラダ、半分ずつにした魚と共にいただく。魚はやはりすごくおいしい。こちらも買ってみてよかった。そしてピラフもなかなかの味で、満足する。

本日の夕食
交代でシャワーを浴び、19時すぎに出発。今日もまたペンギン探索だ。昨日と同じ場所で、二人一緒に待つ。徐々に他の人もやってくる。一度あでりーが、ペンギンの頭らしきものが見えたと言っていたら、次に僕もしっかり2羽の頭が水面から上がるのが見えた。やった! ついに見られた。あでりーと一緒に見る初めての野生ペンギンなので、嬉しさがつのる。
その後、上陸した姿を見られるかと思い待ったが、これはかなわなかった。それでも、頭が見られただけで十分に満足だった。
暗くなり、判別がつかなくなったところで離れ、次はキウイ探索に出かける。今日はあの公園まで直行し、じっくり観察をする。なんとなくぴんときた場所でしばらく待ってみる。かさかさという音がして現れるかとドキドキしながら待つ。気配がするのに、姿は見えない。少し場所を変えるが同じだ。21時近くなったので、帰る方向に向かい、探しながら歩く。途中、ウルバ島で出会った親子に遭遇する。二人はこれからキウイを探すらしい。あいさつをして別れる。
21時半くらいに宿に戻る。歯磨きをして就寝。明日は7時に起きる。22時から寝れば9時間は寝られるだろう。
その後、上陸した姿を見られるかと思い待ったが、これはかなわなかった。それでも、頭が見られただけで十分に満足だった。
暗くなり、判別がつかなくなったところで離れ、次はキウイ探索に出かける。今日はあの公園まで直行し、じっくり観察をする。なんとなくぴんときた場所でしばらく待ってみる。かさかさという音がして現れるかとドキドキしながら待つ。気配がするのに、姿は見えない。少し場所を変えるが同じだ。21時近くなったので、帰る方向に向かい、探しながら歩く。途中、ウルバ島で出会った親子に遭遇する。二人はこれからキウイを探すらしい。あいさつをして別れる。
21時半くらいに宿に戻る。歯磨きをして就寝。明日は7時に起きる。22時から寝れば9時間は寝られるだろう。