船岡館 ふなおかだて

築城年代は不明だが、蘆名氏家臣の松本氏代々の居館と伝わる。現在は神明社と田畑、及び住宅地。

▼遺構や見所

■ 主郭土塁(神明社) ■

主郭は耕作地化により原型を留めていないが、土塁の一部が神明社の境内として現存している。この土塁はL字になっているため主郭南東隅の土塁と思われる。ただ、1961年頃の航空写真を見る限りでは隅ではなく横矢の部分のようにも見える。


■ 主郭跡 ■

主郭はかつては約100m四方を土塁と堀で囲まれた方形居館だったが、現在は外郭との境界も曖昧になるほど失われている。なお、旧屋敷村(現在の杉屋下屋敷)、旧杉内村(現在の杉屋村廻)は松本氏の家臣が住んでいた外郭跡である。


■ 外堀(赤沢川) ■

外郭の周囲も堀で囲まれていたようだが、東端部の段丘崖では赤沢川を外堀としていた。ここ以外の三方の外堀は圃場整備でほぼ失われており、下屋敷付近に空堀の断片と見られる窪地があるくらいだった。

▼歴史

▼詳細情報

最終訪城日 2019年4月21日
別名 鐙摺柵
前身 -
前身の築城年代 -
築城・普請開始 不明
築城完了 不明
築城者 (設計者) 松本氏?
分類 平城
規模 東西700m×南北400m
標高 標高:285m
文化財指定 -
現存建造物 -
復元建造物 -
模擬・復興建造物 -
遺構 土塁、堀跡
標柱・説明板 なし
現状 神明社、民家、田畑
イベント -
注意事項 -
場所 福島県大沼郡会津美里町杉屋

▼アクセス

 会津若松駅からバスで

JR磐越西線「会津若松駅」の駅前のバスターミナルから会津バスの「永井野」行きに乗り、終点「永井野」のバス停で下車。徒歩20分で館跡の神明社付近。

 駐車場

付近に駐車場は無し。

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