
小田付館 おたづきだて
1582年に蘆名氏家臣の佐瀬大和守が築いた居館で、会津藩の時代には小田付代官所として利用された。現在は御蔵稲荷神社と住宅地。▼遺構や見所
■ 館跡(御蔵稲荷神社) ■
館跡は御蔵稲荷神社付近と伝わるものの、神社の周囲は住宅地や商業施設に囲まれており、目に見える遺構は確認できなかった。
▼歴史
- 年月日出来事城主・城代・持分・守備
- 不明五十嵐昌勝が小田付の館に住んでいたと伝わる。『会津古塁記』五十嵐昌勝
- 1582年佐瀬大和守種常は小田付に居館を築き、周囲の集落を城下に集めて小田付の町割りを行った。佐瀬種常
- 1589年「摺上原の戦い」で佐瀬種常と常雄の親子は討死する。-
- 1781年会津藩の郡役所が置かれる。会津藩
- 1788年小田付と小荒井を管轄する会津藩の代官所が置かれる。会津藩
- 1868年「戊辰戦争」で小田付は焼失しており、この時に代官所も焼失したと思われる。会津藩
▼詳細情報
最終訪城日 | 2019年4月21日 |
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別名 | 後に小田付代官所 |
前身 | - |
前身の築城年代 | - |
築城・普請開始 | 1582年 |
築城完了 | 1582年 |
築城者 (設計者) | 佐瀬種常 |
分類 | 中世平城(居館) |
規模 | 東西90m×南北70m |
標高 | 標高:215m |
文化財指定 | - |
現存建造物 | - |
復元建造物 | - |
模擬・復興建造物 | - |
遺構 | なし |
標柱・説明板 | 御蔵稲荷神社に小田付代官所の説明板あり |
現状 | 御蔵稲荷神社、住宅地、商業施設、畑 |
イベント | - |
注意事項 | - |
場所 | 福島県喜多方市大豆田 |