雪崩 安全講習「セーフティキャンプ」2days
JANセーフティキャンプのプロバイダーである旭 立太による雪崩安全対策に係る包括的な内容をカバーした2日間の基礎講習会です。実際にフィールドを移動しながら雪崩地形の識別やグループマネジメントの方法、不安定な積雪状態の把握、そして捜索救助の訓練などを行います。一般ユーザーが「可能なこと」「必要なこと」「重要なこと」などが体系的に整理されている標準化されたプログラムです。
※仲間を集め(5~8名様)、ご希望の日程でのセイフティキャンプ開催も可能です。お気軽にお問い合わせください。
目的 | 雪崩への理解を深め、行動マネジメントによって、雪崩リスクを軽減すること |
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対 象 | フィールド経験があるスキーヤー&スノーボーダー&テレマーカー、登山者。※フィールド経験がない方は、弊社が実施するガイドに参加されることをお勧めしています。 |
定員 | 8名程度 |
講師 | 旭 立太 JANプロフェッショナルメンバー/雪崩業務従事者レベル2 日本山岳ガイド協会認定山岳ガイドステージ1/スキーガイドステージ2 |
受講料 | 30,000円 ※宿泊費・講習中のリフト代金は別途各自での支払いとなります。 他、講師経費を参加者で折半。 |
申込み | リズムワークス「申込フォーム」からお申込みください。 |
講習の目標 | ・雪崩地形を認識できること ・雪崩斜面を避けつつ、基本的な雪崩地形を安全に移動できること ・雪崩地形でのルート選択には十分な訓練と経験が必要であるを理解すること ・積雪の不安定性を捉えるための基礎を理解すること ・雪崩ハザード評価は複合的であり、十分な訓練と経験の必要性を理解すること ・「雪崩情報」の適切な利用の仕方を理解すること ・「雪の掲示板」の適切な利用の仕方を理解すること ・雪崩対策に必要な装備と、それらの使用について理解すること ・雪崩事故は、重大な結末になることを理解すること ・仲間が雪崩に遭った際、捜索と救助が実行できること ・いかにして安全に経験を積むかを知ること ・判断には人的要因が係わっていることを認識すること |
スケジュール例 | 1日目: 9:00 集合 9:15 雪崩現象、雪崩地形、積雪の不安定性と雪崩ハザード 12:00 昼休憩 13:00 捜索訓練(戸外) 16:00 安全行動原則、グループマネジメント 17:30 雪崩情報・雪の掲示板、翌日の計画 18:30 終了 2日目: 8:00 集合、フィールドへ。グループマネジメント、積雪観察、捜索訓練など 15:00 下山 15:30 座学会場にて、まとめ 17:00 解散 |
持ち物 | デイツアーが実施できる装備 ビーコン、プローブ、ショベル ・筆記用具とテキスト『雪崩リスク軽減の手引き』を使用します。 事前にご準備ください。 ※初日は滑走用具を使用しませんが、午後は戸外で捜索訓練をしますので雪上で活動できる服装が必要です。2日目は、実際にフィールドで短いツアーをしながらの講習となります。通常のデイツアーの装備や服装、行動食などが必要です。 |