ニュージーランド
旅行記
旅行記
■ クライストチャーチ到着
9/30(土)
■ まもなくオークランド
機内食のあと、僕はパソコンを取り出し、この旅で初めて日記を書く。ここまでの道中を書くだけでもかなり時間がかかってしまった。その後は就寝タイムとなり、僕もパソコンを消して目をつぶる。寝られないかと思っていたら意外にしっかり眠れた。あでりーもよく寝られたようだ。到着2時間前になり、朝食が出る。ベーコンエッグソーセージとチキン焼きそばを1つずつ頼む。味はまあまあ。やはりフルーツが美味しい。あでりーは飲物に香港ティーを選んだが、味は「午後の紅茶ミルクティー」で、砂糖が多くて相当に甘かったらしい。

機内食(ベーコンエッグ他)

機内食(焼きそば)
■ ニュージーランド入国
ほぼ定刻でオークランドに到着。最後にかなり揺れて気持ち悪くなりかけたが、持ちこたえた。ともあれ、あでりーと二人、遂にニュージーランドまでやってきた。
それでものんびりしている暇はない。これからいくつかのミッションがあり、すべてを2時間ほどでこなさなければいけないのだ。まずは荷物をピックアップし、入国審査を通過すること。ニュージーランドの入国審査は厳しいことで有名で、希少種の多い自然を守るため、動植物類の持ち込みが入念にチェックされる。事前にその情報を得ていた僕らは入国カードを旅行前に入手し、申請するべき項目をしっかり確認していた。それでも何が起こるかわからず、申請に不備があれば400NZドルを課せられるため、緊張しながら進む。
パスポートチェックは読み取り式で簡単に済んだ。スーツケースがすぐ出てくるか心配だったが、これも問題はなかった。そしていよいよ入国審査へと向かう。入国カードは機内で配られなかったため、カードの置いてある場所を見つけ、事前に作っておいた資料を参考に書き込む。
その後、審査所まで進み、二人一緒に入国カードを手渡す。どきどきしながら待っていると、いくつか質問を受けたものの、思ったより簡単かつ和やかな雰囲気で終わり、荷物を開けて見せることもなかった。拍子抜けしたが、これでまずは一安心だ。
次はクライストチャーチへの乗り継ぎ便に乗るため、国内線ターミナルへ移動しなければいけない。歩いていけるかと思っていたらバスに乗るらしく、乗り場に向かう。それにしてもオークランドは空港内外に人が少なく、どこもすいているのでありがたい。バスが来たので乗る。一般道に出てからかなりの距離を走り、国内線ターミナルに着く。
チェックインの機械があったので操作してみるも、エラーが出てうまくいかない。ただ思い返してみれば、セントレアでチェックインは済み、搭乗券ももらっているから、荷物の預け直しだけでよかったのだ。ということで荷物の預け入れの場所へ進む。スーツケースについたバーコードをリーダーで読み取ればOK。僕の荷物はすんなり終わったが、あでりーの荷物がなぜかエラーとなってしまい、もう一度スタッフに荷物タグを出し直してもらう。これでミッションは完了だ。あとは往路で最後の飛行機、初のニュージーランド航空に乗るだけ。搭乗ゲートの下の階に静かに座れる場所を見つけ、しばらくそこで過ごす。
時間が来たので乗り込むと、機体はやはり古く、座席モニターはない。昔懐かしい、数席おきの間隔で上部についているモニターがあるだけ。これで長時間フライトなら、同じ映画を同じ時刻に見るという昔のスタイルなのだろう。
ドリンクとお菓子のサービスがあったが、水を頼む。窓際の席だったので、オークランドからクライストチャーチまでの景色を楽しむ。東海岸沿いに進むかと思っていたら、西海岸沿いだった。それほど高いところを飛ばないのか、雪山や蛇行する川などがすぐ近くに見えて面白い。
それでものんびりしている暇はない。これからいくつかのミッションがあり、すべてを2時間ほどでこなさなければいけないのだ。まずは荷物をピックアップし、入国審査を通過すること。ニュージーランドの入国審査は厳しいことで有名で、希少種の多い自然を守るため、動植物類の持ち込みが入念にチェックされる。事前にその情報を得ていた僕らは入国カードを旅行前に入手し、申請するべき項目をしっかり確認していた。それでも何が起こるかわからず、申請に不備があれば400NZドルを課せられるため、緊張しながら進む。
パスポートチェックは読み取り式で簡単に済んだ。スーツケースがすぐ出てくるか心配だったが、これも問題はなかった。そしていよいよ入国審査へと向かう。入国カードは機内で配られなかったため、カードの置いてある場所を見つけ、事前に作っておいた資料を参考に書き込む。
その後、審査所まで進み、二人一緒に入国カードを手渡す。どきどきしながら待っていると、いくつか質問を受けたものの、思ったより簡単かつ和やかな雰囲気で終わり、荷物を開けて見せることもなかった。拍子抜けしたが、これでまずは一安心だ。
次はクライストチャーチへの乗り継ぎ便に乗るため、国内線ターミナルへ移動しなければいけない。歩いていけるかと思っていたらバスに乗るらしく、乗り場に向かう。それにしてもオークランドは空港内外に人が少なく、どこもすいているのでありがたい。バスが来たので乗る。一般道に出てからかなりの距離を走り、国内線ターミナルに着く。
チェックインの機械があったので操作してみるも、エラーが出てうまくいかない。ただ思い返してみれば、セントレアでチェックインは済み、搭乗券ももらっているから、荷物の預け直しだけでよかったのだ。ということで荷物の預け入れの場所へ進む。スーツケースについたバーコードをリーダーで読み取ればOK。僕の荷物はすんなり終わったが、あでりーの荷物がなぜかエラーとなってしまい、もう一度スタッフに荷物タグを出し直してもらう。これでミッションは完了だ。あとは往路で最後の飛行機、初のニュージーランド航空に乗るだけ。搭乗ゲートの下の階に静かに座れる場所を見つけ、しばらくそこで過ごす。
時間が来たので乗り込むと、機体はやはり古く、座席モニターはない。昔懐かしい、数席おきの間隔で上部についているモニターがあるだけ。これで長時間フライトなら、同じ映画を同じ時刻に見るという昔のスタイルなのだろう。
ドリンクとお菓子のサービスがあったが、水を頼む。窓際の席だったので、オークランドからクライストチャーチまでの景色を楽しむ。東海岸沿いに進むかと思っていたら、西海岸沿いだった。それほど高いところを飛ばないのか、雪山や蛇行する川などがすぐ近くに見えて面白い。
■ クライストチャーチ到着
1時間15分のフライトはすぐに終わり、無事クライストチャーチに到着。入国は終えているので、パスポートチェックは必要ない。荷物もすぐに出てきたので、ロビーに出る。
ここから、メトロと呼ばれる路線バスで宿に向かう。バスはカードを購入して使うと半額になり、このカードが空港のi-site(インフォーメーション)に売っているらしいのだが、いくら探しても見つからない。売店で聞いてみると、空港では売っていないとのこと。仕方なく現金で乗ることにし、バス乗り場に行ってみたものの、どの路線に乗ればいいのかわからない。空港のWi-fiにつなぎ、路線を必死で調べる。15分ほど待つと目的のバスが来たので、乗り込む。運転手に宿の近くの通り名を告げると、オッケーという返事。ついでに僕らは、停留所についたら教えてほしいとお願いした。
発車すると、車内には何の表示もなく、アナウンスもない。手持ちの地図と風景を見比べ、今どのあたりか見当をつけるが、なかなかわからない。それでも中心部の大聖堂あたりまで来ると、もうすぐだろうと予測がつく。やがて運転手が、ここだよと教えてくれた。バスを降り、運転手から、この先を左に曲がるんだよと教えてもらったとおりに進む。途中で何度か確認しながら歩いていくと、ついに宿の名前が見えた。
・宿泊したホテル「アーバンズ」
そこはホテルというよりバックパッカー宿という感じで、それらしい若者で賑わっている。スーツケースを引きずるように階段を上り、部屋に入る。少し荷物を整えてから、買い物に出かける。これからの水や食材、バーナー用のガスを買う必要があるのだ。
あでりーの調べてくれた「PAK’N SAVE」というスーパーまで歩く。郊外型の巨大な店だった。3Lの水を2本、バナナ、サラダ野菜、パンなどを買う。今日の夕食用の惣菜、それからスチュアート島に渡った際の保存食も少し買う。バーナー用のガスは見つからなかった。店を歩き回り、その後、重い荷物を背負って帰ったので、かなり疲れてしまった。
宿にあるキッチンに食材を持ち込み、あでりーがサラダの用意などをしてくれる。空港で買ったチキンパイ、スーパーのポテトサラダなどの惣菜はけっこう美味しく、新鮮野菜のサラダは旅行中の身にはありがたい。いまだ胃の調子は完全ではないのだが、すこし食べられるようになってきた。
食後は、ここまでの疲れがどっと出たものの、なんとかがんばってシャワーを浴び、歯を磨いて23時過ぎに就寝。
ここから、メトロと呼ばれる路線バスで宿に向かう。バスはカードを購入して使うと半額になり、このカードが空港のi-site(インフォーメーション)に売っているらしいのだが、いくら探しても見つからない。売店で聞いてみると、空港では売っていないとのこと。仕方なく現金で乗ることにし、バス乗り場に行ってみたものの、どの路線に乗ればいいのかわからない。空港のWi-fiにつなぎ、路線を必死で調べる。15分ほど待つと目的のバスが来たので、乗り込む。運転手に宿の近くの通り名を告げると、オッケーという返事。ついでに僕らは、停留所についたら教えてほしいとお願いした。
発車すると、車内には何の表示もなく、アナウンスもない。手持ちの地図と風景を見比べ、今どのあたりか見当をつけるが、なかなかわからない。それでも中心部の大聖堂あたりまで来ると、もうすぐだろうと予測がつく。やがて運転手が、ここだよと教えてくれた。バスを降り、運転手から、この先を左に曲がるんだよと教えてもらったとおりに進む。途中で何度か確認しながら歩いていくと、ついに宿の名前が見えた。
・宿泊したホテル「アーバンズ」
そこはホテルというよりバックパッカー宿という感じで、それらしい若者で賑わっている。スーツケースを引きずるように階段を上り、部屋に入る。少し荷物を整えてから、買い物に出かける。これからの水や食材、バーナー用のガスを買う必要があるのだ。
あでりーの調べてくれた「PAK’N SAVE」というスーパーまで歩く。郊外型の巨大な店だった。3Lの水を2本、バナナ、サラダ野菜、パンなどを買う。今日の夕食用の惣菜、それからスチュアート島に渡った際の保存食も少し買う。バーナー用のガスは見つからなかった。店を歩き回り、その後、重い荷物を背負って帰ったので、かなり疲れてしまった。
宿にあるキッチンに食材を持ち込み、あでりーがサラダの用意などをしてくれる。空港で買ったチキンパイ、スーパーのポテトサラダなどの惣菜はけっこう美味しく、新鮮野菜のサラダは旅行中の身にはありがたい。いまだ胃の調子は完全ではないのだが、すこし食べられるようになってきた。
食後は、ここまでの疲れがどっと出たものの、なんとかがんばってシャワーを浴び、歯を磨いて23時過ぎに就寝。

この日の夕食